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9月初日。<br />ふらりと寄ったみどりの窓口で、週末の『サンライズ出雲』か『サンライズ瀬戸』のシングルが空いていないか尋ねたところ、9月28日の『サンライズ瀬戸』が1室空いていた。<br />そこで、帰りの『サンライズ』が空いているか確認すると、30日の上りも確保できたので、急遽四国上陸を決定!<br />その場で行き先を、行ったことが無い足摺岬とし、乗り継ぎの特急券も購入。<br />帰りは、高知駅からの特急だけを確保し、後は現地で決めることとした。<br />自宅に帰り、すぐに足摺岬の宿を調べてみると、安いプランがあったので迷わず予約。<br />それにしても、これほど短い時間で旅を決めたのは、かなり久しぶりだ。<br /><br />そして、出発前。<br />天気は良さそうなので、足摺岬からの景色が楽しみだ。<br />さて、どんな旅になるだろうか。<br />

ふらり足摺岬【1】~夜行列車で四国最南端へ~

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2017/09/28 - 2017/09/29

2位(同エリア245件中)

旅行記グループ 【土佐国】

12

56

旅猫

旅猫さん

9月初日。
ふらりと寄ったみどりの窓口で、週末の『サンライズ出雲』か『サンライズ瀬戸』のシングルが空いていないか尋ねたところ、9月28日の『サンライズ瀬戸』が1室空いていた。
そこで、帰りの『サンライズ』が空いているか確認すると、30日の上りも確保できたので、急遽四国上陸を決定!
その場で行き先を、行ったことが無い足摺岬とし、乗り継ぎの特急券も購入。
帰りは、高知駅からの特急だけを確保し、後は現地で決めることとした。
自宅に帰り、すぐに足摺岬の宿を調べてみると、安いプランがあったので迷わず予約。
それにしても、これほど短い時間で旅を決めたのは、かなり久しぶりだ。

そして、出発前。
天気は良さそうなので、足摺岬からの景色が楽しみだ。
さて、どんな旅になるだろうか。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.5
グルメ
3.5
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス JR特急 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 今回は、東京駅を22時ちょうどに出る寝台特急『サンライズ瀬戸』に乗車。<br />関東から西国へ行くには、やはり夜行列車は欠かせない。

    今回は、東京駅を22時ちょうどに出る寝台特急『サンライズ瀬戸』に乗車。
    関東から西国へ行くには、やはり夜行列車は欠かせない。

  • 今夜のねぐらは、いつものようにB寝台個室シングル。<br />運転開始から19年経つというのに、変わらぬ清潔さが嬉しい。

    今夜のねぐらは、いつものようにB寝台個室シングル。
    運転開始から19年経つというのに、変わらぬ清潔さが嬉しい。

  • 快適な個室寝台のおかげでぐっすり。<br />朝、姫路駅到着前の放送で目が覚めた。<br />ブラインドを上げると、朝日が眩しかった。

    快適な個室寝台のおかげでぐっすり。
    朝、姫路駅到着前の放送で目が覚めた。
    ブラインドを上げると、朝日が眩しかった。

  • 岡山駅で『サンライズ出雲』と別れ、列車は本四連絡橋を渡り四国へと向かう。<br />朝日に輝く瀬戸内海の景色は美しかった。

    岡山駅で『サンライズ出雲』と別れ、列車は本四連絡橋を渡り四国へと向かう。
    朝日に輝く瀬戸内海の景色は美しかった。

    瀬戸大橋 (香川県) 名所・史跡

  • そして、四国への第一歩となる坂出駅には、7:09に到着した。<br />四国を訪れるのは19年ぶり。<br />前回訪れた時は、寝台特急『瀬戸』だったので、隔世の感がある。

    そして、四国への第一歩となる坂出駅には、7:09に到着した。
    四国を訪れるのは19年ぶり。
    前回訪れた時は、寝台特急『瀬戸』だったので、隔世の感がある。

