湯村温泉・村岡旅行記(ブログ) 一覧に戻る
昨日までは島根を一人で回っていましたが、ここからは母と妹が加わっての家族旅行。鳥取西部から始まって、湯村温泉と三朝温泉を巡ります。私としてはちょっと面倒くさい気持ちもあったのですが、これなら文句ないだろうという二軒の宿を先行して指定されてしまって、重い腰を上げた次第。そこに、いつものあちこち寄ってみる要素もいれて、まずまず折衷案の旅となりました。<br /><br />ところで、兵庫県の日本海側には多くの温泉がありますが、一番メジャーな温泉は城崎温泉でしょう。湯村温泉は、その他の温泉の一つくらいにしか思っていませんでしたが、今回初めて訪ねるとちゃんと温泉街もあって、シンボルの荒湯に、朝野家、いづつ屋の名旅館に夢千代日記の舞台と言う要素も加わって、なかなかよい温泉。規模は城崎には劣りますが、こっちもこっちで悪くないなという印象です。<br /><br />妹は前回朝野家に泊まって好印象だったようで、今回は朝野家と双璧の井づつやになりました。天皇陛下も宿泊されたという名門ホテルということで期待が高かった分、ちょっとネガティブ評価になってしまいますが、車を預けようと思ったら、自分で駐車場に置いてくるように言われて、ちょっとあれっという感じ。広々した豪華なロビーでお茶をいただいて、部屋に入ると、これも期待したほどの広さではないような。晩飯に和牛のすき焼きがありましたが、肉が固くて母は食べませんでした。お風呂も岩風呂の方は広いんですが、なんか風情に欠けるような。湯上りの甘いグリーンティーのサービスとかいろんなところに配慮があるんですが、お客さんが多いので終わってみると大量処理されているような気持ちがしなくもない。少し、期待ほどではなかったなあというのが正直な感想です。<br /><br />なにはともあれ、今日から二泊三日の旅のスタートです。

湯村温泉から三朝温泉、鳥取横断の旅(一日目)~鳥取県を横断して但馬海岸遊覧船の浜坂経由、湯村温泉へ。夢千代日記ゆかりの程よい温泉街で荒湯界隈のそぞろ歩きをした後は、老舗旅館井づつやでまったりです~

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2017/05/29 - 2017/05/29

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たびたび

たびたびさん

昨日までは島根を一人で回っていましたが、ここからは母と妹が加わっての家族旅行。鳥取西部から始まって、湯村温泉と三朝温泉を巡ります。私としてはちょっと面倒くさい気持ちもあったのですが、これなら文句ないだろうという二軒の宿を先行して指定されてしまって、重い腰を上げた次第。そこに、いつものあちこち寄ってみる要素もいれて、まずまず折衷案の旅となりました。

ところで、兵庫県の日本海側には多くの温泉がありますが、一番メジャーな温泉は城崎温泉でしょう。湯村温泉は、その他の温泉の一つくらいにしか思っていませんでしたが、今回初めて訪ねるとちゃんと温泉街もあって、シンボルの荒湯に、朝野家、いづつ屋の名旅館に夢千代日記の舞台と言う要素も加わって、なかなかよい温泉。規模は城崎には劣りますが、こっちもこっちで悪くないなという印象です。

妹は前回朝野家に泊まって好印象だったようで、今回は朝野家と双璧の井づつやになりました。天皇陛下も宿泊されたという名門ホテルということで期待が高かった分、ちょっとネガティブ評価になってしまいますが、車を預けようと思ったら、自分で駐車場に置いてくるように言われて、ちょっとあれっという感じ。広々した豪華なロビーでお茶をいただいて、部屋に入ると、これも期待したほどの広さではないような。晩飯に和牛のすき焼きがありましたが、肉が固くて母は食べませんでした。お風呂も岩風呂の方は広いんですが、なんか風情に欠けるような。湯上りの甘いグリーンティーのサービスとかいろんなところに配慮があるんですが、お客さんが多いので終わってみると大量処理されているような気持ちがしなくもない。少し、期待ほどではなかったなあというのが正直な感想です。

なにはともあれ、今日から二泊三日の旅のスタートです。

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  • 米子を出発して。<br />道の駅 北条公園は、国道九号線沿い。あまり目印もないような場所に突然現れる感じです。<br />

    米子を出発して。
    道の駅 北条公園は、国道九号線沿い。あまり目印もないような場所に突然現れる感じです。

  • ここは北栄町。北栄町と言えばスイカですよね。産直の販売所には例によって、立派なスイカが並んでいましたが、けっこうなお値段。あまり丸ごと買うことがないので、お得なのかどうかよく分からないところが残念でした。

    ここは北栄町。北栄町と言えばスイカですよね。産直の販売所には例によって、立派なスイカが並んでいましたが、けっこうなお値段。あまり丸ごと買うことがないので、お得なのかどうかよく分からないところが残念でした。

  • 次の道の駅 はわいは、国道九号線から少し高台に上って行きます。

    次の道の駅 はわいは、国道九号線から少し高台に上って行きます。

  • 湯梨浜町のシンボルは東郷湖ですが、

    湯梨浜町のシンボルは東郷湖ですが、

  • 道の駅の建物からだと山向こうに小さく見えるという感じ。

    道の駅の建物からだと山向こうに小さく見えるという感じ。

  • ただ、建物全体は大きいし、休憩室とかもゆったり。ちょっと豪華さも感じる施設です。

    ただ、建物全体は大きいし、休憩室とかもゆったり。ちょっと豪華さも感じる施設です。

  • 三つ目の道の駅 神話の里 白うさぎは、白兎海岸。国道九号線沿いで、入口に大黒様と因幡の白ウサギの石像があって、それがシンボルです。大黒様が助けた因幡の白ウサギ。神話の舞台であり、ちょっと感慨に浸れるかもしれません。

