2017.8 　今年もマイルで　チェコ・オーストリア・ポーランド（＆ＩＳＴ・ＳＥＬ）　中世の美しい城と街並み　５）プラハ　2日目後半　フラッチャニ地区と新市街　プラハ城と花火　

2017/08/12 - 2017/08/12

圧巻のプラハ城を見学後、同じフラッチャニ地区のロレッタ教会、ストラホフ修道院の図書館を見学。
ストラホフ修道院からネルドヴァ通までの美しい景色の道で母子とも「プラハ　いいねーー！！」を連発。静かでプラハの絶景が望めるこの地区に、貴族がこぞって屋敷を建てた理由がわかる気がした。

その後の新市街のヴァーツラフ広場では明らかに違和感のある黄色いくまさん。
「どう見ても足長すぎるだろー！！」　　・・・スラブ系のモデル級？　さすが。

夕方には旧市街の火薬塔に登り、夕食後に見に行ったプラハ城の夜景ではちょうど花火が・・・

美しすぎるプラハ。
アラフィフのおばさんも惚れる、ロマンティック　プラハ　なのでした


スケジュール
ANAマイル　60,000×２　
諸税込＠￥17,020-×２＝￥34,040-　
燃料代￥0　（今年は安く行けた）
8/10　TYO/IST　TK053 (21:25/04:10+1)
8/11　IST/PRG　TK1771(12:05/13:40)
　　　　プラハ２泊
8/13　プラハ-チェスキークルムロフ　
　　　 Student Agency (9:00/11:55)
　　　 CKーウィーン　CK Shuttle(16:40/20:00)
　　　 　ウィーン３泊
8/16　VIE/KRK OS597(13:05/14:05)
　 　　　クラクフ２泊
8/18　クラクフーワルシャワ EIP(9:50/12:10　
　　　 　ワルシャワ１泊
8/19　WAW/SEL LO097(16:30/09:10+1)
8/20　SEL/TYO OZ108(18:50/21:10)

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

プラハ城を見学後、次の目的地へ。
フラッチャニ地区は貴族が住んでいた大きな屋敷が多い。
旧市街に比べると道幅も広く馬車も余裕で通れそうだ。
観光にはちょっと不便かもしれないが、機会があればこの地区をベースにゆっくりと贅沢に滞在してみたい。

ロレッタ教会に到着。
プラハ城から650メートル程。

大人(150Kc)と子供(6-15歳80Kc)のチケットとフォトチケット（100Kc)を購入。
ここはクレカ払い。
こちらのカメラチケットの画像はSONYαだった

ロレッタ教会 寺院・教会

右側がロレッタ教会のフォトチケット。画像はSONYαだった。
左側は後日に行くポーランド　ヴェリチカのフォトチケット。これは私としたことが大失敗をしてしまった悲しいチケット。それはクラクフの旅行記で。

中に入るとフレスコ画があったり、回廊になっていたりで一昨年に行った、フィレンツェのサンマルコ美術館やローマなどイタリアの教会を思い出した。
ごてごてのバロック様式で贅を尽くしたキンキラキンの教会といった印象。

