2017/05/15 - 2017/05/24
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usakorabichanさん
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ウィーンで音楽を聴いてきました。
ウィーンフィルの「我が祖国」、フォルクスオパーのバレエ「火の鳥」「ペトルーシュカ」、オペレッタ「こうもり」、ウィーン交響楽団のベートーベン交響曲6番、8番、ペーター教会で弦楽4重奏、市立公園クーアサロンでウィンナーワルツ等を聴きました。
ウィーン交響楽団を聴きに行ったとき、楽友協会のチケット売り場で「佐渡裕」のコンサートを知り、これも聴いてきました。2日前でしたが、B席が取れました。佐渡裕:難しい曲ですが素晴らしい演奏でした!頑張ってみえます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
コンサートのチケットはネットで「Europera Ticket GmbH」から手配しました。
ウィーンフィルとウィーン交響楽団はメールでチケットが来ました。
一方、フォルクスオパーは予約確認のメールが来ただけなので、
「Europera Ticket GmbH」のオフィスまでチケットを取りに行きました。
「Europera Ticket GmbH」のオフィスはウィーン国立オペラ座の東側のビルの5Fでした。 -
<ウィーン・コンツェルトハウス>
ホテルはウィーン国立オペラ座の2本北の通りにある「オーストリア トレンド ホテル アストリア ウィーン」なので、トラムで1駅の所にありました。 -
5月17日19:30開演
バレンボイム指揮のウィーンフィルで、演奏曲はスメタナの「わが祖国 全曲」
この写真からは、スメタナの「わが祖国 全曲」は読み取れないほどの小さな文字。
ウィーンフィルならば、曲は何でもよい!と言うバランスですね!
<ウィーン・フィル>
帝国王立宮廷歌劇場(後のウィーン国立歌劇場)のオーケストラとして、1842年3月28日にレドゥーテンザールにて行われた「大コンサート」もってウィーン・フィルの誕生とされている。ウィーン国立歌劇場管弦楽団の団員のうち、入団を認められた者が自主運営しており、構成は5管編成・120名ほど。 -
<ウィーン・コンツェルトハウス>
1913年完成、大ホールは1865席。他にモーツアルトホール704席とシューベルトホール366席があります。
ロビーホールには、ベートーベンが鎮座していました。 -
この格調の高い階段を上がると、大ホールがありました。
今日の指揮者<バレンボイム>
1952年ピアニストとしてヨーロッパ・デビューし、ピアニストとしての名声を確固たるものとした後、1966年、指揮者としてデビューを果たす。1975年から1989年までパリ管弦楽団音楽監督に就任。1991年よりシカゴ交響楽団音楽監督。次世代のカリスマ指揮者として世界的に注目を集めている。2009年および2014年の元日にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートを指揮。 -
<ウィーン・コンツェルトハウス>
この内装は楽友協会と甲乙つけ難い豪華さでした。
今日はスメタナの<わが祖国 全曲>です。
スメタナはチェコの音楽の父といわれ、<わが祖国>は6曲からなる連作交響詩。
第1曲「高い城」プラハ南部の古城の栄枯盛衰が描かれています。
第2曲「モルダウ」モルダウ河がボヘミアの森や草原を流れる様子を描いています。また総譜には「全く耳が聞こえなくなった」と記されているとの事。
第3曲「シャルーシカ」チェコの伝説の女戦士の物語。
第4曲「ボヘミアの野と森より」ボヘミアの美しい田園とそこに暮らす農民たちの喜びを描いた曲。
第5曲「ターボル」自由を求めて殉じたフス教徒たちの不屈の意思を歌い上げている。ターボルはフス教徒の拠点の町
第6曲「ブラニーク」フス教徒たちが祖国の危機に立ち向かい勝利する過程が描かれ、ブラニークはフス教徒たちが集まった山の名前。 -
開演前にハープの演奏者が入念に準備をしていました。
スメタナの<わが祖国 全曲>は、ハープの独奏で始まりました。ボヘミアを彷彿とさせる素晴らしい演奏で、わが祖国はスタートしました。 -
流石にウィーンフィルの演奏は、素晴らしかった。
バレンボイムが次世代のカリスマ指揮者として世界的に注目を集めている事に納得。
ウィーンフィルの弦楽器の綺麗さ、繊細さは第4曲「ボヘミアの野と森より」で遺憾なく発揮されていましたし、全曲を通して管楽器の華やかさと迫力にも感動しました。生演奏は管楽器が派手な音がしますね。 -
席は2列目のやや右寄りでした。
