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2017年3月3日に南三陸町のさんさん商店街が本設で営業開始した。

本設になったさんさん商店街を訪れて 前編

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2017/05/20 - 2017/05/22

86位(同エリア191件中)

4

41

ミータ

ミータさん

2017年3月3日に南三陸町のさんさん商店街が本設で営業開始した。

旅行の満足度
5.0
観光
4.0
ホテル
3.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 3月3日に南三陸町の「さんさん商店街」が仮設から本設での営業を開始した。<br />3月は岩手に行ったので、訪れるのが少し遅くなってしまった。<br />5月20日土曜日の夕方に職場から直接一ノ関に向かう。<br />駅前の東横イン一ノ関に宿泊。<br />これは翌21日の朝に撮影。

    3月3日に南三陸町の「さんさん商店街」が仮設から本設での営業を開始した。
    3月は岩手に行ったので、訪れるのが少し遅くなってしまった。
    5月20日土曜日の夕方に職場から直接一ノ関に向かう。
    駅前の東横イン一ノ関に宿泊。
    これは翌21日の朝に撮影。

    東横イン一ノ関駅前 宿・ホテル

  • 5月21日に一ノ関でマラソン大会が開催されたので、<br />20日のホテルはどこも空きがなかった。<br />直前にキャンセルが出たここに何とか1室を確保できた。<br />1泊朝食付き税込みで6,200円程だから、あまり安くはないが仕方ない。<br />

    5月21日に一ノ関でマラソン大会が開催されたので、
    20日のホテルはどこも空きがなかった。
    直前にキャンセルが出たここに何とか1室を確保できた。
    1泊朝食付き税込みで6,200円程だから、あまり安くはないが仕方ない。

  • 東横インフランクフルト中央駅前店がオープン。<br />今年(2017年)一杯は割引料金で泊まれるらしい。

    東横インフランクフルト中央駅前店がオープン。
    今年(2017年)一杯は割引料金で泊まれるらしい。

  • 朝食会場はマラソン大会に参加すると思われる人たちで一杯だった。<br />この日は色々食べる予定なので、控えめ(?)にしておく。

    朝食会場はマラソン大会に参加すると思われる人たちで一杯だった。
    この日は色々食べる予定なので、控えめ(?)にしておく。

  • 一ノ関駅からは大船渡線に乗って気仙沼に向かう。<br />もっとも、気仙沼から先は震災の被害を受けて不通になっていて、<br />大船渡まではBRT(バス高速輸送システム)という代替バスの運行になる。

    一ノ関駅からは大船渡線に乗って気仙沼に向かう。
    もっとも、気仙沼から先は震災の被害を受けて不通になっていて、
    大船渡まではBRT(バス高速輸送システム)という代替バスの運行になる。

    一ノ関駅

  • BRTで陸前高田に向かう。<br />車窓から見えるのは、津波の爪痕の残る旧気仙中学の建物。<br />少しずつ東日本大震災で被災した建物が消えていく中、<br />津波の怖ろしさを伝える貴重な震災遺構である。

    BRTで陸前高田に向かう。
    車窓から見えるのは、津波の爪痕の残る旧気仙中学の建物。
    少しずつ東日本大震災で被災した建物が消えていく中、
    津波の怖ろしさを伝える貴重な震災遺構である。

  • 「奇跡の一本松」でBRTを降りる。

    「奇跡の一本松」でBRTを降りる。

  • バス停横には陸前高田の物産品の売店や食堂などが入った「一本松茶屋」がある。<br />ここで少しお買い物。<br />

    バス停横には陸前高田の物産品の売店や食堂などが入った「一本松茶屋」がある。
    ここで少しお買い物。

    一本松茶屋 お土産屋・直売所・特産品

  • 奇跡の一本松。<br />その背後には立派な堤防ができていた。

    奇跡の一本松。
    その背後には立派な堤防ができていた。

  • もう一枚、奇跡の一本松。

    もう一枚、奇跡の一本松。

  • 奇跡の一本松の足元には故やなせたかし氏デザインのモザイク画がある。

    奇跡の一本松の足元には故やなせたかし氏デザインのモザイク画がある。

  • 故やなせたかし氏のメッセージもある。

    故やなせたかし氏のメッセージもある。

  • かつて、この海岸には松原が広がっていた。<br />津波の時、たった1本残ったのが「奇跡の一本松」。<br />その松も枯れてしまい、現在あるのは人工的に処理されたもの。

