2017/07/08 - 2017/07/17
183位(同エリア999件中)
はらととさん
現地2日目。
目が覚め、窓のカーテンを開けると、ありゃ小雨が降っています。
本日の予定は、ゴンドラでフィルストへ上がりバッハアルプゼーを往復しその後体調次第でグロッセシャイデックまでハイキングです。
ワテは雨具を着てまで歩くほどハイキングに凝っていませんのでブツブツ言いながら空を眺めていましたが、カーちゃんはさっさと出発の準備を始めています。
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8:30 雨はあがったようですが空は雲だらけです。
「これじゃ山の上は雲の中じゃないか?」の私の独り言など完全無視されスタスタ
出動です。 -
グリンデルワルトの奥にあるフィルストゴンドラ乗り場まで10数分歩きました。
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ゴンドラの中からの風景です。緑がきれいです。
(カーちゃんは今日は酔い止めを飲んできたそうです) -
だんだん高度が上がり雲が下に見え出します。
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さらにあがるとグリンデルワルトの谷が雲の下になり天上びとになりました。
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しかし、途中から雨になりました。ヤレヤレ(ワテの独り言・・・)
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先に着いた人たちは駅舎の中で雨具を着ています。
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我々も雨具を着るようです。
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日本からの団体さんも今からスタートのようです。
歩くかどうかぎりぎりまで思案されていましたがガイドさんの判断でGO!ということです。 -
9:20 雨具を着るのにぐずぐずしている間に雨があがりました。
団体さんもスタートしたし、こうなりゃカーちゃんがあきらめるはずがありません。しょうがない、腹を決めてワテも出発です。 -
空一面雲なのですがなぜか見通しは良く結構遠くまで見渡せます。
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こんなアトラクションも出来ていましたね。カーちゃんは途中まで行きましたが、ワテはわざわざ怖い思いをしようとは思いませんのでパス。
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途中の絶景スポットと思われる場所でツーショット。まあ、「絶景雲」ということで。
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途中、こんな小屋がありました。
ここらではモヤなのか霧雨なのか見通しが利かなくなりました。
ま、ここまできたら行くところまで行くしかないでしょ。 -
10:30 バッハアルプゼーに到着です。
お池の向こうにアイガーらがきれいに見えるフォトポイントです。
本日は心眼で見るしかありません。 -
さあこれからどうしようと思案していたとき、同じ年代の、いやちょっと上のご夫婦が到着され「今日は見えませんでしたね~これからどちらへ」などと話をしていたら、「私たちはこれからブスアルプへ向かいます」とおっしゃいます。
ムム、ブスアルプ??ハイキングコースを検討している時ガイドブックに中級コースと紹介されていたような・・・。「どれくらいかかりますか?」「ここに2時間と書いてありますよ」確かに道しるべにはそう書いてあった。 -
一瞬、カーちゃんの目が輝いたような気がした。
「2時間ならちょうどいいじゃない。そっちに行こう?」と軽くおっしゃいます。
ワテも同じ道を帰るより知らない道を行く方が性にあっています。はい、決定!
「私たちもブスアルプに行くことにしました。それではお先に」とご挨拶し悪天候の中よく解らないブスアルプへ。 -
こんな道から歩き始めます。
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こんな坂道もあります。
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時々後ろを振り向きながら結構上ってきました。
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ここらの尾根のぼりは割りときつい。ガスッて見えませんが左手は断崖絶壁でしょう。見えないから怖くありませんが、ぜひ見てみたいものでした。
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歩き始めて40分。どんどんガスが濃くなりあたりが見えません。
要所要所にあるこの目印を頼りに進むしかありませんが、だんだん不安になりました。なんせ我々以外にだれも歩いていないのですから。 -
二人だけだったらここらあたりで、「この道でいいだろうか?引き返そうか?」と迷ったと思いますが。
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このご夫婦がそんな不安を断ち切ってくれました。
いつの間にか追いついてきて追い越してくれました。
その上に、「今日は残念だけどここから見えるアイガーは素晴らしいよ!頑張ってね」と声を掛けてくれました。(もちろん言葉はわかりませんが、ジェスチャーで会話が出来た感じがした) -
よし間違いない、このまま行こうと勇気が出、岩場のお花畑を楽しみながら歩みます。
さっきのご夫婦の姿はあっという間に消えていった。なんという速さだ。あれがハイキングというものか・・・。 -
ブスアルプの村が見えてきました。達成感を感じます。
バス停にバスが待機しているのが見えます。
見えはするのですが、すっごく遠いのです。道しるべには50minとあります。
さあ、あとひと踏ん張り頑張りましょう。 -
リュックの中に詰めておいた時刻表の中にブスアルプからのバスの発着時間もあったことを思い出し見たところ、今待機しているバスは13時25分発でした。あと20分しかありません。通常の道を歩いていたのでは間に合わないと判断し牧場内を牛さんを横目に全力疾走でショートカット。
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このバスは一時間に一本ですから必死です。小走りでバス停に近づいた時にはバスはすでに動き出していました。
バスの進路に立ちふさがる格好で停まってもらって何とか乗せてもらうことが出来ました。ヤレヤレ大汗。運転手さんありがとう。降りるときにきちんと御礼をいいました。「ダンケ」 -
バッハルプゼーからブスアルプは我々の足で2時間10分でした。濃いガスの中のハイキングでしたがカーちゃんはこの歩きが一番印象に残ったそうです。
さて歩いた後のご褒美は、駅前のクロイツ・ウント・ポストホテルのレストランでお肉です。 -
カーちゃんが食べているのはフォンデュ・シノワーズとかいうスイス風しゃぶしゃぶ。
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ワテは好物のテーダロインステーキに。
ビールやワインもしっかり飲みながら満足満足。旅はいいね。
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