    イチオシ

    三つ目の道の駅 神話の里 白うさぎは、白兎海岸。国道九号線沿いで、入口に大黒様と因幡の白ウサギの石像があって、それがシンボルです。大黒様が助けた因幡の白ウサギ。神話の舞台であり、ちょっと感慨に浸れるかもしれません。

  • ここからは、白兎神社もすぐだし、九号線を越える陸橋で向かいの白兎海岸にも出ることができる。リゾート感覚の道の駅となっています。

    ここからは、白兎神社もすぐだし、九号線を越える陸橋で向かいの白兎海岸にも出ることができる。リゾート感覚の道の駅となっています。

  • 白兎神社の入口はこれ。

    白兎神社の入口はこれ。

  • 池を脇に見る参道を行くとすぐです。

    池を脇に見る参道を行くとすぐです。

  • 社殿はそんなに印象的なものではなく、おとなしい感じ。<br /> 因幡の白兎の神話に因んで、皮膚病に霊験のある神。また、大国主と八上姫神との婚姻を取り持ったので、縁結びの神ともされているようです。

    社殿はそんなに印象的なものではなく、おとなしい感じ。
    因幡の白兎の神話に因んで、皮膚病に霊験のある神。また、大国主と八上姫神との婚姻を取り持ったので、縁結びの神ともされているようです。

  • 一方、道の駅から国道九号線に架かる橋を渡って、海岸に出たところが白兎海岸。白浜の海岸ですが、一部にそれらしい形をした鳥居のある岩があって、それが白兎海岸のシンボルになっていると思います。

    一方、道の駅から国道九号線に架かる橋を渡って、海岸に出たところが白兎海岸。白浜の海岸ですが、一部にそれらしい形をした鳥居のある岩があって、それが白兎海岸のシンボルになっていると思います。

  • まだ先は長い。国道9号線をどんどん東に進んで、兵庫県に入ります。<br />諸寄 居組海岸は、居組の漁港からすぐの七坂八峠展望台に上がって、見下ろしました。

    まだ先は長い。国道9号線をどんどん東に進んで、兵庫県に入ります。
    諸寄 居組海岸は、居組の漁港からすぐの七坂八峠展望台に上がって、見下ろしました。

  • 見える範囲は山に遮られて居組の海岸くらい。遠くまで見渡せないか、さらに高い場所まで上がってみましたが、そっちはそっちで展望所と呼べる場所がない。少し、不完全燃焼な気持ちになりました。

    見える範囲は山に遮られて居組の海岸くらい。遠くまで見渡せないか、さらに高い場所まで上がってみましたが、そっちはそっちで展望所と呼べる場所がない。少し、不完全燃焼な気持ちになりました。

  • 少し先の穴見海岸は、居組から国道九号線を東に向かってすぐ。国道の脇に小さな目立たない展望所があって、何気なく寄ってみたら、それが穴見海岸でした。限られた範囲ですが、こっちは海に立つ岩の景色が得も言われぬいい姿。海に現れた日本庭園といったくらいの整った風景でした。ここで気を取り直せたかなという感じでしょう。

    イチオシ

    少し先の穴見海岸は、居組から国道九号線を東に向かってすぐ。国道の脇に小さな目立たない展望所があって、何気なく寄ってみたら、それが穴見海岸でした。限られた範囲ですが、こっちは海に立つ岩の景色が得も言われぬいい姿。海に現れた日本庭園といったくらいの整った風景でした。ここで気を取り直せたかなという感じでしょう。

  • さらに少し先の諸寄海水浴場は、諸寄の集落にある海水浴場。居組、釜屋、諸寄とこの辺りはそれぞれが岩場の岬で区切られているので、外洋の波が直接打ち寄せることがないので、穏やかな海。一方で、条件の良い砂浜は限られているので、ここは貴重な海水浴場となっていると思います。

    さらに少し先の諸寄海水浴場は、諸寄の集落にある海水浴場。居組、釜屋、諸寄とこの辺りはそれぞれが岩場の岬で区切られているので、外洋の波が直接打ち寄せることがないので、穏やかな海。一方で、条件の良い砂浜は限られているので、ここは貴重な海水浴場となっていると思います。

  • 浜坂の市街に入って、<br />まずは、但馬海岸遊覧船の乗り場へ向かいます。昼飯前の下調べのつもりだったのですが、ちょうどいい時間の船があったので、即出発。<br />

    浜坂の市街に入って、
    まずは、但馬海岸遊覧船の乗り場へ向かいます。昼飯前の下調べのつもりだったのですが、ちょうどいい時間の船があったので、即出発。

  • 港を出て、

    港を出て、

  • 但馬海岸へ。

    但馬海岸へ。

  • 但馬海岸は、山陰海岸国立公園及び山陰海岸ジオパークに含まれていて、

    但馬海岸は、山陰海岸国立公園及び山陰海岸ジオパークに含まれていて、

  • 岩場の続くダイナミックな景観が特徴です。

    岩場の続くダイナミックな景観が特徴です。

  • 但馬海岸遊覧船で出発してすぐに見えてくるのが鬼門崎。

    但馬海岸遊覧船で出発してすぐに見えてくるのが鬼門崎。

  • 近くの芦屋城の鬼門の方向にあって、ここに神様をお祀りしたというのですが、

    近くの芦屋城の鬼門の方向にあって、ここに神様をお祀りしたというのですが、

  • 景観としては岩の崖の先にちょっととんがったところがあるというくらい。ただ、近づくととんがっていると見えた場所は島のように独立していて、それがちょっと面白いかなというくらいでしょう。

    イチオシ

    景観としては岩の崖の先にちょっととんがったところがあるというくらい。ただ、近づくととんがっていると見えた場所は島のように独立していて、それがちょっと面白いかなというくらいでしょう。

