ANAファーストクラスと欧州鉄道の旅 2日目 - リバプール BEATLES Taxi ツアー

2017/07/01 - 2017/07/01

2017欧州旅行 2日目
今日はロンドンからリバプールへの日帰り観光です。
リバプールはビートルズ（THE BEATLES）の出身地として有名です。

当初の計画ではロンドンからのリバプール往復乗車券、ビートルズストーリー入場、キャバーンクラブ入場、マジカリーミステリーの全てがパックになった【ビートルズの故郷 リバプール日帰り観光＆マジカルミステリーツアー＜ロンドン発＞ by Evan Evans】というロンドン発のツアーを申し込む予定にしていました。
しかし、このツアーは朝6:30にユーストン駅集合ということでホテルの朝食をキャンセルしなければなりません。

6年前、阪急交通社のツアーで初めて英国を訪れたときに毎朝のホテルでの英国風朝食が素晴らしかった記憶が未だに残る中、今回の英国滞在に於いても朝食付きのホテルを予約しています。
せっかくフルイングリッシュブレイクファスト付きのホテルを予約したのにそれを放棄するという選択肢は私にはありませんでした。
そうなればリバプールへの往復乗車券も自分で手配することになります。
乗車予定のちょうど3ヶ月前の4月1日、webでVirgin trainsの早割 2ndクラス往復乗車券を購入しました。
運賃は片道16.5ポンド。往復33ポンドでした。

そしてリバプールでのビートルズ名跡を巡る手段はバスでは無くタクシーでの3時間ツアー【Fab Four TAXI Tour】をこれもwebで申し込みました。
こちらはバスと違ってドライバーとマンツーマンで回るため、ドライバーが写真を撮ってくれるというメリットがあります。
結果的にこれは内容的にも経済的にも大正解だったと思います。

【※参考】
1.ビートルズの故郷 リバプール日帰り観光＆マジカルミステリーツアー 　142ポンド
2.私の場合 鉄道料金往復33ポンド+ FAB FOUR TAXI60ポンド + BEATLES STORY16ポンド =合計 109ポンド

ANAファーストクラスと欧州鉄道の旅 1日目
http://4travel.jp/travelogue/11260279
ANAファーストクラスと欧州鉄道の旅 2日目
http://4travel.jp/travelogue/11260370
ANAファーストクラスと欧州鉄道の旅 3日目
http://4travel.jp/travelogue/11260761
ANAファーストクラスと欧州鉄道の旅 4日目
http://4travel.jp/travelogue/11260902
ANAファーストクラスと欧州鉄道の旅 5日目
http://4travel.jp/travelogue/11261009
ANAファーストクラスと欧州鉄道の旅 6日目
http://4travel.jp/travelogue/11261280
ANAファーストクラスと欧州鉄道の旅 7日目
http://4travel.jp/travelogue/11261343
ANAファーストクラスと欧州鉄道の旅 8日目
http://4travel.jp/travelogue/11261359
ANAファーストクラスと欧州鉄道の旅 9日目
http://4travel.jp/travelogue/11261369
ANAファーストクラスと欧州鉄道の旅 10日目
http://4travel.jp/travelogue/11261373

エリア リバプール(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

5:03
二日目の朝です。
部屋の窓からはカートライトガーデンズ（Cartwright Gardens）のテニスコートが見えました。

窓から身を乗り出して右を見ました。

次に左を見ました。

朝食は8時スタートです。

このホテルの朝食も美味しかったです！

食パンはホワイトとブラウンブレッド。
どちらが良いかを聞かれたのでブラウンをお願いしたらトーストして持ってきてくれました。

フルイングリッシュブレイクファストです。
卵はゆで卵、落とし卵、スクランブル、目玉焼きなどを注文できます。
私は当然、目玉焼きです。

8:38
ホテルを出てユーストン駅へやって来ました。
乗車するのは9:07発のリバプール・ライムストリート駅行きです。
8:49頃にプラットホームが表示される予定です。

8:52
時間になり、表示されたプラットホームに乗客が移動していきます。
この日は4番線から発車となりました。

Virgin Trainsのチケットはスマホのアプリです。
（この画面はすでに期限が切れているものです）

必要に応じてバーコードを表示させる事ができます。

10:20
ほぼ定刻に発車し、予定より少し早くStafford駅に到着しました。

私の座席はC号車の03窓側。予約が入っています。
隣は予約は入っていませんが、ロンドンからスタッフォードまでは若者が座っていました。

10:35
車内の売店でコーラを購入しました。1.8ポンド。
ポンド購入時のレートで計算すると288円。かなり高いと思います。

11:20
定刻にリバプール・ライムストリート駅に到着です。
待ち合わせ場所には既にFAB FOUR TAXI TOURのタクシーが待機していました。

ドライバーはJayさんです。
11:41
最初に連れて行ってくれたのはマウント・プレザント登記所。
ここは1962年8月23日にジョン・レノンが最初の妻シンシアと結婚した場所です。

