2017/09/22 - 2017/09/29
2950位(同エリア10333件中)
もっちさん
今回の旅行の目的はサッカーと美術館巡り。
丁度、2017年に日本で「怖い絵展」が神戸と東京で開催されます。
中野先生著「怖い絵」を中心に美術館巡りを敢行してまいりました。
今回のロンドン旅行に当たり、参考にさせていただいた本(敬称略)
・怖い絵、新怖い絵、怖い絵1.2.3(すべて中野京子著)
・楽しいロンドンの美術館めぐり(手口保夫、齊藤貴子著)
行程の(重)(中)(軽)は自分の気合具合です。
この旅行記には私の一方的視点・くだらない妄想が多分に含まれます笑。
9/22 成田から出国
9/23 ロンドン到着→(軽)テート・モダン
9/24 (重)ナショナルギャラリー、(軽)ナショナルポートレートギャラリー、(重)ウォリスコレクション
9/25 (中)テート・ブリテン、(中)サマセットハウス、スタンフォードブリッジスタジアムツアー(チェルシーのホームスタジアム)
夜プレミアリーグ観戦(アーセナルVS WBA)
9/26 (中)サー・フォーン・ソーン博物館(ユーストン駅からマンチェスターピカデリー駅へ)、ナショナルフットボールミュージアム、夜CL観戦(マンチェスターC VSシャフタール・ドネツク)
9/27 オールドトラフォード(マンテチェスターからロンドンへ移動)ロンドン着後、(軽)大英博物館、夜パブでパリサンジェルマンVSバイヤン
9/28 ヒースローから帰国
9/29 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
-
予定より早くポートレート美術館が終了したので、ウォレスコレクションに行くことにしました。
セルフリッジ脇の通りを突き当りまで。
ウォレスコレクションは最後の当主、ウォレス卿夫人が保存状態をこのまま変えないことを条件に寄贈しているため、ここでしか見れません。ですのでとても楽しみにしていました。
イギリスの中のフランス!ですね。外観はそんな感じに見えませんが・・。 -
ちなみに中庭は喫茶室で、自然の太陽光でとても明るいフインキです。
私はパブで飲んで・食べたのでここはパスしましたが、お時間ある方は是非どうぞ。
日本人団体さんもおいででしたよ。 -
お部屋の数は多いのだけど、コンパクトな大きさの部屋が多いです。
外国の美術館って日本人にとっては巨大で、歩きすぎて疲れたということが多々ありますが、ここは程よい規模で歩きやすく、かつお部屋も見応えがあります。
同じことはコートルドー・ギャラリーにも言えるかなと思います。 -
ピンク色のかわいらしいお部屋です。
部屋ごとに壁の色が違っているのですが、一見派手そうにみえてそうでない、抑え目ですばらしい。
無料で鑑賞できるのはやっぱりイギリスの懐の深さですね。
維持費は相当かかっているんだろうな。 -
この緑色の壁紙もステキでしたよ(あとブルーのお部屋もステキでした)
-
中国からの輸入と思われる骨董品や食器もありました。
どこの宮殿にもありますけどね。 -
壺の取っ手のドラゴンが気になりました。
そういえばウェールズがW杯予選敗退しちゃった・・。
(↑ウェールズのシンボルがレッドドラゴン) -
ステイン。誕生を祝う人々。
メインではないけど、ここには庶民を扱った絵画もあります。
よ~く見ると品のない絵なのかもしれない(右下の卵とプライパンは性交を表してたりと、いろいろこの絵の中には卑猥な表現も含まれるのだとか)けど、子供の誕生をお祝いする一般的な暖かい家庭が描かれています。 -
シュフェール。リミニ家のフランチェスカ。
フランチェスカはパオロの兄と結婚しますが、パオロを忘れられずパオロの兄に見つかり、2人とも殺害されてしまう悲劇のお話し。
多くの絵画のテーマとなっています。
この2人の肌がとっても美しかったです。 -
こちら上段がロビンソン夫人(ジョージ4世が皇太子時代の恋人)。
1年たたず浮気されたらしい。この肖像画が描かれた時期はお別れして時間が経ってから。タールトン大佐と結ばれますが、大陸に向かう船の中で流産し、下半身不随になってしまったそうです。
ホント、ジョーセ4世と関係もった女性はとんだ目にあった方が多いです。 -
地下は武器のコレクションがありましたが、私はさらっと見学しただけ。
