2017/07/22 - 2017/07/23
32位(同エリア114件中)
クッシーさん
これまで四国には子供の頃に徳島の親戚の家に訪れたのと、社会人になって松山に出張で行ったことしかなく、縁の薄い土地でした。が、フォートラメイトの方々の旅行記を見て俄然行ってみたくなり、春先からその機会をうかがっていました。
3月に予定していた大塚美術館と直島の旅は母の骨折というアクシデントで流れてしまったものの、今回祖谷のかずら橋と高知のモネの庭、にこ淵をめぐる旅が実現!
1泊2日のショートトリップ、しかもピンポイントの旅でしたが、深緑と草花、そして美しい山と川に癒されてきました。
1日目 東京(羽田)→高松
高松空港~脇町うだつの町並み~奥祖谷(二重かずら橋)~
祖谷渓谷~大歩危~高知黒潮ホテル
2日目 高知黒潮ホテル~北川村「モネの庭」~にこ淵~高松空港
高松→東京(羽田)
いつものごとく旦那サンと二人で大量の写真を撮ってきたので、旅行記は場所ごとに細かく分けてアップします。
2日目は9時の開園と同時に北川村の「モネの庭」へ。実は旅人隊長さんの旅行記を見るまでその存在を知らなかったのですが、フランス、ジヴェルニーにある『モネの庭』を再現したという庭園。ちょうど青い睡蓮も咲き始めていて、ついつい長居をしてしまった別世界でした。
なお、今回の旅のきっかけを作ってくれたのはお二人の旅行記。ひろさん、旅人隊長さん、ありがとうございました(^^)
★ひろさん(祖谷)
http://4travel.jp/travelogue/11130306
★旅人隊長さん (にこ淵・モネの庭)
http://4travel.jp/travelogue/11253386
- 旅行の満足度
- 4.5
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今回四国を訪れるきっかけのひとつとなった「モネの庭」
正式名称は北川村「モネの庭」マルモッタン、高知県の安芸郡北川村にあります。
前日泊まった高知黒潮ホテルからは太平洋をのぞむ絶景ルートを走り車で40分ほど。北川村「モネの庭」マルモッタン 公園・植物園
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名前の通り、フランス、ジヴェルニーにあるモネの庭を再現しており、本家からも「モネの庭」を名乗ることを許可された施設。これは世界でここだけだそうです。
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睡蓮の開花は午前中なので、朝9時の開園と同時に入園。
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真っ先に向かった『水の庭』で目にしたのはこの風景!
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イチオシ
美しい~! まさに絵のような世界が広がっていました。
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モネが愛した睡蓮が池に彩りをそえています。
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園内にはこうしてモネの絵がオブジェのように飾ってあり
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パンフレットには
ー モネの見ていた風景がここにあります ー とのフレーズ -
イチオシ
本家に行ったことはありませんが、モネは43歳から生涯の半分を庭とアトリエのあるヴェルニーの邸宅で過ごし、創作以外の時間は庭仕事に充てていたとのこと。(モネの庭パンフレットより)
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それを気候も環境も異なる高知で再現してしまうなんてすごい!
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この日は風もなく波ひとつない水面は鏡のよう
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自然豊かな池にはカエルや
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トンボも遊びにきています(^^)
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イチオシ
太鼓橋が正面に見えるスポットからの1枚
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今は開花シーズンではありませんが、この橋には藤棚が設けられています。
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藤以外にも柳や竹など、浮世絵の影響を受けたモネは日本を感じさせる草木も好んで庭に植栽したそうです。
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中でも睡蓮は特別な存在だったのでしょう。
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多くの作品に描かれています。
絵画に詳しくないクッシーもモネといったら、やはり「睡蓮」が一番に思い浮かびます。 -
ここの池にも色とりどりの睡蓮
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水面に映えて美しい
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イチオシ
モネが咲かせたいと願い続けた「青い睡蓮」
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ジヴェルニーでは叶わなかった夢がここでは鮮やな姿を見せてくれています。
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北川村のモネの庭は『水の庭』『光の庭』『花の庭』で構成されています。
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『水の庭』には睡蓮の咲く池のほか、バラのアーチも作られています。
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バラの開花は5月中旬なので今回は見られませんでしたが、シーズンにはこのアーチが赤いバラで埋め尽くされるそうです。
まさに上の絵のような光景になるのでしょうね。 -
園内では睡蓮以外にもたくさんの夏の花が目を楽しませてくれました。
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北海道でも上野ファームや風のガーデン、紫竹ガーデンなどに行きましたが、こういうガーデンを維持していくのは本当に大変なことだと思います。
美しい景観を見せていただき感謝です! -
都会ではめったに見かけなくなった蝶もここでは当たり前に飛んでいました。
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池を一周し、太鼓橋へやってきました。緑の木陰が嬉しい!
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太鼓橋から見た池の風景
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光の当たり方が異なると風景もまた違って見えます。
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こちらは『光の庭』
本家フランスには存在しない北川村オリジナルです。 -
モネが描いた地中海の作品がテーマ
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オリーブやハーブ類、ヤシ類、ソテツ、アロエ、ユッカ、リュウゼツラン、ジャスミン、ブーゲンビリアなどの地中海の植栽と、柚子をはじめとした柑橘類、堆金菊、ジャケツイバラ、シオ菊などの身近な植栽をあわせる事で、高知ならではの庭になっているそうです。(北川村「モネの庭」HPより)
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地中海はモネが43歳の頃にルノアールと旅した場所
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その旅でモネは「光による色彩」に強い印象をうけたと言われています。
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7月の強い日差しに負けない色鮮やかな草花たち
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モネが地中海で出会った風景もこんなカンジだったのでしょうか。
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絵心のないクッシーはひたすら写真を撮りました(笑)
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『光の庭』の先には自然の森遊歩道があり、海・山がのぞめる高台の展望台に続いているそうです。が、なんせ暑いのと、展望台まで片道30分かかるというのであきらめ、3つ目の『花の庭』へ。
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『水の庭』『光の庭』とは駐車場をはさんで位置する『花の庭』
庭の中心部にはジヴェルニーのモネのアトリエと家をモチーフにデザインされたギャラリー、ショップ、カフェなどがあります。
緑色の鎧戸、レンガ色(ピンク?)の外観は、モネの家そのものなのだとか。 -
地の食材を使い、見た目も絵画のように美しいランチがいただけるカフェもあったのですが・・・(https://www.kjmonet.jp/shop/cafe/)
先の予定が詰まっているクッシーたちは、簡単にパンとゆずジュースの昼食。でも、この「手作りパン工房」のパン、とても美味しかったです! -
『花の庭』は花壇いっぱいに四季折々の花が咲く空間
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イチオシ
ここにもバラのアーチがあり、その先のモネの門も風景に溶け込んでいます。
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夏を彩る花たち
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ここでは水鉢に咲いた青い睡蓮を見ることができました。
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車がないとなかなかアクセスしにくいからか、奥祖谷の二重かずら橋同様、夏休み最初の週末なのにとてもすいていた園内。天気予報ではいまいちだったお天気も青空がもってくれて写真を撮るには絶好のコンディションでした。(腕は別)
さぁ、次は旅のフィナーレ仁淀川。「にこ淵」までのドライブに出発です。
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