    坂出駅

  • 30足らずの待ち合わせで、高松から来た高知行きの特急『しまんと3号』に乗り換えて高知駅を目指す。<br />特急とは言え、二両編成の可愛い列車だった。

    30足らずの待ち合わせで、高松から来た高知行きの特急『しまんと3号』に乗り換えて高知駅を目指す。
    特急とは言え、二両編成の可愛い列車だった。

  • 坂出駅を出ると、先ほど渡って来た本四連絡線と別れる。<br />高校の修学旅行では、まだ連絡船だったのが懐かしい。

    坂出駅を出ると、先ほど渡って来た本四連絡線と別れる。
    高校の修学旅行では、まだ連絡船だったのが懐かしい。

  • 次の宇多津駅で、岡山駅から来た『南風1号』の後ろに連結。<br />ここから五両編成で高知へと向かう。

    次の宇多津駅で、岡山駅から来た『南風1号』の後ろに連結。
    ここから五両編成で高知へと向かう。

    宇多津駅

  • 1時間ほど走ると、列車は景勝地大歩危小歩危へと入って行く。<br />19年前、ここで舟下りを楽しみ、秘境祖谷渓のかずら橋も渡った。<br />深く切れ込んだ祖谷渓の景色と、泊まった宿の露天風呂は、今でも忘れられない思い出だ。

    1時間ほど走ると、列車は景勝地大歩危小歩危へと入って行く。
    19年前、ここで舟下りを楽しみ、秘境祖谷渓のかずら橋も渡った。
    深く切れ込んだ祖谷渓の景色と、泊まった宿の露天風呂は、今でも忘れられない思い出だ。

    大歩危駅

  • 四国山地を通り抜け、9:39に終点の高知駅へ到着。<br />ここで、9:53発の特急『あしずり1号』に乗り換え、終点の中村駅へ。<br />車窓から見えた高知駅前は、ずいぶん綺麗になっていた。

    四国山地を通り抜け、9:39に終点の高知駅へ到着。
    ここで、9:53発の特急『あしずり1号』に乗り換え、終点の中村駅へ。
    車窓から見えた高知駅前は、ずいぶん綺麗になっていた。

    高知駅

  • 列車は、南国の日差しが降り注ぐ中を、快調に走って行く。<br />そして、土佐佐賀駅を出てすぐ、車窓には土佐湾が現れた。

    列車は、南国の日差しが降り注ぐ中を、快調に走って行く。
    そして、土佐佐賀駅を出てすぐ、車窓には土佐湾が現れた。

  • 高知駅からおよそ1時間40分で中村駅に到着。<br />中村駅で降りるのは初めてだ。<br />この先、宿毛駅まで鉄路は続いているが、今回はここまで。

    高知駅からおよそ1時間40分で中村駅に到着。
    中村駅で降りるのは初めてだ。
    この先、宿毛駅まで鉄路は続いているが、今回はここまで。

    特急 あしずり (高知駅 - 中村駅・宿毛駅) 乗り物

  • 駅前からは、11:42発の足摺岬行のバスに乗車。<br />一路、今回の目的地足摺岬を目指すが、土佐清水を経て、終点までは2時間弱の車窓の旅だ。

    駅前からは、11:42発の足摺岬行のバスに乗車。
    一路、今回の目的地足摺岬を目指すが、土佐清水を経て、終点までは2時間弱の車窓の旅だ。

    中村駅

  • 市街地を抜けると、かの有名な四万十川を渡る。<br />青い空の下、滔々と流れる四万十川は、とても美しかった。

    市街地を抜けると、かの有名な四万十川を渡る。
    青い空の下、滔々と流れる四万十川は、とても美しかった。

    四万十川 自然・景勝地

  • 1時間ほど走ると、土佐清水市の中心、土佐清水港を車窓に見る。<br />車内は、土佐清水から結構混んできた。

    1時間ほど走ると、土佐清水市の中心、土佐清水港を車窓に見る。
    車内は、土佐清水から結構混んできた。

  • バスは、細い旧道を走り、いくつかの港町を通り過ぎていく。<br />その中には、ジョン万次郎が生まれたという中浜集落もあった。<br />集落は海に面しているので、その度に海が近づいてくる。

    バスは、細い旧道を走り、いくつかの港町を通り過ぎていく。
    その中には、ジョン万次郎が生まれたという中浜集落もあった。
    集落は海に面しているので、その度に海が近づいてくる。

  • 集落が途切れると、足摺岬東側の豪壮な景観が車窓を楽しませてくれた。<br />途中で少し速度を落としてくれたのは、鵜ノ岬という絶景の地。<br />この辺りには景勝地が多いのだが、今回は時間が無いので断念。