バレンボエムが目の前で見る事が出来ました。写真通りの顔でした。
他にはコンサートマスターと第二バイオリンしかみえませんでした。
2列目なので、音は大迫力。そしてバイオリンの繊細な音が綺麗に聞き取る事が出来最高のコンサートでした。 -
楽友協会
1812年、音楽が宮廷から貴族層そして一般市民に展開されてゆく中で組織され、楽友協会ホールは1870年に完成。ギリシャ=ルネッサンス様式。設計はデンマーク生まれの建築家テオフィール・ハンセン。彼はアテネで研究を続け、古代ギリシャからインスピレーションを得て、「ギリシャ風ルネサンス様式」の唱導者となった。竣工式の文書には「音響芸術の研鑚者と巨匠たちに捧げられたこの建物は、今後とも常に音響芸術の殿堂である。それ自体が芸術作品であるこの建物は、音楽の故郷として街と帝国を飾り続ける」と記されたとの事。
楽友協会のオープニングを報じた新聞は「期待が如何に大きかろうとも、ひとたび足を踏み入れれば誰でも、目を奪うホールの美しさ、絢爛豪華な細部の装飾に圧倒される。」と報道したとの事。 -
ウィーン交響楽団は、
1900年ウィーン演奏協会管弦楽団として設立。団員数は125名。2014/15年のシーズンからは、フィリップ・ジョルダンが常任指揮者
フィリップ・ジョルダンは
スイス、チューリッヒ生まれの指揮者フィリップ・ジョルダン[1974-]は指揮者アルミン・ジョルダンを父に持ち、地元の音楽院を卒業後多くの歌劇場で経験を重ね、2009年よりパリ国立オペラの音楽監督。2014年からウィーン交響楽団首席指揮者。2014年空015年にベートーベン交響曲全集を収録しています。
演奏曲は、ベートーベン交響曲第8番、第6番「田園」でした。 -
席は左側のロジェの2区画目の1列5番でした。このように演奏者が良く見える席でした。
フィリップ・ジョルダンはベートーベン交響曲全集を収録しているだけあって、オーソドックスな素晴らしい演奏でした。しかし前日のウィーンフィルに比べると少しだけですが、違いがあるような気がしました。 -
5月19日 楽友協会で佐渡裕のコンサートを鑑賞。
前々日の18日、楽友協会チケット売り場のスケジュール表で、20日佐渡裕指揮ウィーン・トーンキュンストラ―管弦楽団のコンサートを発見し、即刻チケットをゲット。
ウィーン・トーンキュンストラ―管弦楽団は1907年初演。ウィーン及びニーダーエースターライヒ州の州都ザンクト・ペルテンを活動拠点とするオーケストラで、2015年から佐渡裕が首席指揮者を務めています。 -
演奏曲は
①武満徹の「セレモニアル-An Autumn Ode- 笙とオーケストラのための」でした。
笙の独奏で雅楽の旋律を演奏した後、オーケストラが雅楽の旋律を奏でる素晴らしい作品で、宮田まゆみさんの演奏も素晴らしかった。
宮田まゆみさんは東洋の伝統楽器「笙」を国際的に広めた第一人者で、国立音楽大学ピアノ科卒業後雅楽を学び、ウィーン、パリ、アムステルダム、ミラノ、ニューヨークなどで幅広く活躍中です。 -
演奏曲
②ブルックナー交響曲 第9番
学生時代レコードで聞いて以来久々です。当時は重苦しいまでに重厚な印象でしたが、今回生演奏を聴いたら、管楽器が華やかな音を出し素晴らしい作品で、佐渡裕さんの指揮も素晴らしかった。佐渡裕さんがウィーンで活躍している姿が良く解りました。
チケットの入手が2日前でしたので、B席の前から16列目の中央でした。(A席は完売) -
楽友協会の通路にブルックナーの胸像がありました。
ブルックナー:1824年~1896年。
ワグナーの影響を受けた作曲家です。1000オーストリア-シリングと25オーストリア-シリング硬貨の肖像が使用されたとの事。
ウィーンではブルックナーは人気があるんですね。 -
フォルクスオパーには2日連続で行きました。
5月21日 ストラビンスキーのバレエ「火の鳥」「ペトルーシュカ」「ムーブメント to ストラヴィンスキー 」
5月22日 ヨハンシュトラウスのオペレッタ「こうもり」 -
フォルクスオパーはウィーン国立オペラ座に次ぐウィーン第2番目の立派なオペラハウスでした。席数着席1,473人
1898年、時の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の即位50周年を記念し建設されたとの事です。 -
ロジェが3区画と2階席3階席がありました。
両日とも、2階席と3階席に少し空席がありました。当日でもチケットがゲットできそうです。 -
フォルクスオパーの掲示板のポスター
5月21日はストラビンスキーのバレエで
「火の鳥」振付:Andrey Kaydanovskiy
「ペトルーシュカ」振付:Eno Peci
「ムーブメント to ストラヴィンスキー 」
