芸術と王道 inパリ 5日目/7日間

2017/08/11 - 2017/08/18

朝からお土産総仕上げのボンマルシェからルーブル美術館、エッフェル塔、カフェコンスタン、凱旋門のコースです。


（0日目：エールフランス深夜便　羽田発）
1日目：朝4時ごろシャルルドゴール着、TGV・バスでモンサンミッシェルへ
2日目：15時ごろモンパルナス着、ホテル、ボンマルシェまで散策
3日目：午前中から自転車ツアー、ルコントワール、サンシュルピス教会、サンジェルマンデプレ教会
4日目：ノートルダム大聖堂、サントシャペル、ビストロヴィクトワール、オペラ座、ギャラリーラファイエ
5日目：朝一でボンマルシェ、ルーブル美術館、カフェコンスタン、エッフェル塔、凱旋門
6日目：オルセー美術館、オルセー内レストラン、モンマルトル　帰国
7日目：18時ごろ羽田着

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

どう考えてもお土産を買う時間がない…。
8:30オープンのボンマルシェで買い物をしてからルーブル美術館へ行きました。

ミュージアムパスでスイスイーっと入場しようと横の入り口に行くとピラミッドから入れと言われ、結局ミュージアムパス用のピラミッドの入り口に並び入場しました。
シュリー翼から入り彫刻コーナーへ。
彫刻コーナーは癒されます。
アヒル？を締めるこの子の腰のひねり！！
アヒルの口もクエーッッッ！！て感じで小さな闘いがいいです。

ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

酒乱のお父さんに家の有り金総ざらいされる母と子みたいな。
「お父さん、そのお金は！」「うるさい！！よこせ！」「おどうざあああん、やめでぇぇ、お母さんがかわいそうだよぉぉぉ」阿鼻叫喚の世界です。
こんな感じの作品が他にもあったので有名な題材なんでしょうか。

外せないミロのビーナス。落ちてしまいそうな腰の布を押さえようとしているところとも言われているそうですね。後ろに回るとお尻がちょっと見えました。

神話の世界なので服着てません。服を着ているのは地上の人たちだけです。

わかってはいますが靴履く前になにか身に付けるものはないのか、と。

彫刻は悶えますよね。

ミケランジェロも悶えさせてる！！
瀕死の奴隷、すごいです。

こちらもミケさん

時として彫刻は撲殺します。これはドラゴンのようでしたが鹿もやられがち。

モナリザを目指す途中に
なんか顔色悪い人たちいるよーと近づいて行ったら…

グッサッ！！
ヒィィ！隣の人にも血がついちゃってますけど！
隣の千秋似も冷静を装いつつ目線は頭部のナイフに。千秋らしく「ぷぅ」の口してますね。頭についてるのも猫耳みたいに見えてきます。
調べたらこの方、暗殺された時に頭と胸を刺されたのでペテロさん（キリストの弟子とは違う人）ですよ、と絵にする時の記号としてグサッとやられてるそうです。さすがに服に名前書く訳にいかないですもんね。

ベロニカが心配そうにキリストを見つめながらもこっちに布を見せる様子が余計にドヤって感じに見えます。それにしても顔拭いただけでそんなにはっきり顔写っちゃったの！？笑わせるつもりのない絵なんですが。

ルネサンス前の無表情な絵とかなんか衝撃の絵とか見てからのレオナルドは魅せますねぇ。芸術なんて一切わからないけど段違いですね。魅力的。

通勤ラッシュか！ってくらいの混雑をくぐり抜けて最前線にいち早く到達するのはかの国の方たちでした。入り込むスペースなんてないのにすごい技です。

じっくり見てる余裕なんてないです。
今日も眉毛ないなと確認して去りました。

腰からお尻にかけて超ロングなグランドオベリスクを見て

階段から上がって見たサモトラケのニケに正面からご対面！
こっちから見るのもカッコいい！

なんかまたすごいの見ちゃったんですけど。
磔刑になりながらも上空を飛んでくイエスとうっとり見つめるじーさん。不勉強のためちょっと存じ上げませんがどなたですか？こんなシーン、聖書にありましたっけ？
この斜向かいには足からジェット噴射みたいなのをゴーッと出して飛んでる聖人の絵みたいなのもあってカオスでした。
あ、もしかしてこの絵は「俺、とっても辛いけどイエス様は磔刑の時にもっと辛かったはず。頑張ろう。」と思ったシーンとか？そしてぽわわわーんと頭に浮かんだ磔刑のイエス。