    集落が途切れると、足摺岬東側の豪壮な景観が車窓を楽しませてくれた。
    途中で少し速度を落としてくれたのは、鵜ノ岬という絶景の地。
    この辺りには景勝地が多いのだが、今回は時間が無いので断念。

  • そして、13:34に足摺岬バス停に着いた。<br />とりあえず、バス停のすぐ隣にあった金剛福寺へ。<br />この寺は、四国八十八箇所霊場の第三十八番札所だが、お遍路さんの姿はなかった。<br />綺麗に整備された境内は、札所巡りのおかげか。

    そして、13:34に足摺岬バス停に着いた。
    とりあえず、バス停のすぐ隣にあった金剛福寺へ。
    この寺は、四国八十八箇所霊場の第三十八番札所だが、お遍路さんの姿はなかった。
    綺麗に整備された境内は、札所巡りのおかげか。

    金剛福寺 寺・神社・教会

  • 境内には、たくさんの石仏が置かれていた。

    境内には、たくさんの石仏が置かれていた。

  • 池に映る伽藍。

    池に映る伽藍。

  • 多宝塔の前には、応安8年(1375)の銘がある九輪宝塔が保存されていた。<br />この辺りは、潮害が多いため、屋根の上から降ろされたようだ。

    多宝塔の前には、応安8年(1375)の銘がある九輪宝塔が保存されていた。
    この辺りは、潮害が多いため、屋根の上から降ろされたようだ。

  • 四国と言えば、弘法大師空海。<br />ここにも、しっかり銅像が立っていた。

    四国と言えば、弘法大師空海。
    ここにも、しっかり銅像が立っていた。

  • 境内の石段脇には、愛らしいお地蔵さまも。

    境内の石段脇には、愛らしいお地蔵さまも。

  • 金剛福寺を参拝した後、斜向かいにあった食事処で昼食を。<br />二階の窓側の席からは、太平洋と足摺岬灯台が望めた。

    金剛福寺を参拝した後、斜向かいにあった食事処で昼食を。
    二階の窓側の席からは、太平洋と足摺岬灯台が望めた。

  • 注文したのは、冷やしうどん(600円)。<br />讃岐うどんが出てくるだろうと思ったら、喉越しの良いうどんだった。<br />これは、なかなかだ。

    注文したのは、冷やしうどん(600円)。
    讃岐うどんが出てくるだろうと思ったら、喉越しの良いうどんだった。
    これは、なかなかだ。

    足摺グランドレスト グルメ・レストラン

    足摺岬灯台を望む食事処 by 旅猫さん
  • 美味しいうどんで満足した後、いよいよ足摺岬へ。<br />展望台では、四国最南端の表示が誇らしげ。

    美味しいうどんで満足した後、いよいよ足摺岬へ。
    展望台では、四国最南端の表示が誇らしげ。

  • その展望台からは、足摺岬灯台が望めた。<br />その前い広がるのは太平洋。

    その展望台からは、足摺岬灯台が望めた。
    その前い広がるのは太平洋。

    足摺岬 自然・景勝地

  • 反対側の景色は素晴らしく、まさに絶景だった。<br />向かい側の岩場は、天狗の鼻。<br />その突端にも展望台があるので、あとでそちらにも行ってみることにする。

    反対側の景色は素晴らしく、まさに絶景だった。
    向かい側の岩場は、天狗の鼻。
    その突端にも展望台があるので、あとでそちらにも行ってみることにする。

  • 眼下の浜を観ると、海は驚くほど澄んでいる。<br />底にある石がくっきりだ。

    眼下の浜を観ると、海は驚くほど澄んでいる。
    底にある石がくっきりだ。

  • それにしても、素晴らしい景色だ。<br />晴れているからこその眺めだろう。<br />海の青さが、何とも言えない美しさだった。

    それにしても、素晴らしい景色だ。
    晴れているからこその眺めだろう。
    海の青さが、何とも言えない美しさだった。

  • 展望台から林の中に続く道を歩き天狗の鼻へ。<br />しかし、こちらからの眺めはいまひとつ。<br />西側しか眺望が聴かないので、雄大さが感じられないのだ。

