2017/07/23 - 2017/08/01
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azianokazeさん
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7月27日(木) ゾロアスター教の街ヤズドからイスファハンへ移動
イスファハンの美しさは「イランの真珠」とも例えられ、その栄華は「世界の半分」とも称された街です。
そんな街で何気に「チャイハネ(茶店)で水タバコでも吸って休みたい」とガイド氏に言うと・・・・。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7月27日(木)朝 ヤズドの「MOSHIR GARDEN HOTEL」
名前のとおり美しい庭園形式のホテルですが、朝食を食べる場所を探すのにひと苦労(昨夜暗くなってのチェックインで、フロントがどのあたりなのかも覚えていません) -
ホテル敷地内
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ガイドのヤコブ氏、ドライバーのアリ氏とともに、イスファハンに向け出発。
この時期、スイカとメロンが至るところで売られています。
写真は、搬入か搬出作業中のスイカ -
昨日のメロンに続き、今日は休憩時にスイカを予定しています。
ヤコブ氏、アリ氏はスイカの吟味 ここのスイカは“いまいち”だったようです。 -
まだヤズド近郊ですが、相当に古い時代の要塞・城壁だそうです。
正確な時代は忘れましたが、何百年ではなく、何千年前・・・確か、BC4000年といった、シュメール文明と同時期、あるいはそれ以前のものだったようにも思いますが・・・定かではありません。 -
こちらは、同じくヤズド郊外のキャラバンサライ(隊商宿)
多分、ササン朝とか、そういった時代のものではないでしょうか。
広場中央は“水場” -
カレーズ(カナート)で遠方の山裾から引いてきた水でしょう。
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随分なまめかしい女性ですが、残念ながら実物ではなく、広場の一角にあった10枚ほどの写真(土産物の広告なのか、何なのかはわかりません)からの転写。
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ほかには、こんな写真も。
ホテルのガードマンも写真の男性のような衣装でした。 -
こんな写真をアップしていたら、なかなか先に進まないのですが、正直なところ、文化の香り高い古い建築物より、美しい民族衣装の女性の方に惹かれます。
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ヤズド郊外のこのあたり一帯は、ササン朝時代(226年 - 651年)の古い街並みが残っています。
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通りを挟んだ向かい側には、昨日のティータイムでも見た、円錐形の“氷室”が。
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風採り塔の「バードギール」も散見されます。
風向きに合わせて作られています。 -
前編でも取り上げた、水を冷却する素焼きの壺から水をくむガイドのヤコブ氏。
冷蔵庫より冷えるとか。 -
車はヤズドを離れ、イスファハンへ向かいます。
途中、ある小さな町を通り過ぎるとき、「ここには樹齢4000年のイトスギがあります」とのこと。
「樹齢4000年・・・本当だろうか?」とも疑っていたのですが、帰国後ネットでかくにんすると本当のようで、世界で2番目ないし3番目に古い木とか。(場所はヤズド州シャフレ・アバルクーフ)
立ち寄って見てくればよかった・・・と後悔。
それにしても、イランでは遺跡も樹木も、数千年前というのがゴロゴロしています。 -
途中、休憩用の東屋が並んでいる休憩所で、昨日のメロンに続き、スイカのティータイム。
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ラグビーボールのようなスイカです。
味は・・・・まあ、スイカです。冷えていたらもっと美味しいでしょう。 -
なんだかんだで、お昼頃イスファハン到着。
まずは昼食 ファストフード店のようなスタイルで、大繁盛のお店です。 -
ナンにハンバーグを挟んだような食べ物
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イスファハーンという地名は、もともとは「軍隊が駐留する町」、あるいは「戦いの野営の土地」を意味します。
それは、7世紀にアラブ軍がイランに侵入した際、この町が兵士たちの野営のために使用されたことに由来するものです。
イスファハーン州の中心都市でもあるこの町は、首都テヘラン、北東部の聖地マシュハドに次ぐイランで第3の都市とみなされ、人口はおよそ200万人ほどです。
また、華やかなイスラム建築による建造物や世界遺産が数多く存在し、細密画、手工芸、じゅうたん製造などが盛んな、文化と芸術の町でもあります。【ソフィアHP】
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昼食後にホテル・チェックイン
写真は、へやからの眺め 地下鉄工事をやっています。
