2017/06/15 - 2017/06/15
3位(同エリア16件中)
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昨日はヨセミテ国立公園の東側の入口リーバイニングの町からパノラマ街道(国道395号線)をずっと南下して来て、デス・バレー国立公園への西側の拠点ローン・パインの町に到着。
途中で見たシエラ・ネバダ山脈東側の山並みがきれいだったよね。
マンザナール強制収容所跡に出来たマンザナー国定史跡では、第二次世界大戦中の日系アメリカ人の苦難も感じ取れたドライブ旅だった。
今日はローン・パインに取ったコンフォート・イン・ローン・パインを起点にして、デス・バレー国立公園内外を見て回ろうと思います。
今日のメインの訪問先はタイタス・キャニオンに決めた後は、紫外線対策グッズ、それに熱中症予防に車内用飲料水、それにガソリンも十分に用意して行ってみます。
表紙の画像は、タイタス・キャニオン内のナロウズと呼ばれる場所。
その名の通り、両側から迫る岩壁と岩壁の間がとても狭くてスリリングでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イチオシ
前日は、デス・バレー国立公園への西側の拠点ローン・パインの町に到着したSUR SHANGHAIとその旦那。
宿となったコンフォート・イン・ローン・パインからは、パノラマ街道(国道395号線)を挟んだ向こうに、シエラ・ネバダ山脈の東側の山並みが連なりいい景色!
上天気だし、今日行こうとしているデス・バレーのドライブも楽しめそう!
ヾ(*´∀`*)ノ
この日はローン・パインから日帰りでデス・バレー内外の各地へ行ってみます。
その中でも、今日のメインになりそうなのはタイタス・キャニオン。
タイタス・キャニオンはデス・バレーの中ではマイナーな見どころで、車一台しか通れないようなワイルドな谷間の道もあるらしい。
…と聞くと、マイナー好きな血が騒ぐ。(笑)
まず車を満タンにして、ミネラル・ウォーターもたくさん用意して行こう!
後は強烈な紫外線に対抗できるサン・クリームやリップ・クリーム、サングラスも必需品。 -
さあ、出発!
これは、ローン・パインに取ったコンフォート・イン・ローン・パインから、デス・バレー国立公園に向かう道筋の標識。
途中まではカリフォルニア州道136号線ですが、その後はデス・バレーを横断するカリフォルニア州道190号線に合流して続きます。
距離数はマイルで出ていると頭では分かっていても、うっかりキロメートルと勘違いしたりするのでご用心。
標識に出ている地名は、過酷な自然のデス・バレーの州道190号線沿いで給油や宿泊、食事ができる貴重な場所。
三つ目のファーニス・クリークは、規模も大きくリゾート・ホテルもある町になっていますが、パナミント・スプリングスやストーブパイプ・ウェルズは集落程度の規模なので、泊まってみようと思っている方は予約はした方がよさそうです。 -
ローン・パインを出てちょうど1時間。
カリフォルニア州道190号線で一山越えた向こうに見えて来た谷間は、デス・バレー国立公園西側にあるパナミント・バレー。
デス・バレー本体は、向こうに見えるパナミント山脈を越えた向こう側にあるんです。 -
パナミント・バレーのパナミント・スプリングスの建物が見えて来た。
パナミント・スプリングスは集落とも呼べないほどの規模の場所ですが、デス・バレー国立公園西端の190号線沿いで給油、宿泊、食事ができる命綱的存在。
次のストーブパイプ・ウェルズよりさらに人は少なさそうでした。 -
パナミント・バレーにあるパナミント・スプリングスからはもうデス・バレー国立公園内。
パナミント山脈を越えて、向こうにデス・バレー本体が見えてきた頃、カリフォルニア州道190号線ですれ違った人々。
ええ~!(@ ̄□ ̄@;)!!
もうすでに40℃を超える気温の中、一人は自転車、一人は徒歩でどこからどこまでの途中?
