2017/09/15 - 2017/09/16
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mayたんさん
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昨年のリベンジで黒部ダムから3泊4日で東沢谷を登るつもりが、あいにくの台風&雨マーク。
ということで、ギリギリ天気のもちそうな15-16日で五色ヶ原へ登ってきました。
ヤマケイの表紙には、五色が原から黒部ダムへ降りていく道の真っ赤に紅葉した素敵な写真が表紙になっていますが、今回はまだまだ色付いていません。
(一日目)扇沢(7時半)~黒部ダム~平ノ小屋~刈安峠~五色ヶ原(16時)
(二日目)五色が原(5時前)~獅子岳(7:45)~鬼岳~龍王岳~一の越山荘(9:30)~雄山(10:20)~一の越山荘~東一の越(11:55)~平ノ小屋~黒部ダム(15:35)~扇沢
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前日の23時に地元を出発。
3時頃に扇沢駐車場に到着し、車中で3時間ほど仮眠をとる。
朝イチ7時半出発のトロリーバスに乗車し、黒部ダムから出発!
平ノ小屋までは去年と同じルートなので、写真はこの1枚で割愛。
今日は天気いいです。 -
しかし平ノ小屋から五色ヶ原へ登る、手前の刈安峠までの登りで、一気に消耗。
刈安峠から五色ヶ原へ上がる急登は、登っては止まっての繰り返し。
なんでこんなにバテてしまったんだ?
この日は天気も良く、暑さで頭に浮かぶのは大好きなバナナジュース。
飲みたい。冷えたバナジューが飲みたい。
辛くて、景色を楽しむ余裕なし。 -
平らになり始めたところで、木道が現れる。
しかしおなかも空いて、スピードは一向にあがらない。 -
池塘には反応。
先輩の姿はとっくに遠く。
もはや追いつく気力もなし。 -
やっとテント場が見えてきた。
しかしこんな平らな広い場所が現れるとは、不思議な感覚。
元気な先輩が五色ヶ原山荘まで受付を済ませに行ってくれた。
テント場から歩いて10分ほど。
テント場は空いていて、単独のおじさん多し。
テントに入って、やっと落ち着く。
夕食などを済ませ、19時就寝。 -
翌朝3時起床。
風もなく穏やかで、
3シーズンのシュラフで暖かく寝られた。
朝食のお茶漬けを食べて、5時前に出発。 -
振り返ると五色ヶ原山荘。
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朝日が昇り始めている。
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ズームにしたら見てるものと近い色の朝焼けが撮れた。
しかし朝焼けがきれいなのは、天候が崩れる予兆らしい。
雨に降られず帰れるか・・ -
気持ちい木道歩き。
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この日も有難いことに、ガスはなく展望バッチリ!
槍ヶ岳がくっきり見えた。 -
これから超える獅子岳。
鬼岳、龍王岳をとおって、一の越山荘へ向かいます。
つづら折りの登山道が見える。 -
登りを控えザラ峠で休憩していたら、単独の女性が後ろからきた。
そのあとも単独男性、複数パーティの姿が。 -
後ろには今来た道が見える。
あの険しい山の裏側には、平らな別世界の五色ヶ原が広がっている。 -
切り立った崖は、軍艦のような姿。
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登り始めたばかりだから、登りは順調。
眼下には黒部湖が見えた。 -
チングルマが咲き終わった姿がたくさん。
夏はお花畑だ。 -
獅子岳のピークを踏む。
次も勇ましい名前の山が続く。
鬼岳、そして龍王岳だ。 -
青空ではないものの、ガスがないのが有難い。
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山を横切る形で見える、きれいな一本線のトラバース道。
今日は室堂へ降りるつもりだったが、時間にもゆとりがあるので、一の越山荘から東一の越へと続くあの道を通ることにした。
あとで通らせて頂きま~す♪ -
この日は15時から雨予報。
雨に降られる覚悟だけど、出来たら濡れたくない。 -
鬼岳へ続く道。
ゴツゴツした山容とは反対に、いい道だ。 -
木道が始まる。
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鬼岳は左にトラバースします。
雪渓も残っていた。 -
来た道を振り返る。
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龍王岳。
ここで風が出てきて、ガスも流れ始めたので
寒くてカッパを着る。 -
浄土山との分岐で、ガスが出てきて雄山を覆う。
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しかしなんとか天気はもっているぞ。
反対方向に見えている槍ヶ岳や笠ヶ岳は、まさに雲に覆われていた。
南から天気が崩れてきているようだ。 -
一の越山荘まで下りま~す。
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室堂から一の越へあがってくる、たくさんの登山者の姿が現れる。
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2年前に来た一の越山荘の裏手から道がつながった♪
ちょっとうれしい。 -
人の渋滞に巻き込まれながら、雄山へ登ります。
子供からお年寄りまで、溢れている。
五色が原から一の越山荘までは、人がいる方が珍しかったのでちょっとドギマギ。 -
一の越山荘まで降り、室堂方面ではなく東一の越をとおって黒部湖へ降りることに。
さっきまでの混雑が嘘のように誰もいない。 -
進んでしばらくすると
ん??なんかいる。 -
おお~!ライチョウだ♪
しかも夫婦。しかも子連れ(写真には撮れてませんが)
子供は大きめで、巣立ちが近い? -
しかし悲しいことに雷鳥とお別れしてから、少し進んだところに
雷鳥の尾羽だけが落ちていました。
だぶん外敵に襲われたんだろう。
さっきの雷鳥の子供の一羽ではないだろうか。
雷鳥にしては親鳥がかなり警戒していた・・・ -
このトラバース道はなかなかいい道です。
東一の越までは・・
その先は下りが続きます。 -
歩く横には獅子岳、鬼岳、龍王岳揃い踏み。
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東一ノ越とうちゃくっ!
