2017/05/18 - 2017/05/29
23位(同エリア66件中)
ラブラーさん
5月28日(日):11日目
午前中は、魏の国の故地・許昌へ移動し、曹操が関羽を見送った覇陵橋のある覇陵橋公園、春秋楼を観光。
午後は、黄河が流れる中原の要衝。鄭州へ移動。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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洛陽の牡丹大酒店から市内を望む。
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朝、8時半にホテルを出発し、魏の故地・許昌へ移動。
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途中、トイレ休憩。
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イチオシ
向こうの山中に少林寺拳法で有名な少林寺があるそうです。
今回は、時間の関係で行きません。 -
河南省の高速道路地図で現在地を確認。
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トイレ休憩地で、古本を売っている店がありました。
なぜか、山元五十六の中国語の本がありました。 -
イチオシ
曹操が関羽を見送った覇陵橋のある覇陵橋公園に到着し、観光する。
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関羽が曹操の元を去る時の状況を示している図。
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イチオシ
左が曹操、右が関羽。
劉備の元に帰る関羽を曹操が見送ったとさせる図です。 -
庭内に入って行きます。
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関羽の銅像。でかいです。
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関羽が許昌を去る時、曹操が見送ったとされる覇陵橋。現在は石づくりです。
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橋を渡った広場。
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関帝廟の紹介
関羽が魏の許昌に滞在した時の居住地。 -
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魏を去る関羽。
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劉備の妻と一緒に魏を去る。
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関羽の廟。
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古い覇陵橋の写真。
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これは、曹操の息子がインドから来た象の体重を量る方法を教えた図。
即ち、象を小舟に乗せて、船が沈んだ点を書き、今度は、石をその線まで載せ、その後、石の重さを図って、象の体重を図ったとされる。
この話は、イタリアにもあります。 -
別の橋から覇陵橋を見ています。
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この後、関羽が魏の許昌に滞在した時の居住地・春秋楼を見学。
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庭内に入ります。
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イチオシ
関羽の象
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高さ30mの関聖殿の建物。ここは、関羽の寝室だったそうです。
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イチオシ
内部には、高さ13mもある大きな関羽の銅像があります。
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左右に関羽の部下の銅像
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関聖殿から、入口方面を見ます。
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関羽が使っていたという青龍月刀の模型。
大人でも持ち上がりません。 -
劉備の2人の奥さん(甘婦人ともうひとり)が住んでいた建物。
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こちらは、曹操が関羽のために許昌に用意した女性ですが、関羽は生真面目でこれらの女性には目もくれなかったそうです。そのため、これらの女性は浮かない顔をしています。
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この建物から、外を見た所です。
関羽は、この建物を訪ねても、劉備の奥さんのいる建物の中には入らなかったそうです。 -
庭内の景色です。
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イチオシ
この春秋楼を観光後、黄河が流れる中原の要衝:・鄭州へ移動。
今日は、鄭州の新華建国飯店に泊まる。 -
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今日は、鄭州の新華建国飯店に泊まります。
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夕食は、外のレストランです。
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鄭州の街の中を歩いて移動します。
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レストランに着きました。
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夕食の料理です。
魚。 -
肉、野菜とキノコの炒め物。
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野菜の料理。
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万頭。
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スープ。
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イチオシ
中国では、どのレストランでも食べ物の種類は多く、大体10品位でてきます。
味はまあまあです。 -
夕食の終了後、市内見学です。
