2017/09/15 - 2017/09/16
147位(同エリア647件中)
ゆずのはさん
2017年9月15日(金)から19日(火)までの四国4県と広島県尾道市、岡山県、ちょこっと兵庫県赤穂市を巡る四泊五日の夫婦旅の続きです。
こちらでは、祖谷渓、大歩危、かずら橋を巡った徳島県編について記します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2017年9月15日(金)旅第一日目の午後、高知県から徳島県に移動。
吉野川を渡って、まずはJR土讃線の大歩危駅を目指します。 -
信号で停まったところで、吉野川橋の上から吉野川をパチリ。
深い緑色が神秘的だけど、台風の影響からか、以前の四国旅行で見たような美しさではなく残念でした。 -
大歩危駅が見渡せる位置に来ました。
夫(カメラ小僧)のお目当ての列車がちょうど停車中で、夫(カメラ小僧)のテンションも上がる、上がる(笑) -
JR土讃線の大歩危駅到着。
高知駅前を出発してから一時間とちょっとかかりました。 -
駅舎横にあった大歩危・祖谷観光マップ。
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夫(カメラ小僧)のお目当ては、今年の4月から運行が開始された列車『四国まんなか千年ものがたり』。
運行開始以来、予約の取れない大人気列車とのこと。
この列車が撮りたくて、大歩危駅停車時間を調べておいたそうですが、こういうことに対しては本当にマメだと思います。 -
改札を通らせて頂き、ホームから撮りました。
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大歩危駅を後に、今度は大歩危峡の遊覧船に乗るため、大歩危峡まんなかというドライブインみたいなところに来ました。
この大歩危峡まんなかは以前の四国旅行でも立ち寄りましたが、ツアー旅行のため、建物内から大歩危峡を眺めただけで残念な思いをしたので、今回こそは遊覧船に乗ります。 -
随時運行中の遊覧船。
頻繁に出ていくので、混んでいても乗れないということは無さそうです。 -
遊覧船は、建物の階段を下って、さらにスロープを下ったところにある乗り場から出発します。(料金は一人1080円)
アジア系外国人の観光客が大挙押し寄せていて、日本人観光客は乗船を待たされました。
おみやげもたくさん買ってくれるからか、お店側のアジア系外国人一団の大歓迎ぶりは尋常じゃない感じ。
日本人はそんなにおみやげ物を買ったりしなくなってるものねぇ。 -
ある程度、外国人観光客を乗せたところで、日本人専用?の船にようやく乗れました。
外国人観光客と一緒の船だと苦情が出るため、あえて一緒の船にはしないという配慮なのかは不明です。
一時期に比べると少なくなったといわれているアジア系外国人観光客ですが、日本の中でも秘境と名高い大歩危にもこんなに大挙してやって来るとはびっくり。
ともあれ、以前の四国旅行で時間がなくて乗れなかった遊覧船に乗れたこと自体には満足です。 -
透明で、比較的穏やかな水面をのんびり船は進んで行きます。
この辺りは日本三大あばれ川の一つである吉野川の中流域になるそうです。 -
振り返ると、船着き場と次に出航する遊覧船が見えました。
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手前の岩がゴマフアザラシみたいに見えるのは私だけ?(笑)
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船の中から、JR土讃線の線路が見えるのですが、先程、大歩危駅に停車していた列車・四国まんなか千年ものがたりが通って行きます。
京都の嵐山も峡谷沿いにトロッコ列車が走っているけど、この秘境の地に線路を敷いちゃうなんて、恐るべし鉄道技術。 -
斜めに亀裂の入った変成岩。
この大歩危峡は、船上から美しい川の流れだけでなく、奇岩・怪岩が楽しめるのも特徴の一つです。
大歩危峡は、2014年3月に国の天然記念物、2015年10月に国の名勝に指定されました。
私たちが前回来た時には、まだ国の天然記念物にも国の名勝にも指定されていなかったのに驚きます。 -
渓谷も大好きな夫(カメラ小僧)、他の乗客がいるにも関わらず、かなり無理な体勢で激写しまくり、私の顔の前であろうとお構い無しにシャッターを切るため迷惑この上無し…。
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船頭さんの説明によると、この辺りは一番水深が深いとか。
それにしても、ご覧のような透明度です。 -
左側に見える奇岩が獅子岩(ライオン岩)。
確かにライオンに見えなくもないですけどね。 -
この先は急流域となるため、そろそろ、この辺りで船を折り返して戻るそうです。
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船の舳先を回転させて、ゆっくりゆっくり船着き場方面に戻ります。
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30分ほどで船旅は終わりました。
船着き場には無数のウグイの群れが。 -
大歩危峡から、かずら橋へと向かう途中に、この日の宿である秘境の湯の建物が見えました。
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川と斜面に建つ家々。
この地方の特徴的な風景です。 -
有料の駐車場に車を停め、徒歩5分ほどでかずら橋の見える場所にやって来ました。
前回は500円支払ってかずら橋を渡ったので、今回はかずら橋を撮るためにだけ訪れました。 -
橋より、かずら橋を渡る観光客とかずら橋。
相変わらず、スリルに満ちた光景です。
3年に一度架けかえるというこの橋、以前の旅で渡った時は架けかえ寸前とのことで、もしかして蔓が切れたら…なんてドキドキしながら渡ったことを思い出しました。
今は日本三大奇橋として完全な観光地ですが、平家の落人伝説の地として知られた祖谷のこのかずら橋は、源氏側の追っ手が襲来した場合を想定して蔓を編んで作り、もしもの時は鉈で切って橋を落として追撃できないようにしたそうです。 -