気持ちいいトラバース道とはおさらば。 -
ちょっと急な下りが続きます。
眼下に見えている、黒部湖を目指して一気に下ります。 -
タンボ平に向かうこの道もいい雰囲気。
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黒部平から大観峰まであがるロープウェイ。
紅葉の時期はすごいきれいなんだろうな~。 -
トリカブトがきれいでした。
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ちゃんと赤い印もつけてくれてあって、分かりやすいです。
しかし途中から足元の道はしっかりしてるものの
サイドから笹が伸びていて、やぶ漕ぎになるところも出てきて、登りでは絶対使いたくないという道が続く。 -
黒部平駅のロープウェイ乗り場の真下に出て、あわよくばロープウェイで黒部湖駅まで・・という私の甘い考えはあっさりと先輩の一言で裏切られました。
「さっ、ロッジくろよんまで歩いていこう」
「はい・・・」 -
さっきの立て看板からロッジくろよんまでの、道はなかなかいい雰囲気で頑張れました。
大木がにょきにょき。
ロッジくろよんから黒部駅までは割とあっさり着き、達成感です。
15時35分のトロリーバス乗車。
昨日の五色が原までの登りは、きつすぎて楽しくなかったのに
けっきょく二日目の今日は楽しく満足した自分がいます。
だからまた登ってしまうのだ~♪
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この旅行記へのコメント (6)
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- 琉球熱さん 2017/10/01 00:28:49
- やっぱりいいね~
- mayたんさん、こんにちは
一の越山荘へこんなルートで行く人、聞いたことない(笑)
毎回毎回、本当に凄いルートを制覇してますね。頭が下がります。
それにしても表紙の写真が素晴らしい。『山岳』という感じ、そんな山々を踏破するmayたんさんは、もう「岳人」の領域。
ライチョウは警戒心が薄いし、野生のくせにどんクサいから心配ですね。
猿が襲う事例も報告されてますから、益々多難です。
お次はどこかな?そろそろ冠雪の季節ですね~
--------琉球熱--------
- mayたんさん からの返信 2017/10/04 20:57:48
- Re: やっぱりいいね~
- 琉球熱さん、こんばんは。
どっちかっていうとマイナーコースですよね。
岳人なんてとんでもない!
私も先輩に連れていってもらって初めて知りました。
なかなか男前な山の名前ですよね。
先週末は槍ヶ岳登ってきましたよ。
天気最高!紅葉も最高でした!
こんなに当たりの山行はなかなかないので、またアップします。
もうそろそろ冠雪の季節ですよね。
お互い安全登山を♬
may
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- よーべんさん 2017/09/26 10:21:02
- 黒部さいこー
- mayたんさん、どうもご無沙汰してます。
つーか、獅子岳、鬼岳、龍王岳、知らなかったど、めっちゃカッコイイっすね!こりゃ男子ウケ間違いないです。
五色ヶ原もちょーイートコじゃないですか!
この辺はまだノーマークだったので、ビックリしました。このルート、いつか真似させてください。
春の剱もですが、mayたんさん、エキスパート過ぎて、いつの間にか雲の上の人になってしまいましたね。
これからもmayたんさんの背中追っかけて行きます(笑)
P.S
今年も涸沢は行けなそうです・・・泣
来年こそは!!
よーべん
- mayたんさん からの返信 2017/09/26 16:16:18
- 私も今年は涸沢ムリそうです・・
- よーべんさん、ご無沙汰しておりました。
メッセージありがとうございます!
獅子、鬼、龍王、やっぱり男子は惹かれるネーミングですよね。
私も全然知らなかったんですが、今回いってみて
私は龍王が気に入りました(笑)
よーべんさんもいったらお気に入りを教えてください。
最近は先輩の計画に乗っかって、いくことばかりですが
おかげで色んな山域にいけて面白いです。(シンドイけど)
今週末は槍ヶ岳にいく予定です。
いつかどこかの山でお会いしましょうね~。
may
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- pedaruさん 2017/09/24 06:10:09
- 山歩き
- mayたんさん おはようございます。
素人には同じに見える山の道ですが、実況中継のように次々と景色の変化を描写していますね。専門家にだけできる技です。山歩き、4トラベルではレアな旅行記です。
それに引き換え、こちらは街歩き、歩いても苦しくなく、バナナジュースが飲みたくなれば買えばいい、歩きたくなければ、バスやタクシーに乗ればいい。
楽な街歩きに比べれば苦行のようですが、3時に起きて見たあの景色、影絵のような山の稜線の向こうには信じられない空の色、こんな美しい空を見るだけでも山の価値はありますね。
チングルマ、雷鳥、雪渓、朝焼け、池塘、トリカブトまでそろった舞台、山は一流の劇場ですね。
>「さっ、ロッジくろよんまで歩いていこう」
「はい・・・」
が〜んっ 大好きな先輩の一言、どこまでもついていきますぅ〜
pedaru
- mayたんさん からの返信 2017/09/26 14:52:40
- 街歩きも好きですよ♪
- pedaruさん、いつもありがとうございます。
最近は苦行ではないかと自分で勘違いする、山行が続いています。
好きなものを好きなときに食べることができる、
楽しい街歩きもそろそろしたいな~。
それなのに今週末もまた山へ行ってしまうという、
昔の言葉の「山ヤとは結婚するな」という意味が最近妙に、沁みますよ・・
また山行記にお付き合いくださいね。
may
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