  • 但馬海岸は但馬御火浦とも呼ばれていて、陸地からも見えなくはないようですが、<br /><br />

    但馬海岸は但馬御火浦とも呼ばれていて、陸地からも見えなくはないようですが、

  • やっぱりこうして海から眺めるのが楽ですよね。<br />

    やっぱりこうして海から眺めるのが楽ですよね。

  • 岩の崖が延々と続いて。

    岩の崖が延々と続いて。

  • 荒々しいと言えば荒々しいし、

    荒々しいと言えば荒々しいし、

  • 岩の崖でもいろんな崖があるんですが、

    岩の崖でもいろんな崖があるんですが、

  • 近寄った都度、

    近寄った都度、

  • 船の説明を聞けばそうかなと思うくらい。<br />

    船の説明を聞けばそうかなと思うくらい。

  • この辺りでは、小さな変化を求めるのではなくて、

    この辺りでは、小さな変化を求めるのではなくて、

  • こうした地形が長く続いているという全体的な景観を味わうのが正しいのかなと思います。

    こうした地形が長く続いているという全体的な景観を味わうのが正しいのかなと思います。

  • いずれにしても、

    いずれにしても、

  • 今日はいい天気。

    今日はいい天気。

  • 青い海と

    青い海と

  • 岩に打ち寄せる波を眺めて

    岩に打ち寄せる波を眺めて

  • のんびり、

    のんびり、

  • ゆったりの

    ゆったりの

  • 遊覧船です。

    遊覧船です。

  • この三尾大島は、但馬海岸遊覧船のルートだとこの辺りからが終盤です。

    この三尾大島は、但馬海岸遊覧船のルートだとこの辺りからが終盤です。

  • 船で回りを一周すると大きな島全体が見事な柱状節理で覆われていることが確認できます。

    船で回りを一周すると大きな島全体が見事な柱状節理で覆われていることが確認できます。

  • 小さな鳥居も見えましたが、ここではそうやってちょっと人間との関わりがあることで殺伐とした風景が少し和らぐようにも思います。

    イチオシ

    小さな鳥居も見えましたが、ここではそうやってちょっと人間との関わりがあることで殺伐とした風景が少し和らぐようにも思います。

  • そして、いよいよ、ハイライトの釣鐘洞門です。

    そして、いよいよ、ハイライトの釣鐘洞門です。

  • 遊覧船がギリギリ通り抜けられる幅の洞門で、波が高くなければここをくぐります。

    遊覧船がギリギリ通り抜けられる幅の洞門で、波が高くなければここをくぐります。

  • 延長200mとか世界最大級の規模と言うことですが、

    延長200mとか世界最大級の規模と言うことですが、

  • 通り抜ける場所はそんな長さではない。

    通り抜ける場所はそんな長さではない。

  • ちょっと身構えていたのですが、

    ちょっと身構えていたのですが、

  • あっという間に抜けました。

    あっという間に抜けました。

  • 通り抜けるとそこはまた青々とした静かな海。

    通り抜けるとそこはまた青々とした静かな海。

  • 今潜り抜けてきた洞窟も静かな眺めです。

    イチオシ

    今潜り抜けてきた洞窟も静かな眺めです。

  • ただ、この辺りの海岸巡りだと富浦海岸の方が有名でしょう。比較すると、確かに美しさと言う面ではやっぱり富浦海岸かな。<br />グラスボートになっていて、海底も覗けるのですが、これもあんまり意味はなかったかなと思います。

    ただ、この辺りの海岸巡りだと富浦海岸の方が有名でしょう。比較すると、確かに美しさと言う面ではやっぱり富浦海岸かな。
    グラスボートになっていて、海底も覗けるのですが、これもあんまり意味はなかったかなと思います。

  • 遊覧船を降りて、これは漁協の事務所。玄関の上には、かに道楽みたいな蟹のモニュメントがあって、ここはやっぱり蟹がウリ。ここまで観光客が来るとは思えませんが、頑張ってます。

    遊覧船を降りて、これは漁協の事務所。玄関の上には、かに道楽みたいな蟹のモニュメントがあって、ここはやっぱり蟹がウリ。ここまで観光客が来るとは思えませんが、頑張ってます。

  • 浜坂の市街の観光だと駅の周辺、温泉の地区と海岸端の地区の三か所があると思います。このマル海渡辺水産とその周辺は海岸端の地区の中心。海産物の直売所が充実していて、道の駅のような役割となっていると思います。同じビルの二階には直営のレストランもあって、お昼はそっちでいただきます。

    浜坂の市街の観光だと駅の周辺、温泉の地区と海岸端の地区の三か所があると思います。このマル海渡辺水産とその周辺は海岸端の地区の中心。海産物の直売所が充実していて、道の駅のような役割となっていると思います。同じビルの二階には直営のレストランもあって、お昼はそっちでいただきます。

  • 渡辺水産ビルの二階のお食事処 味波季です。ランチがリーズナブルと言うことで、来たお客さんはだいたいこれがお目当てのよう。千円足らずでこの品数だとちょっとありえないかなと言う気もしますが、まあそうかなと思えばそう思えなくもない。いずれにしても、座敷でゆっくりいただけるのはいいと思います。 

    渡辺水産ビルの二階のお食事処 味波季です。ランチがリーズナブルと言うことで、来たお客さんはだいたいこれがお目当てのよう。千円足らずでこの品数だとちょっとありえないかなと言う気もしますが、まあそうかなと思えばそう思えなくもない。いずれにしても、座敷でゆっくりいただけるのはいいと思います。 