現代バレエなので「火の鳥」や「ペトルーシュカ」は、民話から離れた振付でしたが、しかし素晴らしい振付なので、ぜひもう一度見たいとの思いです。 -
フォルクスオパーのロビーのモニターです。
-
閉幕後の挨拶です。
ロジェの2室目の1列3番でした。
ロジェはこのように手摺りが邪魔をします。ロジェの2列目はほとんど見えないと思われます。 -
5月22日 ヨハンシュトラウスの「こうもり」
フォルクスオパーの掲示板のポスター -
ヨハンシュトラウス <こうもり>
一幕:主人公アイゼンシュタインは傷害事件で8日間入獄されることになった。旧知のファルケ博士が入獄前に舞踏会に行こうと誘い出した。主人公が舞踏会に出かけると、妻ロザリンデの元恋人アルフレードが一夜を過ごそうと訪れた。その時、刑務所長フランクが主人公を拘留しに来た。妻は不貞が発覚するのを恐れ、元恋人を主人だと主張し、元恋人が刑務所に収監された。
二幕:舞踏会で、主人公は仮面をつけ貴婦人に変装した自分の妻を口説き落とそうと懸命になっていた。美酒やダンスに酔いしれているうちに夜が明け、主人公は刑務所に行くために舞踏会を退出した。
三幕:監獄で、主人公が刑務所長フランクと話しているうちに、昨晩の舞踏会で妻ロザリンデが誰かと一緒にいたことを知った。主人公は昨晩の真相を解明するため弁護士に変装した。すると、妻ロザリンデは夫の身を案じて監獄にやって来た。弁護士に変装した主人公は、昨晩の舞踏会の調書を冷静に作っていたが、徐々に怒りを抑えきれなくなり、自分の正体を明かしてしまった。だが、主人公は昨晩の舞踏会で貴婦人に変装していた妻を、そうとも知らずに口説いていたことを、妻本人から暴露されて徹底的にやり込められた。
最後は舞踏会に参加した全員が登場し、旧知のファルケ博士が主人公をからかうための悪ふざけだった事が判明し、悪ふざけは大成功。 -
この日は2階席1列目の中央の席でした。舞台全体が俯瞰でき、音もバランスよく、最高の席でした。
手摺りの下からはオーケストラボックスが見えるという設計になっていました。 -
「こうもり」第1幕から
日本で「こうもり」のDVDを鑑賞し、字幕を読んでいったので大体の流れは理解できました。オペレッタなので皆さんの笑いを取るところも、大体理解でき、大変に面白かった。 -
「こうもり」第2幕の仮面舞踏会から。
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5月16日 ペーター教会に行きました。
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3時から、無料の演奏会をやっていました。
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ペーター教会は1701年~1733年に建設されたバロック形式の教会。
天井のフレスコ画は、有名なロットマイヤーの「聖母マリアの被昇天」です。 -
20時 演奏会
モーツアルト:小夜曲
ビバルディ:四季 春のみ
バッハ:管弦楽組曲3番
べートーベン:ラスモフスキー3番4楽章
など、有名な曲の有名な楽章を抜きだした演奏でした。 -
5月19日 市立公園のクーアサロン
このコンサートはお勧めできません!
団体ツアー客ばかりで、演奏中も話し声が絶えず、演奏も期待値に達してなかった。 -
演奏曲は
シュトラウス:ポルカ「観光列車」
シュトラウス:「こうもり」
シュトラウス:「美しき青きドナウ」
モーツアルト:「小夜曲」等
舞台では、ダンスが踊られたりして、どちらかと言うとショーでした。 -
時差ボケで演奏会中に眠くなるといけないので、夕方、西日の当たる明るいビルを見て、体内時計の調整をしました。これは有効でした。
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この旅行記へのコメント (1)
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- HOUKOUさん 2019/05/02 12:37:40
- usakorabichanさんこんにちは
- HOUKOUと申します。
中国やウィーンの旅行記楽しませてもらいました。
私も中国やクラシック音楽に大変興味があり、ここ数年は中国を旅することが多く、また2015年にはバッハを慕ってドイツ・チェコを旅行しました。
ブルックナーを崇拝しており、9番を現地で生で聞かれたのはうらやましいかぎりです。
上海地下鉄で席を譲られた話からして、もしかしたら同年配でしょうか?
ちなみに私は1959年生まれです。
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