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スペイン、イタリア旅行二日目。午後2時頃トレドからマドリッドへ帰ってきました。<br />アトーチャ駅の目の前のソフィア王妃芸術センターのカフェに定食メニューがあるとの情報を見つけていたので、ちょっと贅沢な外食にしようとソフィア王妃芸術センターのチケット売り場へ。<br />入口で案内していた女性もとても感じよく、すんなりチケット売場の列に並びます。<br />ここで衝撃の事実が発覚!なんと料金が値上がりしています。<br />8ユーロのつもりで行ったのに、10ユーロになっています。<br />その他のガイド付きだったりの料金も、壁の料金表の金額のところだけ、真っ白い下地にくっきりと黒く書いてあり、いかにも書き直したばかりです。<br />それでも仕方なく三人分、30ユーロ払ってカフェへと向かいました。<br />別館のようなところの端っこのエレベーターで1階に降りると大きな吹抜けの奥にカフェがありました。天井はなく、通りから出入りできそうなので、ちょっとした広場のようです。<br />カフェの中は緩やかに区切ってあって、奥はレストランです。定食ならレストランだろうと奥に入って英語のメニューを見せてもらいましたが、創作料理のようで何の料理か良くわかりません。<br />結局食材を見てそれぞれ違うものを一品づつ頼みました。<br />おしゃれな料理でした。お味の方はおっかなびっくりでしたが、どれも良かったです。三品とお水を頼んで56ユーロ、クレジットカードの請求額は7055円でした。そんなに高くはなかったですね。(定食はどこだったんでしょう?場所を間違えたかなぁ)<br />食事を終えて再び広場を通って中へ。さっきのチケットを見せたら大丈夫でした。<br />とにかくゲルニカを探します。途中で名前を知ってる画家の作品に足を止めつつ、チケットと一緒にもらった館内地図をみながら歩きますが、わかりません。部屋ごとにいる係の人にゲルニカを聞くと教えてくれますが、そこに行ってみると怖そうなおばさんが外への出口を指して「もうここには戻れない」的なことを言うので、混乱して何度も同じ所をグルグル回り、やっと一旦外に出て別館に入るんだということがわかり、出口を出てゲルニカまでたどり着きました。<br />私達は英語が不自由だし、係の人もスペイン語しか喋れない人が多く無駄足を踏むことが多かった旅でしたが、そこが楽しかった。焦ったり、驚いたり、ニヤリとしたり、喜んだり悩んだりと、頭をフル回転させて臨み、三人で一人前でした。<br />ゲルニカを見たらシースルーエレベーターで降りて、小雨が降ったり止んだりの中をプラド美術館に向かいました。<br />大通りを歩いて行くと大きな建物が見えてきたので、もうこの辺かな、と公園へ曲がると建物の入口らしきものが見当たりません。<br />前方に若者たちが歩いて行くので付いていくとその建物の向こうがわを左にぐるっと周ったところに下に降りる階段があり、(向かい側は教会でした) 階段下には閉まった入口の前に何人も座っていました。あと1時間ほどで、無料になる時間です。<br />階段下の入口にはチケット売場らしきものは見えなかったので、さらに建物を回り込むと最初に建物が見えたところから右に進んだらすぐに着いたような所にまた人が溜まっていました。<br />係のおじさんに聞いてチケットを買って入る人の列に並びました。<br />広い館内を目当ての作品を探して駆け回りました。<br />ソフィア王妃芸術センターもプラド美術館も作品が多すぎて、あまり美術に明るくない私には目が回るようで「あれは見た」と云う自己満足だけのような気もします。正直、感動は難しく、でもそれが観光なのかもしれません。<br />出てみると、ちょうど無料になる時間で、人波が流れ込んでくるところでした。<br />旅行前の計画では無料の時間になってから両方組み合わせて入ろうかと考えましたが、プエルタ・デル・ソル付近に買物に行きたかったので、トレドから帰ったアトーチャ駅からの動線を考えると無料になるまでの時間がもったいないと思い直しました。<br />結局、両方で25ユーロ使いましたが、中はそんなに混んでなくて良かったと思います。<br /><br />美術館を出て徒歩でホテルへ一旦戻りました。もう雨はだいぶ上がってきたようだし、買物なので屋根のあるとこにすぐ入ろうと雨具も置いて、少し身軽になって歩いてプエルタ・デル・ソルへ。<br />もう8時近いのにまだまだ夕方5時頃な感じ。写真を撮っても明るく写ります。<br />友Kの息子に頼まれた「カンペール」で靴を探すものの目当てが見つからず、私の目当ての革製品のお店へ。<br />数年前に義姉がやはり友達三人でスペインに旅行した際に、お土産にもらった革でできた薔薇のキーホルダーがとても使いやすくて可愛くて気に入ってたのに、年季が入ってしまい代わりが欲しかったのです。<br />「SALVADOR BACHILLER」とキーホルダーには書いてあるのですが、日本で聞いたことがなかったので、ネットで探してプエルタ・デル・ソルの近くにお店を見つけました。<br />間口は広くはないのですが、4階くらいまで売場があります。<br />手頃な値段で綺麗な色の革製品が並んでいて、持ってる薔薇のキーホルダーの進化版を4本、アイコンにしてる魚をくわえた猫と、きれいな色の小銭入れ2個と小さめのペンケースの合わせて8点買いました。<br />バッグなども可愛くて、セールになってるのもたくさんあったのですが、まだ二日目にして帰りの荷物を考えると買えませんでした。<br />合計120ユーロでしたが、免税の手続きを帰りのローマでしたら13ユーロが帰ってくる予定。<br />お昼が3時頃だったので、夕飯は買物に満足して帰る途中のハシント・ベナベンテ広場(サンタ・アナ広場とつながってる?) の角のお惣菜屋みたいな店で「ミニピザ3個で5ユーロ」を頼むと、お兄ちゃんが軽く温めてくれてホテルの部屋で遅い夕食となりました。<br />明日はサン・ヒネスでチュロスを食べて、大汗かいて取ったALSAのバスでグラナダまで移動です。<br /><br /><br />