  • ここから、少し浜坂市街の散策です。<br />山陰海岸ジオパーク館は、海岸端に出たところ。山陰海岸の豊かな自然を紹介する施設です。

    ここから、少し浜坂市街の散策です。
    山陰海岸ジオパーク館は、海岸端に出たところ。山陰海岸の豊かな自然を紹介する施設です。

  • 海底の地形のジオラマも使って、

    海底の地形のジオラマも使って、

  • 地形の成り立ちや地層の特徴などを説明していましたが、

    地形の成り立ちや地層の特徴などを説明していましたが、

  • 一方で、北前船の寄港地だった集落の紹介もあって、目を引きました。それぞれの寄港地の規模は限られますが、数としては意外にたくさんあったようです。

    一方で、北前船の寄港地だった集落の紹介もあって、目を引きました。それぞれの寄港地の規模は限られますが、数としては意外にたくさんあったようです。

  • 浜坂県民サンビーチは、その隣り。山陰海岸ジオパーク館から砂浜が始まって、けっこう広い範囲で砂浜が広がっています。この砂浜以外は岩場の海岸なので、余計に貴重な砂浜でしょう。さらさらの細かな砂浜で、気持ちいいです。

    浜坂県民サンビーチは、その隣り。山陰海岸ジオパーク館から砂浜が始まって、けっこう広い範囲で砂浜が広がっています。この砂浜以外は岩場の海岸なので、余計に貴重な砂浜でしょう。さらさらの細かな砂浜で、気持ちいいです。

  • 白馬公園は、浜坂市街からだと川向こう。車じゃないといけませんね。<br />浜坂温泉保養荘から見下ろす水辺に整備された公園ですが、けっこう本格的じゃないですか。日本庭園に洋風の感じも取り入れられて、予想以上に美しい。係の人が草取りなんかもしていて、手入れも行き届いているようです。

    白馬公園は、浜坂市街からだと川向こう。車じゃないといけませんね。
    浜坂温泉保養荘から見下ろす水辺に整備された公園ですが、けっこう本格的じゃないですか。日本庭園に洋風の感じも取り入れられて、予想以上に美しい。係の人が草取りなんかもしていて、手入れも行き届いているようです。

  • 市街中心部、浜坂温泉のエリアに戻ってきて、これは浜坂先人記念館以命亭。<br />

    市街中心部、浜坂温泉のエリアに戻ってきて、これは浜坂先人記念館以命亭。

  • 施設は浜坂町の先人たちに関係する資料の保存・紹介ということで、

    施設は浜坂町の先人たちに関係する資料の保存・紹介ということで、

  • それもそうなんですが、

    それもそうなんですが、

  • 見るべきはこの町家自体。

    見るべきはこの町家自体。

  • 酒造家でもあり地主でもあった

    酒造家でもあり地主でもあった

  • 森家の七釜屋屋敷を改築したもので、

    森家の七釜屋屋敷を改築したもので、

  • 木造2階建の母屋に土蔵造りの建物が付属した、

    イチオシ

    木造2階建の母屋に土蔵造りの建物が付属した、

  • 堂々たる構え。

    堂々たる構え。

  • これは後から手を入れたもののようですが、サンルームのような広い土間の気持ち良さも抜群です。<br />セルフサービスでお茶をいただけるので、母と妹はここで少し休憩タイムです。

    これは後から手を入れたもののようですが、サンルームのような広い土間の気持ち良さも抜群です。
    セルフサービスでお茶をいただけるので、母と妹はここで少し休憩タイムです。

  • その間に、私は近所の散策。<br />味原小径は、浜坂先人記念館以命亭から加藤文太郎記念図書館に向かう途中。ちょっとした小川が流れていて、その小川に沿って遊歩道が続く。

    その間に、私は近所の散策。
    味原小径は、浜坂先人記念館以命亭から加藤文太郎記念図書館に向かう途中。ちょっとした小川が流れていて、その小川に沿って遊歩道が続く。

  • とりわけというほどでもありませんが、あれっと思って目に留まるような風情があります。町の裏通りですが、オアシスみたいな存在です。

    とりわけというほどでもありませんが、あれっと思って目に留まるような風情があります。町の裏通りですが、オアシスみたいな存在です。

  • で、この加藤文太郎記念図書館はどうかすると体育館みたいに立派な建物で、浜坂の市街では目立っています。

    で、この加藤文太郎記念図書館はどうかすると体育館みたいに立派な建物で、浜坂の市街では目立っています。

  • 加藤文太郎は、地元出身の登山家。二階に遺品の展示があって、実際に使っていたと思われる山の地図なども多数。冒険心を膨らませていた氏の息遣いが聞こえるようでした。

    加藤文太郎は、地元出身の登山家。二階に遺品の展示があって、実際に使っていたと思われる山の地図なども多数。冒険心を膨らませていた氏の息遣いが聞こえるようでした。

  • そして、あたりは浜坂温泉郷というのですが、温泉街がばっちりあるというようなものではありません。この日帰り温泉が中心部にありますが、始めは老人ホームの施設か何かかと思ったくらい。温泉に入るということだけだと問題はないですが、風情は全くないので観光客はがっかりするかもしれません。

    そして、あたりは浜坂温泉郷というのですが、温泉街がばっちりあるというようなものではありません。この日帰り温泉が中心部にありますが、始めは老人ホームの施設か何かかと思ったくらい。温泉に入るということだけだと問題はないですが、風情は全くないので観光客はがっかりするかもしれません。

  • 再び、合流して。<br />松岡月見堂は、浜坂駅前の老舗和菓子屋さん。店内もゆったりした感じがありますね。

    再び、合流して。
    松岡月見堂は、浜坂駅前の老舗和菓子屋さん。店内もゆったりした感じがありますね。

  • いただいたのは、栃餅。この辺りでは時々見かける名物でしょうか。ふっくらしたお餅に甘~い餡子。栃の実のえぐみはまったくなくて、おいしくいただきました。

    いただいたのは、栃餅。この辺りでは時々見かける名物でしょうか。ふっくらしたお餅に甘~い餡子。栃の実のえぐみはまったくなくて、おいしくいただきました。

  • こちらは、浜坂駅前すぐにある観光案内所です。

    こちらは、浜坂駅前すぐにある観光案内所です。

  • 町家を活用した施設で、この施設自体が見どころとなっています。中には、ちょっとしたお土産物も置いていますが、奥には休憩所もあったり。ちょこっと寄って、少し心を和ませる。そんな感じでしょう。

