2017/07/23 - 2017/08/01
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azianokazeさん
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7月25日(火)午後 イラン・シラーズ 午前中の観光をすませ、ホテルでの休息後、夕刻の市街へ。今も昔も市民で賑わうバザールを散策します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルで休息 やや涼しくなった頃にガイド氏と街へ出かけます。
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シラーズの街に多い「苦いオレンジ」の街路樹
花が咲くころは匂いが街にあふれるそうです。 -
オレンジの実
テヘランもそうですが、シラーズも標高は1500~1600mの高地にありますので、紫外線も山頂のように半端ないものがあります。
シラーズは、その強い日差しが育てるブドウからつくるワインが有名とか。
でも、イスラムではアルコールは禁止されているのでは?
そうした疑問に対する答えが「イランはイスラムではない!」というもの。
アラブ世界との戦いに敗れたため、イスラム教を信仰するようにはなっているが、イスラムはイランの本質ではなく、イランをつくっているのは、明日行くぺルセポリスに象徴されるようなペルシャの歴史・文化である・・・・という話のようです。
確かに、民族的にもイランはアラブ系ではありません。
そんなことで、イラン社会・文化はアラブ・イスラム国のようにイスラムに強く縛られてはいない、4割ほど人はお酒も飲むし、結婚式などでは必ずワインがふるまわれる・・・・とのこと。 -
城壁 18世紀後半にシラーズを首都としてイラン西部を支配したザンド朝のもののようです。
先ほどの「イランはイスラムではない!」という話の続き。
イスラム教徒の特徴とされるメッカの方向を向いてのお祈りも、行っているのは1割ぐらいではないか、ラマダンの断食も8~9割は実行していないのでは・・・とも言われているようです。
アラブではモスクが近い住宅は価格が高いが、イランではアザーンがうるさいので逆に安くなるとも。
それでも、「イラン革命」の頃はまだ信仰心もそれなりに強かったが、イスラム主義の息苦しさ・問題に人々が気づくにつれて、イスラム信仰もかつてのような規制力を持たない状況にもなっている・・・との見方も。
最高指導者ハメネイ師を頂点とする体制側としても、もはや人々のそうした気持ちを力づくで抑えることはできない状況に。
体制批判は制限されているイランですが、大統領選挙のひと月ほど前は、選挙への関心をたかめるためTVでの議論が比較的オープンになるそうです。
今年行われた大統領選挙では、これまでになく体制維持を図る保守強硬派への批判がTV上で飛び交うことにもなったとの話も聞きます。 -
シラーズはイラン有数の観光都市ですから、国内各地から観光客が訪れています。
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この城壁周辺の店で売られている名物のスイーツ
ガイド氏が通りの反対側に行って調達してきてくれました。私は口を開けて待っているだけ。
かき氷風のスイーツで、上に見た目はココナツのような白いもの(ココナツではありませんが)がトッピングされています。
甘さは控えめで、甘党の私としては、上から練乳でもかけたいところです。
普段から、かき氷・アイスクリームの類は、たくさんは食べられないたちです。夕食前なので、ほどほどにしておきました。
このスイーツのほか、ソフトクリーム、アイスクリームなどを食べている観光客が大勢目につきます。 -
塔が傾いているのは写真のせいではなく、実際に傾いています。
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ドライフルーツをシート状に薄くのばしたもの。私は初めて見ました。
右列が上から、アンズ、ザクロ、バーベリー(メギの仲間?)
左真ん中はキウイ、左下がプラムです。
ちぎって、そのまま食べるとか。(1枚買ってみればよかったと後悔)
他の国でも、こんなものがあるのでしょうか?
検索すると、かつてイランの一部にもなったジョージアなどでも売られているようです。 -
これがバーベリーでしょうか?
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真ん中はチェリーです。
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オレンジ色はサフランの安物
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街路樹の“苦いオレンジ”の花・・・・と聞いたような・・・自信ありません。
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これは?
