2024/10/25 - 2024/10/30
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tantokonさん
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それは2024年10月10日~12月3日までの約8週間の南米旅行中の出来事。きつねとたぬき2匹でペルーのクスコからボリビアのコパカパーナへ長距離バスで向かう途中、コパカパーナ手前の国境で起きた。2匹を乗せたバスをおりて、二匹はペルー側の出国を通過、そしてボリビア側の入国審査で、きつねのパスポートを見た入国管理官が突然電卓を出して計算し始めた。嫌な予感、その後一言"NO"。
「ちょっと待ってよ!!、”NO”ってどういう意味?」「入国に必要なパスポートの残りの有効期限が足りません、180日必要です」。
たぬきは旅行前に何度もパスポートの更新を進言していたが、「11月21日で残存期間が6か月を切るので、それまでに帰国便の出発するブラジルに入国すれば大丈夫」なんて言っていた。きつねは残存期間が6ヵ月以上という頭しかなく、180日以上ないといけないという計算がなかった。ちょっと待て、と言われて、待っている間に残存期間を計算したが、確かに3日足りなかった。ほんとにきつねは阿保だ。「ブラジルからの帰国便のフライトは取ってるし、ラパスの日本大使館でパスポートを更新するから何とか入国させてよ。」と、ごねてみたかったが、2匹を乗せてきたバスの車掌がこれ以上あんた達を乗せていけないと、冷たく放り出される羽目に。
(写真は国境をとぼとぼ歩くきつね。)
- 旅行の満足度
- 3.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ここで2匹(たぬきは問題ないが)の置かれている状況を説明すると、ペルーは既に出国済み、そしてボリビアには入国出来ない。ペルーもボリビアと同じく180日のパスポートの残存日数が必要だ。つまり現時点でペルーにも戻れなくなっている。
しかし、このまま緩衝地帯に居るわけにもいかないので、ここまで乗ってきたバスから荷物を全て降ろして、ペルー側に徒歩で戻ることに。 -
すぐにリマの日本大使館に行ってパスポートの更新するしかない。ボリビアの日本領事館はバスで2時間くらいだが、ペルーの日本大使館は飛行機に乗っていかないとならない。しかし、ペルー側でもパスポートの残存日数不足なので再入国は認められないと言われた。「でもボリビアに入国できなかったので、リマの日本大使館でパスポートを更新しなければならない。月曜日にはリマの日本大使館に行って、ちゃんとパスポートを更新してくるから、、」と説明すると、現場の若い係官は判断できないらしく、年配の係官を呼んできて対応。「リマの日本大使館でパスポートを更新するなら、特別に入国させてあげる」とスペイン語で言ってくれた。いつまでも緩衝地帯に居るわけにはいかないしね。ありがとう!!。その後、この年配の係官は二匹の事を心配してくれて、同じくボリビアへ入国拒否にあったアメリカ人女性に通訳を依頼し、一緒に行ったらどうだ言ってくれた。このアメリカ人ペルー側の国境に近い大きな町プーノで英語教師として働いているそうだ。アメリカ人は高額なビザを取得しなければならなかったそうだ。なので、プーノまで一緒に帰ることに。ボリビアに行くからペルーのお金を全部使おうとしていたが、両替用に少し残しておいて良かった。ペルー側の国境を相乗りタクシーで出て、せまっ苦しいライトバンに乗り換え、揺られること約3時間、プーノに到着。ライトバンが着いたのは町外れのバスターミナル。アメリア人が街までのタクシー代は6ソル以上払うなとアドバイスしてくれた。しかし、手持ちのお金は6ソルなかった!!!