    町家を活用した施設で、この施設自体が見どころとなっています。中には、ちょっとしたお土産物も置いていますが、奥には休憩所もあったり。ちょこっと寄って、少し心を和ませる。そんな感じでしょう。

  • 浜坂駅舎の一角にあるのは、鉄道グッズ館鉄子の部屋。

    浜坂駅舎の一角にあるのは、鉄道グッズ館鉄子の部屋。

  • この辺りの鉄道関係だと餘部の鉄橋と言うのが有名なんですが、それに関係した写真パネルや鉄橋の一部部品なども展示。ただ、マニアックなので、少し予備知識というかそれなりに思いがないと楽しめないような気もします。

    この辺りの鉄道関係だと餘部の鉄橋と言うのが有名なんですが、それに関係した写真パネルや鉄橋の一部部品なども展示。ただ、マニアックなので、少し予備知識というかそれなりに思いがないと楽しめないような気もします。

  • 浜坂温泉から湯村温泉に向かう途中の七釜温泉です。浜坂温泉と同じような場所かと思ったら、ちょっと山の方に離れていまして、こっちはより田舎の感じです。<br />温泉街はなくて、日帰り温泉のゆ~らく館。施設の前に、大きなお釜が置いてあって、観光地っぽい感じを出しています。ただ、この施設は駐車場も広いですが、その分ポツンと建っていて街の賑わいには貢献していないのが残念です。

    浜坂温泉から湯村温泉に向かう途中の七釜温泉です。浜坂温泉と同じような場所かと思ったら、ちょっと山の方に離れていまして、こっちはより田舎の感じです。
    温泉街はなくて、日帰り温泉のゆ~らく館。施設の前に、大きなお釜が置いてあって、観光地っぽい感じを出しています。ただ、この施設は駐車場も広いですが、その分ポツンと建っていて街の賑わいには貢献していないのが残念です。

  • 近くにある玉田寺にも寄ってみます。

    近くにある玉田寺にも寄ってみます。

  • 庭園が見どころと言うので、声をかけると、奥さんが出てきて奥に通してくれました。

    庭園が見どころと言うので、声をかけると、奥さんが出てきて奥に通してくれました。

  • 本堂裏の戸を開けるとそこがその庭園。江戸中期の作庭ということですが、平庭にもう一段高くなったところに石灯籠の立つ石組みがあって、敢えて言えば築山となっている。

    イチオシ

    本堂裏の戸を開けるとそこがその庭園。江戸中期の作庭ということですが、平庭にもう一段高くなったところに石灯籠の立つ石組みがあって、敢えて言えば築山となっている。

  • そして、自慢の岩松ですが、びっしりと生えてはいますが、季節が季節。枯れた状態で、迫力はありませんでした。しかし、これだけびっしり生えた岩松は確かに珍しいかもしれません。

    そして、自慢の岩松ですが、びっしりと生えてはいますが、季節が季節。枯れた状態で、迫力はありませんでした。しかし、これだけびっしり生えた岩松は確かに珍しいかもしれません。

  • そして、今夜の宿。井づつやに到着です。<br />玄関から、

    そして、今夜の宿。井づつやに到着です。
    玄関から、

  • ロビーに入って、

    イチオシ

    ロビーに入って、

  • 中庭を眺めながら、ちょっと一服です。

    中庭を眺めながら、ちょっと一服です。

  • 部屋に通されて、

    部屋に通されて、

  • 窓からは、市街が見下ろせます。

    窓からは、市街が見下ろせます。

  • 正面の山は清正公園。「夢」の文字が分かりますか。<br />母は、もうここでゆっくりしてもらうことにして。私と妹は市街に出てみます。

    正面の山は清正公園。「夢」の文字が分かりますか。
    母は、もうここでゆっくりしてもらうことにして。私と妹は市街に出てみます。

  • 湯村温泉の温泉橋は市街中心。この橋のたもとからすぐが荒湯です。橋の親柱には近代的な街灯が付いていて、それが特徴と言えば特徴です。ただ、橋と道路はあまりにも平坦に繋がっているので、橋としての意識はあまりないかもしれません。市街の中心と言うだけです。

    湯村温泉の温泉橋は市街中心。この橋のたもとからすぐが荒湯です。橋の親柱には近代的な街灯が付いていて、それが特徴と言えば特徴です。ただ、橋と道路はあまりにも平坦に繋がっているので、橋としての意識はあまりないかもしれません。市街の中心と言うだけです。

  • そのまま荒湯へ。この湯は湯村温泉のシンボルです。<br />

    そのまま荒湯へ。この湯は湯村温泉のシンボルです。

  • いい感じで湯気が上がって、湯つぼという野菜とかを茹でるところもあったり。湯の温度は高温です。<br />

    いい感じで湯気が上がって、湯つぼという野菜とかを茹でるところもあったり。湯の温度は高温です。

  • 湯村温泉のシンボル荒湯の囲いの中には、卵や野菜を茹でたりできる湯つぼがあって、かみの湯つぼは地蔵さんに近い方の湯つぼ。なかの湯つぼは荒湯の真ん中にある湯つぼ。よく見るとなかの湯つぼと小さく書いてはあるのですが、地元の人でも全体が荒湯と言うくらいの認識しかないと思います。<br />細く開いた石の枠の間にかごをぶら下げるんですが、よく見ると丁寧に番号が振ってあって、自分のかごを間違えないようになっています。朝早くから地元の人が利用していました。