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どういう使い方をするのか、花がいろいろ。(料理に入れるのでしょうか、お茶にするのでしょうか?)
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イラン文化の豊かさの一端でしょう。
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白いものはドライ・ヨーグルト
遊牧民が多い国ですから、乾燥させて携帯するのでしょうか? -
バザールの中に入ると、涼しくなるのを待っていた市民であふれています。
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バザールの構造は、風の向きなども考慮して、できるだけ風通しがよく、涼しくなるように設計されているそうです。
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こういう派手な生地は、普段自然の中で暮らしている遊牧民が好むそうです。
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同じ商品を扱う店が同一エリアに集まっているのは、バザールでよくみかける光景です。
そうすることで、売る側は集客力がアップし、買う側にとっては価格競争で安くなる・・・というメリットがあるとか。 -
広場では賑やかな音楽も
イスラム支配層は歌舞音曲は推奨していませんが、一般の人々は音楽は大好きです。 -
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きっと何百年前も、こんな感じで賑わっていたのでしょう。
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バザールの一角にある、かつてのキャラバンサライ(隊商宿)
当時はシルクロードを行き交う多くの隊商で賑わったのでしょう。そのざわめきが聞こえてくるようです。 -
バザールの商店
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トルコ石の産地はイランです。トルコ・イスタンブールで取引されたので「トルコ石」の名称があります。
こうした場所で売られているのは、偽物でしょう。 -
バザールの人ごみ
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買い物と人ごみに疲れたら ちょっと休憩
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再びバザールの喧騒へ
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午後7時40分 そろそろ夕食にしましょう。益々賑わうバザールを後にします。
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バザールの端っこにある、先ほどとは別のかつてのキャラバンサライ
ずいぶんひっそりしています。 -
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バザールを抜けて、城壁がある街中にもどってきました。
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店先に掲げられた数字を書き連ねた看板
スマホの番号のようです。
中国人もそうですが、イランの人も“縁起がいい番号”にこだわるそうで、そうした番号は高値で取引されるそうです。 -
夕暮れのシラーズ市街
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今夜のメニューはレバーの串焼き(ジェギャル)
ガイドのヤコブ氏がおすすめの店に行こうとしたのですが、もうやっていないとか、今日はお休みとかでかなり街を歩き回り、ようやくこの店へ。
実を言うと、このとき私はサンダル履きだったのですが、足裏に何か小さい棘が刺さったらしく、歩くのがちょっと辛い状態でした。
どこでもいいよ・・・と言いたいところでしたが、せっかくあちこち探してくれるので、頑張って歩いていました。
赤い球は、例によってトマトの丸焼きです。 -
焼いた肉が冷めないように写真のようにナンを被せてあります。
このナンをちぎって、それでレバーつかんで串から外して食べる・・・という食べ方です。ときどき玉ねぎをかじりながら。
レバーの上にある串はマシュルームです。 -
レバーの串焼きだけでは夜中に腹がすきそうだったので、ケバブをパンに挟んだサンドイッチも購入することに。
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店先のチキンの丸焼きもおしそう。
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ケバブのサンドイッチを手土産に、すっかり暗くなった街をホテルへもどります。
ホテルは街の真ん中で、すぐそこです。
明日はペルシャ帝国の栄華を今に伝えるペルセポリスに向かいます。 -
おまけ ホテルのロビーに飾ってあった、昔のシラーズを写した写真。
馬車と初期の自動車が行きかう街並みです。
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この旅行記へのコメント (3)
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- 唐辛子婆さん 2018/02/23 09:56:00
- オドロキ桃の木山椒の木
- azianokazeさん、
超おひさしぶりです。
「イランはイスラムではない!」にひっくりかえるやうな衝撃を受けました。
シラーズでワインを作っているっていうのも。
私はオーストラリアの赤ワイン、シラーズがとても好きなんですけどそれはヨーロッパではシラーと呼ばれているというぐらいの知識しかないんですけど、もしかしてイランのシラーズで作られているワインはシラーズ(という品種)なんでせうか?
