2017/09/15 - 2017/09/23
78位(同エリア665件中)
こりすさん
2017年シルバーウィークの連休に絡めた、初めての南米周遊の旅。
最初からわかってはいたけれど…とにかく飛行機移動が、時間も距離も長い!
最初の目的地ペルーのリマにたどり着くまでに、長距離フライト2連発です。
9/15(金)17:25成田発 JL62便→同日11時過ぎにロサンゼルス国際空港着
乗継は約3時間で、同日の14:05ロサンゼルス発→翌9/16(土)深夜0:45にペルー・リマのホルヘチャベス国際空港に到着。
東京とロスの時差が約17時間。ロスまでのフライト時間は約11時間。そこから短い乗継移動のあと、すぐにペルーのリマに向けて出発というハードスケジュール。我ながら、よく体が持ったなぁと思います。
今回のツアーで利用したのは、JALとLATAM(ラタム)航空。ともにワンワールド加盟なので、ロスでの乗継のアクセスはなかなか良かったです。
ラタム航空便名でのチケットで、成田-ロサンゼルス間はJALの機材(コードシェア)でしたが、ロス→リマ間はいよいよラタム航空に初搭乗します。
この旅行記は、ロサンゼルスのトムブラッドレー国際空港に乗継入国からリマのホルヘチャベス国際空港到着までです。
その1(成田-ロサンゼルスの移動)はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11290998
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- ラタム チリ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 旅工房
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成田からのJAL便は定刻より30分程早く到着。全米第2の巨大都市、ロサンゼルスに発上陸です。
到着ターミナルは、トムブラッドレーインターナショナルターミナル。
飛行機を降りてイミグレに向かう途中、大きな星条旗にお出迎えされて、ようやくアメリカに来たんだと実感しました。ロサンゼルス国際空港 (LAX) 空港
-
ロスで乗り継ぐ場合は、たとえ航空会社が同じアライアンス加盟であっても、チケットが最終目的地まで通しで発券されていても、スーツケースが最終目的地までスルーだったとしても…、セキュリティの関係で出入国手続きが必要になり、スーツケースも一度受け取って再度預け直すことになります。
ああ、めんどくさいったら! アメリカはこうやってテロ対策とかいう名目で個人情報を収集しているんですよねぇ。大国の横暴。
事前にESTAの申請をしてあるので、ESTAの矢印→マークの方の列に入ります。
ここから先は写真撮影していません(こんな所で捕まると嫌だから)。
この後の状況はといえば…、ひどいの一言。顔写真撮影+指紋スキャンの機械の前にはすごい長蛇の列。キオスクマシンは沢山あるんですがね。
そしてキオスクマシンでセルフで手続が完了するのかと思いきや、わざわざセルフでやらせた後に、機械から出てきたレシートを持って、結局イミグレ係官のいる窓口に並ばされ、そしてその窓口で再度指紋を小型の機械で読み取らされます。
係官にもよりますが、処理が結構遅かったです(質問責めにあってる人もいたりとか)。
何のための顔写真撮影やら指紋スキャンやら…。単に個人情報のデータベース作りたいだけでしょう?と思いました。 -
昼の12時、ようやくスーツケース受取までたどり着いた。
飛行機を降りてから最初の写真の星条旗があった場所(イミグレのすぐ手前)から、ここまで来るのに40分! なんと無駄な時間でしょう! -
腹が立ちますが、過ぎてしまった時間はどうしようもない。
JALが30分程早く到着してくれたおかげで、乗継時間は3時間確保できるはずが、残り2時間。まぁ、何とかなるかな、とこの時は思っていました。 -
スーツケースを受け取り、トイレ休憩。
今思えば、ここで液体物をスーツケースに入れておけばよかった。
成田のラウンジでもらってきたお茶のペットボトル、結局機内では飲まないまま未開封だったのに、スーツケースに入れ忘れたせいで、このあと出国手続きの際にあえなく没収されてしまいました。うぅ
税関も混雑していましたが、列に並ぶものの比較的流れていて助かりました。 -
さて、この写真の場所は、トムブラッドレーの出発フロア、航空会社のチケットカウンターの手前ですが、ここまで来るのにまたひと手間かかりました。
すごく急いでいたので写真を撮り忘れてしまいましたが、スーツケースを受け取り税関を抜けた後「Connecting Fright」の案内を目がけて進んでいくと、再度スーツケースを預けるゾーンがあり、その先に手荷物検査の場所があるのですが、そこが激しく混雑! よく見ると、X線の手荷物検査用マシンが1台しかありません。
