2017/08/05 - 2017/08/08
93位(同エリア294件中)
だいこくさん
今回、秋田旅の目的は竿灯まつり。
自由気ままな一人旅。
どうせなので、
〇由利高原鉄道に乗って鳥海山の山懐で星空と眠る。
〇竜ヶ原湿原をちょこっと散策。
〇湯沢駅周辺で"七夕絵どうろう"なる美人画で目の保養。
〇小安峡温泉にある"大噴湯"を体感。
〇お気に入りの秘湯風景を楽しむ為"阿部旅館"へ。
〇佐藤養助 総本店にて稲庭うどんの製造工場の見学。
〇最後に横手市の増田で内蔵見学。
メインの竿灯まつりは来年も見に来ようと思う程の感動でした。
4日目の日程
阿部旅館→羽後交通バス鳥谷→稲庭中町バス停→稲庭うどん佐藤養助 総本店見学→羽後交通バス稲庭中町→四ツ谷角バス停→商家の町増田見学→タクシ→JR十文字駅→秋田駅→秋田空港→伊丹空港
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- ANAグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2017/08/08(火)05:00 小雨
昨夜は溪谷の流れなのか、雨音なのかを
耳にしながら眠りました。 -
旅行最終日は内風呂から活動開始です。
廊下に写り込んだ緑が秘湯感を演出してくれます。 -
まだ6時前だというのに内風呂には先客が2名
訛り言葉が心地よく通り過ぎます。
湯上りは涼みがてら玄関口へ。
雨の様子をうかがいます。 -
散歩気分ではないけれど
前の道路まで出てみます。
国道398号線
冬はここから先"栗駒山"方面はゲートで閉ざされていたっけ。 -
"阿部旅館"さん 日本秘湯を守る会の会員旅館
9室の小さなお宿、
公共交通機関で来るにはとても不便なところです。
不便だからこその良さを知り3度目の訪れ。
きっと、4度目もあるような・・・
でも、夏は来ないよ、アブが怖いから。 -
食事を終えて
お宿の車で羽後交通バス"鳥谷"バス停まで送ってもらいます。
9:35発の湯沢駅行きに乗り、10:05"稲庭中町"のバス停で降ります。
そこから"横手バスターミナル"行きのバスに乗り換え、
"増田の内蔵"見学に行くつもりです。
次のバスまで40分待ち。 -
すぐ横の"稲庭うどん佐藤養助 総本店"で時間を潰します。
忘れていた雨がパラパラ。 -
急いで中へ入ります。
ただのお土産店と思っていたのですが、
稲庭うどんの製造工程が見学出来るようになっていて
ラッキーでした。 -
1、練る 小麦粉+塩水 かたまりは重くて、とても力仕事のようです。
-
2、綯(な)う 2本の棒によりをかけながら均等の太さにあやがけしていく。
この工程は見れませんでしたが
こんな所で "綯う" "よりをかける" "あやがけ" 等の言葉に
出会うなんて製造工程に古き歴史を感じます。 -
3、つぶし 手綯いされたうどんをつぶしながら平にしていく。
何度も何度も繰り返す作業みたい。 -
4、延ばす
うどんをけたにかけ、手でさすりながら約120cm程に延ばす。 -
5、乾燥
6、裁断 -
5、選別
一本一本ゆで上りが均一になる様に一定の太さを選ぶ
ざっとこんな工程のようでした。
【喉ごしも滑らかな「稲庭干饂飩」は、
子から孫へと一子相伝、
門外不出の技による完全なる手作業から生まれる。】
なるほど・・・
40分間お世話になりました。 -
"横手バスターミナル"行きのバスが見えました。
ここから増田の"四ツ谷角"バス停へ向かいます。
貸切乗車でした。
便数が少ないのは必然かな。
だいこくのひとりごと
今回の旅行計画で一番手間どったバスの乗り継ぎ。
始発・終点地点での乗り継ぎは解りやすいけれど、
途中で異なる路線への乗り継ぎとなると
〇運行バス会社の名前から始まり、〇路線名、〇路線経路、〇始発・終点のバス停名、〇異なる2路線の共通バス停、〇実際に乗り降りしたいバス停名、〇その時刻表、〇乗車時間、〇料金 等
調べるのに大変でした。
敢闘賞ものです。 -
乗車20分程で増田の"四ツ谷角"バス停に降り立ちます。
停留所前のお店の方に町並みを尋ねます。
間違いなく、増田蔵町通り(中七日町)上の入り口にいるようです。
"家にも蔵が有りますよ 無料なのでよければどうぞ"
の一言で始まった内蔵見学。
入り口からは想像できない内蔵の重量感にビックリです。
"物が多くてすみませんね、今でも使っている蔵なので整理が出来きなくてね"
"升川商店"さん