    湯村温泉のシンボル荒湯の囲いの中には、卵や野菜を茹でたりできる湯つぼがあって、かみの湯つぼは地蔵さんに近い方の湯つぼ。なかの湯つぼは荒湯の真ん中にある湯つぼ。よく見るとなかの湯つぼと小さく書いてはあるのですが、地元の人でも全体が荒湯と言うくらいの認識しかないと思います。
    細く開いた石の枠の間にかごをぶら下げるんですが、よく見ると丁寧に番号が振ってあって、自分のかごを間違えないようになっています。朝早くから地元の人が利用していました。

  • 慈覚大師像も、荒湯の囲いの中。この慈覚大師は、湯村温泉を開いたとされる天台宗の3代座主です。天台宗の弱点とされた密教を補強したことで知られますが、中国留学からの帰りにここを通ったのだそう。像自体は、少し緩めの感じですが、湯村温泉の人たちの感謝の気持ちを表しているものだと思います。

    慈覚大師像も、荒湯の囲いの中。この慈覚大師は、湯村温泉を開いたとされる天台宗の3代座主です。天台宗の弱点とされた密教を補強したことで知られますが、中国留学からの帰りにここを通ったのだそう。像自体は、少し緩めの感じですが、湯村温泉の人たちの感謝の気持ちを表しているものだと思います。

  • その下にも湯つぼがあって、慈覚大師座像の湯つぼ。小さな井戸みたいな感じです。

    その下にも湯つぼがあって、慈覚大師座像の湯つぼ。小さな井戸みたいな感じです。

  • 総本家 栃泉は、荒湯に面して建つお菓子屋さん。関西では時々ここの栃餅を出張販売をしていて一度見たことがあります。ちょっと雑貨屋みたいな感じも混じって、意外にざっとしたような店内でしたが、

    総本家 栃泉は、荒湯に面して建つお菓子屋さん。関西では時々ここの栃餅を出張販売をしていて一度見たことがあります。ちょっと雑貨屋みたいな感じも混じって、意外にざっとしたような店内でしたが、

  • ここは名物の栃餅を買いました。真空パックになっていて、少し日保ちするのが便利かなと思います。

    ここは名物の栃餅を買いました。真空パックになっていて、少し日保ちするのが便利かなと思います。

  • 温泉街の中心を流れるのは、春来川です。いい温泉街には、こうした水の潤いも必要ですよね。

    温泉街の中心を流れるのは、春来川です。いい温泉街には、こうした水の潤いも必要ですよね。

  • 夢千代広場は、川のほとりの小さなスペース。どちらかと言うと目立たない場所ですが、ここに、夢千代の象が建つので、ここを訪れる観光客は少なくありません。ちょうど記念写真を撮るにはいい広さ。記念写真を撮る人が順番待ちみたいになってました。

    夢千代広場は、川のほとりの小さなスペース。どちらかと言うと目立たない場所ですが、ここに、夢千代の象が建つので、ここを訪れる観光客は少なくありません。ちょうど記念写真を撮るにはいい広さ。記念写真を撮る人が順番待ちみたいになってました。

  • ところで、湯村温泉は、NHKのテレビドラマ「夢千代日記」の舞台となった街。夢千代像は、その主人公です。小さな広場の中にそそと建つ像ですが、夢千代館などで夢千代日記のことが分かってくると、やっぱり印象が違ってくる。私は、ちょっと拝みたくなるような気持ちになりました。

    イチオシ

    ところで、湯村温泉は、NHKのテレビドラマ「夢千代日記」の舞台となった街。夢千代像は、その主人公です。小さな広場の中にそそと建つ像ですが、夢千代館などで夢千代日記のことが分かってくると、やっぱり印象が違ってくる。私は、ちょっと拝みたくなるような気持ちになりました。

  • 荒湯天狗は、湯村温泉のシンボル荒湯からは少し離れた裏通り。荒湯から清正公園の矢印に従って進むと現れます。コミカルな感じの天狗の石像。湯村温泉には天狗祭りというのがあるくらい。この天狗も湯村温泉を象徴するキャラクターとなっています。

    荒湯天狗は、湯村温泉のシンボル荒湯からは少し離れた裏通り。荒湯から清正公園の矢印に従って進むと現れます。コミカルな感じの天狗の石像。湯村温泉には天狗祭りというのがあるくらい。この天狗も湯村温泉を象徴するキャラクターとなっています。

  • 温泉橋のたもとにある荒湯と反対側の駐車場の隅に建つ櫓のような建物が株湯なんですが、湯村温泉の温泉だと荒湯が目立っているので、株湯はあまり気づかれないくらいかもしれません。中をうかがうと湯気が上がっているかなあと言うくらいです。

    温泉橋のたもとにある荒湯と反対側の駐車場の隅に建つ櫓のような建物が株湯なんですが、湯村温泉の温泉だと荒湯が目立っているので、株湯はあまり気づかれないくらいかもしれません。中をうかがうと湯気が上がっているかなあと言うくらいです。

  • 湯村温泉の湯時計は、その隣り。株湯があって朝市も行われる広場の一角です。<br />まあ小さなものですが、たぶん慈覚大師と湯村温泉の関係をモチーフにして、造形したもの。いくつかの皿を経て、湯がしたたり落ちることで時間を計る仕組みなんでしょうが、実際に計れるものではないように思います。

    湯村温泉の湯時計は、その隣り。株湯があって朝市も行われる広場の一角です。
    まあ小さなものですが、たぶん慈覚大師と湯村温泉の関係をモチーフにして、造形したもの。いくつかの皿を経て、湯がしたたり落ちることで時間を計る仕組みなんでしょうが、実際に計れるものではないように思います。

  • もう一度荒湯に戻って。荒湯から川沿いの遊歩道に降りると、ふれあい手形散歩道です。

    もう一度荒湯に戻って。荒湯から川沿いの遊歩道に降りると、ふれあい手形散歩道です。

  • 遊歩道の壁沿いに有名人の手形がいくつも並んでいて、小椋圭、来生たかお、村下孝蔵などなど。こんなにアクセスが不便なのに、意外に多くの有名人にも愛された街であることが分かりました。