到着した便のほぼすべての乗り継ぎ客がこの乗継専用セキュリティゲートに殺到している為に、長蛇の列になっていました。
最初は仕方なく列に並んで待っていたのですが、セキュリティに引っかかる人が出ると、マシンが1台しかないためそこで進行が完全にストップ。
時間だけがどんどん経っていき、さすがにヤバいと思い始めた頃、ゲートにいた係官が、上のフロアに出国用のゲートが9つあるので、そちらに行くようにと案内を始めました。
最初からそう言ってくれ~! と、みんなきっと心の中で叫んでいたはず。
列に並んで怒り顔のお客たちは、ぞろぞろと3階の出発フロアへ移動を始め、こりす達もついて行きました。
そして、出てきたのがこの場所。なんか、苦い思い出の残る1枚の写真(笑) -
気を取り直して、急いでリマまでのチケットを再発券してもらいます。
(成田でも発券してもらっていましたが、ゲート番号や搭乗時間などがまだ不明で空白だったので、念のため再発券してもらうことにしました)。 -
上が日本で発券された、JALの成田→ロスのチケット。
下はロスで再発券してもらった、ラタム航空のロス→リマのチケット。
Eチケットでは14:05発となっていたのに、発券されたチケットには出発が13:55と書かれています。
搭乗時間(ゲート集合時間)は、ここで初めて知ったのですが、出発時刻が14:05の便なのに、集合は12:55と。
最初、時間差があり結構早い時間が書かれていたので、この時間は何を意味しているのか分からず、チェックインカウンターのスタッフに聞いて初めて知りました。
チケットは丁寧に左の厚紙製封筒に収めて渡してくれたりと、気が利くところもあるのですが…。 -
ただ今、現地時間の12:35。ということは、あと20分でゲートまで行かねばなりません。本当か?と疑いたくなるような時間設定ですが、さっきチェックインカウンターで確認したので間違いない。
ここはまだ出国審査の手前です。
連れのりすが焦り始めたので、りすも焦って小走りについて行く。 -
途中の写真が飛んでいますが、ここは飛行機の搭乗ゲート。なんとか時間に間に合いました。
出国審査では、エアーチケットを見せて時間が迫っていることを係官に伝えても、ほとんど効果はなく、前の人について順に列に並びセキュリティーゲートをくぐりました。
腕時計やらベルトやら靴やら、やたら感度のよいゲートで、ピーピーと引っかかる人が続出。何度もやり直しをさせられていて、すごく時間を取られました。
出国審査の後は、わき目も振らず・写真も撮らず、ひたすらゲートをめざし小走りに移動。これがまた妙に遠い場所にあるゲートで、すっかりへとへとに。 -
行きのロス乗継で時間があれば、ワンワールドラウンジに行こうと思っていたのに…。
飛行機を降りてから飲まず食わず、ペットボトルのお茶も没収され、気分がめげそう。
小さな売店を見かけて、何か買おうかなと迷いつつ覗いてみました。 -
売られていたのは、冷たいサンドイッチやフルーツ、コーラなど。
迷いましたが、あたたかいものが欲しかったので買うのはやめておきました。
これから乗る未知のラタム航空の機内食にかけてみるしかない…。 -
人でいっぱいの待合ベンチの空席を見つけ、ようやく腰を下ろして一息つけました。
結構大勢が集まっています。ようやく搭乗が始まるようです。13時過ぎ、まぁまぁ予定通りかな。
結局ここからバスに乗って移動するみたいです。 -
プレハブのLCCターミナルの様な待合ゲートから外に出て、横付けされているターミナル内移動用のバスに乗り込みます。
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バスは頻繁にやってきていました。2台が連結されたような長いバスで、輸送能力は結構あります。
椅子があまりなかったので、立ったままぎゅうぎゅうになって移動します。 -
空港内を随分長い距離をバスで移動して、沖止めになっている飛行機の所まで来て降ろされました。
尾翼に星のマーク、初めてのラタム航空です。
沖止めといっても、駐機中の飛行機にはタラップを昇るのではなく、ここは簡易な建物がありました。 -
建物は、先ほどの搭乗待合ゲートの場所と同じ、プレハブ小屋みたいな作り。
2階までは階段移動です。
ここから、飛行機に乗り込みます。 -
初・ラタム航空搭乗です。
これは通りすがりにビジネスクラスを撮影したもの。 -
ラタム航空のビジネス。シートが地味な色なので見栄えはイマイチですが、シートピッチは結構広そう。
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こちらはエコノミー。進行方向向かって左側の座席になりました。
2列シートなのが嬉しい。 -
機内グッズは、ビニール袋に詰め込まれて座席にセッティングされていました。
