オーストリア・チェコ旅行８　クトナーホラ

2017/08/27 - 2017/08/27

ありがたいことに今日も晴天。プラハから60km余のクトナーホラに日帰りしました。
クトナーホラ本駅のインフォメーションに何と日本語の観光案内が！
まず本駅から徒歩10分ほどのセドレツにあるクトナーホラ一有名な墓地教会。本物の骸骨４万人分が装飾に使われています。シャンデリアまであらゆる装飾が人骨！　でも思ったより明るい印象でした。
お次は聖母マリア大聖堂、世界遺産だそうです。田舎の教会とは思えない立派なものでした。いずれも午前中だったせいか、混んでなくてゆっくり見られました。
１時間に１本の路線バスが来ません。仕方ないので市の中心まで30分くらい歩きました。バス通りが工事中で、その影響で来なかったのでしょうか？

市街の中心・パラツキー広場近くのハルモニアでランチ。安くて味もまずまず。チェコは多くのレストランがgood(^o^)
もうひとつの世界遺産、聖バルボラ教会に。1388年に始まった建設は５世紀以上を経て完成したそう。外観も内部も素晴らしかったです。
さて４時。帰る手もありましたが、勢いでフラーデク鉱山博物館に。ここの売り物は、ヘルメットをかぶり、中世の銀山の坑道を実際に歩きます。よくもこんなところで作業できたもの!?という、細く曲がりくねった坑道です。太った人はたぶん通れない(笑)。案内役の解説がチェコ語中心なのがやや難ですが、面白い体験でした。

プラハ戻りは８時近くなりましたが、最後の夜なので近くの居酒屋に。残念ですが、料理がうーむ……　ホテルで飲み直しました(苦笑)

エリア クトナー・ホラ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

プラハ本駅まで歩きます、徒歩15分くらい

プラハ本駅 (プラハ中央駅) 駅

プラハ本駅内部

私たちが乗るプチョフ行が何番ホームか駅の掲示板では空白(>_<)　インフォメーションで聞くと｢数分のうちに決まる｣　日によって違うのでしょうか!?

さあ墓地教会に着きました

全聖人墓地教会 (セドレツ納骨礼拝堂) 寺院・教会

骸骨です

どれもこれも

こちらも

骸骨シャンデリア

お次は世界遺産の聖母マリア大聖堂

聖母マリア大聖堂 寺院・教会

内部

反対側

下部のアップ

天井画

２階に上がるには、この屋根裏のような細い通路を

２階からの眺め

路線バスがなかなか来ないので、市の中心へは普通の住宅街を歩きます

こんなふうに道路が工事中なのが原因？

クトナーホラ市の中心・パラツキー広場

広場にある案内図

ハルモニアでランチ、ビールも美味しい

ハルモニア 地元の料理

もうひとつの世界遺産・聖バルボラ教会に

聖バルバラ教会 寺院・教会

荘厳な内部

ステンドグラス

天井画

教会の前で寛ぐ人々

私たちもアイスコーヒーを求めて一休み

市街も見えます

音楽を奏でる若者たち

フラーデク鉱山博物館

フラーデク鉱山博物館 博物館・美術館・ギャラリー

こうやって動力を得たのでしょうか

さあ地下の坑道へ

暗くて狭い坑道を歩きます

坑道から地上に出て博物館まで戻ります
向こうに聖バルボラ教会

昔の坑夫一家？　ちょっと……という感じです

地図を頼りにクトナーホラ・ムニェスト駅に

６時前、迷わずに無事到着

来たときと同様コリン駅で乗り換え
このプラハ行に乗ればOKと思ったのですが、私たちの安い切符(３人往復で2,500円！　JRの半額以下)ではダメと断られ(涙)

