2017/08/26 - 2017/08/26
49位(同エリア374件中)
はんけんさん
2017年夏 青春18きっぷの旅、第四弾は、群馬県の横川へ。
1997年の長野新幹線の開業に伴い、信越本線の横川駅から軽井沢駅の区間が廃線となりました。線路跡が『アプトの道』として整備され、横川駅から熊ノ平までを歩くことができます。
子供の頃、夏休みを長野県の母の実家で過ごすため、毎年、信越本線で碓氷峠を超えていました。住んでいた千葉県は起伏のない関東平野なので、日常生活でトンネルを通ることがなかったため、横川から軽井沢間に幾つもあるトンネルを通るのがとっても楽しみでした。当時は、峠越えで機関車を連結するため横川駅で15分ほど停車、その間に駅弁、おぎのやの峠の釜めしを親に買ってもらいました。トンネルと釜めしが、私の子供時代の毎夏の楽しみだったのです。
碓氷関所跡を見学し、『アプトの道』でトンネルを歩いて通り、おぎのやの釜めしで舌鼓。とっても懐かしく楽しい日帰り旅行でした。
鴨居 6:25 -> 東神奈川 6:39
東神奈川 6:40 -> 横浜 6:43
横浜 6:51 -> 高崎 9:17
高崎 9:24 -> 横川 9:58
横川 15:58 -> 高崎 16:29
高崎 16:40 -> 川崎 18:58
川崎 19:02 -> 東神奈川 19:13
東神奈川 19:17 -> 鴨居 19:31
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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横浜駅
高崎行きのホームには、 -
サンライズ瀬戸・出雲が停車中
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高崎行きはかなり混んでいましたが、東京駅で座れました
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横川の予報は、一部曇りで気温は24℃程度と快適な感じです
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高崎に到着
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横川行きに乗り換え
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高崎から先、普段見ない路線図
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高崎駅を出発
SLも見えます -
高崎から水上と横川にSLが運行しています
今度、乗ってみたい -
横川駅の手前で、おぎのやのドライブインが見えました
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横川駅に到着
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昔と違い、今、ここは終着駅です
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乗っていたお客さんのほとんどは、軽井沢行きのJRバスに乗り換えた様ですが、我々はしばらく終着駅の旅情を堪能します
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昔のアプト式のレール
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横川駅は、森村誠一さんの小説「人間の証明」に登場する『キスミー』霧積温泉の最寄り駅でもあります
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1時間に1本程度
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18きっぷに4つ目のスタンプ
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横川駅舎
関東の駅100選に選ばれています -
碓氷の峠越えに活躍したEF63の動輪です
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おぎのやが営業するそば屋さん
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天ぷらそば420円
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碓氷関所跡へ
東門はかつてはここにありました -
今は、あそこに東門が復元されています
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碓氷関所の東門
この位置は番所跡で、当時東門があったのは、先ほどの場所 -
ボランティアガイドの方に説明いただきました
明治維新で、不要となった関所は燃やされる運命でした
実際この東門も焼かれてたのですが、燃えている柱を救い出し、永く隠して保存した人がいて、昭和に入ってから復元できたとのこと
この黒く焦げているのが、その柱だそうです -
イチオシ
おっ、これは、井森美幸さんがテレビでよく紹介している群馬の郷土カルタ『上毛カルタ』からの1枚ですね!?
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資料館もあります
入館無料 -
中はこんな感じで、当時の関所の模型や役人の着物、資料などが展示されています
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当時の通行手形のコピー
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おじぎ石
通行人は、この石に手をついて手形を差し出し、通行の許可を乞うたそうです -
アプトの道の方へ
碓氷峠の難所工事で亡くなった方への鎮魂碑です -
アプトの道
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この様に、様々な見どころの説明あり
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休日のみ運転するトロッコ列車
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昔の線路の跡が残されています
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もう一つの線路は往時のまま残されており、先ほどのトロッコ列車などが運行しています
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上を上信越自動車道
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キロポストも残されています
ここは高崎から30.5km地点 -
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旧丸山変電所
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碓氷峠を行き来する列車に電力を供給するため、明治44年に建てられた機械室棟と蓄電室棟
国の重要文化財です -
昭和38年の新線開通で、役割を終えました
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子供の頃は、「なんでこんな所にこんな建物が?」と不思議に車窓を眺めていたのを思い出します
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トロッコ列車の駅もあります
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早くも紅葉!?