    遊歩道の壁沿いに有名人の手形がいくつも並んでいて、小椋圭、来生たかお、村下孝蔵などなど。こんなにアクセスが不便なのに、意外に多くの有名人にも愛された街であることが分かりました。

  • 再び温泉橋を渡って、反対側のエリアへ。すぐに杜氏館という小さな施設がありまして。<br />兵庫は灘五郷という酒の一大生産地を控えているし、この辺りからも多くの杜氏が出ていたんですね。<br />

    再び温泉橋を渡って、反対側のエリアへ。すぐに杜氏館という小さな施設がありまして。
    兵庫は灘五郷という酒の一大生産地を控えているし、この辺りからも多くの杜氏が出ていたんですね。

  • 酒造りの道具類が展示されていましたが、そうはいっても小さな施設なので、とっくりとか小物が中心。展示物うんぬんよりも、この辺りが杜氏の出身地であったことに思いを馳せる施設かなと思います。

    酒造りの道具類が展示されていましたが、そうはいっても小さな施設なので、とっくりとか小物が中心。展示物うんぬんよりも、この辺りが杜氏の出身地であったことに思いを馳せる施設かなと思います。

  • 夢千代館に向かいましたが、その手前に、元気なおばあかふえというお店があって、ここがゆむら屋。

    夢千代館に向かいましたが、その手前に、元気なおばあかふえというお店があって、ここがゆむら屋。

  • 栃おはぎというも気になりましたが、時間もないので今川焼を一つ買いました。味はまあ普通ですが、町家を利用した店内のいろんな手作りポップが素晴らしくて、そっちの方が強く印象に残りました。

    栃おはぎというも気になりましたが、時間もないので今川焼を一つ買いました。味はまあ普通ですが、町家を利用した店内のいろんな手作りポップが素晴らしくて、そっちの方が強く印象に残りました。

  • さて、これが湯村温泉博覧館夢千代館です。やはり、湯村温泉では必見の施設でしょう。

    イチオシ

    さて、これが湯村温泉博覧館夢千代館です。やはり、湯村温泉では必見の施設でしょう。

  • 湯村温泉は、テレビドラマで放映された夢千代日記の舞台となったことを積極的にアピールしていますが、

    湯村温泉は、テレビドラマで放映された夢千代日記の舞台となったことを積極的にアピールしていますが、

  • ここで物語のあらすじを知ると夢千代日記が今でも新鮮な感動があるような。

    ここで物語のあらすじを知ると夢千代日記が今でも新鮮な感動があるような。

  • 胎内被爆をして健康に不安を残す主人公ですが、健気に力強く生きていく姿は確かに心を打つ。

    胎内被爆をして健康に不安を残す主人公ですが、健気に力強く生きていく姿は確かに心を打つ。

  • 決してハッピーな物語ではありませんが、ただ、その夢千代を吉永小百合が演じるとまたそこに違った味わいも出てくる。

    決してハッピーな物語ではありませんが、ただ、その夢千代を吉永小百合が演じるとまたそこに違った味わいも出てくる。

  • 吉永小百合の女優としての大きさも改めて実感することになりました。

    吉永小百合の女優としての大きさも改めて実感することになりました。

  • 苦境に負けず、健気で明るく、強く生きた夢千代。こうしたキャラはワンパターンという感じもしなくはないですが、日本人はこういうのにめっぽう弱い。今でも感動を呼ぶヒロインであることは間違いありません。

    苦境に負けず、健気で明るく、強く生きた夢千代。こうしたキャラはワンパターンという感じもしなくはないですが、日本人はこういうのにめっぽう弱い。今でも感動を呼ぶヒロインであることは間違いありません。

  • きたよねやは、夢千代館のはす向かいの和菓子屋さん。<br />

    きたよねやは、夢千代館のはす向かいの和菓子屋さん。

  • 「夢千代の月」というお菓子をいただきました。包みを開けるとピンクのお餅。食べると中には白餡です。不幸な境遇の中でも明るくたくましく生きた夢千代のイメージといったところでしょうか。夢千代館の余韻が残る中でいただくと味も格別です。

    「夢千代の月」というお菓子をいただきました。包みを開けるとピンクのお餅。食べると中には白餡です。不幸な境遇の中でも明るくたくましく生きた夢千代のイメージといったところでしょうか。夢千代館の余韻が残る中でいただくと味も格別です。

  • 足湯 アオギリの湯は、夢千代館の裏手。川のほとりのテラスのような場所にありました。そして、腰かけると川向こうには夢千代像も。ちなみに、アオギリと言うのは、広島では被爆の木。平和記念館の裏手にあって、広島の戦後の復興を思い起こさせてくれる木です。 

    足湯 アオギリの湯は、夢千代館の裏手。川のほとりのテラスのような場所にありました。そして、腰かけると川向こうには夢千代像も。ちなみに、アオギリと言うのは、広島では被爆の木。平和記念館の裏手にあって、広島の戦後の復興を思い起こさせてくれる木です。 

  • 足湯 アオギリの湯から夢千代橋を渡ると、夢千代広場の方に抜けることになります。狭いエリアは、なにもかもが夢千代関係という感じでしょうか。橋の欄干は、瓦屋根。途中に川を見下ろす休憩所もあります。

    足湯 アオギリの湯から夢千代橋を渡ると、夢千代広場の方に抜けることになります。狭いエリアは、なにもかもが夢千代関係という感じでしょうか。橋の欄干は、瓦屋根。途中に川を見下ろす休憩所もあります。

  • 夢千代橋を渡ると薬師湯。けっこう大きな構えの日帰り温泉です。観光客ならホテルの温泉に入るのですが、けっこう朝から利用する人は多い。それも皆さん地元の人っぽい感じなので、地元の人によく利用されている温泉のように感じました。