    展望台から林の中に続く道を歩き天狗の鼻へ。
    しかし、こちらからの眺めはいまひとつ。
    西側しか眺望が聴かないので、雄大さが感じられないのだ。

  • 足摺岬周辺の遊歩道には、七不思議と呼ばれるものがあった。<br />そのひとつが『大師の爪書き岩』。<br />何でも、弘法大師が爪で削って書いた『南無阿弥陀仏』の文字が残っているらしい。<br />良く見ると、確かに『南無阿弥陀仏』と書いてるようだ。<br />でも、風化の具合から、それほど古いものでは無いようだ。

    足摺岬周辺の遊歩道には、七不思議と呼ばれるものがあった。
    そのひとつが『大師の爪書き岩』。
    何でも、弘法大師が爪で削って書いた『南無阿弥陀仏』の文字が残っているらしい。
    良く見ると、確かに『南無阿弥陀仏』と書いてるようだ。
    でも、風化の具合から、それほど古いものでは無いようだ。

    足摺自然遊歩道 足摺七不思議 名所・史跡

  • その岩の先に現れたのが、足摺岬灯台。<br />純白の灯台が、真っ青な空に聳え立ち、何とも言えず美しかった。

    その岩の先に現れたのが、足摺岬灯台。
    純白の灯台が、真っ青な空に聳え立ち、何とも言えず美しかった。

    足摺岬展望台 名所・史跡

  • 灯台の前からも、太平洋の絶景が望めた。<br />この場所は、亀呼場と言う弘法大師所縁の場所だそうだ。<br />なんでも、ここで亀を呼び、真下にある不動岩に渡ったということ。<br />弘法大師の伝説は、日本中にあるが、四国には変わった言い伝えがあるのだな。

    灯台の前からも、太平洋の絶景が望めた。
    この場所は、亀呼場と言う弘法大師所縁の場所だそうだ。
    なんでも、ここで亀を呼び、真下にある不動岩に渡ったということ。
    弘法大師の伝説は、日本中にあるが、四国には変わった言い伝えがあるのだな。

  • さらに歩いて行くと、ところどころに巨石が現れ、それぞれ名前が付いていた。<br />ここ足摺岬は、世界有数の巨石群が観られる場所で、古代の重要な祭祀の場であったようなのだ。<br />有名なのは『唐人駄場』だが、歩いて行くのは大変みたいなので、今回は諦めた。

    さらに歩いて行くと、ところどころに巨石が現れ、それぞれ名前が付いていた。
    ここ足摺岬は、世界有数の巨石群が観られる場所で、古代の重要な祭祀の場であったようなのだ。
    有名なのは『唐人駄場』だが、歩いて行くのは大変みたいなので、今回は諦めた。

  • 汐の満干手水鉢と呼ばれる巨石もあったが、潮の干満で水があったりなかったりするらしい。<br />でも、どう見ても雨が溜まっただけのようだった。

    汐の満干手水鉢と呼ばれる巨石もあったが、潮の干満で水があったりなかったりするらしい。
    でも、どう見ても雨が溜まっただけのようだった。

  • 亀石なるものもあったが、これは確かに亀に見える。<br />蛙と言っても間違いではないようだが。

    亀石なるものもあったが、これは確かに亀に見える。
    蛙と言っても間違いではないようだが。

  • 灯台近くの遊歩道では人と結構すれ違ったが、その先、白山洞門までの道では、まったく出会いが無く、ちょっと不安になる程だった。

    灯台近くの遊歩道では人と結構すれ違ったが、その先、白山洞門までの道では、まったく出会いが無く、ちょっと不安になる程だった。

  • しばらく行くと、白山洞門への道しるべがあったのだが、その方向には、遥か下へと続く石段が。<br />見に行くのは良いのだが、また登ってこなくてはならないわけで。。。<br />とは言え、ここまで来たら行かなくては。

    しばらく行くと、白山洞門への道しるべがあったのだが、その方向には、遥か下へと続く石段が。
    見に行くのは良いのだが、また登ってこなくてはならないわけで。。。
    とは言え、ここまで来たら行かなくては。