お二人とも助けを求めているようには見えなかったのでそのまま通り過ぎましたが、その後無事に目的地に着いたのか気になります。 -
パナミント山脈からデス・バレー本体へと下りて行くカリフォルニア州道190号線。
デス・バレー国立公園のチケットってどこで買えばいいの~?
…と言い合っている時に見えて来た建物。
「あそこがチケット売り場だよ、きっと。」と行ってみたら廃屋になっていた。
へ? どうなってるの?
じゃ、次のストーブパイプ・ウェルズで聞いてみよう! -
パナミント山脈からデス・バレー本体へとさらに下りて行く。
すでに40℃を超える暑さの中、目がおかしくなったかと思うほど道がうねってる。(笑)
行く手に連なる山並みは、デス・バレー国立公園東端のアマルゴサ山脈。 -
ローン・パインから1時間40分。
行く手に見えて来たストーブパイプ・ウェルズの村。
ここもデス・バレー国立公園内の190号線沿いでは給油、宿泊、食事ができるありがたい場所。
ここのお土産屋さんでデス・バレー国立公園のチケットについて聞いてみたところ、
「カリフォルニア州道190号線のように舗装された道は公園の東西行き来のためだけに使う人が多いし、わざわざチケット買う人なんていないよ。でも未舗装道路も走るなら、チケットはファーニス・クリークのビジター・センターで買えるよ。」の答え。
聞きようによっては、チケットなんか買わなくてもいい、という口ぶりでしたが、SUR SHANGHAIたちはこれからタイタス・キャニオンの未舗装道路を走るつもりだし、公園のレンジャーさんにチケット提示を求められた場合のことも考えて、きちんと買いに行くことにします。 -
ストーブパイプ・ウェルズを過ぎたカリフォルニア州道190号線脇に立っていた≪酷暑に注意≫の標識。
デス・バレーは、夏には50℃を超えることも珍しくない土地。
過去の最高気温は57℃に達したこともあるそうです。
紫外線対策はもちろんですが、飲料水は常に多めに準備して行動するのが吉。
一人につき一日1ガロン(3.8リットル)用意するよう推奨されているようです。
加えて、交通量は多いとは言えない道が続くので、ガス欠や故障で車が動かなくならないようにご用心。 -
ストーブパイプ・ウェルズからファーニス・クリークまでは45㎞ほど。
ここはデス・バレーの中のオアシス的存在の町。
リゾート・ホテルなどの施設のほか、立派なビジター・センターがあって、ここでデス・バレー国立公園のチケットが買えます。
一週間有効のチケットが車一台につき25ドル。
券売機でもカウンターでも買えるようになっていました。
表の温度計ではその日の気温も確認できます。
この画像で見えている華氏118というのは約48℃のこと。
紫外線もきつい夏季のデス・バレーでは熱中症や紫外線対策は必須です。
館内に出ているその日その日の警報も要チェック!
