2017/07/22 - 2017/07/24
1539位(同エリア6829件中)
でんきちさん
JR東日本30周年記念パスで仙台→盛岡→大舘→日本海で新潟→中央線特急乗継ぎの旅をしたかった旅。
天気予報を適当に見ていったら、まさかの秋田まで行って足止めをくらいました。
7月22日、秋田県が記録的大雨になった日、現地では何が起きていたのかレポ。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
さて、今年は国鉄がJRに分割民営化して30周年の節目の年。そんな事情とあってか、各社記念イベント等に力が入ってる感じ。
今回の旅はまずお馴染みの はやぶさ95号で北上します。
3095B 東北新幹線(北海道新幹線直通) はやぶさ95号 新函館北斗行 /H4編成 H526-404 -
今回使用する切符はこちら「JR東日本30周年記念パス」
巷では劣化版土日パスとか劣化版三連休パスとか言われてますが、記念パスだからこまけぇこたぁー良いんだよ!
最近のフリーパスの良いところでもあり悪いところは特急券課金すれば色々乗れること。
確かに特急乗れるフリーパスの方が時間に制限のあるカイシャインにはうれしいところ。
それに特急の切符も欲しいんですよね。列車名入りの指定席で。 -
朝からぎゅっと飛ばしていきますぜ。
宮城~福島沿岸の郷土料理、はらこめし。
駅弁になったはらこめしをいただきます。
いくらを潰さないようにかスプーン付きのはらこめし。
ロングセラー駅弁らしく安定のうまさ。
漬物代わりの辛みそはいらないかな。鮭といくらとご飯で完成されたおいしさです。 -
山に雲がああああ。さてこの天気持つのか持たないのか。
回復は見込めないでしょうな。
(※ 当時の感想です) -
盛岡駅手前の雫石川もご覧の通りの増水具合で。不安が増しますな。
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盛岡駅手前で「北海道内運転見合わせ」の放送。
なんだか運転見合わせなのか回復したのかはっきりしない感じです。
休日の北海道まで行く最初の新幹線だけあって周りには函館ガイドやら北海道ガイドを持つお客さまばかり。
これで新幹線は動いて在来線は死んだらなんだかなぁ。 -
盛岡駅到着!
来過ぎなのか何も旅情ありゃせんす。 -
ここでこまちと切り離し。
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再びはやぶさの車内に戻って、なんだかぱっとしない空の下、列車は北へ。
最初の目的地、二戸駅到着! -
いつも壁沿いの二戸駅の表示しか目に入らないですが、ホームの端にはきちんとした駅名標ありました。
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盛岡以北、整備新幹線区間と言うことでお馴染みの鉄建公団のプレートが改札口近くに鎮座されていました。
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大粒の雨粒が落ちる中、二戸駅到着!
鉄建公団らしくオシャレな駅舎です。 -
さてJR線の改札を出て右手に数メートル。IGRいわて銀河鉄道の改札口に到着。
さてここまで新幹線で吹っ飛ばして来た道をのんびり戻りますよ。
IGRの有人駅らしく待合室には無人駅分の駅スタンプがありました。 -
IGRの改札をくぐって左手、1番線はただいまの時間閉鎖中。
階段手前には侵入防止用のロープがかかっていました。
新幹線が走っていてもここは元東北本線。未だに本州と北海道を結ぶ貨物は続行中。
人が少ない中で安全を取るなら閉鎖なんでしょうな。 -
駅名標の横には懐かしの名所案内。
-
そして、この「乗換案内看板」が物語るとおり、ここ二戸駅はJRバスとの乗換指定駅。
それにしてもこの看板・・・もしかしてJR時代のものなんでしょうか。
このフォント、IGRじゃないですよね??
さて乗るぞ。IGR。
4522M IGRいわて銀河鉄道線 盛岡行/IGR7000-4 2-1 -
のりかえ案内にもあったJRバスはIGR側の出入口に待機中。
鉄道先行路線として開通した歴史ある旧国鉄バス路線。
そして鉄道になることなく今に至ると… -
JR保有の701系の側面方向幕がLEDに変わった今、幕で盛岡が見れるのはIGRだけ!!!