テヘランもシラーズも女性一人で歩けそうな町ですか?
唐辛子婆
- azianokazeさん からの返信 2018/02/23 20:20:49
- Re: オドロキ桃の木山椒の木
- 本当に超お久しぶりです。
回答が簡単な方から。
「テヘランもシラーズも女性一人で歩けそうな町ですか?」→全く問題ありません。
もちろん、旅行記に取り上げたような観光都市しか行っていませんが、治安という面では、テロなどが多いイスラム世界にあっては、イランは一番問題が少ない国でしょう。政治的な問題は別にして、統治体制がしっかりしていますので。
街中でも、自動小銃を持った警官・兵士などには気づきませんでした。
(パキスタンよりは、遥かに日本に近い感じです。)
女性への制約もあまり目立たないようでした。公的な地下鉄・バスは男女のエリアが一定に区分されていますが、男性しか乗っていない乗合タクシーに女性が一人で乗り込んできたりもします。
「シラーズで作られているワインはシラーズ(という品種)なんでせうか?」→ワインについては実際に飲んではいませんので詳細はわかりません。
赤ワイン用ブドウ品種の「シラー」については、゛イランのシーラーズという町でもこの種のワインが生産されており、元々イラン原産で後にローヌに持ち込まれたという説があるが、詳細には諸説ある。”【ウィキペディア】とも。
なお、イランにおけるワイン飲酒については、ガイド氏のあげた数字の信ぴょう性はともかく、やはりウィキペディアで検索すると、”Dalia Anavian: ワインなくしてはペルシャを語れない” “この前、イランでシラーズワインを〇〇〇〇〇いた。...” “イランのアルコール消費量は年間6000万リットル 禁忌じゃなかったの ”といったページが出てきますので、それなりに楽しまれているようです。
「イランはイスラムではない!」ということに関しては、現在の政治体制に否定的なガイド氏の“思い入れ”みたいなものあっての表現ですが、確かに街を歩いていると、モスクなどのイスラム的な雰囲気はあまり強くないようにも思えました。
もっとも、一般庶民のイスラムに縛られない自由を求める声と、現在の政治の主導権を握る保守強硬派の間の溝が、イランの大きな問題でしょう。その両者の間でロウハニ大統領など穏健派はバランスに苦心している・・・というところでしょうか。
街を歩く女性も、ことさらにスカーフから前髪を出している者、きっちりと目の上まで覆っている者、それぞれです。見ただけで、政治的立場がわかるような感も。
とにかく、イランは観光的にも非常に面白い国で、最初に書いたように旅行も(国境地帯以外は)比較的安全です。
来年あたり、イラン北西部を旅行してみようか・・・とも考えています。
(なお、ホテルのネット予約ができなかったり、海外支店を持つような店以外ではクレジットカードが使えなかったり・・・といった、孤立していることからくる不便はありますが)
- 唐辛子婆さん からの返信 2018/02/26 00:14:03
- Re: オドロキ桃の木山椒の木
- 頑迷な長老が女性をがんじがらめにしているという印象が強かったんですけど、そうでもないんですね、目からウロコです。
ワインについてはさういへば、
ペルシャの詩にこんなのがあったのを思い出しました。
お酒飲んで溺れるまで飲んで
自分が死んだらお墓のそばを通る人が
お酒の香りで酔っぱらってしまうほど
そんなにいっぱい飲んでみたいものだなあ。
「イランのシーラーズという町でもこの種のワインが生産されており、元々イラン原産で後にローヌに持ち込まれたという説がある。」
これを夫に伝えたら
自分もそうかもしれないと思っていたんですって。
夫はシラーズに行ったことはないんですけどテヘランに行った時にシラーズの(土地の)名前がよくでてきてたそうで。
次のイラン旅行記も楽しみにしています♪
唐辛子婆
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