待っている間に乗用車を大量に積んだ貨物列車が通過
結局７時すぎの各駅停車に、混んでいてデッキに立ちました
多くの乗客が降りる終点プラハ本駅のひとつ前のプラハリベニ駅で、中国人のおばさん４人組が血相を変えて｢ここはプラハか？｣。｢違う、(あんたたちが降りる)プラハ本駅は次(No, Praha central station is next)｣と私にしては簡潔明瞭な答え。おばさんたちは｢謝謝｣の一言もなく安心したのか仲間内のお喋りに興じています。
プラハ本駅まで数分、隣にいたのに何も言わないとは(>_<)　｢プラハのどの駅で降りたいの？(Which Praha station will you get off?)｣と紋切り型の返答すべきだった？(苦笑)

プラハに戻ってきました　地下鉄からトラムに乗り換えます

ビールはまずまずでしたが……

この旅行記へのコメント （5）

• Reinheitsgebotさん 2019/05/04 09:16:54

  ドプチュクでしたね

  プラハの春……同じく中学生の時でした。ドプチュクが脚光を浴びながら、ソ連の圧力で失脚させられたこと、チャスラフスカもまたメキシコ・オリンピック参加のための出国を妨害されたこと。
  
  1980年代はまだまだ冷戦を引きずっていたことなど記憶に刻み込まれています。海外旅行は80年代はじめからでしたが、当時はまだお約束的な場所だけだったことと、毎年行けたわけではありませんでした。1989年にベルリンの壁が崩壊した時は、仕事が超忙しかったことに加えて、それではといそいそ旧東側を旅しようとは考えませんでした。
  
  初めてベルリンと合わせてドレスデンを訪れたのは1998年の冬、まだまだ壁の東側の復興途上でしたね。ちなみに1991年８月にバイロイト音楽祭を初めて訪れ、ミュンヘンからバイロイトに向かう日の朝、テレビがソ連でクーデターが起きたらしいと報じていましたが、詳細はわからず……ネットの“ネ”の字もない時代でしたから。

  ねもさん からの返信 2019/05/05 12:46:58

  RE: ドプチュクでしたね

  Reinheitsgebotさん　コメント＆ご投票ありがとうございます。
  Reinheitsgebotさんは、そんなに昔からあちこち歩かれていたのですね。たしかに、前世紀と現在とでは、海外旅行の環境は激変したと思います。私にとっては、ネットをいじくって海外は2005年のスイスが初めてでした。
  刺激を受けたわけではありませんが(笑)、私もドレスデンやベルリンは歩いてみたいと思っています。
  またいろいろ教えてください。

  Reinheitsgebotさん からの返信 2019/05/05 13:40:29

  ネットの功と罪と

  ネットの助けを借りて旅行をするようになって20年ほどになります。
  
  レンタカーを運転するようになったのは2002年からで、当時はネットの地図は満足できなかったのと、モバイル環境がなかったので、色々と苦労しましたが、グーグルマップとストリートビューのおかげで、それが使える場所に運転していくことは苦でなくなりました。
  
  ただ、ストリートビューですが、初訪問の場所であっても既視感あり過ぎというのが旅行の緊張感を殺いでいるようで、これは功罪半ばでしょうかｗ

• Reinheitsgebotさん 2019/05/04 06:59:11

  チェコのビール

  チェコには足を踏み入れたことがないので、まさに本場のピルスナービールを味わえないままです。
  
  レンタカーを走らせている時、アウトバーンの行き先表示板に“プラハ”の文字を見つけたこともあって“行こうと思えば陸続き”を実感させられます。
  
  神保町暮らしが長かったので、今でも洋食ビアホールのランチョンに通っていますが、最近になってピルスナー・ウルケルの樽生を出してくれるのがせめてもです。

  ねもさん からの返信 2019/05/04 08:52:25

  Re: チェコのビール

  Reinheitsgebotさん　コメント＆ご投票ありがとうございます。
  チェコにも是非！　安心して気ままに歩けるのに物価がまだ安いという稀有な国だと思います。
  チェコでは、昼・夕・夜とビールを飲み続けました(笑)　あとホテルの朝食にスパークリングワインまであって!!(週末のみ)
  Reinheitsgebotさんはたぶん、プラハの春とその終焉を覚えておられると推測します。多感な中学生にはあまりにショッキングな出来事でした。私のチェコへの思いは半分以上、プラハの春に由来しています。