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新車も入れずに側面も幕のままで継承された701系を後生大事に使用しているイメージの強いIGRですが、中身はばっちし更新済み。
最近JRでも流行っている液晶ディスプレイを使用した料金表示が活躍中。
これ、メモリの更新とか状況に応じた調整とか楽なんでしょうな。 -
ドアの上にはJR、IGR、青い森鉄道の3社が入り混じった路線案内が貼ってありました。
まぁ自社線は強調表示ですがね。 -
流石の雨模様でもそこは休日、そこそこの人数を拾いながら列車は盛岡を目指します。
駅名標はIGRバージョンになっているのですが、駅柱に付いている行灯型駅名標はJR(国鉄)時代のものがちらほら残っていました。
未だにJR線側でこの形式の駅名標が残っているのは秋田支社管内ばかりなので旧盛岡支社エリアの東北本線で見かけるとなんか不思議な感じがしますね。 -
時より雨は激しく窓をうちつけます。
特に峠に近い小繋駅付近は激しく。
すっかり乗車人数に変化がなくなった静かな車内に響くのは雨の音と自動放送だけ。 -
山を下って盛岡駅が近づくにつれて段々と乗車人数は増加していきます。
さすがは新幹線駅、いわて沼宮内駅ではそこそこ人を拾って出発。
雨は相変わらず降っている感じ。 -
青い森色の701とIGR色の701系が並んでここは好摩駅。
花輪線に乗り換えの駅です。
という事で下車。
(この時点ではまだ運休を知らない) -
花輪線に乗り入れるのは1番線だけという事で向かいの1番線の駅名標だけJRカラーが乗り入れ。
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2、3番線側は駅名標こそIGR単独ですが、ホームの出発標識は大館表示の花輪線バージョンもありました。
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JRの駅とは違って駅員さんも優しいIGRの駅。
窓口の横には甲子園の岩手県予選のトーナメント表が貼ってあり、小さな机には駅ノート。
盛岡駅よろしくこの好摩駅も駅舎側面の駅名表示は「啄木」の表示あり。
フォントも同じですねえ。 -
さて駅の放送でも運行情報でも花輪線はお亡くなりになったことがわかったので諦めて再び列車に乗り盛岡駅を目指します。
3716M いわて銀河鉄道線 盛岡行/IGR7001-2 2-1 -
好摩駅を出てすぐ花輪線直通の大館行きキハ110と行き違い。
花輪線運休してあなたはーどこーいーくーのー -
好摩駅からは盛岡都市圏エリアらしく買い物客、スーツケースを抱えたお出かけ民、学生どさどさ乗せて列車は終点盛岡を目指します。
右手には東北新幹線の線路を携え、戻ってきたぜ盛岡city。 -
JR在来線とは違ってIGR線は1階に到着。
少し肌寒い中、天井には夏らしさを彩る風鈴の列。
よく見たら…この社名はもしやいわて銀河鉄道の関連企業ばかり…? -
そんなIGRのサイン類はJRに準じた形。
新幹線のピクトは今は亡き200系。
これは更新されたらきっと…更新しないと良いなあ。 -
盛岡と言えばこの駅舎壁面の「啄木」の文字。
駅舎自体はTHE国鉄建築と言った感じで大宮駅や仙台駅と似通ってますが、この啄木を見れば一瞬で「あぁ盛岡」とわかる優れもの。
しっかし盛岡駅以外にも啄木があるとは・・・ -
盛岡駅の2階在来線側の発車案内標。
快速はまゆり、快速リアスの2つが並ぶこの時間帯。
ここに宮古の文字が帰ってくるのはいつになるのやら。 -
盛岡駅のみどりの窓口で大館→秋田の特急つがるの切符を無手数料で払戻し、代わりにこまちの切符を発券。
「あのー花輪線運休で」ですぐ「払戻しですね」が出てくる盛岡支社は優秀ですな。
盛岡駅の新幹線ホームにはE5+E6とE2の東北新幹線の主力3種が揃い踏み。
外国人旅行者達がせっせと記念撮影をしている横でこっちも撮影。
SHINKANSENのイメージと言えばMt.Fujiと白地に青ライン。
そこにカラフル新幹線も仲間入りして欲しいものです。
いや、雪の白い中にこの色、凄く映えるんだわ。 -
頭上の停車位置標識の「Z」が光ってE6系入線です。
-
さて乗るのはこまちの11号車。
グリーン車!!!