そのほかには、デス・バレーに関する博物館的展示があったり周辺情報も。
お土産屋さんも入っていました。 -
ファーニス・クリークからカリフォルニア州道190号線をちょっと戻って、ここは190号線とカリフォルニア州道374号線のジャンクション。
画像奥へ続く道はスコッティーズ・キャッスル・ロード。
デス・バレー北部にある見所のスコッティーズ・キャッスル方面へ伸びているんですが、この2017年6月中旬には洪水によるダメージが原因で途中から閉鎖中。
調べてみると、復旧は2019年になってからだろうという事。
今後の道路状況は、下記のデス・バレー国立公園のサイトで見てから行ってみるといいと思います。
https://www.nps.gov/deva/learn/nature/flood-2015.htm (英語版)
今日は出来たらスコッティーズ・キャッスルにも行ってみようかとも思っていたけど、これで行先候補から脱落決定。 -
スコッティーズ・キャッスルは行き先候補から外れたし、今日のメインとなるタイタス・キャニオンに行く前に、ライオライトのゴースト・タウンやデス・バレー国立公園への東側の拠点となるビーティーの町に寄ってみるのもいいかもよ。
…と走り始めたカリフォルニア州道374号線。
ライオライトは、1905~1910年に金鉱山の町として栄えた所。
一時期は八千人ほどの人々が住んでいたそうですが、金の生産量が落ち込むとともに衰退し、1919年には放棄されたのだそう。
デス・バレー国立公園周辺には、同じように一瞬だけ栄えて消えて行った鉱山の町が多数。
興味のある方は訪れてみては? -
ライオライトのゴースト・タウンは、カリフォルニア州道374号線がネバダ州に入った後、ちょっと脇道に入った場所にあります。
厳密に言うと、デス・バレー国立公園からもちょっと外側で、デス・バレー国立公園への東側の拠点となるビーティーの町近く。
374号線でビーティーまであと10km位という脇道に小さな標識があるのでお見落としなく。
脇道に入って数㎞で、この画像のようにかつての町の入口が見えてきます。ライオライト 散歩・街歩き
-
ライオライトのゴースト・タウン入口。
元は運送屋だったという建物はがらんどうになっていた。
入口の上にHD & LD PORTER という屋号と1906という年号が出ているだけ。
あたりを見回しても、あれ?ライオライトのゴースト・タウンって、残っている建物があんまり無いのね。
これまで、トノパーの銀鉱山跡やボディの金鉱山跡のゴースト・タウンを見て来たから、ずいぶん空っぽな感じ。ライオライト 散歩・街歩き
-
ライオライトのゴースト・タウンの入口に残るこの建物残骸は、JOHN S. COOK & CO. BANKという銀行だったと説明パネルに出ていました。
せっかくなら、もう少し詳細な歴史も書いてくれればいいのにな。ライオライト 散歩・街歩き
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建物下部の壁や柱だけ残るあの建物は宝石店だったようで、往時の建物外観の絵もパネルに出ていました。
それにしても、これまで見て来たゴースト・タウンには、鉱石を掘り起こした跡があったり、工場や労働者住宅なんかもたくさん残っていたのに、このライオライトには無いの?
…とさらに道の先へと行ってみると…、ライオライト 散歩・街歩き
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…そこには、以前はカジノだったという小粒ながら立派な建物が。
今では柵に囲まれて近づけないのが惜しい!
画像手前に見える棘だらけのような植物はユッカの木(ジョシュア・トゥリー)。ライオライト 散歩・街歩き
-
イチオシ
上掲の画像の元カジノだった建物裏手には、住居として使っていたような貨物車がポツリ。
中を覗いてみると、今では空っぽになった内部に差し込む日の光が見えた。ライオライト 散歩・街歩き
-
ライオライトの金鉱山だったのは向こうに見える山かな。
だとすると、工場跡や住居跡もあるはず。
でも、足元の警告を見ると、この荒れ野にはガラガラヘビがいるらしい。
ひゃ~! そんなのにこんな所で噛まれたら一大事!((((;゚Д゚))))
命は一つしかないので、踏み込むのは止めておきました。
あと、ライオライトのゴースト・タウンには、屋外アート作品が並べられた一画もあったんですが、雰囲気にそぐわない感じでガッカリ。ライオライト 散歩・街歩き
-
ここまで来たら、タイタス・キャニオンへ行く前に、デス・バレー国立公園への東側の拠点になっているネバダ州のビーティーの町も見てみよう。
…と374号線を東へ10㎞ほど。
行く手のオアシスになった濃い緑の中の町がそうだね。
ビーティーの町は374号線と国道95号線のジャンクションに出来た町で…、 -
…アマルゴサ砂漠が近くにあるせいか、やけに埃っぽい町だった。
それでも、このあたりの幹線道路のジャンクションにあるお陰で、ビーティーは思っていたよりずっと大きな町。
モーテルや食事場所も多数見かけました。
この町を拠点にデス・バレー周辺を見て回るのもよさそう。 -
デス・バレー国立公園東側と言えば、グルーム・レイク空軍基地があるエリア51で有名。
UFOやエイリアン絡みの記事で、エリア51の名を聞いたことのある人は多いのでは?
