GoGoインド_中高年女子一人旅_2デリーウロウロ

2017/10/05 - 2017/10/09

55歳でGoGoインド。バァーさんなりに、元気にデリーをウロウロしてみます。
メトロ　《RK　Ashram Marugラーマクリシュナアーシュラム通り》駅入口にいた野良ワンコ。

エリア デリー(インド)

　本日、１０月６日の深夜02：00頃ニューデリーに入り、しっかりホテルで休んで、９時頃起きました。１０時頃下に降りると、シゲタトラベルのラジェンダさんは、接客中でしたが、私を見て、
「今日はどうするの？観光するの？朝ごはん食べたの？」（全部日本語）「向かいで朝ごはんを食べてきなさい。その後、あなたが行きたいところへの行き方を教えてあげるから戻ってきなさい。」
「はい、そうします。先生っ！」という感じでしたね。有無を言わさない感じです。テキパキした方です。
　朝ごはんを食べた《カフェ　フェスタ》から。通りを挟んでホテル《コテージ　イエス　プリーズ》
　この女性は私ではありません。体型は似ています。目が合って、お互い苦笑いでした。

　この《カフェ　フェスタ》は『地●の歩き方』のハミ出し情報で「大きなオムレツがついたスパニッシュ・ブレックファストは185ルピー、紅茶も40ルピーから」と紹介されていました。
　ヴーウ。青菜の入ったお好み焼ですわ、これは。オムレツだし、もちょっとふわっとしててもいいんじゃない？

　そして、初チャイです。まったりしてスパイス（マサラ、シナモン？）風味があってほんのり甘くて。美味しい。
　満足の朝ごはんでした。値段は『歩き方』のとおりでした。

　さて、朝ご飯が済んだので、シゲタトラベル、ラジェンダさんのところに戻ります。
「あなた、どこ行きたいの？」（日本語）
「メトロに乗って、ナショナル　ミュージアムへ。」

　写真は、シゲタトラベルでお祀りしていたガネーシャです。

　するとラジェンダさん、テーブルの冊子のメトロのページを無雑作に破って、それと一緒にメトロカードも差し出されて、
「メトロに乗るならこのカードを使いなさい。ナショナル　ミュージアムならここで乗り換えて、ここで降りて歩いて１０分だ。メトロには、女性専用の先頭の車両に乗りなさいね。少しだから、メトロカードへのチャージはいらないよ。帰ってきたらカードを返してくれたらいいからね。」
　おお、メトロカードを貸してくださるの？なんて親切な。（カントリーマームのお土産が効いたかな？いやいや、おもてなし！していただいてます。ありがたし。）
　

　ホテルからメトロの駅までは歩いて５分ほど。
　そして、メトロの入口に佇んでいた野良ワンコです。なんかシュッとしててかっこよかった。媚びてないの。でも近づきませんよ。噛まれたら死ぬ。
　メトロは、保安検査の順番待ちで長い列が出来ていました。最後尾に並ぶと、初老の紳士が「あなたはあちらですよ。」と誘導してくださって、そこには女性専用の保安検査のラインがありました。女性客は2、3人でした。
　頭を下げて「ありがとうございます。ダンニャワード！」と老紳士にお礼を言ったです。嬉しかったですよ。
　保安検査を通り抜け、自動改札にカードをあてて改札レバーが開きます。

　メトロは普通です。車両は多いのに混んでます。
　先頭車両に行き着くまでにドアが閉まっちゃう。ので次のに乗ります。
ひと駅目の《Rajiv Chowkラジヴ　チョーク（チョークは円形の広場のことだと思います）駅名はラジヴ　チョークだけど、ここはコンノートプレイス》。広い構内です。標識どおりに登ったり構内のブリッジを渡ったり降りたりしてブルーラインからイエローラインへの乗り換え。
　そしてイエローラインの《Udyog　Bhawan（バワンは建物？》で降りました。
さあどちらの出口かな？この写真は、《Udyog　Bhawan》駅の構内。

　改札にいた係員さんに博物館方面出口を教えてもらいました。
おお、博物館のポスターだ。たかぶる。

　博物館のポスター、part2。
　たまらん。

　改札を出たけれどその先がわからず、前を歩いていたINDIAアーミーのおじさんに道を尋ねると、ついておいでと。
その道すがら
「インドの兵隊さんですか、とてもインポータントなお仕事ですね。おかげでセーフティにトラベルできます。アプリシエイト、ダンニャワード。」と一方的に話しかけました。
　メトロの出口についたら、アーミーおじさん（私より絶対若い）は、
「歩いていくの？オートに乗る？」と聞き、「乗る乗る、オート、オート」と答えると、オートリキシャーのあんちゃんに料金を交渉してくれました。あんちゃんが、50ルピーと言ったところ、30ルピーにまけさせる手際も鮮やか。
　そして、初オートリキシャーです。振動も楽しい。写真撮ってもいいかと聞くと「オフコース！」