-
手持ちのお金は小銭で5.8ソル、タクシーの運転手さんに交渉し、街中のATMまで連れて行ってもらうことに。土曜日なので、最初に行った銀行は閉まっていてATMが無かった。次の銀行近くで、ここから先は歩いて行けとタクシーを降ろされたが、運転手が教えてくれたところに銀行は無い。
たぬきは近くの公園のベンチで荷物番して、きつねが探しに行く。
バス停から銀行まで遠かった!!お金がなかったら歩かなければならないところだった。標高の3700mのプーノでスーツケースを引っ張って、丘を超えて歩くのはきつかっただろう。
この時点で2匹はスッカラカンなのでなにはともあれキャッシングする。しかし土曜日でこのように銀行のATMは長蛇の列。文無しなので、並んでやっと現金を手にする。上限があるので、400ソル(約16000円)だけだが。 -
プーノには空港は無く、ここから20km程離れたフリアカに空港はあるが、便数も少なく、おまけに高い。なので翌日バスでクスコに戻ることにした。クスコから今日ここまできて、また翌日にクスコに戻るなんて、、、
きつねが歩き回って、近くに今晩泊まる宿をみつけて一安心。ここでどっと疲れがでた。でもまだおちおち休めない。朝から何も食べて無いので、宿の近くの市場の屋台で腹ごしらえをして、クスコまでのバスのチケットの手配、クスコからリマまでの飛行機の手配、クスコとリマでの宿の手配、等々やることが沢山ある。
それと、こんな阿保なことをした場合の対処法をネットで調べる。パスポート更新かパスポートの替わりになる渡航許可書か、、このままでは日本に帰国することも出来ない。2匹の帰国便は同じ入国要件のブラジルから出発する。ペルーの日本国大使館のホームページを熟読したが、ここでのパスポートの更新が出来そうだ。それとこれが一番の難題、顔写真の入手。今の時代スマホのアプリで証明写真はいくらでも撮影できるが、問題はこのデータをプリントアウトできるかだ。日本ではコンビニに設置さえているマルチステーションでプリントアウトできるが、ペルーではそう簡単にいかないだろうし、どこでやればいいのかな?プーノやクスコの宿の近くにもそんな場所は無かった。
プーノからバスで8時間かけてクスコに戻り、バスターミナル近くの宿で一泊して、翌朝早朝、空港に向かう。まったくなにやってんだか。 -
クスコを飛行機で出発して1時間ちょっと。又リマに戻ってくるとは思わなかった。昨夜ペルーの日本大使館にメールを送っておいた。来館予約は予約した方が良い、とのたぬきのアドバイスからだが、朝その返事が来て、写真のプリントアウトの場所も案内してくれるらしい。
-
空港に何か所かプリントサービスできるところがあったが、モノクロのA4プリンタのみ。
宿に行く時間がなくなったので、UBERを呼んで、空港から大使館へ直行する。
2匹の様な短期の旅行者にとって大使館は一番用の無い場所だし、むしろ用事がある場合はろくでもないことが起きた場合だ。 -
(この写真はリマの大使館近くの宿です)
大使館の中の様子はいろいろ問題になるのでここでは記入しないが、事前にメールをしていたおかげで、対応してくれた領事部の職員も事情を把握していて親切で助かった。申請書類も大使館のHPから自動作成ツールで作成済みのデータを用意していたのをその場で送った。難関は証明写真。大使館から徒歩10分位のところに写真屋があるので、荷物番にきつねを大使館に残してたぬきだけで向かう。しかしここで新たな問題が。スマホの証明写真作成ソフトで作ったL版に4つの顔写真のデータで、現地のL版に該当するサイズでプリントアウトされると想定よりも大きな顔写真になってしまった。どうしよう、、一応2つのサイズを用意していて、小さい方の顔写真で何とかいけるかな。もうやり直しがきかないので、10ソル(約400円)払って大使館に戻る。
対応した職員もちょっと大きいかも、と微妙な顔をしていたが、何とかこれでお願いします。と祈るように頼んだ。写真や書類の不備があれば連絡するそうだ。大使館のホームページには来年3月からはパスポートの更新に2週間かかる。と記載があったので、いつできるか聞くと、連絡します。との返答だ。
とりあえずやることはやった。
予約サイトでとった大使館近くのアパートにUBERでいく。バスで停留所2つくらいだが、道路が渋滞していてバスも混んでいたので、UBERを呼ぶ。
オーナーは若いカップルで親切だ。2LDKと広くて良かったが、HPに記載の設備は何もない。お茶をわかすポットさえないので、鍋で沸かした。食事は外食。
大使館では近くの日本人宿を勧められたが、もう予約は取っていた。
パスポート発給まで2週間あるなら、明日からはペルー国内で観光でもするか。ジャングルツアーか、海もあるな。と気楽なきつねだ。 -
(この写真はイメージです)
その翌日の午後、パスポートが発給された(早かった)ので取りに来るよう連絡があり、これできつねは帰国まで何の制限もなく南米旅行ができるようになった。めでたしめでたし、、(何がめでたしめでたしだ!! by たぬき)
ここで今回のことをまとめてみると
(1)日本の外務省やペルーの日本国大使館のHPを熟読して、状況を把握。
(2)上記HPの旅券申請自動作成ツールで作成。
(3)スマホの顔写真証明書を利用してデータを用意。
(4)来館前に大使館へ連絡(予約)。←これすごく大事!
ちなみにであるが、もしあのままボリビアに入国できてラパスの日本国大使館でパスポートを申請していたら、こんなに早く発給できなかっただろう。ボリビアの領事部への来館は完全予約制。2025年3月24日以降は新パスポート(偽造防止対策版)運用開始に伴い、本国発給発送になり、ペルーを含む在外公館からの申請は、パスポート発給まで最低2週間(+発送日数)以上、かかるようになるそうだ。
とにかく今回はいろいろな人に迷惑をかけて、たまたま親切な人が対応してくれたので、とても運が良かった。
教訓
・日本ではそれぞれの国の入国要件がパスポート残存期間6カ月以上とかの表現だが、国によって違う、日数に換算されたりと様々なので注意が必要。
・国によっては、入国から出国までの間で、このパスポート残存期間が必要というのもあるので、よく確認する。それ以前に滞在期間中に必要な残存期間を満たすパスポートで旅行しなくちゃなんない。
・乗り継ぎ便で向かう場合、その乗り継ぎ地の入国要件を満たすことも必要。
・海外でパスポートの写真を入手するのはとても大変、もしもの事も考えて(盗難等を含めて)事前に用意しておいたほうがよい。
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