2017/06/09 - 2017/06/09
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ノーーウォリーズさん
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チベット大横断 #6 ラサ Lhasaに戻ってきた翌日(2017/6/9)はサカダワ祭の日です。この日は満月でチベット暦でお釈迦様の誕生日(日付は毎年変動します)で、それを祝うためチベット人が大挙して巡礼(コルラ)をします。サカダワ祭といえばカイラス山が有名なのですが、この日は多くの旅行者がカイラスへ向かい混雑が予想さえるため、敢えて外してラサでサカダワ祭を過ごすことにしました。事前でネットで調べてもラサのサカダワ祭では何が見られるのか全く分からず、カイラスツアーのガイドに訊いても、チベット人の信仰を示す日で観光客にとって特に面白いイベントはないとの答え。またこの日はガイドがいないので、自分ですべて探すことになりました。チベットに来て2週間、その間に感じたのは年配のチベット人は未だ信心深いけれど、若者などは中国化してしまっているのではという懸念です。サカダワ祭ではチベット人の信仰心をこの眼で確かめることにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
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ラサの市内には大きく分けて3つの巡礼路(コルラ)があります。1つ目はポタラ宮を周回するコルラ Potala kora、2つ目はジョカンを周回するコルラ Barkhor kora、3つ目はチベット人街を周回する大きなコルラ Lingkhor kora。ここに行けば何か見れると思い、まずはポタラ宮へ。行って見ると多くの人々が歩いているのが見えました。
ポタラ宮 (布達拉宮) 城・宮殿
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ポタラ宮の下で。多くのチベタン巡礼者が黙々と歩いてコルラを廻っています。
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多くのチべタンに混ざって私もコルラに参加します。ポタラ宮周回コースは1周3-4kmで人の波は途切れることはありません。1万人以上は歩いているでしょうか。
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ポタラ宮を反対側(北側)から見た様子。
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マニ車を廻しお経を読んだことにします。
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ポタラ宮北側の公園には多くの人々が休憩を兼ねてピクニックしています。レストランはすべてベジタリアンメニュー、この時期殺生は禁じられています。多くの人がサカダワを祝っていますが、特にイベントはなく観光的には特に面白みはないかも知れません。
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2つ目のジョカン Jokhang周辺のコルラへ向かいます。ここはラサのチベット人街の中心で普段から人は多いので、特にいつもと変わらないかも知れません。
バルコル広場 Barkhor squareは軍人が目立ちます。チベット人が暴動を起こさないかと厳戒態勢で、場所によってはすぐ撃てる様マシンガンを構えています。写真を撮るときには彼らを映さないよう疑われないよう十分注意する必要があります。もし撮ってしまって捕まると、その後何が起きるか分かりません。一度私も疑われたことがあり、軍人にじっと睨まれていた時は生きた心地がしなかったです。バルコル 市場
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ジョカン正面で。寺の中では特別なイベントがあるような感じでしたが、残念ながら何が行われているかは外からは分かりません。ここで熱心なチべタンが五体投地しています。五体投地しているのは、今まで見た限りはおばさんが多いです。
ジョカン (大昭寺) 寺院・教会
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ジョカン周辺でもコルラをする人でにぎわっています。ここで若い人たちも五体投地しているのを見かけました。普段着の洋服のまま五体投地しているのは違和感があります。道の真ん中で腕立て伏せしているのではないですよ。
五体投地とは、立った状態で頭の上で手を合わせ、徐々に合せた手を下ろし、最後に体全体を地面につけて祈る事をいいます。その後立ち上がり、地面に伸ばした体の分だけ前に進めます。よってジョカンのコルラの1周は約1kmなので150cmの身長の人は、660回も五体投地してやっと1周できる計算になります。1周するだけでも大変です。
昼間に来た時は、それでも普通に歩いてコルラする人が殆どだったのですが、、、 -
夕暮れの夜9時頃に再度ジョカンへ行くと状況は大きく変わっており、殆どの人が五体投地しています。歩いてコルラを廻っている人は少数派です。
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今風の格好をしたチベット人の若者も五体投地に参加しています。マスクしているのは顔を地面につけるため埃を吸わないため。
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グローブを着けるのも手を地面に滑らせる時に怪我を防ぐため。この子は必死の顔をしていますが、何を祈っているのでしょうか。
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遠くにポタラ宮が見えます。もうすぐジョカンの正面に着きコルラの1周が終わります。しかし多くの人はそれで満足せず、出来る限りコラを続けます。サカダワの時期にカルマを積むのは特別なことです。
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それにしても数千人が一斉に五体投地しながらコルラを廻る様子は圧巻です。これだけチベットを感じられる時も珍しいのではないでしょうか。
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チベットを一瞥しただけでは、チベット文化は近い将来無くなってしまうのでないかと感じましたが、それは杞憂でした。チベット仏教はまだまだ老若男女問わず根付いていることを確信できました。
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途中で公安の妨害に逢い、歩いている人々は一旦コルラから締め出されます(何があったのかは分かりませんが)。仕方なく私はそこで退散しましたが、翌日朝6時ごろでもコルラを続けている人もいます。ラサ滞在の最終日に貴重な体験ができました。
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