スイス・ミュージアムに行こう16．バーゼル民族文化博物館＆クリスマスマーケット

2015/12/17 - 2015/12/17

バーゼル民族文化博物館/Museum der Kulturenでは人々のさまざまなライフスタイルの形やその現象に着目して収集、展示しています。
スイス各地＆世界各国の習俗や伝統を表す品々を見ることができる常設展に加え、年に３～４回程度ユニークな企画展も行っています。

この博物館はミュンスタープラッツという広場に面して立っています。
この広場にはバーゼルの観光名所、赤い砂岩で作られた大聖堂があり、そちらに行ったことがある方は結構多いんじゃないでしょうか。

この広場はクリスマスマーケットの会場でもあります。
バーゼルのクリスマスマーケットの会場は二か所、ミュンスタープラッツとバーフューザープラッツです。
もしこの時期に来られたら、ぜひクリスマスマーケットも楽しんでいってください。
いや、むしろクリスマスマーケットがメインですかね。

エリア バーゼル(スイス)

• 旅行の満足度: 4.0

１２月ともなると町中にクリスマスの飾りつけを見かけます

今日の目的地、バーゼル民族文化博物館があるのはミュンスタープラッツという広場
ここで一番目立つ建物が、この大聖堂です

↓ちなこんなトコ
バーゼル大聖堂　http://4travel.jp/travelogue/10673163

大聖堂（バーゼル） 寺院・教会

ミュンスタープラッツに大きなツリーが立っています

実はこの広場はクリスマスマーケットの会場の一つなんですね～

こちらが今日の目的地、バーゼル民族文化博物館の入り口です

このオピウム（阿片）っていう企画展に興味がわいて見に来ました

あの建物がバーゼル民族文化博物館です

ギザギザした屋根が特徴的なこの建物、ヘルツォーク＆デ・ムーロンの設計ですよ～

博物館の前を取り囲んで立っている建物の不規則な窓が面白いですね

さて、とりあえず一番上の階から下に向かって順々に見ていこうと思います

このフロアではスイス各地のライフスタイルや伝統を展示しているようです

ダメージジーンズ・・・(-_-;)

アペンツェラー地方のナイーブアート

このドキュメンタリーフィルムは、スイスに昔あった職業「流しの陶器直し」の様子です
職人さんが各家を訪問して、割れた陶器の皿やボウルにかすがいのようなものを打ち込んで直していました

ストロー/ゴールド？

これ、ペットボトルをびっしり並べて作られた壁です

ストロー＝藁のことでした
わら細工の飾りやアクセサリーを展示しているのですが、藁とは思えないほど美しかったです

この辺からはいかにも民族博物館といった感じのエスニックな品々がズラズラｗっと出てきました

日本のものもかなり目立ってました
着物のほかに、アイヌの衣装やイッセイミヤケのプリーツプリーズもあってちょっと驚きｗ

折るもの・・・紙を折って違う形のものを作る

紙を折ってみようコーナーがありました
日本のオリガミ文化を見せつけちゃるｗ(^_-)-☆

これは面白かった「3分でわかるハイジ」（５分だったかも）
ロングバージョンの「３０分でわかるハイジ」もあるので、時間のある人は試してみてください

この博物館の展示物で一番有名＆デカいのがコレ
３～4階くらいの高さの吹き抜けに建てられています

入口が狭いｗ

インドネシアだかどこかの呪術師の小屋らしいです

これは企画展示

シチリアのお祭りか何かだったか？

材質感がチープだったなぁ

宗教行事のものじゃなくって、もっと庶民的な楽しみのものなんじゃないかな

これも企画展示「オピウム」です
やっぱ、アヘンと言ったらシナのアヘン窟なんですかね

外に出ると、クリスマスマーケットの会場にも朝とは違ってだいぶ人が集まってきていました

大聖堂（バーゼル） 寺院・教会

この会場にあるのはハンドクラフト品、飲食店、子供遊園地などなど

「メルヒェンの森」小さな遊園地になっています

あーアドヴェントカレンダーだ

スイスのクリスマスマーケットでは鍛冶屋もよく見かけるんですよ
子供に大人気です（・∀・）

ミュンスタープラッツを出てマルクトプラッツに移動中
ショウウィンドウもクリスマス一色です

マルクトプラッツに来たらこの市庁舎を見ないとね

市庁舎（バーゼル） 建造物

ここにも大きなツリーが立てられています

市庁舎は外観も印象的ですが、中の壁画もとっても美しいんですよ

さて、クリスマスマーケットのもう一方の会場、バーヒューザープラッツ/Barfüsserplatzにやってきました

ちなみに奥に見えているのはバーゼル歴史博物館です
↓興味がある方はこちらを参照
http://4travel.jp/travelogue/10630941

歴史博物館（バーゼル） 博物館・美術館・ギャラリー

この天使がいるのはモチロン、ソーセージの屋台です

歴史博物館の周りをぐるりとマーケットの店が取り囲んでいます

屋台の屋根の上を見るのが面白いんですよね

あぁ～(￣▽￣;)

そうそう１か所だけ、私が必ず買い物をする屋台があるんです

木やわらを編んで作られたオーナメントを売っている店です
一度に沢山は買えないので、毎回少しずつ・・・

イルミネーションに明かりがともり始めました
名残惜しいですが、もう帰ります

この旅行記へのコメント （2）

• ぶどう畑さん 2017/08/03 20:39:27

  流しの陶器直し

  kawakoさん
  
  ぶどう畑です。
  
  流しの陶器直し、興味深いです。
  チャン・イーモウ監督、チャン・ツィイー主演の「初恋の来た道」という映画をご覧になったことがありますか？
  
  初恋の人の思い出の品の茶碗が割れてしまい、お母さんが娘のために、流しの陶器直し頼んで、直してもらうシーンがありました。
  
  陶器に穴をあけ、用事の様な細い棒に接着剤みたいなものをつけて、留めていってました。
  昔はそうやって、直して使ったのか…と、なんだか感慨深かったです。
  
  スイスにも、そういう人がいたんですね。
  
  9月にバーゼルに行くかもしれないのですが、通過するだけ。
  そう、ロウファッハに行ってみようかと。
  民族文化博物館、覚えておきます。

  kawakoさん からの返信 2017/08/07 07:54:50

  コメントありがとうございます<(_ _)>

  今はなき職業ですねぇ
  日本は今でも金継ぎで直したりもしますが、ふつうは捨ててしまいますからね。
  
  9月だとロウファッハも新酒の時期ですかね、楽しんでくださいね〜