今は"着物の古着"で商いしているとの事。
****
帰宅後、振り返ってみると一番好きな蔵だったかも。
見学した蔵の中で一番小さかったけれど、
この蔵だけが息をしていたような感覚だったと思えます。
蔵に物が沢山あって、お店にも品物が溢れていて、
蔵本来の姿が見れてとてもよかったです。 -
そして、2件目
入り口の張り紙に興味
"佐藤三十郎家" 最大級内蔵
"最xx"に弱いのです。見学料@200- -
内蔵の上には家紋
蔵の扉がずっしり。 -
何が最大級だったのかと言うと、
座敷蔵として、この地区では梁間7.3m、桁行12.7mという作りで 広さが
最大級だそうです。
蔵の中は
手前ピカピカの板の間、床材は45cm幅の栗の木。
足裏に重厚さが伝わります。
奥に座敷(12畳半と7畳半)。
壁には15cm幅の柱が30cm間隔で並んでいます。
どんな地震もこれなら大丈夫。 -
外へ出ます。町並み全体を撮ろうと思いますが
こんなのしか写せませんでした。
資料では、この400M程の通りに蔵を持った商家が
40件はあるというのですが、
魔法のように蔵の姿は隠れています。 -
真新しい空き地、ここから見ると建物が奥へ続いているのがよく判ります。
京の長屋も有名ですが、それとは奥行きが比ではありません。
"旧村田薬局"
見学時間が一番長かったのがこちらだったと思います。
今出て来た"佐藤三十郎家"とはご親戚だとか。
江戸時代中頃から平成まで続いた増田で最古の薬舗だったそうです。
建物はこの地区では妻面が路に面している蔵が多い中、
平面(棟と並行する側)が路に面していて出入り口もこちらという、
平入りとして珍しいらしいそうです。 -
見学料@200-
こちらでは、遠~い記憶を呼び覚ましてくれる数々の品があり楽しみました。 -
よくもこれ程の過去の薬剤が残っているものだと感心。
蔵あればこそなのでしょう。 -
平成15年まで薬舗を営んでいたと伺いました。
その後、とある大手に薬剤師として出稼ぎし、
今は内蔵の公開に専念されているようです。
それに当たり、蔵の掃除が大変でしたとお話しされていました。
1件目初めて見せてもらった内蔵、
"片付けが出来ていなくてすみませんね"の
意味が解りました。
公開の内蔵とは当然ながら観光用にレイアウトされているのだと。 -
店蔵の2階へ案内されます。
-
まず目にしたのは
黒光りした床に ロッキングチェア。 -
ガラス窓。
窓ガラスフィルムではありません。
本物の模様入りのすりガラス。
とぉーい昔、何処で見たのかな? -
薬箪笥。
-
中には過去の英雄たちが収まっています。
-
教えてもらわなければ気づきませんでしたが、
天井が弓のように湾曲していてラインがきれいでした。 -
1階へ降りて
こちらは、奥に位置する食料用の蔵。
扉は3重と薄く、最初に有った内蔵の5重扉とは明らかに貫禄が違います。 -
内蔵に沿う "とおり" という通路で
通路沿いにはトイレ、お風呂。 -
通路を進み食料用の蔵の反対出入り口。
-
通路を完全に外へ抜けると水が流れていて、
そのまだ奥には外蔵と離れが続きます。
このように水路から奥へ続く敷地を維持し続けているお宅は
数少なくなっているそうです。
ここお隣の空き地も維持出来ずに手放されたもので、
"旧村田薬局"さんが買い取られたそうです。
この辺りでは、冬場の排雪場所が無くて、
その処理費用はかなりのものになるそうです。(除雪、排雪で年間120万とか)
今はこの空き地のお陰で排雪費用が助けられているのだとか。 -
こちらは、
増田観光物産センター 蔵の駅 "旧石平金物店"
CMで見覚えのある内蔵です。
広々していて整えられていて建物の様子がとても分かりやすいです。
手前には水回りの井戸
上を見上げると主屋と土蔵(内蔵)が "覆い屋"(鞘となる上屋で覆ったもの)に包まれ一体となった様子が見れます。
内蔵の扉は左右の幅が違うのがはっきりわかります。
扉を保護する鞘(さや)も職人の腕の見せ所だそうです。 -
入り口から奥へ順番に 店舗、神棚のある次の間、座敷、居間、水屋、内蔵扉のある場所へと続いています。
-
こちらで特に気に入ったのがこの襖。
一部が障子になっていてスライド開閉できるのです。
開閉によってお部屋の雰囲気ががらりと変わりとても気に入りました。
呼び名は "双・"? 思い出せません。 -
そして、最後に入った "旧石田理吉家"
醸造業から病院開業を経て
平成23年に市に寄贈され今は横手市の管轄下。