イスファハンというと世界遺産の古都・・・というイメージですが、地下鉄が作られるような大きな都市です。 -
ホテルでの休憩後にやってきたのは、世界遺産「エマーム広場」
その中でも「マスジェデ・エマーム」
写真は「マスジェデ・エマーム」入口から見た広場の全景
このモスク、イスラム聖職者の都合で急に観光客シャットアウトになってしまうことが多く、ヤコブ氏は非常に心配していました。
そこで、まずは入れるときに見学を済ませようということで、真っ先にやってきました。
*****エマーム広場*****
またの名を、ナグシエ・ジャハーン広場。「全世界の図」という意味だ。
その名のとおり、アッバース1世は、政治・経済・信仰のすべてが集約された最高の広場を造ろうと計画した。
建造に着手したのは1598年。その後完成には何十年もかかったという。
有名な「エスファハーン・ネスフエ・ジャハーン(エスファハーンは世界の半分)」という言葉はこの広場のためにある、といわれるとおり、広場そのも
のが巨大な美術品かオープン・ミュージアムの様相を呈している。【歩き方】
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広場は後ほどゆっくり見るとして、最初に「マスジェデ・エマーム」の中へ。
なお、左手が「音楽堂」で有名な「アーリー・ガープー宮殿」、右手は美しいモザイクタイルで有名な「マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー」、正面はバザールにつながる「ゲイサリーイェ門」です。 -
エマーム広場全景
画像は【ソフィアHP】http://sophia-net.com/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/post-2430/より -
「マスジェデ・エマーム」の全景
画像中央が広場からの入り口であるエイヴァーン(イーワーン 「一方が完全に開き、三方が壁で囲まれて、天井がアーチ状となっているホールまたは空間。7世紀に滅んだサーサーン朝ペルシャで顕著にみられ・・・・」【ウィキペディア】
モスク敷地は広場に対し45度傾いた形で接続しており、エイヴァーン右手のミナレット、ドームが中央礼拝堂になります。(【歩き方】によれば、傾きはメッカの方向に関係あるようです)
なお、入口エイヴァーンの天井アーチは、折り重なる鍾乳石のような装飾がなされた美しいもののようですが、見逃しました・・・・。 -
「マスジェデ・エマーム」入口から見る、中庭を挟む中央礼拝堂
補修工事中のようです。 -
入口付近に置かれた水鉢
イランにとってイスラムは征服者の外来文化ですが、例えば、この鉢のきれいな水を来訪者にふるまうことで、住民のイスラムへの恐怖・不安を和らげるような施策も。
また建築様式も、ササン朝以来の伝統的様式を踏まえており、住民へ親近感をアピールする狙いがあったとか。
イランにおけるイスラムの普及・拡大は「ムチ」だけでなく、そうしたソフトな戦略もあって実現したものです。 -
大きく口を開いたアーチ構造のエイヴァーンで四方を囲まれた「マスジェデ・エマーム」中庭
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敷地内の敷石
斜めにカットされていますが、日陰で春分を観測するための角度に切られているとか。 -
中央礼拝堂から入口方向を見た画像(多分・・・)
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中央礼拝堂ドーム内部
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彩色タイルで覆われたドーム天井
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ドームは二重構造になっており、中央部の敷石付近で音を出すと、ドーム全体に大きく反響するようになっています。
エジプトでも同様の反響効果が有名なモスクがありました。 -
腕が悪いことや、イスラム建築にはあまり興味ないことなどで、タイル装飾の美しさが全然伝わらない写真しかないことはご容赦ください。
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一旦広場を出て、周囲の職人街にあるお店を2軒覗いてみました。
1軒目はラクダの骨に細い筆で描く細密画 イラン土産のおすすめ品です。
もう1軒は、読売新聞の取材なども受けているトルコ石の有名店。
トルコ石は取引地がイスタンブールだったことでその名がありますが、イランが産地です。
事情あって将来買う機会があるかも・・・ということで、店で一番いい品をいくつか見せてもらいました。うん十万円の品ですから、今回は見るだけです。
国際的にまだ孤立しているイランはVISAなどのクレジットカードは一般的には使えませんが、海外に支店があるこうした有名店は、カードも使えるようです。 -
何気に「チャイハーネ(茶店)で水タバコなんか吸って休憩したい」とヤコブ氏に言ったところ、「水タバコですか・・・」と考え込んだ様子。
そこら中どこでもあると思ったのですが・・・。トルコ石のお店に引き返し、顔の広い店の主人に尋ねて、あらかじめ電話してもらうとのこと。
「じゃ、行きましょう」ということで広場を横切って、別の出口へ。
少し日が傾いてきて、人出も多くなってきました。 -
“広場は南北512m、東西159mという広大な長方形で、周囲を整然たる2層のアーケードで取り囲み、四辺にそれぞれ1件ずつモニュメンタルな建築が配置されている”【ウィキペディア】