そのエリア51のさらに東側を通るネバダ州道375号線沿いのレイチェルにはリトル・エイリアンという有名モーテル兼カフェがありますが、エリア51西側を通る国道95号線沿いにはサービス・エリア風施設のエイリアン・トラベル・センターがあるので寄ってみては?
レイチェルのリトル・エイリアンに行ったSUR SHANGHAIたちは、せっかくなのでそこにも足を延ばしてみました。(笑)
エイリアン・トラベル・センターは、ビーティーの町からだと95号線を30分ほど南下。
こんなピンク色の大きな看板が出ています。 -
エイリアン・トラベル・センターには、ガソリンスタンドやちょっとセクシーなおねえさんが待機している場所のほか、このエリア51・エイリアン・センターも。
ここはUFOやエイリアン関連グッズ満載のお店。
ハンバーガーなどの軽食が摂れるお店も入ってます。 -
エリア51・エイリアン・センター脇に停まっていたジャーキー会社の車。
お、いかにも、と言った感じの商品名と絵柄。
さてさて、エイリアン関連グッズの品揃えは、とお店に入って行くと…、 -
…う~ん、これまで数軒見たエイリアン・グッズ店と大差無い展示品や商品。
それに…、 -
…何でもかんでもエリア51やエイリアンの名を付ければいいと言った感じの商品で安易なのよねぇ。
もう一捻りした商品があってもいいと思うけど。
緑の顔+吊り上がった目になったエイリアンの顔立ちも可愛げが無いし、いま一つ、かな。 -
エリア51を目の前にした車道で行き倒れていたトカゲ君。
このトカゲ君の方がよっぽどエイリアンらしく見える、と言ったら罰当たりですね。
(。-人-。) ゴメンネ -
さあ、そろそろカリフォルニア州道374号線に戻って、今日のメインになるタイタス・キャニオンへ行ってみよう!
…と、国道95号線をビーティー方面に戻ります。
この画像だと95号線右手に広がる土地がエリア51。
UFOだとかエイリアン関連の噂を知らなければ、ただの荒れ地のよう。
一度、そのエリア51に向かって伸びていた脇道に入って行くと、やはり通行止め。
監視されているのかもと思うと、何だかドキドキ怖い気がして、SUR SHANGHAIとその旦那はそそくさとUターンしてしまいましたとさ。(^^; -
前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、国道95号線をビーティーまで戻った後は、いよいよタイタス・キャニオンの入口を探してみます。
ビーティーからだと374号線を西に10数㎞進んだ所にタイタス・キャニオンへと入って行く脇道があり、標識も小さく出ているのをお見逃しなく。
●注: 374号線からアマルゴサ山脈のタイタス・キャニオンを抜けてスコッティーズ・キャッスル・ロードに出る道はタイタス・キャニオン・ロードと呼ばれる約44kmの一方通行になった未舗装道。
落石があったり道の凹凸が激しく、4WDがお勧めです。
距離的には44㎞ほどでも、通り抜けには2時間は必要。
道沿いにはガソリン・スタンドや商店などは一切無いので、燃料や飲み物などは事前に十分に用意して行きましょう。
最後のナロウズと呼ばれる渓谷部分は岩壁と岩壁の間が車一台通れる位しかなく、雨が降ると濁流が一気に流れ込む場所になるらしいので要注意です。 -
374号線からタイタス・キャニオンに向かう道の名はタイタス・キャニオン・ロード。
出だしは平らな荒れ地の中の一本道で、「ん? 渓谷なんかどこにも無いじゃない!」と思ってしまいますが、行く手にこんな岩山が見えて来てからが本番。 -
タイタス・キャニオン・ロードの中程には、レッド・パスと呼ばれる峠があり、文字通り赤っぽい岩の峠から見る景色がワイルド!
