2016秋　岡山・姫路旅行４：世界遺産の白鷺城、姫路城へサイクリング

2016/10/08 - 2016/10/11

2016年10月8～11日
久々の平日休みと10月の3連休を使い、岡山・姫路へ。
第一の目的は小田郡矢掛町のやかげ郷土美術館で行われた世界の民族衣装展を見に行くこと。
ついでに倉敷の美観地区や、長年の宿題だった岡山市のオリエント博物館、そして姫路城へと帰路寄り道しつつの旅。

★
10月11日(火)午後
矢掛・倉敷・岡山市内と岡山県を堪能し、東京への帰路へ。せっかくなので姫路で途中下車し、世界遺産の姫路城へ。
休日は入場に数時間待ちもあるというこの城も、平日の閉館間際ではさすがに人も少なくノーストレスでの見学。
最後に名物のえきそばと姫路おでんをお供に、今回の山陽旅行は終了です。

エリア 姫路(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自転車 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

10月11日（火）15:00
午後のやや遅めに姫路に到着。
岡山→姫路間は新幹線で30分前後、在来線の鈍行で1時間半。今回は新幹線を利用。

姫路駅 駅

駅構内でさっそく姫路城のパンフレット発見。

姫路駅は駅ビルが併設されている、地方の大き目の駅といった風情。観光都市の駅としてはいい感じだと思った。
構内の表示を頼りに、姫路城の方へ。

駅から階段を下りたところに観光案内所があった。中には観光パンフレットなどの提供がある。

姫路観光案内所 (愛称：姫路観光なびポート) 名所・史跡

さすが世界遺産だけあって、海外からの観光客を想定した資料も揃えられていた。

どの国から来たの～？っていうアンケート。意外にドイツが多いのに驚き。あの辺りも城多いからかなぁ…

ここでレンタサイクルの無料貸し出しがあることを知る。姫路駅から姫路城までは徒歩２０分くらいで、迷わず自転車で行くことにした。
窓口で申込書を書くとすぐに貸し出しの手続きをしてくれた。

