2017/01/22 - 2017/01/27
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anonymous_Japanさん
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<北野外国人倶楽部>
隣接する中華モダンな「坂の上の異人館」とはまったく違う
西欧風な内装と調度品を誇る洋館です。
裕福な外国人たちの社交場として使われていた施設ですが
その裏側には、メイドとして働いていた人々の
質素な生活ぶりを再現したお部屋も。
華々しい外国人の生活ばかりではなく
それを陰から支える、慎ましい若者たちの現実にも
気づかされます。
<山手八番館>
内装自体は、北野外国人倶楽部と同様に
西欧風なのですが、ここは世界各国から集められた
彫刻や仏像が所狭しと展示されており
「異人館」というよりは「博物館」といった趣です。
とても興味深く観覧させていただきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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-
オリエンタルな「坂の上の異人館」を後にし
隣の「北野外国人倶楽部」へ。
今度は、どんな建物なのでしょう? -
この下に玄関があります。
ワクワクしながらエントランスをくぐります。 -
ちなみに外観はこんな感じです。
-
入館してすぐ目に飛び込んできたダイニング。
先ほどの「坂の上の異人館」とは対照的な
西欧風の「ザ・異人館」といった趣です。
奥には鉄仮面、壁際には暖炉があります。
テーブル上のセッティングだけ、
ごく最近になって行われたものだと
考えられます。 -
こちら側にも鉄仮面。
暖炉や壁などの調度品は
溜息が出るほど豪華ですね。 -
寝室。
こちらのお部屋には
多くの女子が憧れる
天蓋付きのベッドがあります。
その傍らには
ドレスに施した
フラワーアレンジメントが。
こちらも何かのコンテストへの
出品作品であると思われます。 -
ドレスと一体化した
フラワーアレンジメントの作品は
他にも色々とありました。
個人的には左端の
紺のドレス×ピンク・赤系の
作品が好きです。 -
順路の通りに進んで行き、狭い階段を降りると
中2階のようなところに、突如として
メイドの部屋が現れました。
説明板の脇には
実際に着用されていたメイド服が。 -
先ほどのダイニングや寝室のような
華やかな雰囲気とは違って
こちらの部屋はアイボリーを基調とした色調で
調度品も本当に質素です。
そして、屋根裏のような造りになっていて
窓も小さいので、日当たりもあまりよろしくない。
裕福な外国人達が、表舞台で
華やかに社交の場を繰り広げている、その蔭には
せっせと奉仕する、貧しい人々の姿があったのです。
彼女たちは、生まれながらの自らの身分を受け入れて
謙虚に働いていたのでしょうか。
それとも「いつかは私も・・・!」と
上昇できる日を、夢見ていたのでしょうか? -
厨房。
こちらも、使用人や料理人たちが
何人も忙しく動き回っていたと思われます。
長年、この館で働いてきたベテランの料理人が
厨房の「主」となり、
働き始めたばかりで勝手のわからぬ若者たちに
いろいろ厳しく指図している様子を
勝手に想像してしまいました。 -
1階に降り、またさっきの華やかな表舞台に出ます。
こちらは応接間のようですね。
鉄仮面が2台並んでいて
なかなか、威圧感があります(^ ^;)
この部屋では新婚さん?と思われる若いカップルが
ドレス+貴族風の衣裳で奥の赤いソファに座り、
職員の方にデジカメで撮影してもらっていました。
「異人館巡りパス」で、いちばん沢山廻れる
「8館プレミアムパス」を購入すると
こちらの北野外国人倶楽部では
ドレスを着用して、手持ちのデジカメで
記念撮影ができるんです(ドレスサービス)。
私は「5館ハッピーパス」で対象外でしたし
子連れで手が空かなかったので、
ドレスを着て写真を撮るには至りませんでした。
友人と女子だけで訪れた時に、
いちどチャレンジしてみたいと思います(^ ^;) -