　オートリキシャーに揺すぶられながら、シートに温度計をおいてみました。
2017．10．6のデリーの昼の気温は37℃。
　10月初旬はまだまだ暑いですよー。
　
　そして無事博物館についたので、チップとで５０ルピー払いました。
ニコニコのあんちゃん。
「ダニャワード！」

　今回のインドの旅のNO.2の目的地、国立博物館です。
もうそりゃいろいろ所蔵しておられます。
面白かったあ。博物館のコレクションについては、また別にupします。

それでも、有名どころを2つほど。
博物館玄関前にドーンとある石は、《アショーカ王の碑文》です。
アショーカ王は紀元前250年頃　遥か昔のインドの王様です。

「善は為し難い。何人でも善を為し始める者は為し難いことを為すのである。…実に悪は為し易い。」
「われは全世界の利益を増進することを、わが義務であること考える。」
と、アショーカ王が言った言葉が刻まれています。
　残念ながらオリジナルではないんです。

創造と破壊　シバ神の化身、ナタラージャ
タンバダを踊っている。
アバヤムドラー,（両手を差し伸べて、掌を上に向ける。 Abhaya_mudra, 仏陀の手の仕草。）
ダマル（小さな両面太鼓）で宇宙のリズムを刻む
後ろ左手は破壊の炎を持つ
宇宙のアーチの中で神の踊りを踊る
おお、インド風味がこゆい。

　博物館の中庭です。
　博物館には給水器が設置されていて（紙コップも置いてある）、水分補給ができて助かりました。
初めは、こわごわ口にしましたが、後半はガンガン飲んでいましたよ。
　結果、腹痛なし。

　《Udyog　Bhawan》駅の構内
[MINISTRY OF TEXTILES GOVT OF INDIA]インドの布物の展示がされてました。

《Udyog　Bhawan》からイエローラインを南へ３つ目の《INA》へ
イーナマーケットをウロウロします。
　これは《DURGA MASALA STORE》の明細書です。この明細書は頂戴と言わないとくれません。
ピュアサフラン290ルピー/ほんの少し（高いわー）
ガラムマサラ180ルピー/100Ｇ
カルダモンジンジャー350ルピー/
ビリヤニマサラ160ルピー/100Ｇ
コリアンダー60ルピー/125Ｇ
合計1,040ルピー（1,900円）も買っちゃいました。
その後カシューナッツを味見して一掴み分ぐらい（150ルピー）買いました（買わされたってかんじかな。）

　スパイス屋のおじちゃんは、髪の毛のテッペン辺を金髪にしているので、いいねと褒めると、「ヘナだよ、買う？」とすぐ商品を出す。要らんよ。
　それにしてもこれだけの見取り算を一瞬に頭で計算しておられました。さすがインド算数王国。

　イーナマーケットの入口あたりの生地や服の店でパジャマがわりのサンドレス200ルピー（360円）を買いました。
　私が「サイズは大丈夫？私に入るかしら？」というと店員の男の子は私の体にその服をあて、「うーん・ちょっと・・」と自信なさそうです。そこで「大丈夫大丈夫マダム。」なんて言われたらウソクサーと思うけど、まあいいわと買っちゃいました。結果入ったー。(´▽｀)快適。

　イーナマーケットのつきあたり、奥は、全部肉関係の店で、生きている鳥から解体中のやつやら大きな黒いハエのたかっている肉やら、なんかインドの中でも異世界な雰囲気。足元もどろどろしていて、そのあたりだけ空気が重い感じ。灯りも暗く感じて。店の男の人の目がギラギラしているふうに感じて怖かったです。

　

ネットから写真をお借りしました。
《Rajiv Chowkラジヴ　チョーク》の夕方のラッシュはすごかった。
　１台見送り次のに乗るのもやっとです。女性専用車両もぎゅうぎゅうのおしくらまんじゅう状態です。
　私より内側に立った小柄な女性が「あなたはどこで降りるのですか？私は次で降りるのですが。」
と私にたずねます、とても心配そうに。「私も次で降りますよ。」と言ったけど通じなくて、その女性なんか泣きそうな顔をされます。すると隣の女性が、何か言われて、やっとホットされていました。
　はい彼女は私が岩のように眼前におるために自分は電車から降りられないじゃないかと心配していたんですね。

　無事《RK　Ashram Marugラーマクリシュナアーシュラム通り》駅で降りて、キオスクで買ったスプライトがメチャおいしかった。35ルピーくらいだったかな。キオスクのあんちゃんがキャンディ１個くれました。

　楽しい１日だったな。あーしんど。
明日はアーグラ、タージ・マハルです。