2017/08/31 - 2017/09/06
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森 武史 さん
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2017年はちょっと遅い夏休みとなりました。
というのも、7月の中旬まで、約2ヶ月間インドに滞在していた関係で、帰国後早々に夏休みという気分にもなれず・・・
結果、9月初旬の夏季休暇となりました。
・・・で、行き先はというと、インド再訪です。
まぁ、インドと言っても、北のラダック地方。
もはやインドとは別の国と言っても過言ではないほど、インド感は無く、いわゆるチベット文化圏ですね。
でも、地理的には「インド」なので、ビジネスビザを活用して、再訪となりました。
今回は、運良くANAのムンバイ行き特典航空券が減額キャンペーンをやっていたのも決め手。
ムンバイ経由だと結構遠回りになっちゃうんだけど、飛行機代はかなり節約できました。
<旅行記>
#1 復路 東京出発~レー到着
#2 レー初日
#3 ラダックツアー1日目 ヌブラ渓谷
#4 ラダックツアー2日目 パンゴン湖
#5 ラダックツアー3日目 パンゴン~レー
#6 レー最終日
#7 帰路 レー出発~東京到着
<基本情報>
■航空券
ANA特典航空券(28000マイル+9,160円)
(1)08/31 NH829 X 成田(12:30)⇒ムンバイ(17:45)
(2)09/05 NH830 X ムンバイ(20:20)⇒成田(08:40)
エア・インディア(2,6570円)
(3)08/31 AI101 S ムンバイ(21:00)⇒デリー(23:10)
(4)09/01 AI445 U デリー(05:55)⇒レー(07:20)
(5)09/05 AI446 U レー(11:00)⇒デリー(12:25)
(6)09/05 AI636 S デリー(15:10)⇒ムンバイ(18:25)
■宿
・1日目(レー)
Ashoka Guest House 500ルピー(=900円)
・2日目(ヌブラ)
BAGO Guest House 1,200ルピー(=2,160円)
・3日目(パンゴン)
BARMA Home Stay 300ルピー(=540円)
・4日目(レー)
Tsumori Hotel 1,420ルピー(=2,560円)
■通貨レート
・カードキャシング 1ルピー=1.73円(手数料込み:1.77円)
・両替(レー) 1ルピー=1.82円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
レー2日目の朝。
時差ぼけで夜明け前に目が覚めた。
高山特有の頭痛が若干するけど、体調は万全。
昨夜飲んだダイモアックスが効いたっぽい。 -
出発の準備。
この日はヌブラ、パンゴンへと向かう。
このエリアに向かうためには、パスポートと通行許可証(昨日取得)が必須。 -
ツアーの車は8:00に来る予定。
ゲストハウスの庭をぶらぶらして時間を潰す。
レーの町ではいたる所に鈴なりのリンゴの木を見かけます。 -
ツアーに同乗するフランス人のニコラスも、宿まで来てくれた。
そして、ドライバーも到着。
車は大きめのタクシー。 -
その後、インド人カップルのジャスティンとカミニも合流。
ドラバーと4人の参加者で2泊3日のラダック観光スタートです。
レーの町を離れて、早速、峠越えのルートを走り出す。 -
谷間には小さな集落。
ちょうど収穫時期を迎えた畑がパッチワークのようで美しい。 -
斜面をジグザグに這うように上って行く。
-
さっき見た集落もあんなに小さく。
既にレーの町は見えない。 -
レーの町を出発してから1時間ほどで、チェックポイントへ。
ここで、ドライバーにパスポートとパーミットを渡して、手続きして貰う。
ちなみにインド人でも、他の州から訪れるツーリストはパーミットが必要。 -
通行許可の手続きは5分ほどで終了。
ドライバー任せで、自身は特に何もする必要はない。
再び、山道を登る。
道は次第にオフロードに。 -
なんか、雲も出て来た。
この日は天気は期待できなさそう・・・ -
かなり上ってきた。
既に富士山の頂上より高い。
まぁ、出発したレーの町自体が標高3500m超えだからね。 -