イヤホンに、まくらに、真っ赤な色の毛布。 -
充電はないかなと探してみると、シートの間の所にユニバーサル電源とUSB端子がありました。
赤いランプがついているうちは、差し込んでも充電ができず。
飛び立って水平飛行になってから通電する仕組みのようで、最初は分からず、行きのフライトでは故障中かと思って結局使わず仕舞いでした。 -
LA2477便、ラタムペルーの運行で、ロサンゼルスからリマ行きです。
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エコノミーの座席エンタメはこんな感じ。液晶はそこそこ大きいです。
ドリンクホルダーがついていて便利。 -
ボーイング767でした。リクライニングも結構深く角度があり、意外に快適。
機内がやけに冷えているので、早速毛布を取り出してみました。うすっぺらい毛布で、体が温まらない。
機内の気温設定は、体感温度で15℃位か? 夏の終わりの日本からそのままの服装なので半袖に1枚上着を羽織っただけ、セーターが欲しい位の寒さです。 -
プッシュバック開始。いよいよ出発です!
連れのりすが、まだ時間じゃないのに随分早い出発だと言うので、見ると現在13:40。出発時刻より15分も早く動き始めました。 -
見慣れない飛行機が動き回っている、ワクワクします。
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この派手なインコのような配色の飛行機は、サウスウエスト航空。
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ロスの空港は広いですね。沖止めエリアから出発して、長い間空港内を走って、ようやく飛び立つ準備ができたみたい。
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うぃーん! リマに向けて出発です。
ぐんぐんと高度を上げていき、乗継数時間前に見えたロングビーチがまた見えました。素敵な海岸線の景色。 -
2012年に合併してラタム(LATAM)になったのに、5年もたった今まだLANとかTAMとか、昔の航空会社の名前のまま運航しているんですかね。
ロス→リマの機材はLANの表示です。 -
ロサンゼルスを離れて、メキシコ方面に進路を取り南下中。
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水平飛行になると、すぐにドリンクサービスが始まり、機内食が出てきました。
エコノミーは2種類から選べ、こちらのメインはクリームのラビオリ。
クラッカー・チーズの他、サラダとチョコレートケーキがついてきます。
ワインとチーズが合います。ワインを大きなグラスにふんだんに注いでくれるのが嬉しいですね~ -
あったかくて、ボリューミー。結構おいしそうじゃない?いい香りがする!
ソースの程よい甘味と、ラビオリの中のスパイシー風味なひき肉との組み合わせが絶妙。 -
こちらはチキンのトマト煮込み。少しスパイシーな香りがする。
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味は予想外に美味しかったです。ピリ辛トマトソースに、パクチーの香り。
味付けにハーブをふんだんに使っている様子。付け合せのじゃがいもに味が染みて、とっても美味しい。
ラタム航空は機内食の事前情報があまりなく、期待していなかっただけに、とっても幸せな気分になりました。 -
お腹いっぱい、ワインもがぶ飲み(笑)ご満悦になり、窓から景色を眺めます。
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まだメキシコに入ったばかり。もうだいぶ時間が過ぎたような気がしていました。
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「アグアスカリエンテス」の表示。でもここはペルーのマチュピチュではありません。
メキシコも、温泉がわくエリアがあるのかしら。 -
暫くして、食後のスイーツが配られました。チョコバー1本(笑)
ドリンクは紅茶にしました。日本で飲みなれた紅茶の味とは違い、渋みがまったくなく、どちらかというと温かい麦茶のような味です。 -
さすがに疲れが出てきたので、うたた寝していました。
目が覚めると、もう南米の大陸が見えるところまで来てます。 -
キト(QUITO)が見えている。地図の上の方がエクアドル、下の方がペルー。
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また機内食の時間です。ラタム航空の機内食は結構頻繁に出てくる印象です。
(途中寝ていたからか?)
