2017/05/03 - 2017/05/07
371位(同エリア2024件中)
mickさん
ゴールデンウィークで5日間の休みが取れたので、クロアチアのドブロブニクに旅行することにしました。海外旅行でドブロブニクといえばあまりにも定番過ぎて、今まで敬遠してしまっていたのですが、ドブロブニクから隣のモンテネグロという国に日帰りツアーで観光に行けるのを知り、そちらの方に興味が湧いたのがきっかけで、今回の訪問となりました。元々はモンテネグロに行くための足掛かり的な位置付けをしていたドブロブニクですが、訪れてみると、世界中の観光客を惹きつけてやまないのも納得できる、沢山の魅力にあふれた素晴らしい町でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 船
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ドブロブニクへは、フィンランド航空で、ヘルシンキを経由して向かいました。到着の時が近付くと、飛行機の窓からも町の姿が見えます。
-
入国審査がかなり混んでいて、ホテルに向かうのが予定より遅れ、宿泊するホテル「アルジェンティーナ」に着いた時にはもう暗くなっていました。送迎車の窓から見えた、真っ赤な夕焼けがものすごくきれいだったので、予定どおり着いていれば良い写真が撮れたのに、と少し残念に思いました。
-
一応ちょっとだけ旧市街の様子を見に行ってみました。現地的には観光のトップシーズンではないとはいえ、かなりの人が歩いています。今日のところはまだ何の準備も整っていないので、さっさと宿に帰って休み、明日に備えることにしました。
ルジャ広場 広場・公園
-
翌朝は日の出とともに行動開始です。ドブロブニクでの滞在時間は極めて短いうえに、天気もトップシーズンほど期待はできず、ワンチャンスを逃すともう後が無い可能性もあります。とりあえず、高い所の方が景色も良いだろう、と思い、ホテルの近くから斜面の上の方に続いている階段を、当てもなく適当に上っていきます。
-
いいかげんな作戦でしたが、あながち間違いでもなかったようで、階段を探しては上る、という作業を繰り返すにつれて見晴らしも良くなっていき、朝の散歩というには少々ハードでしたが、その甲斐あって美しい景色を楽しむことができました。
-
ホテルに戻って朝食を取った後、旧市街の方へと向かいます。ホテルと旧市街は、ビーチを挟んで徒歩10分位の距離があります。まだ朝早いのでビーチに人はいませんが、昼間にはビーチで日光浴をしたり、海に入っている人もいました。
バニェビーチ ビーチ
-
旧市街に着き、城壁の入場開始時間の8時になるまで、港の辺りをブラブラと歩いてみました。観光用のボートなどが沢山停泊しています。
旧港 旧市街・古い町並み
-
ドブロブニクは猫の多い町です。町を歩いていると、至る所で猫と出逢います。
旧港 旧市街・古い町並み
-
8時になったので、早速城壁に入ってみます。オフシーズンの朝一番ということもあって、まだ他の観光客は見当たりません。城壁から見える景色は、写真では何度か見たことがありましたが、やっぱり生で見ると迫力が違います。青とオレンジのコントラストが、視界いっぱいに広がります。
ドブロブニク城壁 史跡・遺跡
-
城壁の上から、細い路地がオレンジ屋根の間を縫うように伸びていっているのも見えます。
ドブロブニク城壁 史跡・遺跡
-
城壁の途中にあるミンチェタ要塞の上からは、町全体の様子とその向こうに広がる海、その海に浮かぶロクルム島の姿が見渡せます。
ミンチェタ要塞 史跡・遺跡
-
ミンチェタ要塞を過ぎると、海に向かって歩いていく感じになります。
ドブロブニク城壁 史跡・遺跡
-
フランシスコ会修道院の横を通り過ぎます。中庭の様子も少し見えます。
フランシスコ会修道院 寺院・教会
-
海沿いまで来ると、対岸にロヴリイェナツ要塞の勇壮な姿が見えます。
ロブリイェナツ要塞 史跡・遺跡
-
海に沿って続く城壁を歩いていきます。海と町の両方の景色が楽しめます。
ドブロブニク城壁 史跡・遺跡
-
海と町の景色もさることながら、崖の上に築かれた城壁そのものの迫力ある姿も見どころです。
ドブロブニク城壁 史跡・遺跡
-
城壁の向こうはすぐ海です。天気にも恵まれ、潮風が心地良く、とても清々しい気分になります。
ドブロブニク城壁 史跡・遺跡
-
城壁に上る前にも訪れた港を、今度は城壁の上から眺めます。
旧港 旧市街・古い町並み
-