身に着けられることのできる鎧はどこでも人気ありますね。男性が装着して、大喜びしてました。 -
まだまだ絵画を拝見しますよん。
ドラロージュ。ロンドン塔でのエドワード5世と弟ヨーク公。
先ほどリチャード3世の肖像画をポートレートで見学したのでなお一層、胸に詰まります。実際ロンドン塔からは幼い子供の骨が見つかってます。
リチャード3世、もしくはヘンリー7世に殺害されたと考察されてます。
ちなみに、この絵画、夏目漱石も鑑賞していた可能性が高いのだとか。「倫敦塔」の記述にこの絵を見たとしか思えない記述が残っているそうです。
<倫敦塔より>
~~~幼き方は床に腰をかけて、寝台の柱に半ば身をもたせ、力なき両足をぶらりとさげて居る。右の肘を、傾けたる顔と共に前に出して年かさなる人に肩に懸ける。年上なる人は幼き人の膝の上に金にて飾れる大きな書物をひろげて、其あけてある頁の上に右の手を置く~~~~~ -
なんだかしんみりしてしまったのですが、こちらの絵も見逃すことはできません。
ブランコ。
貴族の女性がブランコで遊んでますが、ブランコを引っ張っているのは貴族の老人(夫=経済的基盤)。
左下にいるドレスの中をのぞき見ようとしているのは間男。 -
間男をズームイン!
うわ~、スケベそうでかつバカそうですねえ。
西洋の貴族は跡取りはどうしても本妻から生まれる必要があったから、老人でも若い女性と結婚したけど、女性は子供さえ生んでしまえば男性顔負けで結構遊んでたらしいw
そういう文化なんでしょうね。日本は側室の子でも嫡子になれるけどどっちがいいんだろう。 -
こっちの女性もちょっと・・。
まあ、お似合い同志ということで。
フランス革命前のロココ調絶好調って感じですね! -
主要駅のどこにでもあるわさび。
日本のお寿司とは比べられないけど、近い味はします。
フィッシュ&チップスやパブの食事で疲れてしまったときにちょこちょこ食べてました。こちらは確かリージェント通り近くの店舗。ハマースミスの店舗は店内に飲食スペースがありました。 -
地下鉄でハマースミスまで戻ります。
地下鉄の広告がプレミアリーグのSKYの宣伝でした。
サッカーが日常なのがいいなあ。 -
朝イチで、コートルドーギャラリーに行きます。
サマーセットハウスの一部です。
テンプル駅から微妙に歩きますねえ。 -
でもテムズ川沿いなので情緒はあるのではないでしょうか?
お天気が残念、かつ寒い・・。
ダウン持ってきてよかった。
日中はダウンなしでもOkでしたが、夜はやっぱりダウンがあったほうがよかったです。 -
丁度、ロンドンアイとバスの組み合わせが撮影できました。
ロンドンアイが残念。 -
サマセットハウスは観光客があまりいませんが、建物はとっても優雅。
結構穴場かもしれません。 -
但し中庭はイベントの準備中。
-
コートルドーは有料(私は月曜日は3ポンドと聞いて月曜日に行ったのですが、7ポンドちゃんととられました。企画展もやってたのかな)
印象派が中心。というより時代も見越して年代ごとの印象派を収集したコートルドー(←実業家)の先見の明はすごいですね。
ここのコインロッカーは無料。なかなか外国ではない暗証番号方式なのでトライしてみてください。 -
企画展の準備でみれないお部屋がありました。
コートルドーはそんなに大きな美術館ではありません。むしろ小さいほうです。
でも1点1点、あっこれ見たことあるかも・・・!
という作品がたくさんあってレベル高いです。
印象派が好きな方に特におすすめ(見学者もあまりいないしね) -
ゴッホの自画像。
自画像を多数残していますが、モデルを雇うお金がなかったからという説も。
耳を切り落としてしまった後の自画像。 -
これ、男性はちゃんと服を着ているのに隣は裸婦ですよ。
マネの「草上の昼食」
こんなに大胆ならそれはいろいろ言われますわ。
なんで女性だけが裸なのよと。 -
この美術館の代表作。
マネの「フォリーベルジュールのバー」
一見、鏡越しに見える華やかな世界にいると思われる女性だけど、とっても無気力な表情です。
100年以上の時代の差はあるけど、これって現代にも通じることではないかな、と思いました。 -
セザンヌ。カード遊びをする人たち。
セザンヌって独学で絵画を勉強したと知りました。 -
キューピットかな?
