2016/04/27 - 2016/05/10
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ありママさん
2015年9月のとある日、夫がのたもうた。
「来年のGWにイギリスに行こうと思うんだけど、アンタ行く?」
還暦記念南欧旅行の準備でク○忙しい時に、そんなこと考えられる余裕なんかありません。が、
「イギリスなら、4トラベルのお友達と行きたいけ、お父さん一人で行ってくればいいやん。」
とやんわりお断り。
ARIC一家は、全員一人で海外旅行が出来るので、その返事を聞いた夫は直ぐにエアチケットを予約しました。
そして、スペインへ出発。
ところが、到着した翌日、バルセロナを別行動中に事件は起きた。
大聖堂見学中、気分が悪くなり、2時間も身動きできず、”フランダースの犬”のように祭壇の前で息絶えるのではないか、とかなり深刻な状況の身だった夫。
何とか自力で外に出てタクシーを拾ってホテルに戻ったそうなのです。
夫が、海外で具合が悪くなったのは、ホーチミン家族旅行以来。
あんときゃあ、棺おけと一緒に帰国するんかいな?と良からぬ事態を妄想しては、こっちまで生きた心地がしなかったことを思い出します。
そんなことがあり、あれこれ考えた末に、私も一緒に渡英することに決め、11月末に夫と同じ便のチケットを取ったのでした。
人生初の海外旅行訪問国がイギリスでした。
1976年のことです。
ケンブリッジでのホームステイ中、ロンドンとスコットランド、オクスフォードに小旅行して以来40年ぶりの訪問に、出発まで心躍らせる毎日でした。
4月27日 福岡~ソウル経由~ロンドン
4月28日 セブンシスターズ&ルイス一人歩き
4月29日 ライ&カンタベリー一人歩き
4月30日 コッツウォルズ観光
5月 1日 ロンドン~チェスターへ移動。夫はエジンバラへ。
5月 2日 世界遺産ポントカサステ水道橋一人歩き
5月 3日 イギリスからフェリーで、アイルランド・ダブリンへ
5月 4日 現地英語ツアーでモハーの断崖へ
5月 5日 ダブリン~フランス・パリへ
5月 6日 パリ~ノルマンディー・エトルタへ一人旅
夫は帰国
5月 7日 ル・アーブル、オンフルール、ルーアンへ
5月 8日 ルーアン~パリ
5月 9日 パリ~ソウルへ
5月10日 ソウル~福岡
イギリスは40年ぶり、初めましてのアイルランド、昨年に続きまたフランスの田舎旅。
ちょっと長くなりそうですが、備忘録として記録に残したいと思います。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今まで何度か書きましたが、福岡空港は国内・国際線とも、航空会社チェックイン前に、預託荷物(大きなスーツケース等)のX線検査があります。
2箇所しかないため、毎回長~~~い行列が出来るので、ここで一時テンションが下がります。
荷物チェック終了後、アシアナ空港カウンターへ。
本格的なGWの混雑前ではありましたが、ソウル行きは社員旅行などの団体旅行客で多くの人が行列をなしていました。
30分ほど並んで、やっと自分達の番が回って来ました。やれやれ。
ところがです。
ロンドン行きは、システムエラーでまだ手続き出来ないので、そこで待ってて欲しい、と言われ、もう一組のご夫婦と4人、別レーンで待たされました。
そしてやっと手続きの順番が回ってきたときは、既に全ての乗客がチェックイン完了。最後の最後に手続きが終わりました。
結局、カウンター前で90分も立ったまま、大人しく待ったのでした。文句一つ言わず。
こんな年寄りを90分も立って待たせるなんて・・・
「準備が出来たら館内放送で呼び出す、腰掛けてお待ち下さい。」くらいの配慮は出来んかったとかいな?
と怒りがふつふつと湧き上がりました。 -
大急ぎでセキュリティチェック、パスコントロールを通過し、小走りで搭乗しました。
既に疲労困憊です。
福岡~ソウル便は、新しい機材だったので少しは救われた気がしましたけど。 -
機材が新しいので、スマホの充電も出来ます。
充電するほど減ってはいなかったけど、使えるもんは何でも使っちゃる。 -
福岡~ソウルは、東京よりも近く、飛行時間は1時間。
それでも機内食は提供されます。
サンドイッチでした。 -
ソウル到着後、ロンドン行きの乗り換えまで、ラウンジで軽くスィーツを頂きます。
疲れた体が甘いものを欲するようです。 -
40年ぶりに、ロンドン ヒースロー空港到着。
あれから40年もの年月が過ぎたのですねえ。
大学生だった私は、結婚、出産を経て、白髪染めと遠近両用眼鏡が手放せない年齢となってしまいました。
感慨もひとしおです。ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港
-
私はここにいる。
って、これって乗り換え用案内ですね。
嬉しくって嬉しくって、関係ないものまで何でもかんでもカメラに収める私。
方言で言うと、とんぴんついています。 -
物凄く時間がかかる、と悪評のヒースローのイミグレですが、思ったほど混雑していませんでした。
到着後、すぐに無料の空港wifiを繋いだところ、何通ものメールと通話着信が。
5月に、中学校の同級生との還暦祝い同窓会をするのですが、その幹事をしてまして、出欠の返事を4/30までに欲しい、と連絡していたのです。
イミグレに並んでいる間に、返信メールを打って時間を潰しました。ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港
-
40年前のヒースローのことなんて、全く記憶にありませんから、初めての訪問同然です。
-
ロンドンに関しては全てを夫に丸投げ。
ここはどこ?状態のワタクシ。 -
ホテルまで地下鉄利用だそうです。
エレベーターに乗りましょう。 -
地下鉄 ピカデリー線に乗ります。
-
ここは英国。
案内の表記は英語のみ。
そんな当たり前のことがとても新鮮に感じます。
今まで行った国々では、その国の公用語と英語+αの複数言語での表記でしたからね。 -
Earl's Courtで降りるらしいです。
私はいつも首からデジイチカメラをぶら下げているのですが、車輌の中で向かいに座っていた初老の男性が、そのカメラを指差して
「2人の写真を撮りましょうか?」と言ってくださり、お言葉に甘えてカメラを差し出しお願いしました。
流石、紳士の国!
到着早々親切にしてもらって、嬉しかったです。 -
アールズコートに着きました。
さあ、これからどっちだ?
地図を広げる夫。
右に参ります。 -
広くもない駅前の道路ですが、バスが走っています。
わわわわわぁ~~~2階建てばすやん。
ロンドンに来た実感が沸きました。 -
地下鉄駅を出て5分もかからず、夫チョイスのホテルに着きました。
-
ロンドンのホテル代は高いので、寝るだけと割り切って選んだそうです。
City Continental London Kensington ホテル
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ロビーの壁に掛けてあった絵画
そうそう、40年前のロンドンってこんな感じだった。
ダブルデッカーの広告はじめ、町中に日本の名だたる企業名の看板をあちこちで目にしたのでした。
エコノミックアニマルと揶揄されてはいましたが、誇らしかったなあ。
そんな時代があったのですが・・・しんみり。 -
決して広くはない部屋ですが、多くは望みません。
-
日本のビジネスホテル並みです。
-
もちろんバスタブなんて有りませんし、望みもしません。
12泊の旅行なので、節約節約。
こうしてロンドン一日目は終了。
いい夢が見られるかなあ?
お休みなさい。
*備忘録
ヒースロー空港両替所でのレートは、1ポンド=202円(手数料込)
ATMでのキャッシング 1ポンド=167円(手数料込)
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