2016/10/04 - 2016/10/06
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yozhikさん
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某SNSで見た風景に惹かれ、2016年の秋、初めて道東を訪れました。
実はこの前年に免許を取得したばかり。
3日間ずっと1人で運転し続けるのは初めてで、とても緊張したのを覚えています。
もっと早く旅行記を書こうと思っていたのですが、結局丸一年経ってしまいました。
計画段階では4travelでも色々教えて頂き、旅程の参考にさせて頂きました。
この場を借りて、回答下さった皆様に改めてお礼申し上げます。
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関空を朝一のLCCで立ち、新千歳で中標津便へ乗り継ぎ。
(この写真は中標津で撮ったものです)。
発着場で待っていたのは可愛らしいプロペラ機で、ちょっとテンションが上がった。
(この後の展開も知らずに…) -
翼の近くのシートだったので、煩かったけどちょっと楽しかったです。
初めてだと、もう何もかもが楽しくて仕方ない。 -
眼下の畑の地味なパッチワーク模様に見入ったりしてましたが…
実はこの日、中標津付近の上空では気流が乱れていて、空港に近づいた辺りから機体の揺れが大きくなり、着陸直前には前のシートの背もたれに掴まらずにはいられない程の揺れに。
そして、乗り物酔いしやすい体質の私…。
空港に着く頃には、顔が土気色になっていました(この表現が比喩でなく事実だと、この時初めて知った)。
なんとも印象に残る旅の出だしとなりました。 -
中標津空港で予約していたレンタカーを受け取り、一目散に向かったのは野付半島。
写真ではちょっと分かりづらいですが、道とその両側の土地とその先の海とが平らに続いているような道を進みます。 -
今回の旅の相棒、スバル インプレッサスポーツを記念に一枚。
運転している間に、乗り物酔いも落ち着いてきました。 -
ネイチャーセンターで、まずは遅めの昼食。
ジャンボホタテバーガーと別海牛乳。
この牛乳が美味しかった。 -
そしていざ散策路へ。
ラムサール条約に登録された野付半島で、消滅しつつあるトドワラとナラワラを見たいというのが、この旅の目的の一つでした。 -
しかし上空と同じくここも風が強く、進むにつれて地上1m程の所に作られている木道から吹き落されそうなくらいに風が強くなり、これより先に行くのは諦めざるをえませんでした。
私の他に二人連れも来られていたのですが、女性の方はやはり途中で引き返し、連れの男性だけもう少し先まで写真を撮りに行かれてました(写真奥の人物がそうです)。
しかし、この風ではまともに撮れなかっただろうな…。 -
引き返す途中の一枚。
左奥の白い建物がネイチャーセンター。 -
1日目の宿は、野付半島近くの尾岱沼シーサイドホテル。
シンプルな所でしたが、源泉掛け流しの温泉と美味しいご飯があれば充分。
そう言えば、ここで初めて秋刀魚のお刺身を食べました。
内陸の地元・京都ではまず食べられないので、少しだけでしたがとても嬉しかった。 -
蒸しご飯。
ほっこりする味でした。
このホテル、私が泊まった時はビジネスマンがほとんどでしたが、ホテルの人によると、冬の四角い太陽や渡り鳥目当てのカメラマンが多いそうです。 -
温泉は、成分表確認し忘れたけど、これって薄めのモール泉?と思うような茶色で、体がポカポカと温まりました。
そのうち本物のモール泉も入って見たいな。 -
翌朝、根室へ向けて出発!
と、ホテルの敷地を出てすぐ、目の前にお馬さんが!(木の向こうでちょっと見辛いですが)。
前日ホテルに入る時は気付きませんでしたが、道を挟んだすぐ向かい側が牧場だったんですね。
せっかくなので、一枚。
馬って本当に綺麗。 -
海沿いの道をひたすら走る。
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途中、目を奪われるほど美しい風景に出会い、思わず路肩に停車。
近くにあった看板で、ヤウシュベツ川と知る。
別海十景だそうです。
北海道はガイドブックに出てこないような絶景が一杯ありますね。 -
ヤウシュベツ川を撮った近くで、ついでにもう一枚。
「北海道らしい」直線道路。
…というか、このあたりの道はずっとこんな感じでしたが。
ただ運転するだけなのに、気持ち良くって仕方ない。 -
途中、写真撮ったりしながら1時間程走ったでしょうか。
この旅の主目的、根室 春国岱に到着。
この写真は、入り口から入ってすぐの木道。
入り口の写真も撮っていたはずだけど、見当たらない…。
入り口から暫くは海岸沿いの木道を歩きます。 -
パトロールカー?発見。
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さらに進んで、湿地帯へ。
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この時点で行けた、一番奥の場所。
前の年の台風で散策コースの木道が壊れたので、改修中でした。
ここまで来るルートも、確かこの少し前に開通したばかりだったかと思います。 -
立ち枯れした木々。
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立ち入り禁止のロープ越しに眺める。
この道、今はもう直されているのかな?
(さっきHPで確認したら、まだ全面復旧はされていませんでした)。 -
何もないけどすべて有る。
そんな感覚を覚えました。 -
戻る途中で、遠くにオジロワシを見つけました。
番いかな?
