2016秋　岡山・姫路旅行２:倉敷美観地区の古民家に泊まってデニム食（≧∇≦）満喫

2016/10/08 - 2016/10/11

2016年10月8～11日
久々の平日休みと10月の3連休を使い、岡山・姫路へ。
第一の目的は小田郡矢掛町のやかげ郷土美術館で行われた世界の民族衣装展を見に行くこと。
ついでに倉敷の美観地区や、長年の宿題だった岡山市のオリエント博物館、そして姫路城へと帰路寄り道しつつの旅。

★
満足感高かった矢掛町訪問も終わり、最初の宿泊地は倉敷。商都としても観光地としても有名なここを外すわけにはいきません。
大原美術館、アイビースクエア、林源十郎商店なとという名だたるスポットを巡りながら、これまた宿題だった倉敷名物でもあるデニム食を探しました。で、でも青い食品って…あまり美味しそうじゃない気がする…
との思い込みを他所に、各店各品ともいろいろな工夫を凝らしたデニム食を作り出していたのでした。

ちなみにおかやま観光大使のNさんいわく、岡山の三大イロモノソフトと言えば、デニムソフト・い草ソフト・カキフライソフトの3点です。
これ、岡山観光検定に出ますので要チェックや！(嘘)
なんてね。

エリア 倉敷(岡山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

10月9日 12時半
矢掛→清音→倉敷駅へと戻ってきました。
ここから倉敷散策。

倉敷駅 駅

朝とは違う、商店街のアーケードを通って倉敷美観地区へ。この商店街には倉敷帆布の店や雑貨屋などかポツポツあって楽しい。
そして途中にあった、岡山名物デミグラス豚カツの有名店『かっぱ』に入ろうとするも、長蛇の列により断念…夕食時にもう一度トライすることに。

倉敷本通り商店街 市場・商店街

商店街と美観地区の間にある阿智神社。ここを抜けると美観地区はすぐ。

阿智神社 寺・神社・教会

倉敷本通り商店街、美観地区。基本的に歩行者天国です。

倉敷本通り商店街 市場・商店街

美観地区に入ると狭い路地が観光客で溢れかえっています。さすか三連休の中日だ。

倉敷美観地区 名所・史跡

この通りにあったギャラリーカフェで瀬戸内海のシーフードカレーを頂きました。お店の名前は失念…。どこもかしこも人で混み合っている中で、ここは落ち着いた空間でのんびりできました。

中心部に近い場所。この通り人でごった返している…さすが三連休中日の日曜だ…

まずは大本命の大原美術館から。色々な館があり共通券での販売で離れの別館は別料金。全てをじっくり見ると時間がかかります。

公式サイト
http://www.ohara.or.jp/

大原美術館 美術館・博物館

西洋館建物のエントランス。日本近代美術館の草分け的存在だけあり、有名なエル・グレコ『受胎告知』をはじめ、モネ・ルノワール・ロートレック・ピカソ・ゴーギャン・ドカなどといった名だたる絵描きの作品や、所属品を現地で購入した児島虎次郎の作品などがこれでもかとズラリ。
これが90年近く前に個人の事業で始まったのだから、先見の明とそのスケールの大きさに感動…
ここはマストです、絶対！

絵画部門だけでなく、工芸館・東洋館といった立体創作物や歴史的収蔵品の数々も素晴らしく、一度の訪問では受け止めきれないほど芳醇でした。創始者の思いもあり、何度か通ってみたいとまで思わせてくれます。