サンタ・カーサ（聖なる家）の祭壇

礼拝堂もきらきら。

天使はちょっと怖い感じ

ロレッタ教会は2階が有名。

6222個のダイヤをはめこんだ聖体顕示台もすごいが、とにかくキンキラキン。
もの凄い量の宝石や金銀、サンゴなど教会がいかに権力がありお金を持っているかがわかる。

目と脳がチカチカ。

サンゴやトルコ石も目立つ。
アンティークの家具も素敵だ。

外観も素敵なロレッタ教会

ロレッタ教会の向かいはチェルニン宮殿。

チェルニン宮殿 城・宮殿

庭園をちょっと覗いてみた。

もっと時間があれば、フラッチャニ地区の宮殿の庭園をいろいろ回ってみたかった。
また機会があればプラハは1週間位滞在したい。

他に誰もいない、とても静かできれいな場所だった。
ベンチに座って小休止。

この先に進んでも行けるらしいが、はっきりわからなかったので大事を取ってきた道に戻る。

次の目的地までまた歩く。

花がある街燈が素敵だ。

ロレッタ教会から５００メートル程ストラホフ修道院に到着。

ストラホフ修道院 (ピクチャーギャラリー / 図書館) 寺院・教会

中は広い。

お昼時に到着したので、図書館は昼休み中。

ここも2度目のプラハに出てきたビールの飲み比べ！はしないので、私たちは修道院内のレストランでランチにした。

Velka klasterni restaurace 地元の料理

修道院で作っているビールが飲める。
昨日、今日とビールを飲んだ。普段の自分の1年分位か。
ホームメードのビールの一番小さいサイズ　300mlだが飲み切れず。

チェコ名物のローストダックとクネドリーキ　286Kc
グラーシュスープ　156Kc（鹿肉と書いてあったが本当かわからない）
と、修道院のビール　Matuska　0.3L　45Kc

クネドリーキはまずいというのをネットでよく見たが、自分的にはそれほど×ではなかった。ただ重いので量は食べられない

113時になったのでストラホフ修道院図書館を見学。
大人120Kc　子供60Kc　フォトチケット50Kc
ここは現金のみ。
前に並んでいた人が現金がなかったらしく、どこかのATMに下しに行っていた。

図書室その１

さすがに図書館。
古い本がたくさん
古いだけではなくデザインが素敵。

かわいい！
素敵！
本そのものがアート。

図書室その２
どちらの図書室にも入れないのが残念。
次に行くウィーンの「美しい図書館」は中に入れるのでハリーポッターの世界みたいで楽しかった。

もう一度見納め。

図書館のとなりの教会

ストラホフ修道院の見学を終え、今度は入ってきた時とは反対の門から出る。

でてすぐ右側にあったレストラン。
きっと景色がいいだろうからこちらでランチをとっても良かったな。

奥にはペトシーンの展望台が見える。
時間と体力があれば行きたかった。

聖ヴィート大聖堂が少し見える

ここからネルドヴァ通りまで降りていく道はこの絶景。
静かで美しくて・・・

親子ともプラハで一番気に入った場所だ。

遠くにテレビ塔が見えた。
ジシコフテレビ塔
何やら塔には虫のようなものが・・・

テレビ塔（タワーパーク プラハ） 建造物

ああ、これが有名な赤ちゃんね。

この赤ちゃんは顔がなく、全部で10体あるそう。
チェコを代表する芸術家ダヴィット チェルニーの作品とのこと。
この角度で10個中9個が見えた。
こんな遠くからみて見えるから、近くで見るとかなり巨大な赤ちゃんなんだろう。

朝の散歩でみたユダヤ人街のカフカ像やダリボルカの展示物等、チェコ人、スラブ系の民族はシュールなものが好きなのか？

青空と雲とストラホフ修道院。

この地区は緑が多い

緑の正体はぶどうだった。
このぶどうからチェコワインができるのかな。

ペトシーン飢餓の壁

カレル4世統治時代に飢饉やペストが流行した中、多くの人々が飢えで死んでいったことに胸を痛めたカレル4世が1200メートル程の壁を建てた。その際皇帝であるカレル4世も壁を建設する労働者と共に働き、労働の代償としてパンを手渡し、労いの声をかけたという伝説があるらしい。