  • その石段を下りて行くと、小さな鳥居が現れた。<br />この鳥居の向こうが白山洞門で、その頂に白山神社が鎮座しているのだが、ここから先は立ち入り禁止だった。

    その石段を下りて行くと、小さな鳥居が現れた。
    この鳥居の向こうが白山洞門で、その頂に白山神社が鎮座しているのだが、ここから先は立ち入り禁止だった。

  • その鳥居の右手に、さらに下りて行く階段があり、降り切ったところが浜になっていて、白山洞門が目の前に聳えていた。

    その鳥居の右手に、さらに下りて行く階段があり、降り切ったところが浜になっていて、白山洞門が目の前に聳えていた。

    白山洞門 自然・景勝地

  • その洞門の向こうには、太平洋が広がっている。

    その洞門の向こうには、太平洋が広がっている。

  • その白山洞門の先には、アロウド浜と言う海岸があった。<br />人気の無い浜にしばらく佇み、足の疲れをとることに。

    その白山洞門の先には、アロウド浜と言う海岸があった。
    人気の無い浜にしばらく佇み、足の疲れをとることに。

  • その浜に、アザミに似た紫色の花がたくさん咲いていた。<br />帰ってから調べると、浜薊(ハマアザミ)と言う花だった。

    その浜に、アザミに似た紫色の花がたくさん咲いていた。
    帰ってから調べると、浜薊(ハマアザミ)と言う花だった。

  • アロウド浜で休んだ後、もと来た道を戻る。<br />その階段の途中、岩の隙間に生えている植物に目が留まった。<br />いつもながらに、植物の生命力の強さには驚かされる。

    アロウド浜で休んだ後、もと来た道を戻る。
    その階段の途中、岩の隙間に生えている植物に目が留まった。
    いつもながらに、植物の生命力の強さには驚かされる。

  • 石段を登り切り、さらに歩いて行くと、ようやく車道に出た。<br />その出口の向かいにあった白皇神社にご挨拶を。<br />お願いするのは、もちろん、旅の無事といつもの大切なお願いだ。

    石段を登り切り、さらに歩いて行くと、ようやく車道に出た。
    その出口の向かいにあった白皇神社にご挨拶を。
    お願いするのは、もちろん、旅の無事といつもの大切なお願いだ。

  • 今宵の宿へそろそろ向かうことにする。<br />その途中、白山洞門の展望所だという足湯に立ち寄ったが、窓が汚れていて良く見えなかった。<br />その先の遊歩道から、何とか白山洞門を拝むことができたのだが。

    今宵の宿へそろそろ向かうことにする。
    その途中、白山洞門の展望所だという足湯に立ち寄ったが、窓が汚れていて良く見えなかった。
    その先の遊歩道から、何とか白山洞門を拝むことができたのだが。

  • 白皇神社から歩いて数分で、今宵の宿『足摺国際ホテル』に到着。<br />通されたのは、眺めの良い5階の部屋。<br />予約したのは、安い低層階(2、3階)だったので、これは嬉しい。<br />この日は、宿泊客が少なかったのだろう。

    白皇神社から歩いて数分で、今宵の宿『足摺国際ホテル』に到着。
    通されたのは、眺めの良い5階の部屋。
    予約したのは、安い低層階(2、3階)だったので、これは嬉しい。
    この日は、宿泊客が少なかったのだろう。

    あしずり温泉郷 足摺国際ホテル 宿・ホテル

    太平洋を望む足摺岬の宿 by 旅猫さん
  • 窓からは、太平洋が良く見渡せた。<br />沖合には、たくさんの行き交う船も。

    窓からは、太平洋が良く見渡せた。
    沖合には、たくさんの行き交う船も。

  • とりあえず、汗を流すために大浴場へ。<br />一応温泉と言うことだが、浴室へ入ると、強烈な塩素臭が漂い。。。<br />もちろん、循環ろ過なので、ほとんど温泉とは言えないものだった。

    とりあえず、汗を流すために大浴場へ。
    一応温泉と言うことだが、浴室へ入ると、強烈な塩素臭が漂い。。。
    もちろん、循環ろ過なので、ほとんど温泉とは言えないものだった。

  • 部屋に戻ると、ちょうど夕暮れ時。<br />残念ながら、夕日は見えなかったが、とても綺麗な景色が見られた。

    部屋に戻ると、ちょうど夕暮れ時。
    残念ながら、夕日は見えなかったが、とても綺麗な景色が見られた。

  • そして、夕食の時間。<br />品数が少ないプランだったが、思ったよりも多かった。

    そして、夕食の時間。
    品数が少ないプランだったが、思ったよりも多かった。

  • 後から出てきた太刀魚の焼き物は、程よい塩加減で美味しかった。<br /><br />この時、担当となっていただいた係の女性の方が、期間限定で働いている東京の方と聞いて驚いた。<br />訊けば、この海が気に入り、わざわざ来てしまったのだと。<br />この方のおかげで、宿での食事が楽しいものとなった。