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広い広場ですから、広場を一周する観光用の馬車も。
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世界遺産でもある壮麗なイスラム建築よりは、広場でくつろぐ人々の方に惹かれます。
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で、やってきたチャイハーネ(茶店)
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天井から所狭しとガラス器などがぶら下がったユニークなお店
イスファハンで有名なお店で、“イスファハン チャイハネ”で検索すると、このお店の写真がたくさん出てきます。
ただ、ひとつ大きく違うのは、そうした写真は大勢の地元の客で賑わっているのに対し、私が行ったときは妙にひっそりしていたこと。
時間帯の問題でしょうか・・・。 -
壁だか天井だか判別もつきません。
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チャーイ
お茶が出てきたのはいいのですが、水タバコが出てきません。
ヤコブ氏も不審に思って、店の方に尋ねると、水タバコは店内ではなく、隣の建物で・・・・とのこと。 -
隣の倉庫のような建物 調理室みたいなところの奥に部屋があります。
そこが「水タバコ部屋」です。
最近、当局のお達しで、水タバコが街から消えているそうです。
自宅ではみな吸っているそうですが、チャイハネのような公共の場での吸引が難しくなっているとか。(“禁止”なのかどうかは確認しませんでした おそらくイスファハンだけでなくイラン全土共通でしょう)
そんな訳で、このような秘密倶楽部みたいな場所で吸うことになっているようです。 -
どうも、「水タバコ」が問題ということではなく、要するにチャイハネのような場所に多くの人が集まり、自由な政治談議などするのを当局が嫌がっているようです。
ですから、「水タバコ」だけでなく、ガイドブックで紹介されているようなチャイハネ自体がなくなっているようで、イスファハンでは水タバコを吸えるチャイハネは3箇所ぐらいしかない・・・とも。 -
「水タバコ」(シーシャ)はこれまでもエジプトなどで経験したことがありますが、それほど変わった味がする訳でもありません。
ボコボコといった雰囲気を味わってくつろぐものです。
ただ、なんだか隠れてマリファナでもやっているような感じも。 -
地元女性二人組も。
観光客ならともかく、地元の人間、しかも女性がこんな所に来ていいのだろうか?・・・と、他人事ながら心配にもなります。
「水タバコ」が大ぴらに吸えなくなったという反面、こういう場所に女性が出入りするというのは昔のイランではなかったことです。
自由を求めるベクトルと、それを抑え込もうとするベクトルのせめぎあいが、今のイランの現状のようです。 -
緑の戸の建物が、“秘密の水タバコ部屋”のある建物
私たちが出た後、戸が閉められ、南京錠がかけられました。別に大した意味はないのでしょうが・・・。 -
広場に戻ると、昼間とは打って変わって、大勢の市民であふれています。
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芝生にシートを敷いて、家族や友人とお茶や食事を楽しむようです。
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きれいな女性にカメラが向いてしまいます。
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それにしても、ウジャウジャいます。
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前髪を出した女性も、チャドルの女性も、夕暮れのひと時を楽しんでいます。
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みんな水辺に腰かけていますが、風向きに気をつけないと、噴水のしぶきが飛んできます。
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広場を取り巻く建物には、土産物屋さんが並んでいます。
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値段表示の単位はトマン(10リアル)が多いようです。
桁数が多いので、日本円換算でどのくらいになるのか、なかなかピンときません。
鮮やかなブルーです。 -
夕食 骨付きチキン ほぐした後なので・・・。
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広場からホテルには歩いて戻れます。
ホテルは「ALIQAPOU HOTEL」 連泊します。 -
ホテルから少し街中を歩いてみました。
通りは大賑わいです。
暑いイランでは、午後は一旦自宅に戻り、夕方また仕事場に戻って仕事をして、9時~10時に夕食・・・といったパターンが多いらしく、夜はこれからといった雰囲気です。 -
明日もエマーム広場を中心に、イスファハン観光です。
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