飢えの壁 建造物

フラッチャニ地区も中世の街並み
標識がなければすぐにタイムスリップできる。

歩道の石畳は後から作ったものだろうか？
センスがいい。

絵になる街並み。
またすぐに行きたい場所。

中世の街並みと石畳。
私がこよなく愛する風景。

ネルドヴァ通りにやってきた。
ここは両サイドにお店が沢山。

チェコはマリオネットが有名。
そういえばマリオネットもかなりシュールなものが多いな。

ネルドヴァ 建造物

かわいいお店

自分の頭の中の自分像と写真に写った自分（現実）があまりに違うので、40代中盤以降殆ど自分の写真を撮らなくなってきたが、今回は記念に1枚撮ってもらった。

ジンジャーブレッドミュージアム。
有名な人形以外にも可愛いジンジャーブレッドが沢山あった。

ジンジャーブレッド ミュージアム スイーツ

聖ミクラーシュ教会まで戻ってきた。

聖ミクラーシュ教会 (マラーストラナ) 寺院・教会

教会の前にはリムジン。
8月はウェディングシーズン
そこここに幸せオーラが溢れている。

プラハ城を見上げる。

マラーストララナ広場には頻繁にトラムが走っている。

街並みに溶け込んでいる。
カラフルなラッピングトラムよりもやはりこういったノスタルジックなものの方が風情があっていいな。

マラーストラナ広場 広場・公園

ここで息子をパチリ。
まだ中2で、先月末に14歳になったばかりだが、すでに180センチを超えてしまった。ハーフなので堀が深くかなりのイケメン（親バカ）

この時間王の道はこの混雑。
スリに要注意ですね。

ただ、プラハの治安はよかった。パリやブリュッセル、ローマとは違い安心して観光できた。

世界中から来る観光客。

私の勤務先がある渋谷も近年は外国人観光客がとても多い。
この調子で日本の国際化がどんどん進むといいな。
ただ、日本人は自分たちの狭小な常識の枠に入らないものを非難する傾向が強いから、いろいろあって、いろいろ違って、それが世界と受け入れてほしいと願っている。