    後から出てきた太刀魚の焼き物は、程よい塩加減で美味しかった。

    この時、担当となっていただいた係の女性の方が、期間限定で働いている東京の方と聞いて驚いた。
    訊けば、この海が気に入り、わざわざ来てしまったのだと。
    この方のおかげで、宿での食事が楽しいものとなった。

  • ビールのあとにいただいたのは、地酒の三種飲み比べ。<br />有名な『司牡丹』のほか、『土佐鶴』と『藤娘』が出てきた。<br />『藤娘』は初めてだったが、どれも美味しく。

    ビールのあとにいただいたのは、地酒の三種飲み比べ。
    有名な『司牡丹』のほか、『土佐鶴』と『藤娘』が出てきた。
    『藤娘』は初めてだったが、どれも美味しく。

  • 続いて出てきたのは、土佐牛のサイコロステーキ。<br />こちらもなかなか美味しかったが、少し量が多かった。

    続いて出てきたのは、土佐牛のサイコロステーキ。
    こちらもなかなか美味しかったが、少し量が多かった。

  • 海鮮の陶板焼きには、ヒオウギガイが入っていた。<br />この貝は、個体によって色が違う変わった貝だが、基本的には帆立に似ている。<br />とは言え、あまり好みではないのだが。<br />南瓜が一番美味しかった。<br /><br />食事の後、21時からの星空観察会に参加。<br />しかし、参加者は私一人だった。<br />車で足摺岬へと向かい、懐中電灯の明かりを頼りに展望台へ。<br />そこからは、見事な星空が観られた。<br />しかも、案内の宿の方が、星座を丁寧に説明してくれたので、とても楽しい時間が過ごせた。

    海鮮の陶板焼きには、ヒオウギガイが入っていた。
    この貝は、個体によって色が違う変わった貝だが、基本的には帆立に似ている。
    とは言え、あまり好みではないのだが。
    南瓜が一番美味しかった。

    食事の後、21時からの星空観察会に参加。
    しかし、参加者は私一人だった。
    車で足摺岬へと向かい、懐中電灯の明かりを頼りに展望台へ。
    そこからは、見事な星空が観られた。
    しかも、案内の宿の方が、星座を丁寧に説明してくれたので、とても楽しい時間が過ごせた。

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この旅行記へのコメント (12)

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  • hot chocolateさん 2017/11/11 09:14:42
    心洗われる旅♪
    旅猫さま

    おはようございます。
    ご無沙汰しちゃってごめんなさい。
    4トラの不具合から引き続き10日間のベトナム旅行で、4トラはしばらくお休み状態でした。

    四万十川、足摺岬は行ってみたいところですが、結構遠いですね~
    やはり景色もいいし、川の水、海の色がきれいです。
    西伊豆、南伊豆も海がきれいなので大好きでよく行きますが、広~い海を見ていると、心が洗われますよね。

    弘法大師は日本各地を歩いて布教していたのですね。
    市川の真間にも「真間山弘法寺」がありますしね。
    そういえば市川には、国分寺・国分尼寺や真間の手古奈伝説もあって、奈良時代からの歴史もたくさんありますね。

    旅の楽しみといえば地元の「食」、特に夕食が待ち遠しいです。
    陶板焼きの「ヒオウギガイ」、初めて聞きましたが、個体によって色が違う変わった貝なんですね。
    そしてもう1つの楽しみが温泉! それが「強烈な塩素臭」はちょっと残念。
    でも、晴天に恵まれ、美しい海も眺められ、いい旅でしたね。

    これから箱根に行きます。
    帰ってから他の旅行記を読ませていただきますね。
    私の新作、ベトナム旅行ですが、覗いてみてくださいね。
    では、行ってきます。

    hot choco

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2017/11/12 11:07:09
    RE: 心洗われる旅♪
    hot chocoさん、こんにちは〜

    いつもありがとうございます。
    ベトナムへ行かれていたのですね!
    のちほど、読ませていただきます。

    足摺岬は遠かったです。
    夜行で行っても、朝一番の飛行機で行っても、足摺岬に着くのは同じ時間。
    高知から先がかなり長いです。

    弘法大師は、伝説の域を出ないものが多いので、実際にどこまで行かれたのかは難しいですね。
    四国は、修行をした地なので、訪れたのは間違いないようです。
    全国各地に、杖を突いた場所から温泉や清水が湧いたとか、杖を差したのが木になったとかありますけど、これはほとんど伝説らしいです。