    かつて、この海岸には松原が広がっていた。
    津波の時、たった1本残ったのが「奇跡の一本松」。
    その松も枯れてしまい、現在あるのは人工的に処理されたもの。

  • 奇跡の一本松のある辺りから、陸前高田の繁華街があった方面を眺める。<br />土地の嵩上げは大体終わったようだが、建物が本格的に建つのはこれから。<br />賑わいが戻るのはいつのことだろう。<br />

    奇跡の一本松のある辺りから、陸前高田の繁華街があった方面を眺める。
    土地の嵩上げは大体終わったようだが、建物が本格的に建つのはこれから。
    賑わいが戻るのはいつのことだろう。

  • 気仙沼方面に戻るBRTのバス停近くにある「やぎさわカフェ」。<br />地元の老舗醤油屋「八木澤商店」が経営している。

    気仙沼方面に戻るBRTのバス停近くにある「やぎさわカフェ」。
    地元の老舗醤油屋「八木澤商店」が経営している。

  • 枝豆のスープとみそフランクをいただく。<br /><br />奇跡の一本松での滞在時間は40分余り。<br />そのわずかな間に買い物をして、奇跡の一本松の見学を行い、<br />さらに軽食をとるのだから、かなり慌ただしい。

    枝豆のスープとみそフランクをいただく。

    奇跡の一本松での滞在時間は40分余り。
    そのわずかな間に買い物をして、奇跡の一本松の見学を行い、
    さらに軽食をとるのだから、かなり慌ただしい。

  • スープの下敷きの紙の書いてある説明書を拡大。<br />

    スープの下敷きの紙の書いてある説明書を拡大。

  • BRTに乗り、再び気仙沼に戻る。<br />車窓からも奇跡の一本松の写真を1枚。

    BRTに乗り、再び気仙沼に戻る。
    車窓からも奇跡の一本松の写真を1枚。

  • 気仙沼駅の一つ手前の鹿折唐桑駅(バス停)で下車。<br />空地になっているところには、以前仮設商店街があった。<br />道路を挟んだ向こう側には復興住宅の団地が見える。

    気仙沼駅の一つ手前の鹿折唐桑駅(バス停)で下車。
    空地になっているところには、以前仮設商店街があった。
    道路を挟んだ向こう側には復興住宅の団地が見える。

  • 徒歩で気仙沼の中心部に向かう。<br />道路の向こう側が空地になっているが、<br />ここにも以前仮設商店街の復興屋台村「気仙沼横丁」があった。

    徒歩で気仙沼の中心部に向かう。
    道路の向こう側が空地になっているが、
    ここにも以前仮設商店街の復興屋台村「気仙沼横丁」があった。

  • これは2016年2月に撮影した復興屋台村「気仙沼横丁」。<br /><br />仮設商店街は5年を目処に解消されるとは聞いていたが、<br />無くなるとやはり寂しく感じる。<br /><br />あの空地には、今後どんな建物ができるのだろうか?

    これは2016年2月に撮影した復興屋台村「気仙沼横丁」。

    仮設商店街は5年を目処に解消されるとは聞いていたが、
    無くなるとやはり寂しく感じる。

    あの空地には、今後どんな建物ができるのだろうか?