レーの町を出てから2時間後。山道はぱっと開ける。
ここが・・・ -
峠のてっぺん、カルドゥン・ラ。
車が通れる世界最高の峠と言われている。
ただ、実際は定かじゃないそう。
チベットには入境が制限されているところもあって、正確に調査できていないんだとか。 -
GPSの測定では海抜5359mらしいが、峠の石碑には峠には5602m(18380フィート)と記されている。
なんかもう、「言ったもん勝ち」みたいな気もするが。。。 -
はためくタルチョ。
風が強くて、冷たくて、ずっと外には出てられない。 -
同乗のニコラスが深い谷を見つめていた。
ちなみに彼はアマチュア・フォトグラファー。
この後、彼のリクエストする撮影スポットはセンスのあるところばかり。
これは、大変助かった。 -
15分ほど峠で小休憩。その後、再び目的地へ。
峠を越えたので、ここからは下り道が続く。 -
ときどき、小さな集落が見える。
人間って、凄いなぁ。こんな所でも生活してるんだね。 -
人間の生活圏にはタルチョが。
集落が近い目印でもある。 -
谷底に小さな集落が見えて来た。
なんか、ナウシカの世界観じゃない? -
小さな集落の小さな食堂で少し休憩。
同じような小さな商店や食堂が2,3軒並んでいた。 -
澄んだ川の周りに開けた平野。
やはり水のあるところに人は集まるようで。 -
質素なレストラン。
ツーリスト相手に商売をして、現金収入を得ているんでしょう。 -
なんともシンプルなメニュー。
お茶だけ頂きました。
お茶は20ルピー。
正直、都市部より値段は高いかも。 -
路上ではふっさふさの犬たちが寛いでいた。
-
ニコラスのお菓子の臭いを嗅ぎつけて、集まってきた。
物欲しそうな眼で見つめるワンコたち。 -
お店の子供。めっちゃ可愛い。
彼らは国籍上はインド人だけど、顔立ちは日本人に近い。 -
この辺りは地元の人たちの休憩スポットになっている模様。
こういう小さなレストランや商店はラダックエリアでは貴重な存在。 -
休憩後は谷底の平野部を走る。
隣には灰色の川が流れている。
なんで灰色なのかな? -
やがてディスキット村に到着。
この辺りは「世界最果ての地」と呼ばれているそう。 -
「世界最果て」ってのはおおげさな気もするが、確かにこんな所で生活する人たちがいるのは驚きだ。
途中はずっと険しい山だったし。 -
山の斜面には僧侶たちの修行の場であるゴンパも。
-
ドライバーは平野にポツンとある丘の上へ。
-
丘の上にあるディスキット僧院。
比較的新しいが、大きな仏像も。
2010年にはダライ・ラマも訪れたそう。 -
このあたり一帯がディスキット村。
周りは高い山に囲まれて、谷底に広がるオアシスのような場所だ。 -
僧院の周りを少し散策。
-
めっちゃ石が積んである。
どういう意味があるのか、謎。
誰か教えてください。 -
こちらは旅行者が積んだのかな。
-
午前中は曇天続きだったけど、ここに来て少し、晴れ間が出て来た、
-
灰色の河を中心に広がる平野。
周りは木々も生えない荒涼とした山々に囲まれている。
なんとも不思議な景観で、ずーっと見入ってしまう。 -
僧侶。
奥には彼らが生活するゴンパ。
この後、ゴンパにも立ち寄った。 -
こちらは地元のおばちゃんかな。
やっぱ、景色を眺めてしまうよねぇ。 -
続いて、ゴンパへ。
先ほどいたディスキット僧院が小さく見える。 -
大きなマニ越しのディスキット村。
-
レーの町にもゴンパはあるけど、中を歩くのは初。
移動はすべて、石段を上ることになる。これも修行なのか・・・? -
標高はレーの町より低いとはいえ、2000m級。
すぐに息が切れる。 -
これは年季の入ったマニだな。
-
それほど大きなゴンパではないけれど、頂上まではまだまだ。
やや恰幅の良いインド人カップルは、なかなか上がって来られないようだ。 -
ようやく本堂へ到着。
ここまで来ると、息、切れまくり・・・ -
ディスキット村の全貌が見渡せた。
-
建物自体はまだ上まで続いているようだけど、観光客が入れるのはこのあたりまで。
-
お坊さんは快く写真に応じてくれました。
こう見えて、彼らも普通にスマホとか使っていて、意外と現代人です。 -
本堂の中。
靴を脱いで入ります。 -
ダライラマの写真が飾ってありました。
-
お坊さんたちが砂絵??