    『ヒオウギガイ』には、紫や橙色など多様な色があり、ちょっと変わった貝です。
    ちょっと貝殻毒々しいので、形はホタテのようですが、あまり美味しそうには見えません(^^;
    温泉は、そもそも期待はしていなかったのですが、予想以上に寂しい湯でした(笑)
    露天風呂では、煙突からの重油臭もありましたからね。

    天気はずっと良かったので、景色は満足でした。
    旅猫
  • のんき茂野さん 2017/10/24 07:55:22
    おつかれさまでした~
    足摺岬・・・道中不便でしょう~?
    電車は単線・バスはくねくね坂道・・・おまけに遠いし暑い!

    のんき茂野も40年程前に訪れたことがあります。
    面白かったのは同じ国際ホテル(何処が国際?)だったと思いますが、
    部屋に案内してくださるのに、宿泊客と荷物はEVで
    支配人さんは階段で・・・・(理由がわからない。EVが狭いからか?)

    部屋のクーラは効いていない・・・
    夜は9時になると玄関も閉まる・・・まぁ~これらクーラも含めて
    その当時四国全域で共通でした。
    風呂も熱い・・・琴平は煮えたぎっておりました~

    宿泊料は大人1名2食付で7000円前後・・・・
    食事は美味しく、総体的に品数も多く良かったと記憶しています。
    (後日四国の方にお聞きすると、当時では高いとおっしゃっていました)

    四国と本州の物価や賃金などに差があったためで、
    後日鳴門大橋などの公共工事で四国の人件費など物価もあがったとか?

    いやぁ~懐かしい思い出を蘇らせてくださり、ありがとうございました。

                 初秋の播州から  のんき茂野

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2017/10/26 19:46:11
    RE: おつかれさまでした?
    のんき茂野さん、こんばんは。

    書き込みありがとうございます。

    足摺岬は遠かったです。。。
    でも、景色が綺麗だったので良かった。
    季節が良かったので、暑さはほとんど感じませんでしたし。

    同じホテルにお泊りでしたか!
    しかも40年も前に。
    今は、快適な宿になっていましたよ。
    料理はちょっと残念でしたけど。

    でも、四国は悪くないです。
    旅猫
  • 前日光さん 2017/10/22 16:25:49
    足摺岬、遠いですよねぇ~(^^;)
    旅猫さん、こんにちは。
    今、すごい雨ですが、足摺岬の絶景に癒やされました。

    サンライズ瀬戸で四国入り、中村まで特急などを乗り継ぎ。。。
    さらにバスで2時間。
    ビックリするような距離ですよね!
    私はレンタカーだったので、途中四万十川を少し見て、中村の町をほんの少し歩きました。
    そしておそらくバスと同じ道を車で行きました。

    白山洞門には、ホテル企画で翌朝行くことになっていたのですが、今日のような大雨で中止になってしまいました。
    展望台から灯台を眺めました。
    行ったのが冬だったので日暮れが、早かったです。
    展望台の入口に猫さんがたくさんいましたが、今はいないのでしょうか?

    金剛福寺にも行きました。
    瓦を寄進して、願い事を書いてきましたよ。

    泊まったホテルが同じ「足摺国際ホテル」でした!(^^)!
    仲居さんの感じがとてもよくて、料理もまぁまぁだったです。
    お酒は「土佐鶴」だったかなぁ。

    遠いので再訪というのもなかなか…ですが、もう一度天気の良い時期に行ってみたいです。
    旅猫さんが行かれたこの時期は、私は出雲にいたのですが、とても良い天気でした。
    海がきれいに見えたようですが、出雲の山々もきれいでした(^_^)v


    前日光

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2017/10/26 19:37:58
    RE: 足摺岬、遠いですよねぇ?(^^;)
    前日光さん、こんばんは。

    いつもありがとうございます。

    夜行往復でしたが、やっぱり遠いところですよね!
    でも、まったく飽きませんでしたよ。
    足摺岬の景色が素晴らしかったので、疲れもまったく感じませんでした。

