秋の紅葉を求めて涸沢カールへ　2日目　奥穂高編

2017/09/24 - 2017/09/26

慣れないテント泊装備を背負った身体の疲労感は想像以上でした
前日の夜には奥穂高は諦めて下山し、平湯温泉で疲れた身体を癒やすつもりでいました早朝のモルゲンロートを見ると、気力が湧いてきました
身体は？疲労はあるものの動く！
予定通り奥穂高へ登る事にしました
結果的に行って正解！
そこには涸沢よりも見たかった雄大な景色が広がっていました！！

エリア 上高地(長野)

夜中に寒さで目覚める事もしばしばありました
５時頃にテントから出てみると明るくなり始めてます
しかしまあ寒い！

山が照らされ始めたと思っていたら急に山が赤く染まり始めました
これが有名な涸沢カールの「モルゲンロート」

感動！
見たかった景色が目の前に！

１分？２分？
山はすぐに赤からオレンジに変わり、岩肌の色に戻りました

モルゲンロートを見て朝食を済ませ、奥穂高へ向け出発！

ここから３１９０メートルの頂を目指します

少し前まで赤かった山は岩肌の色ですが、これはこれで絶景です

前日の夜には動くのも辛いくらい足に疲労感があり、奥穂高に登れるか不安でしたが嘘のように身体が軽い

時々どのルートを進むのか分からなくなりますが、このように記されてます

全体的には紅葉はまだ四割といったところでしょうか

切り取れば紅葉も綺麗

どこがルートか迷います

ザイテングラート手前から涸沢を見下ろしてみます

ザイテングラード取付
健脚モード発動中
１時間半かかる予定がここまでで約５０分
順調過ぎるペース
予定より４０分早いです

ザイテングラード取付から見上げるとどこを登るの？
という感じですが、これをよじ登って行きます
ワクワクするなあ

岩場の連続

楽しい！

穂高小屋まで

穂高小屋が見えてきました
あと１０分といったところかな

涸沢カールから約２時間
穂高小屋に到着！

涸沢カールから見上げてた景色を見下ろします

奥穂高に行くにはまだまだ
これからさらに険しい道のりが待ってます

この梯子が若干斜めになっていて登りにくい
下りは怖いやろなぁと思いながら登ります

鎖をつかんで登ったり

途中でルートを間違えて真っすぐ上に登りすぎて「？？？」
下から登ってくる人に「ルートはあっちですよ」と助けられました

再び見下ろしてみます
ここまで来るとどこから見ても同じような景色

あの頂上が奥穂高かと思いましたが違いました
まだ先です

穂高小屋から約３０分
とうとうたどり着きました！
奥穂高３１９０メートル！！

絶景！！
先に見える尖った山が槍ヶ岳かな？
槍ヶ岳も行ってみたい

ジャンダルム
次に来たときはあれに挑戦しよう

さあ登って来たルートを下らなければなりません
踏み外すと大変な事になるな
思ってた通り怖い！

本日もヘリ登場

ザイテングラード下り
こんなところを登ってきてたのか…
毎年滑落者が数人出てるようですが理解出来ました

鳥！
虫を発見したようで必死に虫をむさぼってました
まあまあ近くまで寄ったけど逃げません
何鳥かな？

予定より１時間半ほど早く涸沢カールまで降りてきました
涸沢ヒュッテでラーメンを食べてエネルギーチャージ後は涸沢カールとお別れ
１時出発で横尾キャンプ場を目指し下山します

横尾キャンプ場にテントを張る予定でしたが、健脚モードのまま順調に下山
横尾キャンプ場到着３時半だったのでもう少し下りることにし徳沢まで下りてきました

本日の宿
徳沢キャンプ場でテントを張ります

涸沢カール→奥穂高→涸沢カール→徳沢キャンプ場
よく歩いた
１日の疲れをこれで癒やします

晩御飯は徳沢小屋のおでん定食
定食の豆腐が特に美味しく印象に残りました

翌朝
徳沢キャンプ場を出発し明神に向かう途中の看板
行きの１時間前に通った辺り
見たかったような見たくなかったような…

河童橋まで戻ってきました
河童コロッケと河童橋と穂高岳

ここからスタートしてあの山の頂まで登ってきたんやなあと思いにふけます
３日間とも天気にも恵まれ絶好の登山日和
涸沢到着した時は強烈な疲労感で諦めかけた奥穂高も行けて良かった
紅葉には一週間ほど早かったけど、絶景の連続に感動しっぱなしで大満足の登山でした
次に挑戦するアルプスの山はどこにしよう？
槍ヶ岳？北岳？

〆には温泉
平湯のお湯を堪能し帰り路につきました