半日トレドで午後からマドリッド~三年に一度、50代の三人旅

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2017/05/11 - 2017/05/13

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ひろろ

ひろろさん

スペイン、イタリア旅行二日目。午後2時頃トレドからマドリッドへ帰ってきました。
アトーチャ駅の目の前のソフィア王妃芸術センターのカフェに定食メニューがあるとの情報を見つけていたので、ちょっと贅沢な外食にしようとソフィア王妃芸術センターのチケット売り場へ。
入口で案内していた女性もとても感じよく、すんなりチケット売場の列に並びます。
ここで衝撃の事実が発覚!なんと料金が値上がりしています。
8ユーロのつもりで行ったのに、10ユーロになっています。
その他のガイド付きだったりの料金も、壁の料金表の金額のところだけ、真っ白い下地にくっきりと黒く書いてあり、いかにも書き直したばかりです。
それでも仕方なく三人分、30ユーロ払ってカフェへと向かいました。
別館のようなところの端っこのエレベーターで1階に降りると大きな吹抜けの奥にカフェがありました。天井はなく、通りから出入りできそうなので、ちょっとした広場のようです。
カフェの中は緩やかに区切ってあって、奥はレストランです。定食ならレストランだろうと奥に入って英語のメニューを見せてもらいましたが、創作料理のようで何の料理か良くわかりません。
結局食材を見てそれぞれ違うものを一品づつ頼みました。
おしゃれな料理でした。お味の方はおっかなびっくりでしたが、どれも良かったです。三品とお水を頼んで56ユーロ、クレジットカードの請求額は7055円でした。そんなに高くはなかったですね。(定食はどこだったんでしょう?場所を間違えたかなぁ)
食事を終えて再び広場を通って中へ。さっきのチケットを見せたら大丈夫でした。
とにかくゲルニカを探します。途中で名前を知ってる画家の作品に足を止めつつ、チケットと一緒にもらった館内地図をみながら歩きますが、わかりません。部屋ごとにいる係の人にゲルニカを聞くと教えてくれますが、そこに行ってみると怖そうなおばさんが外への出口を指して「もうここには戻れない」的なことを言うので、混乱して何度も同じ所をグルグル回り、やっと一旦外に出て別館に入るんだということがわかり、出口を出てゲルニカまでたどり着きました。
私達は英語が不自由だし、係の人もスペイン語しか喋れない人が多く無駄足を踏むことが多かった旅でしたが、そこが楽しかった。焦ったり、驚いたり、ニヤリとしたり、喜んだり悩んだりと、頭をフル回転させて臨み、三人で一人前でした。
ゲルニカを見たらシースルーエレベーターで降りて、小雨が降ったり止んだりの中をプラド美術館に向かいました。
大通りを歩いて行くと大きな建物が見えてきたので、もうこの辺かな、と公園へ曲がると建物の入口らしきものが見当たりません。
前方に若者たちが歩いて行くので付いていくとその建物の向こうがわを左にぐるっと周ったところに下に降りる階段があり、(向かい側は教会でした) 階段下には閉まった入口の前に何人も座っていました。あと1時間ほどで、無料になる時間です。
階段下の入口にはチケット売場らしきものは見えなかったので、さらに建物を回り込むと最初に建物が見えたところから右に進んだらすぐに着いたような所にまた人が溜まっていました。
係のおじさんに聞いてチケットを買って入る人の列に並びました。
広い館内を目当ての作品を探して駆け回りました。
ソフィア王妃芸術センターもプラド美術館も作品が多すぎて、あまり美術に明るくない私には目が回るようで「あれは見た」と云う自己満足だけのような気もします。正直、感動は難しく、でもそれが観光なのかもしれません。
出てみると、ちょうど無料になる時間で、人波が流れ込んでくるところでした。
旅行前の計画では無料の時間になってから両方組み合わせて入ろうかと考えましたが、プエルタ・デル・ソル付近に買物に行きたかったので、トレドから帰ったアトーチャ駅からの動線を考えると無料になるまでの時間がもったいないと思い直しました。
結局、両方で25ユーロ使いましたが、中はそんなに混んでなくて良かったと思います。