    白山洞門は残念でしたね!
    でも、猫さんたちに会えて羨ましいです。
    朝夕に行きましたけど、一匹もいませんでした。。。

    金剛福寺はとても立派なお寺ですよね。
    同じホテルに泊まったとは奇遇です。
    あのホテルは、従業員の感じがとても良いですよね。
    あれで料理が良ければ、かなり得点が高いのですが。

    遠いですが、ぜひもう一度!
    私も、今度は山陰を訪れたいと思っています。

    旅猫
  • 墨水さん 2017/10/18 21:52:28
    誤解。
    旅猫さん、今晩は。
    ホテルは、誤解が有って5階に為ったんじゃないの?。
    (こいつなら、金取れそう・・・。笑)
    ダジャレから入ってみました。(笑)
    だって、貝より南瓜が旨かったて、いやいや、此所は貝て書いとく所でしょ。(笑)
    でも、バスで2時間て・・、辛すぎない?。(笑)
    そりゃ、人、居無いないわなーっ。(笑)
    でも、人居ない所て、綺麗なんだよね~っ、皮肉なことに。
    如何に人間が穢してるかが、善く解る。(爆)
    墨水。

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2017/10/21 08:03:55
    RE: 誤解。
    墨水さん、こんにちは。

    書き込みありがとうございます。

    そんな誤解ならいいですね(笑)
    お金、取られなかったし。

    南瓜、甘くておいしかったですよ〜(^^;
    でも、ヒオウギ貝も帆立もどきで悪くはなかったです。

    最初は、バス二時間に恐れおののきましたけど、結構快適でしたよ。
    途中からは絶景続きでしたし。
    人がいないところは綺麗ですね。

    旅猫
  • ガブリエラさん 2017/10/09 21:22:07
    お大師さまの七不思議♪
    旅猫さん☆

    こんばんは♪

    足摺岬の景色、懐かしいです!!
    お遍路バスツアーで行った時のことを、なつかしく思いだしました♪

    お大師さまにかかわる7不思議も、まわりました(*^_^*)
    ちょっと眉唾ものもありますけどね(^_-)-☆

    金剛福寺も、行きました!
    そういえば、可愛いお地蔵さま、いらっしゃったな~って思いだしました♪

    海と灯台の景色、私の時は雨模様だったので、暗い感じでしたが、晴れてるととても綺麗ですね!

    そして、なにより「サンライズ瀬戸」乗りたいです~♪
    寝台最高!!!

    ガブ(^_^)v

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2017/10/12 21:23:55
    RE: お大師さまの七不思議♪
    ガブさん、こんばんは。

    いつもありがとうございます。

    足摺岬、初めて行きました。
    いい景色でしたよ〜
    気に入りました。
    ガブさんが訪れた時は曇りでしたかぁ
    晴れると、素晴らしいですよ。
    星空も綺麗でしたし。

    7不思議は、ちょっと怪しいですよね(^^;
    あの可愛いお地蔵様も知っていましたか。
    傍らに、子供のような地蔵さまもいました。

    サンライズも来年で20周年。
    そろそろ危ないので、早目に乗っておいた方が良いですよ!
    関西からだと、難しいですかね(^^;

    旅猫
  • rupannさん 2017/10/09 09:33:33
    足摺岬なつかしいなぁ
    旅猫さん、こんにちわ~
    私は、風邪をひいてしまい金曜から寝込んでしまいました。
    まだ療養中です。
    足摺岬からの青々とした海~記憶が蘇りましたよん♪
    いいお天気で良かったですね。
    司牡丹は昔いきつけのお店でよく呑んでました~
    これまた懐かしい(^^ゞ

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2017/10/09 13:36:23
    RE: 足摺岬なつかしいなぁ
    rupannさん、こんにちは。

    お久しぶりです。
    最近は、お出かけしていないのでしょうか?
    新作が無いので。

    三連休と言うのに風邪ですか!
    それはお気の毒さまで(^^;
    こちらは、青森行きが中止となり、金曜日だけ、ふらりと福島へ行ってきました。
    紅葉が綺麗でしたよ。

    足摺岬、ようやく行けました。
    天気が良くて、素晴らしい景色が見られました。

    次の日、司牡丹の蔵元にも寄りましたよ。
    そこで買ってきたお酒を、この三連休でちびちび飲んでます(笑)

    旅猫

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