ずいぶんと筋肉質なので気になってしまった。 -
ドガの踊り子かな。
ドガは踊り子をよく描いてます。
正面からではなくななめからの作品が多いのは、斜めの座敷席が一番ステイタスが高かったからでしょうか。かつ舞台裏も見えるしね。舞台裏が見える方がその時代背景が分かっていいのよね。舞台裏には踊り子のパトロンがいることも。 -
ルーベンスが描いたブリューゲル一家。
ルーベンスとブリューゲルは親交があったのねえ。
何だか幸せそう・・。 -
大満足だったコートルドー。
バスでテートブリテンに行きたいのだけど、行けるバスがありませんでしたので地下鉄のテンプル駅に戻りましょう。
ここらへんはお散歩におすすめ。あまり観光客もいないし、車量はありますが割と静か。 -
テートブリテンは立派な建物ですねー!
1階にお手洗いやレストラン、グランドフロアが見学場所。
後で説明しますが、ブレイクの作品だけ2階になぜか(当然?)隔離されてます。
実質ワンフロアだけなのですが、とーっても広いです。
ピムリコ駅から微妙に歩きますので、バスのほうがおすすめかな。 -
ここのウリはなんといってもターナーの作品群。
まずは自画像です。3割増し??
(ターナーファンの方、すみません) -
ターナーの日記やスケッチです。
イギリス国内や海外等、結構旅行していますね。 -
ここテートブリテンは圧倒的に観光客より学生さんが多かった。
多分、研修か何かでみんなで見学に来ているみたい。そして、模写している方もたくさんいました。
場所柄もあると思いますが、ちょっとナショナルギャラリーやフォレスコレクションなどと趣が異なりますね。 -
ターナーの作品群はテートブリテンの一角を占めてて、6部屋ほど。
落ち着いた壁紙で統一されてます。 -
こんな感じのお部屋が続いてました。
-
ではウイリアム・ブレイクのお部屋に行きましょう。
なぜかブレイクのお部屋だけ階段登っていきます。
フーン。 -
ブレイクらしい壁紙の色です(笑)。
ブレイクのお部屋だけ隔離したいのはわかる。 -
普通の絵画もあるのですが、こういう感じの絵が多いです。
ブレイクがどんな人だったか事前にわかっていれば違和感ないのでしょうけど、初めての人はちょっとびっくりしてしまうかもしれませんね。 -
ブレイクのお部屋のメインです。蚤の幽霊。
ブレイクは幻視者でもあったので、この怪物をみたそうです。
蚤でもこれはやだわ。でもお星さまがあったりしてなんか幽霊なんだか、宇宙人なんだか凡人の私はよくわかりません。
この絵、とっても小さくて25センチ位でした。
(むしろこの絵が巨大だったらびっくりですね) -
ターナーとブレイクを拝見して近世のイギリス絵画のコーナーへやってきました。
テートブリテンは建物もお部屋自体もシンプルで変わりやすいのですが、なにせフロアが広いです。
こちらミレイのオフィーリア。オフィーリアを素材とした作品の中でも傑作との評判。 -
ミレイは実際、モデルに風呂に入ってもらって絵と同じポーズをとってもらったそうです。
真冬でしかもお湯は水になってしまってモデルは風邪引いちゃった。 -
ウェイルズの「チャタートンの死」
17歳でヒ素自殺。
イギリスでは認められなかった天才の象徴となっています。 -
一見すると美しいのですが、リアルすぎて、私はこの絵の前に立った時に悪寒がしました。
-
ロセッティのプロセルビナ。
モデルはロセッティの友人の夫人。夫人が真実愛していたのはロセッティとされてます。三角関係だったのね。芸術家ってこういう人、結構多いなー。 -
同じくロセッティのベアタ・ベアトリクス。
亡き夫人(エリザベス)を描いたといわれてます。
自分が仕事と遊びに熱中して家庭を顧みなかったことが妻の自殺の原因ではと考えたロセッティが、夫人への鎮魂の意味を込めて描いたといわれてます。 -
テートブリテンは広いうえに、作品が結構な高さにあるので、見学が大変ですw
一応年代ごとですし、係員の方もいて教えてくれるのですが、こういう感じで展示されると鑑賞したい作品を探すの大変。 -
ウイエイアム・ホガースの自画像。