これは、374号線から入った後、ここまでたどって来た東方向の景色。
これだけ見るとなかなかいい景色ですが、走っている間は凹凸が激しくて気分が悪くなりそう。
おまけに、この日は前を行く車も後ろから来る車も全然無くて、こんな場所で車が動かなくなったらどうしようという恐怖感も心の片隅にありました。 -
タイタス・キャニオン・ロード中程にあるレッド・パス。
ふと見上げると、頭上には赤っぽい奇岩がいくつも。
ひゃ~! 落ちて来ないでよ~! (^^; -
イチオシ
レッド・パスから、これから西のタイタス・キャニオンに入って行く方向を眺めてみる。
うん、いい眺め!
ここまで来たら行くしかない! -
レッド・パスから西のタイタス・キャニオンに向かって下って行くと、涸れた沢沿いに廃屋がいくつか。
ここは、リード・フィールドと呼ばれるゴースト・タウン。
元々は鉛鉱山の町として1926年に興り、1927年には既に誰もいなくなってしまったという歴史があります。
その歴史に関わっていたのはC.C.ジュリアンという人物。
鉛鉱山を開くという広告を出したところ、300人もの人がここに集まって来て町を興したのだそうですが、鉛は出ず、C.C.ジュリアンも姿を消してしまったので、一獲千金の夢は破れて、町はそのまま寂れてしまったのだそう。リードフィールド 散歩・街歩き
-
車道脇には、在りし日のリード・フィールドの写真入り説明パネルが。
今はほんの数軒の廃屋が残るだけになってしまったこの土地にも、かつては一瞬だけでも賑わった時期もあったのがよく分かると思います。リードフィールド 散歩・街歩き
-
いよいよアマルゴサ山脈のタイタス・キャニオンに入ると、最初は乾ききった広い谷間を通って行きます。
ここまで来ると、道と言っても、たまに雨が降った時にだけ水が流れる谷間を均してどうにか車が通れるようにしてある、と言った感じ。 -
そんなタイタス・キャニオンの中にも先住民族が残した岩絵が残っている場所があります。
岩絵が残っている場所は、何も知らなければ行き過ぎてしまいそうですが、こんな説明が出ていて見落とすことは無さそう。
この後ろに…、岩絵 自然・景勝地
-
…岩絵を刻んだ大岩が転がっていて、岩絵と言うより絵文字のような浅い線刻のモチーフがたくさん描かれてます。
それらのモチーフの意味や描かれた目的は知られていないのだとか。
う~ん、最近になっていたずら書きされたような模様もあるなあ。岩絵 自然・景勝地
-
アマルゴサ山脈にあるタイタス・キャニオンの一番の見どころは、終盤になってから現れます。
岩絵があったあたりでは幅広かった谷間がどんどん狭まって来て、最後には車一台がやっと通れる位にまでなるんですよ。
上の方でもちょっと言いましたが、タイタス・キャニオン・ロードの中でもナロウズと呼ばれるこの渓谷部分は、雨が降ると濁流が一気に流れ込む場所になるらしいので要注意です。 -
イチオシ
今日は雨の一滴も降っていないし、鉄砲水が襲ってくることも無いだろうと踏んで、車は旦那に任せ、タイタス・キャニオンのナロウズを歩いてみたSUR SHANGHAI。
やっぱり、ちょっとだけでも自分の足で歩いてみると、この渓谷の深さや狭さが実感できる。 -
タイタス・キャニオンのナロウズが一段と狭まり、急角度に折れ曲がった部分にやって来た。
向こうに見える岩壁下の洞窟は、鉄砲水がこの谷間を流れ下って来た時に激突して穿たれたものに違いない。
旦那に、洞窟の手前で車を停めてもらって見てみると…、 -
…洞窟と言っても、その大きさにビックリ。
今日の晴れた空の下では到底想像できないけれど、一旦タイタス・キャニオンに雨が降ったらどれだけの勢いでこのナロウズに水が流れ込んで来るのかが、これで分かったような…。
((((;゚Д゚)))) -
アマルゴサ山脈の渓谷の一つタイタス・キャニオンの終わりは唐突。
急に渓谷が途切れ、ナロウズから流れ下った水が作った河原がデス・バレーに続いていた。 -
振り向いて見たタイタス・キャニオン・ロードの出口。
ここからだと、あんな迫力がある渓谷があるようには見えないね。
ここに出て来て、やっとタイタス・キャニオンを通っていた時の緊張感がほぐれてホッ!