美術館を出て徒歩でホテルへ一旦戻りました。もう雨はだいぶ上がってきたようだし、買物なので屋根のあるとこにすぐ入ろうと雨具も置いて、少し身軽になって歩いてプエルタ・デル・ソルへ。
もう8時近いのにまだまだ夕方5時頃な感じ。写真を撮っても明るく写ります。
友Kの息子に頼まれた「カンペール」で靴を探すものの目当てが見つからず、私の目当ての革製品のお店へ。
数年前に義姉がやはり友達三人でスペインに旅行した際に、お土産にもらった革でできた薔薇のキーホルダーがとても使いやすくて可愛くて気に入ってたのに、年季が入ってしまい代わりが欲しかったのです。
「SALVADOR BACHILLER」とキーホルダーには書いてあるのですが、日本で聞いたことがなかったので、ネットで探してプエルタ・デル・ソルの近くにお店を見つけました。
間口は広くはないのですが、4階くらいまで売場があります。
手頃な値段で綺麗な色の革製品が並んでいて、持ってる薔薇のキーホルダーの進化版を4本、アイコンにしてる魚をくわえた猫と、きれいな色の小銭入れ2個と小さめのペンケースの合わせて8点買いました。
バッグなども可愛くて、セールになってるのもたくさんあったのですが、まだ二日目にして帰りの荷物を考えると買えませんでした。
合計120ユーロでしたが、免税の手続きを帰りのローマでしたら13ユーロが帰ってくる予定。
お昼が3時頃だったので、夕飯は買物に満足して帰る途中のハシント・ベナベンテ広場(サンタ・アナ広場とつながってる?) の角のお惣菜屋みたいな店で「ミニピザ3個で5ユーロ」を頼むと、お兄ちゃんが軽く温めてくれてホテルの部屋で遅い夕食となりました。
明日はサン・ヒネスでチュロスを食べて、大汗かいて取ったALSAのバスでグラナダまで移動です。


旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
同行者
友人
旅行の手配内容
個別手配
  • ソフィア王妃芸術センターのカフェで。<br />大きな器にはお肉の煮込んだもの、隣には暗くてよく見えませんがいろんな種類のナッツや穀類がお椀に盛ってあって両方合わせてたべてもおいしかった。本当の食べ方はどうなんだろう?

    ソフィア王妃芸術センターのカフェで。
    大きな器にはお肉の煮込んだもの、隣には暗くてよく見えませんがいろんな種類のナッツや穀類がお椀に盛ってあって両方合わせてたべてもおいしかった。本当の食べ方はどうなんだろう?

  • 友達が頼んだ品。何が入ってたか良く覚えてないけどおいしかった。<br />おしゃれに盛り付けてあるけど、ちょっと食べづらい。<br />

    友達が頼んだ品。何が入ってたか良く覚えてないけどおいしかった。
    おしゃれに盛り付けてあるけど、ちょっと食べづらい。

  • ソフィア王妃芸術センターのシースルーエレベーターからアトーチャ駅を背景に。

    ソフィア王妃芸術センターのシースルーエレベーターからアトーチャ駅を背景に。

  • Salvador Bachiller で買って手元に残っているもの、2点。<br />バラのキーホルダーは新旧比べてみました。右が古いものです。長~い茎の部分でリングに結びつけてありましたが、今年のは茎の部分がかたくなってリングから外れないようになってました。

    Salvador Bachiller で買って手元に残っているもの、2点。
    バラのキーホルダーは新旧比べてみました。右が古いものです。長~い茎の部分でリングに結びつけてありましたが、今年のは茎の部分がかたくなってリングから外れないようになってました。

  • ホテルからプエルタ・デル・ソル広場へ歩いて行く途中、ハシント・ベナベンテ広場から見えた建物から何かが。

    ホテルからプエルタ・デル・ソル広場へ歩いて行く途中、ハシント・ベナベンテ広場から見えた建物から何かが。

  • 足です。色っぽいディスプレイでした。

    足です。色っぽいディスプレイでした。

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