30分くらいここに居て、その後飛んでいきました。 -
春国岱を離れてさらに東へ走り、日本最東端の地、納沙布岬へ。
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晴天に恵まれ、北方四島の歯舞諸島がはっきりと見えました。
写真真ん中の灯台は貝殻島、左手に水晶島、右奥には秋勇留島。
こうして見ると本当に近い。 -
灯台の裏側の崖上から海を見ていたら、下(崖)から上がって来る女の人が…。
どうやら釣りをする人が通り道を作ったらしく、そこを通って下の方まで下りられるらしい。
…ということで、下りてみました。
海が近い(当たり前か)。 -
崖下から見上げる灯台。
いい天気で良かった。 -
昼食をとりに根室市街へ。
根室は日本語とロシア語が併記された標識や看板が多いですが、こちらはロシア語のみです。
そう言えば、数年前に札幌を訪れた際も、北大の構内でロシア人の子供達が遊んでたな…。
北海道は地元関西よりもずっと国際化されている気がしました。 -
お昼ご飯は、根室名物エスカロップをどりあんで。
お店の人が「エスカ、ワン!」って言ってるのがなんか良かった(笑)。 -
根室を出て、海岸線を一路釧路へ。
海沿いの道は本当に気持ち良く、いつまでも走っていたくなりました。 -
途中、海岸へ下りられる所があったので、砂浜で一枚。
北の海が初めてだったので、海の色と空の色をしばし見つめる。
今まで見たことのある海とは、匂いまでもが違う気がした。 -
夕刻、長いドライブを終えてようやく釧路着。
この日の走行距離約287km。
3日間の中で一番長い距離でした。
本当は有名な釧路の夕日を見たかったけど、時間に間に合わず。
でもこの日は曇りだったので、どちらにしろ綺麗な夕日は見られなかったでしょうけど。 -
ホテルにチェックイン後、ペコペコのお腹を満たす為、ホテル近くの炉端焼きのお店へ。
先ずは牡蠣!!
この厚岸の牡蠣を食べたかったんです!!!
めっちゃ美味しかった…。
実は釧路へ着く前、途中の厚岸で牡蠣を家に送ったんですよね…。
それがまた美味しかった。
この為に又厚岸に行きたいと思える程。 -
夕日ハイボール。
ちょっと甘かったけど、美味しかった。
一人旅は気楽で良いけど、こういうお店だとどうしても高くついてしまうのが難点ですね。
おひとりさまにも優しいお店がもっと増えてくれれば良いのにな。 -
食後の腹ごなしに釧路川沿いをぶらぶら。
釧路は夜景も綺麗です。 -
フィッシャーマンズワーフMOOの対岸から。
漁へ出る準備をしているのか、河口近くには明かりをつけた船が沢山いました。 -
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この日泊まったホテル、ラビスタ釧路川。
ダブルルームなので十分な広さでした。
ドーミーインの系列は初めての利用。
ほかのビジネスホテルに比べて料金が高いなぁと思ったけど、部屋は清潔だし大浴場で足を伸ばして入れるのでまぁ妥当な価格かと。 -
最終日も朝から好天。
というか、暑いくらいでした。
この日は定番の釧路湿原へ。
実は余りに有名過ぎて天邪鬼な私はあまり興味を持っていなかったのですが、半日時間が余るのでせっかくだからと行く事にしたのです。
帰りの便に間に合うように移動時間を考えて、西エリアからまずは温根内ビジターセンターの散策コースへ。
湿原の西エリアのなかでは一番釧路湿原らしい所ではないかと思います。 -
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木道を歩き始めた時は、すぐ前に1グループ歩いていたのですが、しょっちゅう足を止めて写真を撮っていたので、すぐに距離が空いて気付けば私一人になっていました。
この風景を独り占め。
平日に来て良かった。 -
見辛いですが、赤蜻蛉。
関西で見るのよりも小さかったです。 -
広大な風景の中にいると雑念も難しいことからも解放されて、頭の中が空っぽになっていきます。 -
蝦夷竜胆でしょうか?
因みに…
本土の花屋等でよく見る竜胆は満開になると花弁が開きますが、蝦夷系の竜胆は基本的に花弁は開かず、陽当たりの良い所に置いている時に先端が綻ぶ様に少し開く程度だそうです。 -
温根内のコースには大回りと小回りの2種類があり、私が歩いたのは大回りの方。
この写真の場所が2つのコースの合流点です。 -
コースの終盤で現れたモコモコ集団、谷地坊主。
なんだかユーモラスな感じで良いですね。
個人的には、もう少し高くなって欲しい。 -
温根内から、今度は釧路市湿原展望台の木道へ入ります。
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こちらは打って変わって笹が生い茂り、湿原というよりは森の中を歩いている様な感じです。 -
ガタガタ(笑)。
地味にスリルがありますね。
温根内よりも起伏があるので、時々小休憩を挟みながら歩きます。 -
サテライト展望台到着。
先に有料の釧路市湿原展望台にも上がったのですが、はっきり言って無料のこちらの展望台の方が眺めが良いです。 -
ほわぁ~絶景、っと見渡していたら、木の生い茂った辺りに白っぽいものを発見。
設置されている望遠鏡で覗いたら、やはり丹頂でした。
木の横に一羽と、木の陰にもう一羽いるようでした。
弱小ミラーレス機ではこれが限界…orz -
さて、見るべきものは一通り見たので、後は帰るのみ。
余裕を持って空港へ着き、お昼ご飯にラーメンを。
ついつい頼んじゃう、バターコーン(笑)。 -
働く車達。
何故か好きなものの一つ。
地方空港は小ぢんまりしてて長閑な感じで良いですね。 -
北海道にさようならです。
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空の上までも晴天。
帰りは揺れなくて良かった(^^;
本当にこの旅は楽しく印象深い風景に沢山出会えました。
私が北海道を好きになったのは、間違いなくこの時。
そして、又必ず道東に来ようと決めました。 -
おまけ。
帰宅翌日に着いた厚岸の牡蠣と浅蜊。
焼き牡蠣と酒蒸しにして頂きましたが、どちらも泣ける程美味しかった。
美しくて美味しい道東、最高でした。
最後に、不慣れな旅行記をご覧頂きありがとうございました。
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