見学料@300- 他では無かったパンフも付いてきます。
町並の中でも特異な建物、
門が有り、お庭、正面に3階木造建築の主屋、
奥に内蔵が鞘建物で覆われているようです。
雪国にこの木造3階建てがどう耐えているのか
と、心配になるような繊細な建物に見えます。 -
中へ入ると、
扉、床、はピカピカ。
知識が無くても調度品の豪華さ高価さは伝わります。 -
家紋の説明もありましたが覚えているのは、
交わる葉がどちらが上か下かで本家、分家の区別があるようです。 -
蔵2階へ。
実は この蔵へは ”長持ち" を見る為に来ました。
先程の蔵に"花嫁箪笥"が展示されており
連想ゲームではないけれど
"箪笥"と来れば・・・
"長持ち"は無いのですか?と質問。
それで案内されてこちらの蔵に居るという事です。
***ちなみに 何故 箪笥と長持ちなのか
"はないちもんめ" と言うわらべ歌です。
♪たんす ながもち どの子が欲しい
この子が欲しい ・・・・ ♪
内容はとても辛い歌なのですが。
何故か"長持ち"が急に見たくなっただけの事です。
で、
この2階には立派な"長持ち"が3棹、展示されていました。
誰がこんな大きくて重い物を肩に担いで歩いたのかと
疑問に思う程の品物です。
写真も撮りこちらにもUPしようとしましたが、
良ーく見ると、赤マークで写真禁止がしっかりと2か所にも写っています。
アレ? 撮影時には無かったはずなのに???
即刻、ペケポンして削除です。 -
ところでこの階段なのですが、
階段の手すりとはこうあるべきと思った程
登りには最適な手すりでした。
ですが、
逆に降りるには意味を成さないのてすね。
もしや、装飾としての役割を持たせたものだったのかな? -
主屋 2階への階段。
時代劇によく出て来る風の階段です。 -
昭和12年頃に建てられた和室と洋室を備えた応接室。
-
この欄間に引き付けられます。
"黒柿"
初めて耳にしました。 -
帰宅後の検索で
"黒柿" をこれだけ豊富に使えるのは
かなりの富裕層に限られると知りました。
"黒柿" の希少性、高価さを知るほどに、
"凄いものに出会えた"と思うとなんだか嬉しくなります。 -
3階には和室の大広間が見事に広がります。
窓からは、内蔵を覆う鞘(さや)の姿が見て取れます。 -
こんなになっているんだと納得です。
-
増田の"四ツ谷角"のバス停へ着いて約2時間。
どこの家屋へ行っても、気持ち良く案内が始まります。
ついつい長居してしまいました。
時間は13:16 JR"十文字駅"14:06発秋田行きに乗らないといけません。
バスの便は無くて、預けた荷物を取りに"蔵の駅"へ立ち寄ります。
駅へは地図上で徒歩41分程度。
歩いて駅へ行くと告げると、無理だと言われてしまい
タクシーを呼んでもらう事になりました。
そこへ、同じく観光の男性が来られて、
相乗りで"十文字駅"へと。 -
結局アッと言う間にJR"十文字駅"到着です。
-
タクシー料金は¥1,210-
男性が¥1,000 210円がだいこくの支払いとなってしまい、
ホント申し訳なかったです。ありがとうございました。 -
途中、奥羽本線 "刈和野駅"
この線に乗るといつも気になっていた"大綱"
ようやく写真撮れました。
綱引きに使う大繩です。10トンもあるの?
国指定重要無形民俗文化財。 -
秋田駅到着15:32
秋田空港行きシャトルバス15:35発
間に合わないと思ったけれど乗れました。
空港でゆっくり出来ます。 -
秋田空港です。
最近はお土産を買う事も無くなりました。
お土産売り場をウロウロするだけです。
ウロウロしていて
このような 次のターゲット見つけました。
"西馬音内の盆踊り"
阿波踊り、郡上おどり に並ぶ日本三大盆踊りの一つらしいです。
何だか面白そうじゃないですか・・・ -
いつの間にか台風5号の心配は何処へやら。
無事飛行機に乗ります。
小さな飛行機です。
パイロットさんが窮屈そうです。 -
行きにも乗ったボンバルディアDHC8-Q400
-
どんな夕焼けに変化していくのか楽しみです。
-
-
-
-
雲の中に夕日が沈んで行きました。
-
大阪は台風一過、
綺麗な夜景が広がっています。
3泊4日、秋田の旅は終わりました。
来年の夏祭りの時期が早く来ないかと、待ち遠しいです。
秋田旅日記4/4 全部おしまいです。
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