かずら橋の出口に回って、看板と橋を撮りました。
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チェックイン予定時間を30分ほど過ぎて、秘境の湯に到着。
宿候補に、人気の祖谷美人も考えたけど、夫(カメラ小僧)が心置きなく喫煙できる(?!)こちらの宿にしました。 -
なかなか立派な外観。
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茶色い建物が本館、少し引っ込んでいるのが別館。
私たちが宿泊するのは、本館最上階のとんがった屋根の辺りかな。
このホテル、到着してもお出迎えがありません…。 -
ホテル秘境の湯のおみやげ処。
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ロビー・ラウンジ。
こちらのソファーでチェックインの手続きを済ませました。 -
ウェルカムドリンク&スイーツはなかなかおいしかったです。
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最上階の特別室がこの日の客室です。
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…広々としてはいるけど、特別感はほとんど感じられない室内。
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ホテル名入りのタオル二枚がちょっとだけ特別な感じ。
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お茶セットと、お茶のお供に抹茶チョコ。
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コーヒーマシンがありましたが、使い勝手が悪く使用を断念。
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夕食は18時からとしたので、部屋でしばし寛いだ後は大浴場へと向かいました。
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温泉棟は本館の二階と繋がっているので、エレベーターを二階で降り、温泉棟へ。
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大浴場の写真は撮れませんでしたので、パンフレットを写してみました。(ちょっと不自然な画像ですみません)
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露天風呂は撮れました。
泉質は悪くなかったです。 -
広間のようなところで夕食です。
仕切りはないけど、テーブル同士が離れているので、そんなに気にはなりませんでした。
黒毛和牛ステーキ会席プランを選択したので、どんなお肉に出会えるか楽しみです。 -
左上:食前酒(県木山桃実ワイン)
左下:作附(栗と野菜の白和え)
中央:造里(両子の造里)山芋、こんにゃく添え -
炊合:蓮根あられ饅頭(菊花餡がけ)
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焼物:鮎の塩焼(すだち添え)
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追肴:和牛そば味噌朴葉焼(岩豆腐、こんにゃく、そば団子)
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メインの一品:黒毛和牛のステーキ
柔らかくてとろけるような食感だけど、やや脂っこいかなという印象でした。
他に、阿波ポークの御美姫鍋、阿波尾鶏のたたきカルパッチョ風、祖谷手打ちそば、ご飯(阿波産コシヒカリ)、デザートと出ましたが、写真はなぜか消してしまったらしいです。
柔らか過ぎてちょっと残念だった徳島県産コシヒカリのご飯を除いて、祖谷の山里風料理は種類もボリュームも豊富で豪華な夕食でした。 -
翌日16日(土)の朝7時。
雨が降っていて霧も出ています。 -
朝食。
ハーフバイキングとのことですが、バイキングというほど種類がなく、どの宿でもお腹いっぱい食べるのに、今回は食べる物がない感じで満腹感は味わえませんでした。
夕食が豪華でおいしかっただけに残念…。 -
9時過ぎにはチェックアウトし、次の観光地へと向かいます。
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深い霧が包む祖谷渓の深い谷。
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夫(カメラ小僧)が見たかった祖谷渓の小便小僧。
(実際に見たことないけど)ベルギーの小便小僧のユーモラスな感じとは違い、この小僧さんはなんとなく寂しげな雰囲気がしました。
しかし、こんな深い山の中によく作ったなという印象。 -
剣山国定公園祖谷渓の木柱と看板。
…もうちょっと整備した方がいいかな。 -
展望台からみる祖谷渓。
左側に白く見えるのは、私たちが通って来た道路のガードレール。
この辺りは人家もなく、紅葉の時期でもないため、ほとんどすれ違う車もない深山という雰囲気の場所です。
道路が一応整備され、本当の意味での秘境ではなくなった祖谷ですが、私たちのようなちょっと田舎ながら関東に住まう者には、やはり祖谷は秘境だと思えるような景色でした。 -
台風18号が確実に近づいて来てるため、雨が段々と強くなって来ているなか、徳島県に別れを告げて香川県に向かいます。
いつかまた徳島県に来る時は、鳴門の渦潮、眉山、人形浄瑠璃『傾城阿波の鳴門』で知られた阿波十郎兵衛屋敷などにも行ってみたいと思います。
たった二日間で、高知県、徳島県、香川県と移動し、午後には愛媛県まで行くという、なんとも忙しない旅ですが、香川県編(丸亀城、善通寺観光)はまた後日。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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