(予定が狂いすぎて気が狂ってきた) -
大型フルカラーLEDに映るのは2行ぶち抜きスタイルのこまちの文字と指定席、そしてグリーン車の絵文字。
E3やらE2の単色表示と違ってやはりフルカラーは認知性高いです。
色で分けているので例え英語表記でも大体の情報は入ってくる。
3007M 秋田新幹線(田沢湖線) こまち7号 秋田行/E611-14 Z14編成 7-7 -
グリーン車に乗り込もうとすると横入りをしてきたのは派手な色使いの旅行者の団体。
グリーンに乗り込んで来ました。
すかさず車掌さん登場。慣れた手つきで団体客を指定席側にご誘導。
何事も無かったかのように静寂を取り戻す車内。
迷惑そうな目つきで団体客を眺めていたのは同じ国の見るからに富裕層と思われる紳士。
やっとこさ私も自席にたどり着きます。
ミニ新幹線区間を走るE6系。
フル新幹線より小ぶりの車体。でもグリーン車は少し狭さを感じますが、それほど気にならないです。
2+2で座席が少ないのもありますが。 -
グリーン車らしく幅広の肘掛。
電動タイプの座席位置とフットレストの調整ボタンが光っています。
手動ボタンは背もたれ調整。
その横には読書灯のボタン。
なぜ背もたれだけ単独ボタン・・・?
そしてこの座席のボタン、硬いです。
押すのに力が必要なタイプ。
新しいE6系と言えども経年劣化はするようで、フットレストをあげたらキュルキュル音がなりました。
静かなグリーン車だから音、響くこと。。。 -
座席をパカっと開いて現れたのはテーブル。
この肘掛の木材の厚さ、流石グリーン車って感じです。 -
せっかくテーブルを広げたのでおやつとしましょうか。
盛岡駅の西口改札前、いつも人気の福田パンの店で売っていたわらび餅プリン。
わらび餅らしく黒蜜付きです。 -
黒蜜をかけるとこんな感じ。
窓に映る緑の大地、白いプリン、そして黒蜜。
最高のシチュエーションでいただきます。
プリン自体の甘さは控えめ。黒蜜をかけることを前提として作っている感じ。
わらび餅と付くだけあってプリンはもちもち。
和風の味わいが広がります。 -
そして新幹線と言えばこれをやらずにはいられない。
シンカンセンスゴイカタイアイス
1番先に車販が来るグリーン車らしく、良い出来!
この霜!この硬さ! -
窓を激しく打ち付ける音は止むどころかどんどんサウンドを大きくしていきます。
あ~ -
雨の音が激しくなり、速度を減速させながらバックで大館~秋田間の三線軌条区間を進みます。
これ、もしかして足止めなんじゃないかな。
脳裏にそんな文字が浮かんだもののここまで来たら後の祭り。
まずは秋田駅に行って現状確認せねば!
あっこの雨、あかんパターンy・・・ -
秋田駅到着!!
秋田駅はホームドアもないので綺麗にE6系、こまちが撮れて嬉しい限り。 -
ぞろぞろと降りる客、客
この時はこれが秋田駅に到着した最後のこまちで、これから1週間、ここからこまちは発車しないことを知らないのです。 -
改札を出て、情報ディスプレイを眺めたら…
奥羽北線死んでるがな。。。
そして画面の前に群がる人、人。
こりゃー脱出手段を考えねばと思いつつもまずは昼食。話はそれからだ。 -
秋田新幹線の開業20周年に合わせる様に今年綺麗になった秋田駅。
こまちと同じ赤色の壁が目を引きます。
待合室はすごい素敵空間で本当に最高なんです。 -
いつも秋田に来たら食べてる気がする佐藤養助商店の稲庭うどん。
このつるつるした喉越し、いやー最高です。
2枚盛もあるのですが、これ2枚食べる人って相当に大食いじゃないですかねえ。。。 -
駅に戻り状況確認。
報道マイクと人混みと駅員さんに問い詰める人々をかき分けてディスプレイの前へ。
おっと、テンパりすぎてパワポの画面のままですよ…!!! -
時は14時40分。
未だに13時のこまちは発車しません。
※当時の状況でお話を進めます -
新幹線改札は中止の表示を出して改札内に入れないようになっていました。
定期的に流れるアナウンス。しかし状況はよくわかりません。
きっと駅員さんも詳細良くわかってないんだろうなあ。 -
そんな中、奥羽北線に続いて羽越本線も死亡。.