帰国後に調べたら、砂曼荼羅という修行だそうで。
着色した石英の粉で描いた後は、壊して川に流すんだとか。
修業とは奥深い・・・ -
このあたりは、パキスタンとの国境まではわずか10kmほどの場所。
2010年に初めて外国人の入域が解禁されたそう。
現時点で外国人が入れる場所の中ではインド最北端の土地です。 -
小さなミュージアムがありました。
古い調理器具の展示や、ダライラマが訪れたときの写真とか。
お坊さんがお茶を振る舞ってくれました。
最後に20ルピー寄付してお寺を後にしました。 -
ディスキット村のメインストリートと思しき道を通過して・・・
-
本日の宿へ。
特に予約をしていたわけではなく、ドライバーにお任せした。
このツアーは、宿代は含まれていなくて、現地で宿を探す必要がある。
でも、ゲストハウスはたくさんあるし、テント泊の施設なんかもあるので、宿探しで困ることはない。 -
取り合えずチェックということで、部屋を見せて貰ったんだけど、十分。
値段は、200ルピー。
・・・え?めちゃ安!ってことで即決!
ただ、翌朝、精算したら200ルピーじゃなくて、1200ルピーでした。
同行のフランス人は「高すぎる!」と半日くらいブーブー言っていた。
WiFiは到着時にちょこっと使えたけど、その後の滞在中はほとんど停電で使えず。 -
時間は16:00。
チェックイン後、再びドライバーと共に外出。 -
やって来たのは、宿から車で15分ほどのところにあるフンダル砂丘。
-
車を降りて、平原の奥へと歩いていくと・・・
-
突如として、ラクダの群れ。
こんなにたくさんのラクダを見たのは初めて。 -
まぁ、観光用のラクダなんだけどね。
キャメル・ライドというアクティビティが楽しめます。
最安コースで15分200ルピー(=350円) -
ホントはここは宿のチェックイン前に訪れる予定だったけど、この日はたまたまお祭りで、ラクダさんたちはみんなお祭りに参加していたそうで。
お疲れさまです。。。
しかしまぁ、ラクダってのはお行儀がいいね。
全員、じっと出番を待ってます。 -
お尻が・・・可愛すぎる・・・
-
こちらが今回の相棒。
背中に乗ると、ラクダの後頭部が真正面。 -
そして、砂丘に向かって出発。
縦一列に並んで、ゆっくり歩いていく。 -
これ、意外と楽しい。
そういや、馬にも乗ったことないんだよね。
結構、お尻は痛かったので、15分コースでちょうど良いかも。 -
砂丘の奥で、現地のスタッフが写真を撮ってくれます。
そして、スタート地点へ折り返し。 -
ちょっと天気が崩れてたのが、残念だったけど、いい記念になりました。
-
そもそも、こんなに間近でラクダを眺めること無いからね。
ラクダのあくびは結構、エグいです・・・ -
地元の子供たちも、この表情。
-
キャメル・ライドの後、ドライバーが宿に戻ろうとしたので、あと1時間くらい居させてくれと交渉。
了承もらって、もう少し景色を楽しむことにした。 -
山の麓には砂丘が広がっている。
-
どうしてこんなところに砂漠が広がっているんでしょう?
そもそも、この砂はどこから来た? -
一方で、すぐそばには小川も流れている。
-
砂丘なんだけど、湿地帯も広がっていて、いわゆるオアシスのようなエリア。
-
独特の景観を形作っています。
-
陽が沈むころ、少し晴れ間が出始めた。
明日は晴れる模様。
個人的には翌日が旅のメインなので、この日はこれで十分でした。 -
突如現れた羊の群れ。
車の間を縫うように、移動していった。 -
晴れて来たけど、薄暗くなってきた。
暗くなり始めると、急激に気温が下がり始めます。 -
日中は20℃を超えるけど、夜は1桁台まで気温が下がる。
-
最後は砂丘の丘からぼーっと過ごしていた。
現実離れした世界を楽しんでいました。 -
1眼レフ片手に散策していたニコラスも大満足して帰って来た。
さて、暗くなってきたし、宿へと戻りましょう。
宿に着いて、夜ご飯をオーダーしておく。
家族経営の宿なので、すぐには出来ない模様。
この日は、5,6組の旅行者が宿泊していた。 -
20:00
みんなで夕食。ビールもあったけど、やめておいた。
注文したのは
チキンモモ 190ルピー -
ベジトゥクパ 110ルピー
値段はちょっと高めだけど、しょうがないね。
お味とボリュームは十分でした。 -
こうして、ラダック1日目の観光は終了。
翌朝はいよいよ、旅のハイライト、パンゴン湖へと向かいます。
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