ヴルダバ川の遊覧船。
これも次回乗ってみたいな。

カレル橋もこの人出。
まっすぐ歩くことも大変。

カレル橋 建造物

旧市街まで戻ってきた。
ここでやっとトゥルデルニークを食べる

トゥルデルニークのトッピングは数種類あり選ぶ。

いちごが酸っぱいと嫌なので、シンプルな方に。

旧市街広場に戻ってきた。
ヨーロッパの旧市街は馬車が多い。
ただ夏はチョットきついね・・・　匂いが。
馬はとてもかわいいけど。

旧市街広場 広場・公園

ホテル前のミクラーシュ教会を覗いて、

聖ミクラーシュ教会 寺院・教会

いったんホテルに戻りトゥルデルニークを食べて、コーヒーを飲んで一休み。

ホテル リッペルト ホテル

一休み後、近くのハヴェル市場へ。

ハヴェル市場 市場

ベリーの盛り合わせ。きれい。
ただ息子は奥の平べったい桃が好物。
平べったい方が甘くておいしい。

ハヴェル市場の並びにあるハヴェルスカーコルナ。
オススメされていたので覗いてみたけれどまだお腹が空いていないので写真だけ。

ハヴェルスカー コルナ 地元の料理

新市街　ヴァーツラフ広場にやってきました。
昨日から歩きっぱなしなので足が痛い。

ヴァーツラフ広場 広場・公園

広場の両脇の立派な建物は、ホテルやショップ、レストランが立ち並んでいる。

火薬塔にそっくりのインドジシュスカー塔。

インドジシュスカー塔 (Jindrisska vez) 建造物

ヴァーツラフの騎馬像の前には、

聖ヴァーツラフの騎馬像 モニュメント・記念碑

プラハにも黄色い熊さんが。

あれ、バランスが・・・変。
足の長いスラブ系熊さんでしょうか？
前の女子たちが何とも言えない顔で眺めています。

これもチェコのシュールな一面？
クオリティが高いのか、低いのか（笑）

ヴァーツラフ広場も人が多い。
端から端までは７５０メートルもあるらしく、とても長い。
足痛い。

国立博物館はお化粧直し中。

国立博物館本館 博物館・美術館・ギャラリー

この先、プラハ歌国立歌劇場、プラハ本駅まで行きたかったが、すでに自分の足と息子が悲鳴を上げていて断念。
プラハ　見所多すぎ。

足が痛いのに、よくマップを見ずにまたヴァーツラフ通広場を戻ってしまった。
失敗。
火薬塔に行くのであれば、プラハ本駅、ジュビリーシナゴーク、ミュシャ美術館を通っていくべきだった。
加齢に加え去年まで週に2、3回のランニングもやめてしまったので、体力の衰えは顕著。
疲労は脳に一番ダメージをもたらす
この旅はそれが原因の失敗が数多く、スケジュールの立て方を反省。

このオブジェは足はあるけど顔がない。
なにかはまだ調べていない

火薬塔まで戻る。
遠回りしてきてしまったので気力が持たずミュシャ美術館まで行くことができなかった。自分の観光欲の残量も少なくなっていた。

ショパン発見。
後日行くポーランドではショパンが楽しみ。

共和国広場のスーパーBILLAやその前の蚤の市などを少し見たが疲れていたので好奇心は湧いてこなかった。

足は痛いが、最後の体力を振り絞り火薬塔を登る。
旧市街広場の塔が工事中で昇れないので、百塔の街なのにまだ塔に登っていない。
頑張らねば。

火薬塔 (火薬門) 建造物

小さい入り口から少し登ったところにチケット売り場がある。
クレカで支払い。
大人100Kc 息子70Kc

螺旋状の階段は狭く、1つしかないのですれ違いが大変。

古くて心配。
階段の幅もこんなに短い。

ステンドグラス

展望階に到達。

360度プラハの街並みが見渡せる

すぐ下の王の道は2つの屋根が特徴的なティーン教会がある旧市街広場を通り、その先のプラハ城まで続く。

プラハ城方面は逆行。
でもそれはそれで、シルエットが素敵だ。

火薬塔の屋根。

火薬塔の前の銀行にはライオンが。

その向こうには赤ちゃんのいるテレビ塔が見える

火薬塔の前は市民会館の屋根。

市民会館 建造物

火薬塔を降りて市民会館へ。

もう歩きたくないので、プラハ最後の夜の食事はこちらのレストランにした。
市民会館の地下１階のプルゼニュスカーレスタウラウェ。

プルゼニュスカー レスタウラツェ 地元の料理

この旅行で病みつきになった中欧のスープ。

グラーシュスープともう一つは忘れてしまったが　
Hovezi vyvar z zeberとレシートには書いてある。
スープはいずれも95Kc
ストロガノフ　385Kc
サラダ　175Kc

スープとサラダ◎
ストロガノフ　○

夕食の後、いったんホテルに。
すでにギブアップした息子は休み、私だけライトアップされたプラハ城を頑張って見に行く。

旧市街橋塔　きれい・・

旧市街橋塔 建造物

うゎゎーー

やっぱり見に来て良かったーー
きれいー

プラハ城 城・宮殿

美しすぎて、まるで映像を見ているよう。

と思っていたらなんか光ってる。

あ、　花火。

なんとプラハ城とヴルダバ川と花火のコラボレーション。
嬉しすぎて涙が出そう。

ヴルダバ川の川面に映る花火の美しさ

この美しさにみんな圧倒されて黙り込み見入ってしまう。

花火は結構長く続いていた。
シャッターチャンスは多かった。

花火が終わり、またプラハ城が存在感を増す。

もう自分の足も限界を迎えた
でもこの頑張りがあったので、
プラハ最後の夜に思いがけずこんな素敵な思い出ができた。
自分をほめよう。

カレル橋 建造物

明日はチェスキークルムロフそしてウィーンへと向かう。

天文時計 建造物

ライトアップされたテイーン教会の雄姿も見納め。
ホテルに戻り荷物をまとめて爆睡。

ティーン教会 寺院・教会