港にレトロな観光船が入ってくるのが見えます。港を過ぎると、間もなく出発点に戻って来ます。1周1時間弱ぐらいでしたが、今まで見たこともないような鮮やかで美しい景色がいくつも見られて、とても貴重な体験ができました。
旧港 旧市街・古い町並み
-
スルジ山に登るロープウェイの運行が9時からなので、城壁を出てすぐ、始発便を狙って乗り場へ急ぎます。少し出発が遅れていたこともあって、何とか間に合いました。ロープウェイが上昇するにつれて、最初は城壁に隠されていた町が少しずつ姿を見せ始め、現実の世界とは思えないような美しい風景が展開していきます。今回の旅で、最も非日常的な感覚を味わえた瞬間かもしれません。
ドブロブニク ケーブルカー その他の交通機関
-
山頂です。ロープウェイ駅の付近は観光客も多く、ロープウェイのロープが視界を遮りますが、少し山を下って行くと、何者にも邪魔されずに、言葉では言い表せないような素晴らしい絶景を堪能することができます。
スルジ山 山・渓谷
-
再びロープウェイに乗り、山を降ります。このスルジ山でのひとときを晴天の下で過ごすことができた、ということだけですでに、今回の旅行が大成功だったということが確定した感じです。
スルジ山 山・渓谷
-
旧市街に戻って来ました。町の北半分は、南側へ向かって下り坂になっていて、細長い下り階段の路地が何本も南北に通り、独特の景観です。
ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み
-
もちろん町の中には大聖堂などの立派な歴史的建造物も多数存在します。
聖母被昇天大聖堂 寺院・教会
-
昼食は、ピレ門から旧市街の外に出てすぐの所にある「ドゥブラブカ1836」という店で、シーフードパスタをいただきました。正直、味は日本で食べるのと大きな差があるわけではありませんが、海や城壁が見えるロケーションで、旅の気分は充分に味わうことができました。
ドゥブラブカ 1836 地元の料理
-
午後は船でエラフィティ諸島に出かけたのですが、それはまた別の旅行記で紹介したいと思います。ドブロブニクに帰ってきた時には夕暮れ時でした。初日に送迎車から見えたような美しい夕焼けを期待したのですが、残念ながら割と普通の夕焼けでした。
-
ドブロブニクでは多くのレストランが路上に席を設けており、そのような店の1つ、「LAJK」という店で夕食を取ることにしました。前菜にムール貝、メインに鮪のステーキを注文しました。店員さんは、ムール貝の殻入れが一杯になるとすぐに取り換えに来てくれるなど、とてもテキパキと気持ちよく対応してくれました。
-
鮪のステーキです。今まで、鮪は生で食べるのが一番、と思い込んでいたのですが、それが完全に覆されるほどの美味でした。鮪と胡椒の相性がこんなにも良いものだとは、思いもよりませんでした。最後の一口をうっかり落っことしてしまうという悲劇も起こってしまったのですが、それを見ていたためなのかどうかは謎ですが、なんと最後にデザートを無料でサービスしてくれました!素晴らしい料理とサービスのおかげで、深く思い出に残る幸せなディナータイムになりました。
-
次の日はモンテネグロへの日帰りツアーに参加です。モンテネグロへ向かう前に、バスがビューポイントで停車し、写真撮影ができる時間がありました。
-
こちらはロクルム島です。この後のモンテネグロについても別の旅行記で紹介したいと思います。
-
ツアーは時間が押して、ドブロブニクへは夜遅くの帰着となり、明日の朝にはもう帰国なので、最後にもう一度、夜の旧市街を訪れておくことにしました。昼間は目立たない聖ヴラホ教会のステンドグラスが、色鮮やかに輝いています。
ルジャ広場 広場・公園
-
あっという間に帰国の時です。最後の最後、飛行機の窓からも、ドブロブニクは美しい景色を見せてくれます。今回の滞在期間中、これだけ天気に恵まれたのは嬉しい誤算でした。おかげで、短い期間にもかかわらず、沢山の美しい景色を心ゆくまで堪能でき、素晴らしい滞在になりました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
ドブロブニク(クロアチア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ドブロブニク(クロアチア) の人気ホテル
クロアチアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
クロアチア最安
577円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
32