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夜に、何かのイベントがあるようです。
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正面の建物の2階が、先ほどのレストランです。
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街中の歩道橋から市内をパチリ。
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ノッポビルもあります。
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結構、大きな街で、車も人も混雑しています。
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歩いてホテルに戻ります。
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途中にあった臭い豆腐やさん。
結構賑わっています。 -
写真の本は、下の資料の20,21.
諸葛孔明が死んでから魏・呉・蜀の滅亡、晋の建国までを書いており、その後の三国志を知る上で面白いです。
(三国志の資料)
<三国志について>
三国志は、約1800年前の中国の時代のことで、紅巾の乱が起こった西暦184年から晋が天下を統一し魏・呉・蜀時代が終了した280年までの約100年間を指す場合と、魏・呉・蜀が成立した221年からの約60年間を指す場合がある。
三国志には、3世紀の西晋の陳寿が書いた歴史書、「正史三国志」と14世紀に羅貫中が書いた歴史小説、「三国志演義」がある。日本では、江戸時代に書かれた湖南文山訳の「通俗三国志」と初和の時代に書かれた吉川英治著の「三国志」があるが、これらは、「三国志演義」を土台にしたものである。
<三国志のあらすじ>
西暦180年頃、豪族の土地占有や飢餓などで、農民たちの生活は苦しい状況であった。そのような時、184年に張角が新興宗教・太平道を創設し、信者を集め「蒼天すでに死す、黄天まさに立つべし」というスローガンを立て、漢に宣戦布告し、信者は黄色い頭布を巻いて暴徒化し、いわゆる黄巾の乱が起こった。漢は、反乱軍の鎮圧に討伐軍を結成し、後の三国志に登場する曹操や劉備もこの討伐軍に参加した。185年に張角が病死すると、反乱は鎮圧され、漢の時代から軍雄割拠の時代へと移って行った。
紅巾の乱の後、董卓は首都洛陽に入り、幼い献帝を擁立した。これに反対する袁招や袁術らは、反董卓の連合軍を作ると、190年に董卓は洛陽に火を放ち、長安(現在の西安)に遷都した。
191年に董卓軍と反董卓軍は虎牢関で戦い、192年に、王允と呂布は董卓を殺害した(連環の計)。董卓が殺害されると、連合軍は解散し、群雄割拠となる。
198年、呂布が刑死し、199年、袁術病死、200年に曹操と袁招の官渡の戦いが有り、少数の曹操が大勝利を挙げる。202年、袁招が死亡し、袁氏一族は滅亡した。
この間、紅巾の乱が起こった時、劉備は、関羽、張飛と出あい、「桃園の契り」を結び、義兄弟となり、これからの三国志を面白くしていくことになる。しかし、劉備らは、根拠地を持たないため、いろいろな武将の下で働くが、成功せず、劉張のいる荊州(現在の湖北省、襄樊市)に落ちのびた。207年、荊州の隆中には、諸葛孔明や龍統(ほうとう)士元らがおり、劉備は三顧の礼を尽くして、諸葛孔明を部下として迎えた。この時、孔明は、「天下三分策」を説いたとされる。
208年、劉表が病死し、後継ぎの劉宗は曹操に降伏し、劉備は長阪の戦いで大敗する。劉備は、孔明及び孫権の武将、周瑜・魯粛(ろしゅく)の策によって、劉備と孫権の同盟が成功する。華北を統一した曹操は、天下統一を夢見て大軍を率いて南下するが、赤壁の戦いで大敗し、魏に逃げ帰る。この時、関羽の軍に見つかってしまうが、関羽は一時曹操の下で庇護を受けていたため、見逃してしまう。209年に、劉備は、孫権の妹と結婚する。210年、呉の将軍、周瑜が若くして病死する。214年に劉備の軍師、龍統(ほうとう)が劉備の身代わりで戦死し、劉備は益州(蜀)を制圧した。216年に、曹操は魏王になり、219年、劉備は漢中王と称し、221年に蜀漢を建国した。また、219年には、関羽が荊州で、曹仁、呂蒙らとの戦いで負け、殺されてしまう。その時の首が魏の曹操に送られたが、曹操は、非常に悲しみ手厚く葬ったそうである。
220年に曹操が病死し、曹丕(そうひ)が劉協(献帝)から禅譲され、魏帝国を建国した。221年に孫権が呉王になり、これで、「天下三分策」の三国が成立した。
この年、張飛は、部下に暗殺されてしまう。222年、関羽を殺された劉備は、孔明から忠言を聞かず、「桃園の契り」を守り、関羽の敵を討つため、呉に出兵し孫権の陸遜と戦う(夷陵の戦い)が大敗し、白帝城に戻るが、223年に劉備は病死し、息子の劉禅が即位する。
225年、魏を攻める前に、南の蛮族を制圧するために諸葛孔明は南征を行う。
227年、蜀の諸葛孔明は第一次北伐を行う。228年第二次北伐(街亭の戦い)、229年第三次北伐、超雲病死、231年第四次北伐、234年第五次北伐(五丈原の戦い)で、諸葛孔明急死、238年、日本の卑弥呼が、魏に朝貢(魏志倭人伝)、247年蜀、北伐を再開、255年蜀、北伐、257年蜀、北伐、263年、蜀漢滅亡、265年、曹奐(元帝)、司馬炎に禅譲。晋帝国建国。280年、呉の孫皓が晋に降伏。晋が天下を統一し、三国時代が終わる。
<三国志のビデオ及び参考書>
<ビデオ・DVD>
1. 守屋 洋監修:三国志演技(ビデオ)、中国中央電視台製作
2. 三国志ノーカット版84集(上記のノーカット版):東京カルチャーセンター
3. 三国志、DVD&データファイル:講談社
4. 横山光輝:三国志(漫画)、㈱光プロダクション、販売元:紀伊国屋書店
5.ジョン・ウー版:レッドクリフ(講談社)⇒映画
<本>
1. 人物 中国の歴史5、三国志の世界:集英社、1981年
2. 渡辺精一:三国志人物事典、講談社、1989年
3. 庄威著、岡田陽一訳:三国志、三一書房、1990年
4. 殷占堂編書、施勝辰画:三国志(中国伝説の中の英傑):岩崎美術社、1999年
5. 桐野作人:破・三国志(1)、学習研究社、1995年
6. 桐野作人:破・三国志(2)、学習研究社、1995年
7. 桐野作人:破・三国志(3)、学習研究社、1995年
8. 三好 徹著、村上 豊画:興亡三国志(1)集英社、1989年
9. 別冊宝島編集部編:あらすじで読む三国志、宝島社、2008年
10. 加来耕三著、横山光輝画:三国志裏読み人間学、実業之日本社、1994年
11. 渡辺精一監修:1冊でわかる イラストでわかる図解 三国志、成美堂出版、2010年
12.歴史人別冊:三国志の真実、KKベストシリーズ、2011年
13.原 虎彦著、横山光輝画:超意訳三国志、宝島社、2015年
14.狩野直禎:60分で名著解読 三国志:日本経済新聞社、2016年
15.井波律子:史記・三国志英雄列伝、潮出版社、2015年
16.守屋 洋:三国志の英雄実説 諸葛孔明、PHP研究所、1991年
17.寺尾善雄:諸葛孔明の生涯、旺文社、1983年
18.中村 愿:三国志曹操伝、新人物往来社、2007年
19.坂口和澄:三国志検定、青春出版社、2006年
20.内田重久:それからの三国志(上)、文芸社文庫、2011年
21. 内田重久:それからの三国志(下)、文芸社文庫、2011年
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