全ての部屋を見終わったので外に出ます。
なかなか見ごたえのある建物でした。
昔、神戸に暮らしていた
裕福な外国人と、それを蔭から支える
使用人たちの生活がよくわかり
有意義な観覧になったと思います。
お次は、これまた隣の
「山手八番館」です。 -
「坂の上の異人館」
「北野外国人倶楽部」
「山手八番館」は、いずれも
「8館プレミアムパス」「5館ハッピーパス」
の対象施設となっていますが
横並びに建っているので、短い時間でも
効率よく廻れます。 -
本日の異人館巡りで3番目に訪問する
「山手八番館」。
窓枠の下に施された文様が特徴的ですね。 -
最初の部屋に入ると、
四方の壁に陳列された、数々の
奇妙な彫刻に驚かされます。
まだ他の部屋を見ていないので
何ともわかりませんが、もしかすると
先ほどの「北野外国人倶楽部」とは
ちょっと、いやかなり
趣が異なるのかもしれません。 -
先ほどの部屋を後にし、廊下に出ると
こんどは西洋風の彫刻が目に飛び込んで来ます。
ドン・キホーテとサンチョ・パンザだそうです。 -
そしてまた、不思議な感じの広間に
足を踏み入れます。
中央のフラワーアレンジメントは
おそらく、各異人館共同で開催している
コンテストへの出品物です。
現代と昔のコラボが素敵ですね。 -
山手八番館名物「サターンの椅子」。
この椅子に座って
願い事をすると
その願いが叶うんだそうです
(男女別に分かれているのでご注意を)。
ただし、口コミにも書いたのですが
「サターン」と言っても
聖書に出て来る、狡猾な悪魔のことではなく
農耕の神様を意味します。
最初は、この部屋の薄暗い照明、
どことなくおどろおどろしい雰囲気の内装、
そして赤いベルベット調の布が張られた
このいかめしい椅子を見て、
願いを叶えるならば何か代償を払わねば・・・?
と躊躇したものでした。
でも、他のお客さんたちも
どんどん座って行っているので
私達も臆せず座ってしまいました(^ ^;)
ちなみに「サターン」が何を意味するかを知ったのは
自宅に帰って来てからです(^ ^;;)
ちなみに、私達がサターンの椅子に座った後
先ほどの北野外国人倶楽部で
ドレス撮影をしていたカップルがやって来ました。
先ほどの豪華な洋装とは打ってかわって
2人共、カジュアルな旅行者の服装だったので
あまりに雰囲気が違っていてびっくりです。
彼らも、同じように
サターンの椅子に座って行きました。
新婚さんだとしたら「末永く幸せに」と
願ったのでしょうか・・・? -
深みのある濃茶の木材が特徴的な
階段部分。
ここから2階に上がります。 -
この部屋は、インド方面など
アジア諸国で入手されたと思われる
仏像の数々が展示されていました。
ここは本日1軒目に訪問した、
坂の上の異人館のような
純オリエンタル風の内装ではなく、
部屋自体は西欧風なのに、陳列されている
仏像たちがオリエンタリズムを発揮している
という奇妙さが印象的です。 -
大きな窓のあるお部屋。
山手八番館は
展示物が非常に多く、
続けざまに観覧していると
少し頭が疲れてしまうので(笑)
遠くの景色を見て休憩です。 -
窓から望むは神戸港方面。
今夜、夜景を観に行くことにしているので
天候(雲の動きなど)もチェックしておきたいです。
今、晴れているので大丈夫かとは思いますが。 -
館の主の、奥様が使用していた部屋でしょうか?
大きなドレッサーがあります。 -
ここのお部屋からも、外の景色が少し望めます。
奥に見える、大きな壺とファラオのお面が
やっぱりミスマッチです(^ ^;)
高価なコレクションなのだと思いますが。
真ん中にあるフラワーアレンジメントの作品、
豪華なのですがこの狭いスペースでは
少し圧迫感を覚えます。
展示場所を少し考えて欲しいと思いました。
最後に、展示物に対して苦言を呈してしまいましたが
山手八番館の写真はここまでしかありません(^ ^;)
さて、お次は
いちばん楽しみにしていた
「うろこの家」を訪問です。
次の旅行記で紹介しますので、乞うご期待!
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