-
そして人が溢れる秋田駅に流れるアナウンス。
「14時6分発のこまちは運転を取りやめます」
そして次の瞬間、みどりの窓口前には変更や払戻しの大行列。
待合室に戻りTVで状況確認。
秋田に避難勧告が…とのL字表示。
雨雲レーダーは真っ赤か。
きっと羽越本線なんかより秋田新幹線の復旧にパワーをかけるだろうから秋田新幹線が運休になった時点でこの後の行程は白紙撤回です。
これはもう、一刻も早く脱出せねばいけない状況となってきた感じ。
急いで検索、よし東口に高速バスがあるのか。座席指定か。
本格的な運転取りやめの放送が入る前にバス乗り場に急ぎます。 -
バス売り場に到着。幸いまだ人は居ない模様。
「すみません、仙台行きのバスって動いてますか?」
「はい、大丈夫ですよ。途中迂回するため少々遅れますが。」
秋田駅発の仙台行き、仙秋号の切符をゲット。
発券手続きを進めている間にもチラチラと客が来ます。
ちょっと時間をおいてぞろぞろと。
あぶない、セーフ。 -
情報ディスプレイの横に新たな情報が・・・
羽越本線、秋田駅から3駅先の新屋駅で線路冠水、死亡!!!!!
これはしばらく運転できないパターンですわ。。。
これで今すぐ切符を払い戻すクエストは無くなり、切符を払い戻さないで出発できますね。
相変わらずみどりの窓口は激コミ。
「ただいま、みどりの窓口では切符の販売は行なっておりません。払戻し、変更手続きのみの取扱いとなっております。」
秋田駅沈黙です。 -
改札前の情報ディスプレイを確認。
男鹿線以外全部死亡! -
流石に駅員さんが男鹿線以外は死亡、再開の目処は立って居ませんと放送をしているお陰で大混乱の1時間前より改札前に待機している人は少なくなりました。
それと共に払い戻しは今日でなくても大丈夫の放送。みどりの窓口の大行列も無くなっていました。 -
14時台、15時台と運休続きのこまち。
駅の発車案内に表示されているのは何故か残っている13時と18時。
まだ動かす気でいるのか。。。 -
アナウンスのお陰ですっかり人は居なくなりました。
駅の電光掲示板、発車案内に残る列車達。
避難勧告出ているんですよ、きっと厳しいのではないでしょうかねえ。 -
トイレに行き、食料を確保し、秋田駅の東口に。
信じられないくらいの人、人。
この人たちはみんな仙秋号を待つ人なんでしょうかねえ。
待っているとロータリーに入ってくる1台のバス。
「JR代行バス」の表示。
中からチラチラ人が降りてきます。
代行バス救済する程に雨、やばいんですか…
ここ秋田市内は雨は小康状態。
ここから行く道はどんな道なのか・・・ -
良くロータリーを見てみれば「列車代行バス」の表示を抱えた観光バスが4台程待機中でした。
-
そしてロータリーに入ってくる見慣れた塗装のバス、
そして並ぶ人々聞き覚えのある言葉、こいつら仙台人だ!