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川を渡ります
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更に進み、
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峠の湯が見えてきました
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更に進み、第一隧道(1号トンネル)が見えてきました
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北原白秋の歌碑「碓氷の春」
大正12年春に、北原白秋が信濃を訪れた帰りに碓氷峠で詠んだ歌だそうです -
1号トンネル、187m
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アプトの道の終点、熊ノ平まで10個のトンネルがあります
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中はレンガ造り
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1号トンネルを出ます
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裏妙義
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第二橋梁、レンガ造りのアーチ橋
横から見たいですが、頑張ってもここまで
まぁ、次の第三橋梁、めがね橋はバッチリみられるはずです -
2号トンネルが見えてきました
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2号トンネル、113m
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碓氷湖
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碓氷湖と坂本ダム
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コロボックリ というコーヒーハウス
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3号トンネル、78m
次の4号トンネルも見えます -
3号トンネル、すぐ向こうに4号トンネル
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4号トンネル、100m
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4号トンネル
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5号トンネル、244m
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5号トンネル
部分的に水が垂れてきます -
冬は寒いのでしょう、「つららに頭上注意」
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5号トンネル出口
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第三橋梁、めがね橋
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めがね橋
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向こうに見えるのは、、、、
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平成9年に長野新幹線の開業に伴い廃線となった新線です
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下を見ると、峠を攻めるクルマあり
スゴイ音で通りすぎていきました -
階段を下ります
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めがね橋を見上げる
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残念ながら、この素晴らしいレンガ造りに、落書きがいっぱい
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イチオシ
長さ91m、高さ31m
使ったレンガ202万8千個だそうです -
イチオシ
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6号トンネル、546m
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中は22℃で快適
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6号トンネルには、この様に穴が開いています
元々は、分かれていたトンネルがこの穴を残して繋がって、546mの長さになったとのこと
この穴は、SLの煙をトンネル外に出す役割もしていたそうです -
6号トンネル出口
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この辺が標高634m
東京スカイツリーと同じ高さです -
7号トンネル、75m
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8号トンネル、92m
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第六橋梁
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横から見るとこんな感じ
高さ17m、長さ52mはめがね橋に次ぐ大きさです -
9号トンネル、120m
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第10号トンネル、103m
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熊ノ平に到着
殉難の碑、昭和25年に山崩れにより国鉄職員とその家族が犠牲になり、それを鎮める碑です -
熊ノ平は信越本線が単線だった時代に平坦地のここで上下線のすれ違いを行っていました
信越本線の複線化後は、駅としての役割を終えました。
左が昔のホームと駅舎かな? -
ここから先も軽井沢へトンネルが続くのですが、
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残念ながらここで折り返し
横川駅から約6kmです -
横川は標高386m、熊ノ平が689m、約300m登ってきました
この先軽井沢は標高939m、その先は標高が下がらないので、碓氷峠は「片峠」とも呼ばれているそうです -
折り返し点で、ノンアルビールで喉を潤おす
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戻ります
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7号トンネルには、渋沢栄一の深谷レンガが使われているそうです
この菱形が、深谷レンガの印だそうです -
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2号トンネル
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1号トンネル
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1号トンネル出口
これでトンネルはすべて終了 -
峠の湯
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こちらはトロッコ乗り場
帰りはこれで、と思っていたが、料金900円と聞いて、やめました -
峠の湯
600円はなかなかお得感あり -
温泉で疲れが取れましたー
休憩室からは、裏妙義がバッチリ -
ここで、ビールと釜めし と思っていたけど、この後歩くことになったので、それはしばしお預け
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トロッコ列車が高すぎるので諦めて、歩きます
昼間も28℃と、8月にしては快適 -
旧丸山変電所
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トロッコ列車が来ました
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碓氷越えで大活躍したEF63
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碓氷峠鉄道文化むら
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行きは、碓氷関所に行ったので、ここを通りませんでしたが、ここがアプトの道の起点です
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横川駅前のおぎのや本店へ
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店の中はこんな感じ
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イチオシ
もちろん、峠の釜めしですっ!!
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イチオシ
懐かしくて、美味しい!
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横川駅、じょうろで水をかけて窓掃除
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高崎駅
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平塚行きで一気に川崎へ
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発泡酒とつまみで旅の締め
懐かしく、楽しかった!最高の日帰り旅行でした!!
この日は、24646歩
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