  • 港では船の出港式が行われていた。

    港では船の出港式が行われていた。

  • シャークミュージアムやお土産物などの売店、食堂が入った「海の市」。<br />ここも津波の被害を受け、しばらく営業停止していた。<br /><br />

    シャークミュージアムやお土産物などの売店、食堂が入った「海の市」。
    ここも津波の被害を受け、しばらく営業停止していた。

    シャークミュージアム 美術館・博物館

  • 道端にクローバーの花が咲いていた。<br />四葉のクローバーを探す暇はない。

    道端にクローバーの花が咲いていた。
    四葉のクローバーを探す暇はない。

  • 立派な復興住宅の団地。<br />徐々に復興は進んでいるが、震災前と同程度の状態になるにはまだ時間がかかる。

    立派な復興住宅の団地。
    徐々に復興は進んでいるが、震災前と同程度の状態になるにはまだ時間がかかる。

  • BRT気仙沼線の南気仙沼「駅」に到着。<br />ここからBRTに乗ってさんさん商店街がある志津川に向かう。

    BRT気仙沼線の南気仙沼「駅」に到着。
    ここからBRTに乗ってさんさん商店街がある志津川に向かう。

  • 地図で見るとこんな感じ。<br />上の方の赤い四角で囲ったのが「鹿折唐桑駅」。<br />下の方の緑の星印が現在の「南気仙沼駅」。<br />黄色の線が私が歩いた経路。<br />鹿折唐桑「駅」を出発したのが10時半頃で、<br />南気仙沼「駅」に到着したのが11時10分過ぎ。<br />BRTのバスは南気仙沼「駅」を11時15分発なのでギリギリだった。<br />それに乗り遅れると、次の便は1時間後。

    地図で見るとこんな感じ。
    上の方の赤い四角で囲ったのが「鹿折唐桑駅」。
    下の方の緑の星印が現在の「南気仙沼駅」。
    黄色の線が私が歩いた経路。
    鹿折唐桑「駅」を出発したのが10時半頃で、
    南気仙沼「駅」に到着したのが11時10分過ぎ。
    BRTのバスは南気仙沼「駅」を11時15分発なのでギリギリだった。
    それに乗り遅れると、次の便は1時間後。

  • BRTは観光用の特別車両だった。<br />それにしても乗客が少ない。

    BRTは観光用の特別車両だった。
    それにしても乗客が少ない。

  • 12:30頃、さんさん商店街に到着。<br />大勢の人で賑わっている。<br />仮設商店街の頃も他の仮設商店街に比べてお客さんが多かったが、<br />更に賑わいが増した感じがする・

    12:30頃、さんさん商店街に到着。
    大勢の人で賑わっている。
    仮設商店街の頃も他の仮設商店街に比べてお客さんが多かったが、
    更に賑わいが増した感じがする・

    南三陸さんさん商店街 市場・商店街

  • さんさん商店街の見取り図

    さんさん商店街の見取り図

  • 入り口付近にはコンビニ(ミニストップ)もあった。

    入り口付近にはコンビニ(ミニストップ)もあった。

  • 早速「キラキラうに丼」をいただく。<br />南三陸町では東日本大震災の前から、<br />町興しの為に各食堂が季節毎の「キラキラ丼」を提供していた。<br />5月から8月はうに丼。<br />

    早速「キラキラうに丼」をいただく。
    南三陸町では東日本大震災の前から、
    町興しの為に各食堂が季節毎の「キラキラ丼」を提供していた。
    5月から8月はうに丼。

  • 木彫りのモアイ像。<br />仮設商店街にはイースター島から贈られた本物のモアイ像があったが、<br />本設の商店街の方にはモアイ像は移転しなかったようだ。

    木彫りのモアイ像。
    仮設商店街にはイースター島から贈られた本物のモアイ像があったが、
    本設の商店街の方にはモアイ像は移転しなかったようだ。

  • さんさん商店街の様子。

    さんさん商店街の様子。

  • 嵩上げした土地の間から被災した「南三陸町防災対策庁舎」の鉄骨が見える。<br />

    嵩上げした土地の間から被災した「南三陸町防災対策庁舎」の鉄骨が見える。

  • 抹茶葛湯をいただく。

    抹茶葛湯をいただく。

  • さらに焼き立てマドレーヌとエスプレッソをいただく。

    さらに焼き立てマドレーヌとエスプレッソをいただく。

  • 展望台にも登ってみる。

    展望台にも登ってみる。

  • 震災遺構「高野会館」。<br />東日本大震災のあった2011年3月11日、この会館では催し物があり、<br />多くの町民が集まっていた。<br />催し物が終わる頃に大きな揺れがあった。<br />家に戻った者の何人かは津波で亡くなったが、<br />屋上に避難した人たちは全員助かった。<br />津波は屋上のすぐ近くまで迫ったそうだ。