この人、お子さんの時にお父様が借金を返済できなくて債務監獄に入っていたこともあるようです。そのことに関しては口を閉ざしています。
風刺画で名を成せますが、小さい時の経験も加味されているのかなと思います。
そしてなかなか芸術の世界の長老からは評価されませんでした。
それでも、つらいことをエネルギーに変えてしまう、彼のエネルギーに脱帽です。
イギリス絵画の父といえば、ホルバインとホガースではないでしょうか。 -
こちらテートブリテンの地図。
ペンで書いてあるのはターナーのお部屋からお目当ての作品のお部屋に行くときに係員さんが教えてくれたもの(ホガースの自画像どこですかって質問したの)。
怖い絵にある作品は左上のお部屋が中心、ターナーのお部屋は突き出た右側の6部屋暗いです(遠いよ)。ターナーのお部屋から2階に上る階段がありますのでその階段を登ればブレイクのお部屋に行けます。
テートブリテンはお気に入りの作品が目の高さにれあれば完璧でした。
また地下ですが、キャパのあるレストランがありました。
地下の奥の方にクロークもあります。 -
この日は午後、マンチェスターに向かう日です。
ユーストンでヴァージン鉄道のWEBサイトで予約したので切符に引き換えてから、バスに乗車して大英博物館近くのサー・ジョン・ソーン美術館に向かいます。イギリスで一番小さな国立博物館です(無料)。一見普通の建物で小さすぎて係の人が立っていないとわかりません。茶色の建物の前におられる写真の中で立っている方です。 -
ここは狭い建物の中に美術品が所狭しと並んでいるスペースがありますので、入る際にビニール袋に荷物を入れるよう指示を受けました。
無料ですが、ここも地図と説明書がセットになった冊子を購入することをお勧めします(3ユーロですが、美術館の詳細な説明の記載があり、凝ったつくりとなっています)
写真撮影は不可ですが、ピクチャールーム(7室)にはホガースの作品があります。人数が集まると扉を開いてくれて説明が始まります。ホガースの作品は隠し扉の中にありますよ。 -
最終日に大英博物館にやってきました。
ここは目的なくても来てしまいますねー。 -
以前は直接博物館に入れたのですが、今は荷物検査を受ける必要があります。
テロが多いのでやむをえないところです。 -
ロゼッタストーンの前に中国の団体さん。私ははロゼッタストーンよりも女性の来ている服に釘付け。
-
先日まで葛飾北斎の企画展をしていたようで、お土産がたくさんありました。
凄く好評だったんですって。
ボストンでも北斎全面に押してるものね。80歳過ぎても学びの姿勢があるんだもんなー。 -
ここにくると私は必ずミイラ鑑賞します。
ただ、ジンジャー(髪が残っているミイラで髪の色がジンジャー色なのでこの名前)がなかったのよね。どこに行ったのでしょう。 -
今は解体しなくてもCTで中がどのような状態かわかるのね。
-
こちらは子供。
120センチ位しかなかった。 -
こんな状態で発見されましたー。
-
日本コーナーも見学しました(スポンサーは三菱商事)。
ずいぶんと奥まったところにあります。
日本コーナーは、なんで重厚な扉なんでしょう? -
まずは地名の説明から!
ヨーロッパからしたらホント、極東だもんね・・。 -
こういう壺とか。
-
奥まった部屋にあるということもあり、空いてました。
日本人もいました。 -
丁度印刷の歴史展を企画展でやってて、ホガースあるかな、と思って探したらありました、好色一代男。
はじめの壱枚目かしら?両親の財産を相続して主人公に群がる人々。
最後にホガースを鑑賞できて大満足。
今回の旅行は美術館ばかりをハジゴしました。
多くの美術館が無料鑑賞できますので、観光の時間がちょっと余ったり、急にあの作品だけみたい!と思ったときでもいつでも見学できる、肩肘張らすに見学できる、懐の深いところがロンドンの美術館の魅力かなと思いました。
お付き合いくださいましてありがとうございました!
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