2017夏 18きっぷの旅5-1：土合 日本一のモグラ駅、486段の階段は谷川岳へのウォーミングアップ？

2017/09/09 - 2017/09/09

青春18きっぷの旅、第5弾＝最終章は、日本一のモグラ駅土合とずっと行きたかった日本百名山の谷川岳へ。
新清水トンネルの途中に設けられた土合駅(下りホーム)は、駅舎との標高差約70m。ホームから486段の階段を登り、改札まで約10分かかる「日本一のモグラ駅」です。
これを目当てで訪れた人が多く、ホームや階段はそれを楽しむ人がいっぱい。もちろん私も堪能しました。

鴨居 5:03 -> 東神奈川 5:17
東神奈川 5:18 -> 横浜 5:20
横浜 5:25 -> 高崎 7:48
高崎 8:24 -> 水上 9:30
水上 9:47 -> 土合 9:56

水上 19:33 -> 高崎 20:37
高崎 20:48 -> 川崎 23:10
川崎 23:19 -> 東神奈川 23:30
東神奈川 23:32 -> 鴨居 23:46

エリア 谷川温泉・湯桧曽温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日も始発です
早い時間で駅員がいないので、乗車証明書を入手

横浜線、始発に乗車

水上の天気予報は晴れ！
ずっと行きたかった日本百名山の谷川岳、何度も計画したのだけど天気がすぐれずに何度も延期してきました
満を持して、本日
晴れてくれーーーー

横浜駅、高崎行きが入線

意外にも横浜から座れました

東京で更に空いたので、嫁はんと二人でクロスシートを占拠

尾久車両センター

日経新聞に目を通します
昨日は、鳥谷選手が2000本安打を達成
タイガース生え抜きでは、藤田平さんに次ぐ二人目の快挙です！！

高崎駅に到着

朝食は駅そば

朝得セットをオーダ

朝得セット
ほうれん草や生卵、わかめ、天かすの乗った朝得そばとご飯のセット
\400、お得です

高崎駅で、普段の山仲間二人と合流、合計四人旅です

水上行き

車窓の風景
利根川

利根川
日本で二番目に長い川、そして日本で最も流域面積の大きな川です

谷川岳が見えましたっ！！

田園風景

双耳峰の谷川岳
二つの耳がハッキリ見えます
上牧駅前は、リゾートマンション？がいっぱい

上越新幹線の線路

利根川でボートのアクティビティ

水上駅に到着
海抜491m

高崎から水上にSLが走ります
次回はSLで来たいです

自販機もSL仕様、C62

こちらはD51(デゴイチ)

長岡方面は、１日にわずか５本

駅前には、生どら焼
生どら焼って何？
不正解：生意気なドラえもんに焼きを入れる
正解：生クリームの入ったどら焼き

この先、SUICAは使えません

雰囲気のある、跨線橋

跨線橋からの眺め、長岡方面

跨線橋からの眺め、高崎方面

長岡行き

谷川岳関連の看板がいくつかあります

上越線、東京から133.9km

長岡行きに乗車

普段見慣れない路線図

湯檜曾ー土合間と土樽ー越後中里間のループもちゃんと描かれています
なお、湯檜曾ー土合のループは上り線
我々が乗っている下り線はループは無く、長い新清水トンネルに入ります

新清水トンネルに入ってすぐ、湯檜曾駅に到着
そして、新清水トンネルはこの後１３ｋｍ延々と続きます

そして、遂に来ました土合駅
乗客のおよそ半分が下車

皆も体験したかったのでしょう、日本一のモグラ駅
湯檜曾駅と同じく新清水トンネルの中
そして、チョー涼しい
が、階段昇って行くに従い、温度も上がります

列車が行ってから、皆が群がるのは、

この駅名板
皆、この写真を撮りたかったようです
もちろん私も

そしていよいよ、階段です

土合駅の上り線は地上にあり、この下り線ホームはトンネルの中
上下線で約８０ｍの高低差があります
駅舎と下り線の高低差は約７１ｍ
東京の地下鉄で最も深いと言われる大江戸線の六本木駅が地底４０ｍなので、この凄さが分かります
上越線が単線だった頃、土合駅は地上駅
複線化の際、新清水トンネルが掘られ、土合駅はそのトンネル中に位置したため、下りホームはトンネル中に設けられたという経緯です
なので、地下に下った訳ではなく、海抜583mと水上駅から約90m上がっています

映画『クライマーズハイ』の冒頭シーンで、堤真一さん扮する悠木もこの階段を昇っていました

１０段ごとに段数が書かれています
階段は、５段ごとに平らな部分が設けてあり、とても昇り易いです

まだまだ先は長い
左側にはスペースがあり、当初エスカレータを導入する計画もあったらしいですが、今は具体的な予定は無いそうです

途中に休憩用のベンチあり

中間点の表示
だが、暗くてブレてしまいました

462段、長い階段終了

下を見るとこんな感じ
この階段を登ってきました

少し、通路を歩きます

川の水はキレイ

長い階段462段が終了
が、この後さらに24段あります

486段、すべての階段終了

486段目

10:08、ゆっくり来たけど12分で改札に到着
無人駅なので18きっぷに日付印を押してもらえません

１日５本
「下り線は10分前に改札を閉める」旨の記述が、昔の時刻表にはありました

土合八景、土合駅の８つの見どころが紹介されています

谷川岳、「厳しい山です」との警告
最近の山ブームで、お気楽な恰好で登ってしまいトラブルに嵌る人も多いのでしょう
自分への戒めとして、厳粛に受け止めます

駅舎にはこの看板

駅前、のどかです

土合駅舎
標高653m

最高の天気
雲一つない　と思って振り向いたら、

小さい雲あり

駅からロープウェイ乗り場とは逆方向の南方面に数分歩き、「谷川岳ドライブイン」へ

谷川岳のお土産は、「谷川の月」と、水上駅前にもあった「生どら焼き」

前日に、お弁当を予約していました
団体15名以上のオーダが入っている日のみ、対応してくれるそうです
この日は、団体のオーダがあったようで、我々４名向けにも対応してくれました

お菓子「谷川の月」とお茶付きで\800
谷川岳の山頂で食べるのが楽しみです

「谷川の月」様々なフレーバー
喧嘩することなく、無事４人で分けました

ロープウェイ乗り場へ向かいます
上は、先ほど通った土合駅の通路

踏切

上越線上り線、土合駅方面
上り線の土合駅は地上です

上越線上り線、清水トンネルの出口
1931年にこのトンネルができるまでは、群馬県から新潟県に行くには信越本線で碓氷峠を超えて、長野/直江津を経由する必要がありました
川端康成が1935年から執筆した『雪国』の冒頭で出てくる「国境の長いトンネル」とは、この清水トンネルのことです

川に滝
これは人工の滝かな？

かなり登りました
上り線の土合駅が見えます

ロープウェイ
これに乗ります

10:38、ロープウェイ駅に到着

2017夏 18きっぷの旅5-2：水上 念願の日本百名山谷川岳と水上温泉
https://4travel.jp/travelogue/11286622
に続く