指定された駅西駐輪場へ。

ここを下りてまっすぐ突き当りにレンタサイクルがあった。駐輪場の管理人さんにその旨を話し、自転車とともに外へ。

姫路城駅前通り。姫路城まではこの道を真っ直ぐ一本道に進む。遠くにうっすら姫路城が見える。

城に向かって自転車を漕ぐ。途中には商店街のアーケードが見える。

100%英語の標識。さすが観光都市！

城の手前には売店や広場などがあり、平日だというのにそこそこ賑わっていた。人気だなー。

城の手前までやってきた。姫路城が見えてきた！ここまで自転車で１０分弱。

城の前には大きな橋があり。お壕を越えて城門へ。

姫路城 (姫路公園) 名所・史跡

姫路城大手門が見えてきた。

この門から石垣をくぐって構内へ。

姫路城 (姫路公園) 名所・史跡

中に入ると広場が。かつて三の丸があったので三の丸広場と呼ばれている。この広場一帯のエリアを姫路公園という。

姫路城 (姫路公園) 名所・史跡

中には市立の動物園まで！

姫路市立動物園 動物園・水族館

ちょっとした建物内には、市民による菊のコンテストが。公園として近隣の憩いの場になっているんだなあと感じる。

千姫＆忠刻の顔出し看板が！笑。今季大河ドラマ『真田丸』に千姫が登場してのことらしい。

見学にあたっての注意。写真撮影はOKとのこと。入場料1000円を払って入ります。

まずは菱の門をくぐります。


城の地図はHP参照に。
http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/enjoy.html

姫路城 (姫路公園) 名所・史跡

いよいよ姫路城へ。とても大きな城である。
今日は平日の閉館間際だからこんなにも空いてますが、休日は120分待ちのときもあるとか…！ディズニー並みだ…

姫路城 (姫路公園) 名所・史跡

そびえ立つ、という形容詞がふさわしい。白鷺城という名称があるくらい、白くて威厳のある建築だ。

石垣をぐるりと周り、天守閣内へ。入り口と出口が異なる順路で、靴は脱いで袋に入れて運ぶ。

内部。築城以来、400年間焼け落ちることもなく原型をとどめているだけあり、どっしりとした歴史の風格を感じる。

平成21年に行った50年に一度の大修理の様子も展示されています。

姫路城大天守修理見学施設 天空の白鷺 名所・史跡

その前の昭和の大修理。戦争をまたいで修理がなされている、一大事業だったことが分かる。

その他にも広い内部に様々な展示がなされている。

通路以外の場所は基本的に立ち入りできない。ぐるぐると楼閣を周り、最上階を目指す。

上階へはこういった急な木造階段を登ります。足の悪い方や年配の方は事前に相談した方がよいと思います。ギシギシいってちょっとこわいよー。

天守閣最上階。城の守り神ともいえる長壁神社が鎮座。
http://castle-himeji.com/highlights/keep/main-keep/f6/

最上階からの眺望。スケールが大きくて感動！

もう一丁。鯱鉾が写ったー！
ちなみにこの鯱鉾、なぜか二体ともメスなんだそうで…

さて、ここから地上へとおります。下り階段がこれまた急なので注意。おーこわこわ…

地上へと戻ってきました。
ここは備前丸と呼ばれる建物があった一帯。この広場の隅に、かの有名な播州皿屋敷のお菊の井戸がありましたが、コワくて撮影はせず…。おそろしやー…。

姫路城 (姫路公園) 名所・史跡

また城の修理中の一角では、保存修理を解説したパネルもありました。

天守閣見学も終わり、最初に入ってきた西の丸へと戻ってきました。ここからさらに櫓の中へ。

姫路城 (姫路公園) 名所・史跡

西の丸長局。百間廊下とも言われるだけあり、ひたすら長く続いている。

姫路城 (姫路公園) 名所・史跡

途中の小部屋には城同様にさまざまな展示があった。

百間廊下の特徴についての解説。ここに千姫に仕えていた侍女がいたそうだ。

姫路城 (姫路公園) 名所・史跡

姫路城の歴代城主。人間は栄枯必衰の理で皆亡くなっていったものの、城は約400年の時の試練をくぐり抜けてきました。しみじみ。

秀吉の時代から、この城が中国地方の重要な拠点として扱われていたことがわかります。

ここにも忠刻・千姫の顔ハメが笑。どんだけ推してるんや…

往時を偲ばせる調度品と人物模型のあるお部屋もありました。

ここで閉館時間の5時を回ったため、急いで出口へと向かいます。
出入口近くでは何かのイベント準備をしていました。もちろん申込者のみ参加の様子。夜に見る白鷺城、どれだけ輝いていることでしょう…。

城へと通じる道はクローズ。公園内も人がまばらになっており、慌てて構内の外へ。
ここでとっぷりと日が暮れる。2時間という駆け足でしたが姫路城の雄大さを体感することができて満足です。何年かたったらまた訪れたいスポットです。

姫路城 (姫路公園) 名所・史跡

道の途中であった、姫路名物えきそばのお店。自転車を返さなくてはならないため、ここはパスして駅にあるお店に伺うことに。

無事自転車を返し、駅ビルの"播州うまいもん処"というフードコートへ。

ここではまず姫路名物の姫路おでんをチョイス。普通のおでんと違うところはと言うと…

味付けは生姜醤油でされていて、さっぱりと頂ける仕様になっています。なんと公式リンクもあった。
http://himejioden.jp

続いて先ほど逃したえきそば屋"まねき"にトライ。ここも駅に併設の店舗で便利！

まねきのえきそば 在来線下り店 グルメ・レストラン

えきそばとは何か、の説明書き。
かんすいを混ぜた独特の配合の麺らしい。初めて聞いたけど黄色い麺が特徴的。

月見えきそば。シンプルだけどツルンとした食感で食べやすい。いいですね。
詳しくはまねきのHPよりどうぞー。
http://www.maneki-co.com/ekisoba.html

お腹も満たされたところで、最後はお土産を買います。やはり駅ビル内の播州名物コーナーにていろいろ物色。
その中にはダイスキな播州の白なめし革を使った小物類もありました。お財布はこの革で作られたものを愛用しているので、とても嬉しいです^_^
あれやこれや買い、帰りの新幹線に乗車。東京までのぞみで3時間ほど、あっという間の帰宅でした。

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岡山・播磨という組み合わせは、岡山出身の知人に勧められたのですが、一度に回るのは効率が良くなかなかGoodな旅程だと思いました。ぜひ一度サンライズ号に乗り、見どころいっぱいの山陽旅に出てみてはいかがでしょうか★