Jayが日本語の説明書を渡してくれました。

11:47
次に来たのはジョンが生まれた病院、リバプール・マタニティ・ホスピタルです。

リバプール・マタニティ・ホスピタル

Jayが写真を撮ってくれました。

11:52
ジョンがシンシアと結婚初期を過ごしたアパートです。

11:57
A CASE HISTORY

ポールのギターケースという設定です。

Jay（左）と同僚のEddieです。

Jayが撮ってくれました。

後ろの建物はポールとジョージの母校、リバプール・インスティチュートです。

12:01
リバプール大聖堂です。
大きさはロンドンのセント・ポール大聖堂の約2倍の大きさだそうです。

リバプール大聖堂 寺院・教会

12:10
リンゴ・スターが住んでいた家です。

12:11
リンゴの家のすぐそばにあったエンプレス・パブ。
このビルはリンゴのファースト・アルバム【センチメンタル･ジャーニー】のアルバムジャケットに登場しています。

エンプレス・パブとJayの愛車Martha(My Dear)

12:27
PENNY LANEへやってきました。

ペニーレインと私です。

12:30
オクトパス・ガーデン。

リバプールのアビーロード・クロッシング（笑）

ペニーレインのお店にて。

このお店で購入したTシャツです。
ここにはレアなThe Quarry MenのTシャツもありましたが、無難にペニーレインのTシャツにしました。
日本円で2,000円弱。良心的なお店でした。

12:46
ペニーレインの歌詞に出てくる床屋さん。

これも歌詞に出てくるラウンドアバウト。

セント・ピーターズ教会の墓地です。
墓標にはエリナー・リグビーの文字が確認できました。

13:25
ジョンとポールが初めて会った場所です。

セント・ピーターズ教会

タクシーの車内です。
5人まで乗車可能とのことでした。

Jayが見せてくれた私には衝撃の写真です。
上の写真はジョンが最期に住んでいたニューヨークのダコタ・ハウス。
そして下がリバプールのストロベリー・フィールド。
この写真を観た瞬間、何故ジョンがダコタ・ハウスに住んだのかを理解しました。

13:35
そして、そのストロベリー・フィールドの前に立ちました。

ジョンが子供の頃に住んでいた家にやってきました。

左下のプレートにジョン・レノンの子供の頃の家という事とナショナル・トラストの管理という記述がありました。

その家の前で赤いポロシャツの男に道を聞かれました。
どこから来たのか聞けばモスクワからだと言います。
するとモスクワに反応したのはニューヨークから一人でタクシーツアーに来ていたカメラ2台を首からぶら下げた男でした。
『ポールはモスクワでライヴを演ったよね！』そう言うとジョン似のタクシードライバー、Dannyが話に割って入ります。

ジョンの住んだ家の前でビートルズ愛に燃えるロシアとアメリカとイギリスの男達のトークバトルが始まりました！

Jayと一緒に。
これでもJayは私よりひと回り以上若いのです。。。

道を聞いただけのモスクワの彼も写真に収まります。

14:00
ポールの家へやってきました。

Paulの家の前です。

途中、マジカルミステリーツアーのバスともすれ違いました。

14:26
Jayが最後に連れてきてくれたのはThe Beatles Statue。
このビートルズの銅像は2015年12月に建てられました。
場所は世界遺産のピア・ヘッド（ヘッド埠頭）です。

別角度から。

14:40
3時間のタクシーツアーが終了し、約束通りビートルズストーリーまで送ってもらいました。
別れ際にツアー残金の40ポンドを現金で支払いました。
3時間のこのコースは60ポンドですが、予約時にPayPalで20ポンドを支払うシステムです。

The Beatles Storyへ入場しました。
入場料は15.95ポンドです。（カード払い。請求は2,376円でした。）

当時のマシューストリートを再現しています。

キャバーンクラブのステージを再現しています。

NEMS
ブライアン・エプスタイン経営のレコード店の再現です。

レコーディングスタジオの再現です。
EMIのアビーロードスタジオだったと思います。

Imagineのコンセプトです。

隣接するカフェです。

隣接する売店です。

ビートルズストーリー、とても楽しかったです。

15:30
The Beatles Storyを後にして、Albert Dock（アルバート・ドック）を散歩しました。

アルバート・ドック

帆船が停泊していました。

15:53
ぶらぶらとマシューストリート辺りまでやってきました。
ハード デイズ ナイト ホテル（Hard Days Night Hotel）

マシューストリートを歩いてみます。

ジョン・レノンが立ってます。

キャバーンクラブ

キャバーンクラブ。

ラバーソウル。

レノンズバー

ビートルズのメンバーも通っていたというパブ｢グレイプス｣です。

ビートルズショップ

マシューストリート

16:11
最後にエリナーリグビーと写真を撮ってマシューストリートを後にしました。

16:34
遅い昼食兼夕食。マクドナルドのチーズバーガーです。
222円。

Liverpool Lime Street station
18:47発のロンドン行き列車に乗る予定でしたが、電車が1時間以上遅れてロンドンに着いたのは22:30を過ぎていました。
この日の夕食はホテル近くのフィッシュ＆チップスの店でと計画していたのですが、店の終了時間を過ぎてしまい、それが叶うことはありませんでした。
こうして二日目が終わりました。

電車が遅れた理由は運転者不足という日本では理解できない理由でしたが、2日後の7月3日にVirgin Trainsから電車遅延の謝罪と遅延払い戻し制度により片道の半額運賃に相当する8.25ポンドを払い戻すというメールが来ました。
そして間もなくそれは実行されました。

次の旅行記
ANAファーストクラスと欧州鉄道の旅 3日目
http://4travel.jp/travelogue/11260761

リバプール ライム ストリート駅 駅