2017　天上天下　博愛公平　カオダイ教総本山　　 The Caodaism.

2017/08/08 - 2017/08/13

　雨季のカオダイ教寺院ツアーをご覧頂きたい。

正しくは　クチトンネルとタンニンのカオダイ教総本山のツアー
日本人御用達のウェンディツアーに参加した。
地元には激安ツアーもあるが、内容を重視するならば
ウェンディツアーをお勧めしたい。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

祠なのか？　
ホーチミン市内から約１００㎞　タンニン省のカオダイ教総本山に到着

儒教・道教・仏教・キリスト教・イスラム教　の教えを
土台にした事から　カオダイ教（高台）となったそうだ

　内側から見た門　
遠目だと龍が　キュートなパステル調のムカデに見えてしまう(笑)

タンニン省の７割がカオダイ教の信徒らしい
因みにハノイに信徒はいないそうだ

カオダイ教の王子様か

まるで庭園だ
因みにカオダイ教は過去に　軍を保持していたそうだ

常連は人に限らず

多分南洋で有名な　赤毛猿の種だろう

カオダイ教総本山寺院
ホーチミン市内から約１００㎞のタンニン省
発祥は１９１９年頃　三人の開祖が絡み合い存在する

土足厳禁　さあここで靴を脱ごう

後に　雨季限定 喜劇の最終舞台となる

入口には　ソクラテスとマルコポーロ？が掲げられている

床のタイルは　懐かしの昭和ロマン(笑)

礼拝中だ　カオダイ式御詠歌が流れている

階段だ　寄ってみよう

カオダイ教式暦　本日は８月１１日

上がろう

お供物と香

嗚呼

見あげれば　天上には星屑の装飾がキラリ

壮大で圧巻

因みに観光客はほとんど欧米人
街中でよく見かける中国人はいない
確かに中国人にとってカオダイ教は道教とだぶって　
新鮮味など湧かないだろう

礼拝は日に４回

袈裟の色は階級も兼ねている
色付きは階級が高そうだ
一般の人は白　黄色は元仏教徒　赤は道教（やっぱり）
青はカトリック・・でイスラム教徒は何色何だろう？

カオダイ式御詠歌の経は　二胡の生演奏と共に

彼女達の歌声は　複式発声と言うより声帯を響かせ
鼻濁音に乗せた感じだ

手前にお座りの方は　白い独特の飾りをつけていた

ガイドのタン氏によると　最近ご家族を亡くされた信徒だそう
数週間はこのスタイルで礼拝するそうだ

正面から撮影できなくて残念　開祖と重鎮の面々だろう

弦楽器の展示
特別な日に奏でるのかもしれない

これはカオダイ教のシンボルで
　　　　　　　　　　　心臓に近い左目の　天眼

天眼　それは宇宙の原理
宇宙の原理とは　全ては１つ　のことだ
天眼は天界から見下ろす眼差なのだろう

正にこんな感じか

見下ろされた人類が　博愛公平の基で営む
これが理想なのだろう

カオダイ教の発祥にについてだろうか

豪雨の最中　無情にも豆タンクよりトイレの要請が下った

一刻の猶予もない　さあ行くのだ

寺院内は　広　大　だった　
プライベートエリアを横切り　タン氏の案内に従った

格安ツアーだとガイドによるトイレの案内はまず不可能

嗚呼ここが御本山のトイレか

あけ放たれた扉が母娘を招く

朽ちた感じは否めないが　思いの外きれいだった

実はここからが本番だった

ご覧の通りドク金魚と豆タンクは素足だ
一家は単に　ずぶ濡れの靴を覚悟していた
しかし　脱いだオレンジ色のタイル床付近は　
小川と化ていて　正にどんぶらこ～(笑)　
四方に散乱した靴　さらに流れ行く靴らを目の当たりに
靴探しゲームのゴングが鳴った

ゲームは難航した
既に靴を抱く豆タンクは　歓喜の舞でドク金魚夫婦を煽った
ドク金魚の片方の靴は　何と側溝に落ちていたのだ( ﾟДﾟ)

靴の左右を胸にしたドク金魚一家　
タン氏も一家同様に　全身ずぶ濡れだった
雨季限定の靴探しゲームは無事終了した

　

車で約１0分　昼食のレストランに到着

まずはトイレに直行
母娘は露な姿で　ずぶ濡れの衣服を絞った

想定外により　お着替えの持参は無い
よって絞りたての衣服でLunch Time.

豆タンクも事態を受け入れ　昼食体制に入る

馴染みの野菜たっぷりの　フォー

素朴に美味しかった

揚春巻　フライドポテト　チキンのフリッター

チキンが旨かった

あんかけ風の塩焼きそば　風味は微妙

塩っけが足りないので一振りして頂いた

五目炒飯　〆は果物　美味しく頂いた

こちらのレストランの娘さんが豆タンクに近い年頃
豆タンクは遠目にも意識していた

格安ツアーだと昼食無しで　粗末な食堂に案内されるか
上記の写真未満の昼食になる

車窓から山が見えた
ホーチミンエリアにはほとんど山が無いそうだ

道中湿った衣服には堪えた　
しかし　ドク金魚一家は体調を崩さなかった
２時間でホーチミン市内の宿題先　ニッコーサイゴンに到着した

この旅行記へのコメント （2）

• Mugieさん 2017/09/02 13:24:20

  すごい雨。

  ドク金魚さん、こんにちは！
  
  今年の夏はベトナムでしたか！
  夏は雨季なんですね。
  靴探しをしなければならないほどの土砂降りってすごいですね。
  豆タンクちゃんがどんな舞を舞ったのか、見てみたいです。
  
  カオダイ教って初めて聞きました。
  なかなかパステルカラーが素敵な寺院ですね〜
  
  いつもながら軽快な文章で楽しく読ませていただきました。

  ドク金魚さん からの返信 2017/09/03 22:17:18

  RE: すごい雨。

  　Mugieさま
  
  こんばんは！
  
  > 今年の夏はベトナムでしたか！
  > 夏は雨季なんですね。
  
  そうですね〜ハノイもそうです。
  でもハノイには、冬が有るそうですが、ホーチミンは常夏
  の様です。
  
  > 靴探しをしなければならないほどの土砂降りってすごいですね。
  > 豆タンクちゃんがどんな舞を舞ったのか、見てみたいです。
  
  キャッキャ〜と飛び跳ねていました。
  親が慌てふためく様子が面白いんでしょうね。
  
  因みに　見舞う　って考えさせられる言葉ですね。
  病人を見て舞う(*ﾉωﾉ)　って不幸を喜んでいるか？
  にも思えますが・・・きっと真逆な意味合い何でしようね。
  
  >
  > カオダイ教って初めて聞きました。
  > なかなかパステルカラーが素敵な寺院ですね〜
  
  そう　鮮やかでした。
  楽しかったですが、Mugieさんにはあえてお勧めしません(笑)。
  
  今年の家族旅行はどこでしたか？
  
  > いつもながら軽快な文章で楽しく読ませていただきました。
  ありがとうございます　<(_ _)>
  
  
  　ご投票も　ありがとうございます
  　　　　　　　　　　　　　　　　　ドク金魚