雨が止んだ秋田駅の東口に仙秋号到着です。
補助席を使用する程の満員具合。
みんな、新幹線を予定していた人のせいか荷物も大きめ。
運転手さんが手際よく荷物を積み込み、これで帰れると安堵する人たちが乗り込みバスは定刻発車。
と思いきやドアを叩くおばちゃん2人組。
「これ!仙台行きます???」
冷静な運転手さん「この便は満員です。次の便はバス売り場でチケット買ってください」
余計なやり取りのせいで5分ほど遅れてやっと発車。 -
仙台と秋田を結ぶから仙秋号。なんと安直な…
-
バスが発車して通常のアナウンスが入ります。
「本日は高速バス仙秋号をご利用頂きましてありがとうございます」
それに続いて肉声アナウンス。
「本日は途中迂回運転を行います。到着時間より遅れる場合がございます。また天候によりましては速度を落として運転してまいります。」
市内を抜け、秋田中央インターより秋田道へ。
快適な高速道路の旅は秋田南インターで終了。
行く手お阻む係員さん。
フラッグに導かれてここから先は一般道で進みます。 -
パトカーに間違うNEXCOの車。
本当に走っていると「あっ警察」と思ってしまう位そっくり塗装。
(それが狙いか・・・!) -
どんどん強くなる雨。
落ちる速度、早まるワイパー。
ゆっくり一般道を進み、協和インターより再び高速道路(自動車専用道路)へ。 -
流石のこの雨、自動車道、全然車が居ません。
速度を60キロ以下に落として進んでいるはずなのになぜこんなに怖いのでしょうかね。
それでも仙台に着くという安心感でウトウト。
気付いたら16時半。
グーグルマップで場所確認。
嘘・・・秋田県から脱出できていない…!!! -
所定だと18時半には仙台に到着するこの仙秋号、17時を過ぎても未だ秋田県を脱出できていません。
ここで運転手さんからアナウンス。
通常の高速バスだと社内通話は禁止ですが、緊急事態につき通話可能とのこと。 -
17時半頃に秋田道を脱出。東北道へ。
北上金ヶ崎PAで休憩です。
雲はこっちに迫ってきているのか雨が酷い。
ダッシュでみんなトイレにGOです。
ここで大曲発仙台行のグリーンライナーと行き会う。 -
色々情報を集めていたらスマホの電源がやばい!
そんなときでも安心の高速バス、なんとコンセント付き。
仙台に着いたらダッシュなのは確定なので、出来る限りの装備は揃えねばと。 -
栗原あたりで雲を追い抜き、今までの遅れを取り戻すかのように頑張る高速バス。
高速を降りて地獄の西道路を進みます。
この、遅足がとてもまどろっこしい。
そして19時10分、仙台駅前の高速バス乗り場に到着。
ありがとう!高速バス!ありがとう運転手さん! -
19時30分の新幹線に乗るためにダッシュ。
切符は既に西道路の渋滞中にえきねっとで確保済み。
戻ってき(てしまっ)たぞー仙台駅! -
次発ははやこま表示なのに、乗ろうとするのははやぶさ単独運転。
さて何号車かと切符を確認・・・
ファッキンえきねっとおおおおおおおおおおおおおおおおお
(えきねっとはこまちの方が先に表示されるので間違ってこまちを取ってしまっていたときの顔)
焦る頭を回転させて改札の駅員さんに聞きます。
「こまちの切符なんですけど」
「こまち号の切符をお持ちでしたら、ホーム10号車付近で係の者がはやぶさ号の切符を配布しておりますのでお受け取りください」 -
駅のホームでは改札の案内のどおり駅員さんが案内&はやぶさの切符を配布していました。
「こまちなんですけど」
「切符確認致しますね。はい、こちらはやぶさ号の切符です。2号車なので少し遠いです。あと5分程ですのでお気をつけください」 -
27分頃、はやぶさ号、単独で登場。停車時間は3分か。
急げ!!!
(そういえばえきねっとではやぶさ号が満席だったのは、空席全部駅で抜いたからなのか…?) -
はやぶさ32号、東京行き。出発!
待ってろ新潟!
3032B 東北新幹線 はやぶさ32号 東京行/E526-132 U32編成 10-2 -
ちなみに受け取った切符は「仙台駅乗換3A2」発行の指定席券、指ノミ券でした。
(特)のマーク入りってことは特企券扱いで発行したってことなのか?