大原美術館 工芸・東洋館 美術館・博物館

館内は撮影禁止につき、館外ののびのびとした園庭を。ここの美術館は敷地内への入り口がいくつかあり、一瞬どちらから入ったのか迷ってしまったり…

倉敷川に浮かぶ川舟。昔の再現で街のムードアップに一役かっている。

倉敷川 自然・景勝地

川舟乗り場。この船に乗るには要予約だそう。

そしてこの旅行一番のショット。
倉敷川と柴犬

ヤバいかわええ。
しかもアイラブシバの文字が輝いてる…！
奇跡の一枚。

倉敷川 自然・景勝地

朝、まだ曇っている時の倉敷川。同じエリアなのに印象学校異なったりして、また風情ある。

倉敷の観光案内所。レトロな建物が特徴的。ちなみに倉敷駅前にも観光案内所があります。

倉敷駅前観光案内所 名所・史跡

倉敷民藝館。大原美術館が西洋の美術品を集めたのに対し、こちらは庶民の暮らしに根差した物が集められている。

倉敷民藝館 美術館・博物館

そして倉敷と言えばここも欠かせない、倉敷アイビースクエア。宿泊施設や商業施設、大原美術館の分館などがある複合施設。

倉敷アイビースクエア 宿・ホテル

夕方でお店が閉まるためか、園内をは静かな雰囲気。

大原美術館 分館 美術館・博物館

アイビースクエア内のデニム展。デニム食だけでなく本物のデニムにも興味津々。

DENIM ON LIFEというイベント。倉敷や児島のデニムメーカーが集まっていて見応えありました。

展示1
デニムだけどレデイースものも充実していて◎。

展示2
色々なデニムの素材や実験系の生地。こういうの楽しい。

美観地区内にもデニムショップかたくさんあった。こちらは児島のメーカーのお店、kojima market place。

もちろん倉敷デニムも！
同じく倉敷発祥のオサレマスキングテープも。

倉敷デニムストリート グルメ・レストラン

やはり本場だけあって、どのお店もたくさんの種類を扱っていた。限定品もチラホラ。

街中にはデニム着物レンタル屋もあり。残念ながらこの三連休は予約でいっぱいでした。それもうなずける素敵さ。

美観地区の商店街は古い家屋をうまく生かした作りで、小道散策がたのしい。

そしてここで第1のデニム食発見！
『デニムプリン』
見た目よろしくサイダー味らしい。見た目でお腹いっぱいやな…青色ェ…。

倉敷名物えびす饅頭。これも食べ損ねたな…

えびす饅頭 グルメ・レストラン

そしてここにも走る人力車。最近観光地でこれを見ない所はない。

中国銀行倉敷本店出張所。歴史的な建物でスタンドグラスが美しい。夜に来た方が綺麗なので、後ほどまた訪れることに。

中国銀行倉敷本町出張所 名所・史跡

白壁と白壁の間の道。油断してると道を見失う。ここで鬼ごっこやったら面白い！と思った。ベネチアにも似た既視感。

倉敷美観地区 名所・史跡

さて夕暮れ時が近づいてきました。昼とはまた違った古い街並みの風景。

倉敷川も夕暮れ時。きれいだー！

倉敷川 自然・景勝地

夕飯にはもう一度本通り商店街のかっぱさんへ向かう。20時を前にすでに人手が少ない。

かっぱへ到着。昼の行列が嘘のように外は静か、だけど店内はお客さんぎっしりでさすが人気店！

かっぱ グルメ・レストラン

名代とんかつ=デミグラスとんかつ。岡山名物と言えばこれを食べねば！まろやかなデミソースがカツにマッチしてとても美味。

出てきたお箸の袋には、倉敷地方方言抄。岡山出身のNさんも知らないのがあったとのこと。世界は広い。

そのまま宿の方に教えていただいた銭湯へ。久々に銭湯へ行くなー。幼少時はよく行ってたんだけどな。

中は昔ながらの作り。昭和から時の止まったかのような…。そして番台に人がいないというw

とりあえず少し待つとおはさん登場。無人の館内に入った私を咎めるもせず、待たせたのを詫びるでなく、普通に挨拶して料金徴収。このノンビリ感も昭和的で最高！
中のお風呂もなかなか年季が入ってて、童心に返ったかのような懐かしい気持ちに。いいお湯でした。