ロスを発ってすぐ、ドリンクサービス開始。ワインがぶ飲み→ちゃんと食事(機内食1回目)を食べる→お菓子とお茶を少々→またドリンクサービスでワインがぶ飲み→それなりの食事(機内食2回目)が出る(笑・現在この段階)。
サンドイッチの写真はお皿との相対的な大きさから小さく見えますが、サイズ的にはマクドナルドのハンバーガーの1.5倍位の大きさはあります。
使い捨ておしぼりは日本から持参したもの。 -
中身が何かきになって、パンを開いてみました。
ハードなパンに、クリームチーズと塩気のきいたハム、甘味の強いトマト。
非常にシンプルな組み合わせですが、パンは小麦の素朴な香りがして、すごく美味しいです。
(写真の見た目が微妙な感じですが)日本で食べるサンドイッチとは違い、ホントに味わい深くて食べごたえがありました。
これだけで十分お腹が満たされます。 -
ドリンクを頻繁に勧めてくれるのが嬉しい。
疲れがたまっていたので、アルコールはやめて今度はコーヒーにしました。
このカップ、紙ではなく耐熱のプラスチック製で、熱いコーヒーを頂くことができました。コーヒーの味も抜群。さすがコーヒー豆が採れる地域なだけあります。 -
見慣れない地形。海のすぐ東の方には高い山が。これがアンデス山脈ですか~
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食事を堪能しているうちに、リマを射程に捕えていました。
西側の海岸線沿いに南に向かって進行中。 -
全体像にすると、こんな具合にアメリカ・ロスからペルー・リマへ飛んでいます。
この世界地図をみて、ふと気づきましたが、アジアって全く地図に入っていません。
南米は地球の裏側~なんてよく言いますが、本当に全く別の世界へやってきたんだと、このとき強く感じました。
こちらが南米についてよく知らないのと同じように、向こうでは日本・アジアなんて全く未知の世界なんだろうな。 -
窓のシェードを上げて、着陸の風景を眺めていました。
リマは上空から見ると、街の灯りがオレンジと白に輝いて見え、最近よく旅に行っていたアジアの大都市とはやはり少し違う雰囲気。 -
もうあと少しで、リマに到着します。
(窓に反射して色々写りこんでしまって見苦しいので写真の一部を消しています)。 -
長距離フライト2連発目、完了! 長いフライトの末、ようやくリマのホルヘチャベス国際空港にたどり着きました。
ホルヘ チャべス国際空港 (LIM) 空港
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国際空港といえど小さな施設。
飛行機を降りて、人の流れについてイミグレに向かいます。
イミグレは係官の風貌が日に焼けたちょっと日本人っぽかったりして、インディオの人もいました。 -
スーツケースを受け取るところ。待てども待てども、出てきません(笑)。
ロストバゲージだけは勘弁!と思っていた所、数十分まってようやく出てきました。
この間、近くにあったATMで現地通貨を出してみようかと操作したら、1操作あたり18ソルの手数料が差し引かれると表示が出たので、やめておきました。
手持ちの現金はUSドルだけ。日本円に換算して1万円位しか持ってきていません。さて、この旅を最後まで乗り切れるか? -
スーツケースを受け取った場所で、成田からロスまで、お隣の座席に乗り合わせたご婦人達に再開しました。お互い、これからの旅の無事を祈り、ここでお別れ。
出口の所でツアーの現地ガイドと落ち合って、これから車でホテルまで移動します。
幸いにも、こりす達2人だけということで、車はすぐに出してもらえることになりました。疲れがたまっていたので嬉しい。 -
駐車場へ向かって、現地ガイドと一緒に少し歩きます。
左に見える建物が、リマのホルヘチャベス国際空港。国際線の到着ターミナルです。
リマでは1泊だけして、翌朝早い時間にもう一度この空港へ来ます。
明日はここから国内線で、いよいよマチュピチュへ向けてクスコまで移動する予定。
続きの旅行記へ。
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