ここからなら、スコッティーズ・キャッスル・ロードはほんの目と鼻の先だしね。 -
タイタス・キャニオンの出口からスコッティーズ・キャッスル・ロード、そして朝も通ったカリフォルニア州道190号線に戻って来た。
一度もほかの車を見かけなかったタイタス・キャニオン・ロードに比べたら、ここはまだ人の気配が感じられる道。
今朝ちょっと立ち寄ったストーブパイプ・ウェルズまではあと7マイル(約11㎞)。
出だしになったローン・パインの町までは87マイル(約140km)。
最後まで気を抜かずに行こう! -
ストーブパイプ・ウェルズ近くにあるメスキート・フラット砂丘。
メスキートっていうのは、ここに生えている乾燥に強いマメ科の木の事かな。 -
朝通ったパナミント・スプリングスも無事通過。
ローン・パインの町までもう一息のカリフォルニア州道190号線の峠には、パナミント・バレーを見下ろす展望台が。
かつてこのあたりで人望が厚かったというクローリー神父がここを通ったという記念碑も立っていました。 -
イチオシ
乾いた荒れ地を行き過ぎて緑が濃くなり、シエラ・ネバダ山脈の山々が見えて来たら、ローン・パインの町は近い。
家畜も放牧されているし、やっぱり緑は命の色だ! ヾ(*´∀`*)ノ -
ローン・パインの町は小さいとは言え、パノラマ街道(国道395号線)の町だし、土地の人にとっても旅行者にとっても必要なものは一通り揃っています。
食事場所でお気に入りになったのは、ボナンザ・ファミリー・レストラン。
番地は特にないんですが、ローン・パインの一本しかない目抜き通りを通れば目に入るお店。
メキシコの家庭料理のお店で…、 -
…お店の雰囲気もカジュアルで味もよし。
ガッツリ系の肉っぽい食事から、軽く食べたい時の肉団子入りスープやサラダもおいしくてお勧めです。
ローン・パインに宿泊予定の方は行ってみるといいですよ。
さあ、食事も済んだし、今日のドライブはちょっと疲れたね、と言う訳で、今日はここでリタイアします~。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ウェンディさん 2018/08/19 11:56:50
- タイタス・キャニオンの絶景
- SUR SHANGHAIさん こんにちは。
タイタス・キャニオンの絶景、素晴らしいですね。
マーブルの崖が屏風のように連なり行先をふさぐように立ちはだかる景色。
私もこんな風景が大好きです。
実は今夏にカリフォルニアの裏街道395をドライブし、デスバレーまで足を延ばしました。デスバレーついでにタイタスキャニオンも行きたかったのですが、ビジターセンターの方に10時以降は死ぬからダメ…と強く止められて、結局いけませんでした。
気温は、夕方18時での気温が摂氏55℃近くの過酷な環境でした。
SUR SHANGHAIさんが訪れた6月でも華氏118とのことですので、かなり頑張ったドライブだったのですね。
行けなかったタイタス・キャニオンの絶景、旅行記で堪能しました。
ありがとうございます。
ウェンディ
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2018/08/23 17:00:45
- Re: タイタス・キャニオンの絶景
- お返事が遅れて失礼いたしました~。<(_ _)>
ご訪問、ありがとうございます。
タイタス・キャニオンの道は、本当に岩壁が両側から迫る部分は一番最後で短かったのがちょっと残念でした。
出だしの荒野部分がずいぶん長くて、「こんな所で車が立ち往生したらおしまいだな。」と怖くすら感じたので、ハイライト部分だけを見せるようにした方がいいような気もしました。
世界にはまだまだこんな場所を通る道もあるのでしょう。
ウェンディさんも見つけてみてください。(^◇^)
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