    震災遺構「高野会館」。
    東日本大震災のあった2011年3月11日、この会館では催し物があり、
    多くの町民が集まっていた。
    催し物が終わる頃に大きな揺れがあった。
    家に戻った者の何人かは津波で亡くなったが、
    屋上に避難した人たちは全員助かった。
    津波は屋上のすぐ近くまで迫ったそうだ。

  • 港の復興も進んでいる。<br />この写真では分かりにくいが、<br />奥の方に「南三陸ホテル観洋」の立派な建物がある。

    港の復興も進んでいる。
    この写真では分かりにくいが、
    奥の方に「南三陸ホテル観洋」の立派な建物がある。

  • 高台からさんさん商店街の方を眺める。<br />中央右側に本設のさんさん商店街。<br />その左の黄色の矢印が南三陸町防災対策庁舎跡の鉄骨。<br />奥の緑の矢印の辺りに仮設のさんさん商店街があった。<br />本設のさんさん商店街は海寄りに移転している。<br /><br /><br />続く

    高台からさんさん商店街の方を眺める。
    中央右側に本設のさんさん商店街。
    その左の黄色の矢印が南三陸町防災対策庁舎跡の鉄骨。
    奥の緑の矢印の辺りに仮設のさんさん商店街があった。
    本設のさんさん商店街は海寄りに移転している。


    続く

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この旅行記へのコメント (4)

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  • ほいみさん 2017/05/23 17:38:42
    定点撮影
    何度も三陸支援旅、お疲れ様です・・・って美味しいものばかり食べてるから、より元気になるかな。こんなに何度も行かれることになるなら、ポイントを何か所か決めて、定点撮影しておけば面白かったかも。今からでも遅くない?

    陸前高田は私も震災後何回か訪ねましたが、復興は進んでいるというものの、まだまだ街が出来るのは先の様ですね。今年は行けるかなぁ。

    ミータ

    ミータさん からの返信 2017/05/23 21:59:31
    RE: 定点撮影
    定点観測とまではいきませんが、
    陸前高田の奇跡の一本松付近は何度も訪れているので、
    過去の旅行記を見ると変化がよく分かります。
    山から土砂を運んでいた巨大コンベアはもう跡形もありません。

    ただ、2012年12月、まだ津波で被災した建物や瓦礫の山があった頃、
    そういう写真を撮るのは野次馬みたいで止めたのですが、
    記録の為にもう少し撮影しておけば良かったとも思います。

    2012年12月の気仙沼・陸前高田の様子です↓
    https://blogs.yahoo.co.jp/meata5656/41325425.html

  • くろねこだりゅんさん 2017/05/22 17:51:43
    キラキラうに丼☆
    今回もご紹介ありがとうございます。
    相変わらず、「キラキラ丼」は美味しそうで(*^_^*)

    南三陸町の街も少しづつ変わっていってますね〜
    モアイが移転されていないのは少しガッカリ致しましたが、新しくなって活気が出ているのはとても良い事ですね!
    最後の写真で新しい商店街の位置がつかめました。
    内陸寄りの移転になるかと思っていましたが、海に近くなっての再開、私もまた訪ねてみるつもりです。

    気になったのは気仙沼周辺…少し寂しくなりましたか?

    ミータ

    ミータさん からの返信 2017/05/22 21:53:07
    RE: キラキラうに丼☆
    キラキラうに丼は高価なので、
    私が食べたものでも2,600円だったと思います。
    多くのお店では行列ができていましたが、
    私が食べたところは空いていました。
    ゴールデンウイークの時には、
    さんさん商店街に向かう車で大渋滞というニュースに驚きましたが、
    この日も駐車場はいっぱいでした。

    モアイ像は以前と同じ場所にあります。
    それは次回に紹介しますね。

    気仙沼はここでも紹介した「海の市」とか「お魚いちば」とか
    比較的大きな物産館があるので、
    観光客はそちらに行くのでしょうね。
    (しかも個人商店よりも安かったりするのです)
    また、仮設商店街の店舗は別の場所で営業を再開するなど、
    少しずつ減っていきました。
    さんさん商店街の様にほぼ全部のお店が
    一緒に本設に移転するのは少ないのかも。


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