さっぱりして銭湯を出ると、辺りはもう夜闇の世界に。もう一度倉敷川を眺めに行くと、ライトアップされた建物が幽玄的でムード満点！

倉敷川 自然・景勝地

昼間に見た中国銀行もステンドグラスが輝いて、密やかだけど煌びやか。

中国銀行倉敷本町出張所 名所・史跡

商店街も22時前にはこんな状態に。煌々と光が付いていないのが、行燈の世界を想像させてとても良いです。

美観地区は他の倉敷市のエリアから切り離された、浮世離れした桃源郷のようにも感じた。タイムスリップしたような錯覚に陥る。素敵な夜でした。
この辺りで散策を切り上げ宿に戻ります。

倉敷ゲストハウス 有鄰庵 (ゆうりんあん) 宿・ホテル

宿のお部屋。昔ながらの畳の部屋に布団を敷いて寝るスタイルなのが、また昭和感溢れる雰囲気。宿までこういう場所だと、夢が壊れなくて良いです。

そしてこの部屋は天窓つき！星空を眺めながら眠りにつきます。

ロビーにもさすがに人がおらず。おやすみなさい…

10月10日
おはようございます。朝は中庭の木々を眺めながらノンビリと目覚め。

倉敷ゲストハウス 有鄰庵 (ゆうりんあん) 宿・ホテル

ここの宿はお台所もレトロ。昔の土間式のお勝手をそのまま使っているの。

二階にも部屋があり洗濯物も干せます。いい天気だー！

二階からの眺め。昔ながらの普通の家屋が並んでいるのがのんびり感あってこれまた良い。

この有鄰庵さんは、ゲストハウスだけでなく昼はカフェもやっていて大人気！直前なのに予約できて本当にラッキーでした。いい滞在だったなぁ…

倉敷ゲストハウス 有鄰庵 (ゆうりんあん) 宿・ホテル

朝ごはんは本通り商店街のブーランジェリーmugiさんへ。ここも店構えからして雰囲気が良かった。

mugi グルメ・レストラン

朝早くからパンがズラリ。

2階はカフェになっていて、1階で買ったパンを食べることができる。木でできた優しい室内は靴を脱いで上がる。

クロワッサン等mgmg。マーガレットホープ農園のファーストフラッシュをお供に。
お洒落ブーランジェリーだけあり、ここにはデニム食はなし笑

倉敷デザイン会をひっぱる立役者、林源十郎商店。中はオサレグッズがギッシリ、倉敷ブランドが確立されてる感満載。
http://genjuro.jp

その他にも古民家改装型のオサレショップがたくさん。ここもその１つで、色々なお店が入った複合施設でした。

中は大体リノベされていた。そしてオサレ空間。

オサレショップだけでなく、こういう渋面白い備前焼の店があるのもここの面白いところ。ハニワ…笑

そして最後にたどり着いたのが、ここ倉敷デニムストリート。中にはデニムショップにデニム製品がズラーリ。しかしここの真の目的は…

倉敷デニムストリート グルメ・レストラン

ジャジャーン！ここはデニム食の聖地とも言える場所でデニム食オンパレード！行列もすごいぞ！

デニムまん、とても美味しくなさそうなルックス…コピーが笑えるw確かに食欲なくす色No.1！

行列の凄さに食べるのは早々に諦め、デニム食リサーチに入った。デニムソフトにデニムまんにデニムバーガー。青へのこだわりと美味しくなさそうなルックスが潔すぎ笑

デニムストリートでもう１つビックリしたこと。なんと中部地方にとっての偉人、星野仙一さまの記念館がこんなところにある！

星野仙一記念館 美術館・博物館

何故ここに…笑
という問いはさておき、倉敷出身だというのを初めて知ったな…。パスしたけど中部地方人としては入っておけば良かったかも。

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倉敷美観地区散策、デニム食だけでなく色々な見所ももちろんたくさんあります。雰囲気満点のこの地域、泊まってゆっくり街並みを味わうのが一番の過ごし方ですね。そしてデニム食に是非トライしてみてください！意外に美味しいらしいですよ…笑
そしてこの後は岡山市内へ移動します。