恐らく複数枚一括発券で行先は全て東京行きでした。
そして周りはたいてい、こまちに乗るはずだった皆さまです。 -
腹が減っては戦が出来ぬということで夕飯いただきます。
石狩鮭めし。
朝もはらこめしだし、被ったな。 -
こちらの鮭めしは鮭がより鮭フレークっぽい感じ。
結構な量がありますな。
付け合わせの糠漬けで口の中をリセットしつつ食べ進めます。
北海道の駅弁らしく味が濃いなあ。 -
このはやぶさ号の2号車、先端部はインバウンド対策で座席を潰して作った荷物置きが鎮座していました。
この夜の静けさの中ではいささか余し気味。 -
固定用バンドやしっかりと太いパイプ、そして窓はつぶされて安全対策もばっちりです。
そういえばE2系にはデッキに荷物置きあったのにE5系で消えてましたな。
このE5系の荷物置きは客室内配置なのに目が届いて良い感じ。 -
壁面には使用方法が日本語と英語で表示。
スキー板やスノボ用のパイプもある模様。 -
速いぜ新幹線。1時間程で大宮駅到着。
さて上越新幹線に乗換だ!
10号車の端にあるはずのE6系こまちは今日はなし。 -
上越新幹線のメインのE4系Max。
そろそろ引退も目に見えてきた老兵に久しぶりに指定席で乗ってやるぜ。 -
最近の新幹線には無いずっしりとした重量感、E4系Maxが登場です。
347C 上越新幹線 Maxとき347号 新潟行/E429-210 P10編成 -
荒いLEDに、このフォント、古参の雰囲気。
-
車内の案内図はなんと東北時代のイエローのままじゃないですか。
行先も「新潟・盛岡」のまま -
可動式の荷物かけも最近みないですなあ。
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なんとE4系の売店、営業中。
せっかくなのでご利用!ご利用! -
寂しくなったショーケース。なんとも言えぬ…
-
すみっこの方に寂しく飲み物が鎮座中。
売上も芳しくないのか少ない…余計に寂しい… -
車内販売限定の新潟銘菓サラダホープと村上茶をゲット!
このサラダホープのパッケージ、上越新幹線限定なのにE4系までは合っているのに!
色が前のMaxカラー!!!
いやこっちの方が断然うれしいのですが、トキピンクじゃないんですかー!!! -
この村上茶(紅茶)は表面はまぁ普通のパッケージなのですが、裏面がなんという凝ったデザイン!
側面には2004年に約100年ぶりに復活したという村上茶の経緯やらが書いてあって飽きぬデザインとなっておりました。
恐らく明治時代に輸出していた経緯からその頃をモチーフにしたデザインなんでしょうかな。 -
流れる夜の景色を尻目に列車は進みます。
高崎駅までは通勤、買い物区間らしく自由席は混みあっている模様。
高崎駅で沢山のスーツの人々が降車して、さぁ山越えて新潟へと進みます。 -
E5系なんかと比べたら安っぽい音を響かせ、中越の中心長岡駅に到着。
横から見たらこの四角感。
スピード感は感じぬこのフォルム。
この2階席は最高なんですけどねえ、乗降の手間とかダイヤとか考えたらもう2階建ての時代じゃないかなと。 -
長岡駅の駅名標はシンプルに中国語と韓国語を併記。
中国語、ほとんど形かわってないじゃん。 -
足元に刻まれた乗車位置案内は35周年の歴史を物語るように何回も何回も直された跡。
真ん中の文字は懐かしの200系でしょうかな。 -
長岡駅の11番線の向かいはホームになれる予定だった場所。
転落防止に柵が掛けられて道床もなし。寂しい限りの空間となっておりました。
なんだかつくりが東北新幹線の古川駅に似ている感じ。 -
あーこの!黄色地に白抜き矢印の看板、国鉄看板や!!!なんということでしょう!!!
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この乗り場案内、Maxの文字が例のフォントだし、イラストはイエローラインのE4系だし、E2系はきちんと形が違うしポイント高いですよ!
見渡せば発見がある、鉄道最高だぜ!!! -
長岡駅の改札は在来と新幹線の有人改札は同一部屋の中規模駅構造。
もうこの時間では人通りも少ないですねえ。 -
「長岡まつり」の提灯が右から左まで殺風景な駅の軒下を飾っておりました。
長岡と言えば花火!新潟と言えば米!と言うことでお土産屋さんには花火の尺玉模した箱に入った米も販売中。重いよ!
さて明日からは気を取り直して旅、再開です。
旅に夢中でも天気予報は要チェックだ!!!今日の反省はそれに限りますな。
そして秋田…思いのほかやばそう。ニュースで見たあの景色、今日通ったすよ・・・
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