日本航空のPエコノミーで東京～モスクワ往復

2017/07/01 - 2017/07/09

モスクワとサンクトペテルブルグを訪れることになり、東京とモスクワ間をJALのプレミアム(P)・エコノミーを利用しました。エコノミーより高めですが、ビジネスよりは格安です。成田とモスクワのビジネスラウンジも使えます。成田ーモスクワ間は昼間のフライトで、帰りのモスクワー成田は夜間フライトでした。

往復ともPエコノミー最前席で足を延ばしても前に届かない程のスペースがあり、シートもクッションが程好く効いていました。食事や飲み物サービスも気遣いがなされており、評判通りの快適性でした。

エリア モスクワ(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 タクシー 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田空港第２ターミナルのJALさくらラウンジ入口です。Pエコノミーは、このラウンジを利用できます。

成田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

ラウンジ内からは駐機しているJL機が見えました。

成田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

飲み物、食べ物が揃っています。適度に冷やされた白ワインを頂きました。

成田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

JALモスクワ便は、定時搭乗でした。出発は午前１０時４５分です。Pエコノミー席の最前列が私の指定席です。横幅はまあまあで、前の壁とはたっぷり距離があります。

成田空港第2ターミナル 空港

シートベルトをすると、前のポケットに手が届きません。スリッパ、靴べら、歯ブラシ等が入っているアメニティーセットが備えられていました。準ビジネス待遇です。

スクリーン寸法が前のブロックのビジネスより小さいこと、シートがフルリクライニングにならない、程度の差はありますが、大きな問題ではありません。

食事メニューが配布されました。プレミアム・メニューと書いてあります。

ワイン、シャンペンもあります。

ロシア語メニューもあります。モスクワ便の雰囲気が感じられます。

画面のルート表示でもロシア語があります。

安定飛行に入ると飲み物サービスが始まりました。白ワインを注文しました。通常エコノミークラスで飲むワインよりも上等な味でした。プレミアム感があります。

日本海の中程に差し掛かると、食事が出てきました。

ロシア語でも飛行ルートが表示されています。

チキンアルフレッドのフェットチーネです。良く分からない食事名称ですが、チキン系丼の感じでした。

音楽メニューも多彩です。

日本語の映画も揃っています。

モスクワ着陸の２時間程前に軽食が出てきました。サンドイッチとフルーツの組み合わせです。

もうすぐモスクワのドモジェドボ空港(DME)に到着します。

入国審査に１時間程かかりました。他のヨーロッパ入国に比べて審査が厳重で１人当たりの時間もたっぷりつかっている印象です。

ここは空港のバゲッジクレームです。Pエコノミーはビジネス・タグを付けてくれましたので、荷物が早めに出てきていました。

モスクワ ドモジェドヴォ空港 (DME) 空港

荷物を持って外にでます。

モスクワ ドモジェドヴォ空港 (DME) 空港

DME空港の到着ロビーで、人で溢れていました。タクシーの客引がいましたが、ボッたくられるので利用しないように警告されていましたので、別途、オフィシャル・タクシーをアレンジして頂いて、市内のホテルに向かいました。料金は1200ルーブルでした。

この後モスクワで仕事の傍ら観光も楽しみました。

モスクワ ドモジェドヴォ空港 (DME) 空港

モスクワ川のクルーズ船から見たクレムリン内の寺院建物です。

ホテルウクライナで、典型的なスターリン様式の建物です。ライトアップされ、見事な光景です。

モスクワ川のディナークルーズ船で見た建物です。

ノボテビッチ女子修道院で、池からの眺めが素晴らしいことで知られています。この修道院墓地にはロシアの著名人が埋葬されています。世界遺産に登録されています。

ノヴォデヴィチ女子修道院群 寺院・教会

クレムリンの壁の前の赤の広場です。前方にロシア景観を代表するワリシー寺院が見えます。

赤の広場 広場・公園

モスクワの戦争博物館に展示されているナポレオン肖像です。ロシアの歴史でナポレオンの侵攻は大きな影響を及ぼしたことが伺われます。

赤の広場前にあるグム百貨店内の装飾です。セールの宣伝ですが、芸術性が感じられます。

インペリアルポーセレン (グム百貨店) 専門店

ロシア滞在も終わり、これから帰国便のチェックインです。ドモジェドボ空港のS7航空のチェックインカウンターです。S7航空はJALと提携していますので、このカウンターで搭乗手続きを行います。

モスクワ ドモジェドヴォ空港 (DME) 空港

セキュリティーを通り、出国手続きを済ませ、搭乗ゲートに向かいます。

モスクワ ドモジェドヴォ空港 (DME) 空港

搭乗ゲートには帰国JAL便が到着していました。

モスクワ ドモジェドヴォ空港 (DME) 空港

搭乗までの時間を利用して、免税品購入をしました。ユーロでもルーブルでも支払可能でした。

モスクワ ドモジェドヴォ空港 (DME) 空港

搭乗までの時間をビジネスラウンジで過ごすことにしました。JALが提携しているS7航空のビジネスラウンジです。受付の係員は、JAL桜ラウンジのような笑顔での対応ではありません。搭乗券のコピーをとって、券を返してくれました。入って良い、の合図と思われます。

モスクワ ドモジェドヴォ空港 (DME) 空港

ラウンジ内の様子です。飲み物と少量の食べ物が準備されています。コーヒーとロシアケーキでひと時の休養です。搭乗ゲートはラウンジの直ぐ近くでしたので、搭乗時間ギリギリまでラウンジで過ごしました。ラウンジでは数人の日本人を見かけました。JAL便で帰国される方々と思われます。

出発は定刻通りであることが表示されています。

ロシア通貨が残りましたので、両替をしようと思いました。インフォーメーションで尋ねましたが、出発ゲート付近には両替場所はないとのことでした。

JAL機への搭乗が始まりました。

モスクワ ドモジェドヴォ空港 (DME) 空港

Pエコノミー最前席で、前の壁とは結構な距離があります。ゆったりした配置で、機材も新しく清潔で、快適感があります。ロシアの航空機から日本の航空機に乗り換えると、安心感もありホッとします。

夕食です。メインは焼肉丼でした。美味しい味付けです。

あと２時間程で成田空港に到着です。

軽食が出てきました。サンドイッチとフルーツの組み合わせです。帰国便のヨーグルトやアイスクリームはロシア製でした。

JAL機は安定に飛行を続け、定刻の午前８時半過ぎに成田国際空港に着陸しました。モスクワの気温は15℃程度で快適でしたが、成田空港の気温は30℃近くありました。真夏の東京に帰ってきたと感じました。

今回初めてJALのPエコノミーを利用しました。海外航空会社のPエコノミーも時々利用しますが、JALは機材、シート、食事や飲み物サービスのいずれでも満足感がありました。搭乗してホット感を味わえるのも日本の航空機の特長だろうと思います。

成田空港第2ターミナル 空港