リュシリュー翼に移動しようとしたらカバくんに出会いました。青いカバくんはこの一体だけではないんですね。

レースを編む女を発見できず無念。
座っていた学芸員さんに聞いたら
レーシングメーカーね！って言われましたがプロレスラーみたいです。

ルーブルで万歩計はすでに10,000歩を超え、ぐったりしながらバスでエッフェル塔を目指します。
エッフェル塔の足元には今だけなのかこのご時世だからか入場ゲートができていました。

エッフェル塔 建造物

5分ほど歩いたところにあるカフェコンスタン。
以前行ったレココットと同系列のお店です。
ここもオープン時間からズラしたおかげであっさり座れました。2階の観光客席です。

カフェ コンスタン フレンチ

黒板に出ていたランチメニューから前菜とメインを選び、まずは前菜のメロンのガスパチョ、カリカリベーコン乗せ。
メロンのガスパチョなんて変わってる！カリカリベーコンの塩気と合っています。爆発的な美味しさとまではいきません。

牛のよだれかけ？？？
店員さんに聞くとステーキだと言っていたので部位のことなんですね。
ビァンキュイッ（ト）、シルブプレでウェルダンプリーズです。英語で言えるレベルしか覚えられないけど店員さんが笑顔になったので良しとしましょう。
添え物のポテトとのコラボに夫が大感激してまたがっついてました。フレンチを満喫していますね。

ランチはこの中から2品選びます。
ガスパチョはハムと書いてありますがベーコンでした。MEが付くとベーコンなの？
bavetteでよだれかけだそうです。よだれかけにもMEが付いてる！と思ったらMEじゃなくて11ユーロって書いてありますかね、これ。ステーキは18ユーロかな？

目の前の芝生ってよくピクニックしてる人たちが写ってる写真や映像を見る気がしますが、ここも厳重警戒中。柵で囲われて兵士が銃を携えて周りを固めていました。それにしても暑いわぁ。

カフェコンスタンの先の通りまで出てバスで坂道を真っ直ぐ行くと凱旋門です。
今度こそ登るぞ！

凱旋門 建造物

思ったより勾配がキツくなかったので登りきれました。
上はきっと風が吹いていて涼しいぞぉと期待しましたが無風。人もたくさんいましたが、ルーブルよりここで単眼鏡が役に立ちました。あの建物が何だかんだと言いながらあちこち見るのも楽しかったです。
シャンゼリゼ通りを下ってオランジュリー美術館で締めようと思っていましたが疲れすぎてこの日は凱旋門で観光終了です。

帰りに憧れのpicardに寄って夕飯と朝食を買い込みます。
レシートを紛失してしまったので記憶があやふやですが全部で35ユーロでした。

夕飯
ゼップ茸（ポルチーニ）のリゾット
フォアグラ4切れ 14ユーロ
エスカルゴ 3ユーロじゃなかったかな？

朝食
パスタ2人分 2個で10ユーロくらい？
鴨のコンフィ 7ユーロ

ボンマルシェで買った夫セレクト仔牛トマト煮込み系。
16.75ユーロで3-4人前くらいはありました。

エスカルゴが例の壊れたタイマーでチンしたのでフォアグラに夢中になっているうちに850wで7分くらいかけてしまい、焦げて振ったらコロンと出てきてカチンと音を立ててお皿に落ちました。楽しみにしていたのに全て炭化してしまい食べられず。

セップ茸のリゾットが普通に美味しくて残すと思っていた一袋を2人で食べきり何も入る余地ないくらい満腹になりました。

フォアグラもお値段の割に普通に美味しい！初日に買ったミニエシレが残っていたのでバターで焼きました。強くしても弱火のIHでは焼きにくかったです。短時間んでカリッとさせたかったのに長時間かけて焼くしかないんですがどうしても焦げちゃう。