    夢千代橋を渡ると薬師湯。けっこう大きな構えの日帰り温泉です。観光客ならホテルの温泉に入るのですが、けっこう朝から利用する人は多い。それも皆さん地元の人っぽい感じなので、地元の人によく利用されている温泉のように感じました。

  • そこから、湯村温泉の八幡神社へ。ここは井づつ屋を過ぎて、市街の一番高いところ。宿泊したいづつ屋の露天風呂からの眺めは、この八幡神社の鎮座する山の景色と清正公園の夢の字がポイントです。

    そこから、湯村温泉の八幡神社へ。ここは井づつ屋を過ぎて、市街の一番高いところ。宿泊したいづつ屋の露天風呂からの眺めは、この八幡神社の鎮座する山の景色と清正公園の夢の字がポイントです。

  • 神社は、石段を上がると一番奥に本殿。入口の鳥居から、中ほどまでの参道はなかなか雰囲気があるのですが、この本殿はやや粗末。期待して上って行ったのですが、最後に少しがっかりしました。

    神社は、石段を上がると一番奥に本殿。入口の鳥居から、中ほどまでの参道はなかなか雰囲気があるのですが、この本殿はやや粗末。期待して上って行ったのですが、最後に少しがっかりしました。

  • 八幡神社からそのままリフレッシュパークゆむらに向かうと、駐車場の隅っこに建っているのが荒湯天狗堂。堂内には湯村温泉のお祭り「荒湯天狗まつり」に登場する荒湯天狗が鎮座していて、小さな覗き窓から中を覗くと愉快な表情で笑いかけてきます。

    八幡神社からそのままリフレッシュパークゆむらに向かうと、駐車場の隅っこに建っているのが荒湯天狗堂。堂内には湯村温泉のお祭り「荒湯天狗まつり」に登場する荒湯天狗が鎮座していて、小さな覗き窓から中を覗くと愉快な表情で笑いかけてきます。

  • もう一度、井づつ屋の方に戻って、これは隣りの薬師堂。<br />創建は、貞観17年(875年)。湯村温泉を開いた慈覚大師円仁を慕い、薬師如来像を安置したのが始まり。現在の建物は、ずっと後世のものだと思いますが、正面の龍の彫り物とかまあまあ迫力があります。<br />ほか、芭蕉の句碑を探したのですが、いくら探しても見つからない。本当にあるのかなという感じです。<br />以上で、散策終了。もうホテルに戻りましょう。

    もう一度、井づつ屋の方に戻って、これは隣りの薬師堂。
    創建は、貞観17年(875年)。湯村温泉を開いた慈覚大師円仁を慕い、薬師如来像を安置したのが始まり。現在の建物は、ずっと後世のものだと思いますが、正面の龍の彫り物とかまあまあ迫力があります。
    ほか、芭蕉の句碑を探したのですが、いくら探しても見つからない。本当にあるのかなという感じです。
    以上で、散策終了。もうホテルに戻りましょう。

  • 一風呂浴びて、晩飯をいただきます。<br />こうしたホテルだと飯も期待が高まります。八寸がでて、コース料理が始まります。

    一風呂浴びて、晩飯をいただきます。
    こうしたホテルだと飯も期待が高まります。八寸がでて、コース料理が始まります。

  • お決まりの蟹に、

    お決まりの蟹に、

  • 白身魚を蒸したスープは優しい味わい。

    白身魚を蒸したスープは優しい味わい。

  • 海鮮風味の茶碗蒸しも悪くないでしょう。

    海鮮風味の茶碗蒸しも悪くないでしょう。

  • 牛のすき焼きがちょっと。。この肉は硬くて、母は結局食べることができませんでした。メインに近いこの料理がダメとなると、このマイナスは大きいですね。がっかり。

    牛のすき焼きがちょっと。。この肉は硬くて、母は結局食べることができませんでした。メインに近いこの料理がダメとなると、このマイナスは大きいですね。がっかり。

  • しかし、気を取り直して、天ぷらに

    しかし、気を取り直して、天ぷらに

  • 最後のデザート、プリンまで。<br />よくできているようなんですが、すき焼きだけでなく、ズバリ言えば、全体として味わいが平板のような。好みによるのかもしれませんが、感動というのがあんまりなかったかなあという気がします。<br />

    最後のデザート、プリンまで。
    よくできているようなんですが、すき焼きだけでなく、ズバリ言えば、全体として味わいが平板のような。好みによるのかもしれませんが、感動というのがあんまりなかったかなあという気がします。

  • これは翌日の朝食。これも品数は多くて豪華な感じなんですが、やっぱり一つ一つの味わいがイマイチ。品数が多いというところだけで終わってしまいました。ちょっとしたことなんでしょうが、こちらも一期一会。少しでも何か印象深い味わいを求めてしまうのは仕方ないことかなと思います。<br />さて、湯村温泉は井づつやが辛口評価になってしまいましたが、これで終了。次は三朝温泉に向かいます。

    これは翌日の朝食。これも品数は多くて豪華な感じなんですが、やっぱり一つ一つの味わいがイマイチ。品数が多いというところだけで終わってしまいました。ちょっとしたことなんでしょうが、こちらも一期一会。少しでも何か印象深い味わいを求めてしまうのは仕方ないことかなと思います。
    さて、湯村温泉は井づつやが辛口評価になってしまいましたが、これで終了。次は三朝温泉に向かいます。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ウエックさん 2018/01/03 01:16:26
    山陰って いいですね!
    ご投票ありがとうございました。のどかで心が洗われますね。

    たびたび

    たびたびさん からの返信 2018/01/04 10:20:23
    RE: 山陰って いいですね!
    山陰というと出雲の方がメジャーなんですが、鳥取から但馬の方も珍しかったかもしれません。どこから行っても不便なところです。

                             たびたび

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