サン・マロのBordierの店

2017/10/09 - 2017/10/17

「フランス国内の三ツ星レストランを始め、世界各国の一流レストランがテーブルバターとして使用している手作り感あふれる風味豊かな発酵バター」と言われるジャン・イヴ・ボルディエ氏の店は、サン・マロにあります。

行ってみました。

エリア サン=マロ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー

皆さんはサン・マロに泊まるとしたら、どこに泊まられますか？
やっぱり、城壁の中の旧市街でしょうか？

私はよく調べずに取ってしまったホテルが図の位置でして、街まで遠いので変更を試みたら「キャンセル不可」で予約していてダメでした。

調べると、海岸沿いにはたくさんのホテルがあるんですね。

これがその海岸。左側には、ホテルやレストランがならんでいます。
遠くには、サン・マロのサン・ヴァンサン大聖堂が見えます。

どうです？ 意外と悪くないですね？ 怪我の功名か？

素敵な海辺のプロムナードを歩いて行ったら、

途中で天気雨に降られてしまいましたが、

すれ違う人に「Look at this！」なんて言われて振り返ると、

お～、レインボウ！＼(^o^)／

だいぶサン・マロの旧市街に近づいてきました。

すると「Le Nouveau Monde」というホテルがありまして、

ミシュランガイド掲載の「Les 7 Mers」というレストランがあります。

日没時間を考え私の予約は19時ですが、20時過ぎに見える方もいます。

20時では外は真っ暗ですが、お料理に集中できるからイイのかな？

パンに海藻がまぶしてあります。

ちょっと、Bordierの海藻入りバターを連想します。

出てきたバターは、やっぱりBordier。

実は私は今年の7月のボルドーのワイナリー巡りで、女性陣の皆さんに初めてBordierのバターというものを教わったんです。

その美味しさに、心惹かれました。

アントレはアーティチョークと海老です。色彩が美しい。

メインは舌平目。

で、でかい(*_*)！

翌朝。車を走らせ、サン・マロ旧市街へ。

城壁内の駐車場に車を停めます。

こういう器械でお金を払って、チケットを窓のところに置きます。
2時間で2ユーロでした。

エトルタやオンフルールと違って、殆どの車がチケットを置いています。
それもそのはず、係員が何度も巡回する姿が見られました。

さすが元海賊の街だけあって、取り立てはキビシイんですな～( ﾟДﾟ)

城壁歩きを楽しみ、ホテルに戻りました。

何かで偶然に知ったのですが、昨日のバターのBordierのお店はサン・マロにあるらしいのです。

しかも旧市街ではなく、泊まっているホテルから歩いてすぐのところ。
これは神さまが与えてくれた偶然ではないでしょうか！

Google mapどおりに行くと、お店はすぐわかりました。

The Fromagée Jean Yves Bordier
6 Avenue du Révérend Père Umbricht, 35400 Saint-Malo, FRANCE

確かにJean-Yves Bordierと書いてますね。
ただ「LA FROMAGEE」とあるので、本来はチーズの店なのでしょうか？

HPに出てくる大和田伸也さん似の方がBordierさんです。
この動画、なかなかいいですよ(^_^)
http://www.lebeurrebordier.com/

ここが、バターをこねるところ。

私はこの海藻入りバター（aux Algues）を購入しました。
一個2.8ユーロでした。

今年の10月中旬の北フランスは、意外と暖かかったです。パリでこれをバゲットにつけていただいたときはかなり柔らかくなっていましたが、液体状ではありませんでした。

今回は保冷剤も持参せずホテルに冷蔵庫もありませんでしたが、日本への持ち帰りは問題ありませんでした。

すてきなチーズもたくさん置いてあります。

真ん中の「Trefle du Perche」というchevreのものを購入しました。
「trefle」ってトリュフのことかな？なんて思っちゃったんで(^_^;)

調べたら「クローバ形」ということらしいですね。
「Perche」は「イル・ド・フランスとノルマンディに接する丘陵地帯。荷馬の飼育で有名」と書いてあります。

この写真と比べますと、東京に持ち帰った時は青カビがかなり繁殖していました。思い切ってガブリと行きましたが、青カビ系＆セミハード系です。美味しくいただきました。

というわけで、
サン・マロで私が泊まった海辺の場所も、なかなか良かったです。

リゾート地だけあって、サーファーも大勢来ていました。