2017/04/06 - 2017/04/19
24位(同エリア207件中)
youさん
初春の南イングランド(コッツウォルズを含む)の美しい村や町を列車とバスで巡ってきました。日程は下記。
4月6日 羽田→ロンドン(泊)
4月7日 ロンドン→ヘイスティングズ(泊)
4月8日 ヘイスティングズ→ライ(RYE)→ヘイスティングズ (泊)
■4月9日 ヘイスティングズ→ソールズベリ(泊)
4月10日 ストーンヘンジ→オールド・セーラム→ソールズベリ(泊)
■4月11日 ソールズベリ→バース(泊)
4月12日 バース→チッペナム→カースルクーム→チッペナム(泊)
4月13日 チップナム→マムスベリー→サイレンセスター→バイブリー→サイレンセスター(泊)
4月14日 サイレンセスター→チェルトナム→ウィンチカム→サイレンセンター(泊)
4月15日 チェルトナム→ボートン・オンザ・ウォータ→チェルトナム(泊)
4月16日 チェルトナム→ロンドン(泊)
4月17日 夕方ロンドン→
4月18日 羽田
この旅行記は、4月9日と11日のソールズベーリ観光を掲載します。
表紙の写真は、ソールズベーリのマーケットクロス。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4月9日 ヘイスティングズからブライトン経由でソールズベーリまで列車で行きます(チケットはネットで購入指定席込みで25.5£)。
この日は日曜日、8時57分発ブライトン行きに乗りますが、ブライトンの街でお祭りがあるためか、車内はプラカード等を持った地元客らですし詰め状態でした。 -
ブライトン駅の手前の車窓から。
市民マラソンが行われているのでしょう。大勢の人達が走っているのがチラット見えました。 -
10時8分 定刻にブライトンに到着。
ブライトンで約1時間の乗り換え時間があるので、街中を少しだけ散策します。
ブライトンはビーチ・リゾートの町。この日はイベント開催中のようで、駅前広場は賑わっています。 -
駅から徒歩にて10分 セント・ビータ教会まで行きました。
1091年に創建された町で一番古い教会です(教会の説明版)。 -
ブライトンからソールズベリへ向かう列車。
指定席を確保しましたが、車内はガラガラでした。 -
ブライトンは海沿いの街、車窓から海が見え隠れしています。
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13時過ぎ ブライトンから2時間15分でソールズベリに到着。
駅は中世の雰囲気があるレンガ造り、街の中心までは徒歩約10分です。 -
駅の左手から伸びるこの道を、宿のある街の中心部に向かって歩きます。
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街の中心に向かう通り。
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ソールズベリでの宿は、エイヴォン川沿いのTHE Kings Head Inn (朝食込みで65£)。ここに2泊します。
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建物の外観は古いですが、部屋は新しくて清潔です。
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洗面所は明るくて広々しています。広すぎて落ち着きませんけど(笑)。
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14時 フロントで地図をゲットして、街歩きに出ます。
ストーンヘンジへ訪れる人の拠点ともなるソールズベリですが、街自体も中世の雰囲気が残る素敵な街のようです。 -
宿の前の通り。
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木組みの家が並ぶ通り。
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14世紀に造られたマーケット・クロス。
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宿から至近距離の交差点にあるこのマーケット・クロスを、人通りを気にしながら2日間かけてスケッチしました(汗)。
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クイーン・エリザベス庭園。
地元の人達がくつろいでいます。 -
街中を流れるエイヴォン川。
奥に見える尖塔はソールズベリ大聖堂のもの。この街のランドマークです。 -
街中を流れるエイヴォン川。
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街中を流れるエイヴォン川。
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ギルド・ハウス。観光案内所があります。
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ブッチャー・ストリート。
中世の時代に肉屋でもあったのかな。 -
ニュー・カナル・ストリート。
イギリスはどの街にも、きれいな方向標識が的確な場所にあって、旅人にはやさしいです。 -
ニュー・カナル・ストリート。
2階建てのバスが止まっているところが、ストーン・ヘンジ行きのツアーバスが出るバス停です。 -
ニュー・カナル・ストリート。
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ハイ・ストリート。
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ハイ・ストリート。
多彩なショップやレストランなどが並んでいます。 -
ハイ・ストリートを更に進むとノースゲートが見えてきます。
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ノースゲートを潜った左手の建物。
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街のシンボルでもある高さ123mの尖塔を持つ大聖堂。
イギリスで1番高い尖塔です。 -
イチオシ
ソールズベリー大聖堂。
このソールズベリー大聖堂は、1220年から1258年の38年という大聖堂建築としては短期間で建設され、そのままの形で今も残っております。初期イギリス・ゴシック様式で統一された大聖堂としては珍しいとのことです(入場時に寄付をして頂いた教会発行パンフレット・・日本語あり)。 -
西側ファサード。
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イチオシ
大聖堂西側の鐘楼。
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大聖堂西側から。手前の芝生には地元の人達が日光浴を楽しんでいます。
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大聖堂の中には、この回廊から入ります。
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回廊で囲まれた中庭。イギリスの大聖堂の中では最大のものです。
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大聖堂の中。
手前は聖水が満たされた洗礼盤で、大聖堂の750周年を記念して2008年に設置されました。 -
イチオシ
洗礼盤の水面にステンドグラスを反射させて・・・逆さステンドグラス。。。お気に入りの写真が撮れました。
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大聖堂の時計。ドラムに巻かれた綱が上に伸びていて,鐘に繋がっています。
この時計は、1386年に制作されたもので世界で最も古い機械式時計です。先に訪れたライの大聖堂の時計も最古・・・とありましたが。 -
オードリー礼拝堂(1524年)の天井。
扇子状に広がるユニークな模様が施されています。 -
チャプター・ハウスに来ました。
八角形をしたドーム状の部屋になっていて、美しいステンドグラスに囲まれています。 -
ステンドグラスの下の壁には、旧約聖書から題材をとった完成度の高い彫刻が施されています。こちらも見ごたえがあります。
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チャプターハウス壁の彫刻ズーム。
こちらはアダムとイブ。 -
彫刻のレプリカ。
当初はこのように彩色されていたようで、ボランティアのご婦人ガイドが丁寧に説明して下さいました。 -
部屋の中央にオリジナルのマグナカルタが展示されている小部屋があります(内部の撮影禁止)。
マグナ・カルタは、1215年のイギリス国王ジョンが定めた大憲章て、A3サイズ位の大きな紙に、手書きの綺麗な字体で書かれています。4つの言語で書かれていて、ページ数も結構たくさんありました。 -
大聖堂を出て周囲を歩きます。
モンペッソンハウス。1701年に建てられたナショナルトラスト管理の屋敷です。 -
ミリタリィー博物館。
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大聖堂前の芝生広場を抜けた南端にあるハーナム・ゲート。
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大聖堂の北側の通り(ノース・ウォーク)を歩きます。
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ノース・ウォーク沿いにあるセーラム大学。
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ノース・ウォークを更に東に進むとセント・アンズ・ゲートに突き当たります。建物内に取り込まれたゲートです。
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クレーン・ストリート。
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マーケット・スクエアに来ました。
広場の周囲にはショッピングセンターやレストラン等が並んでいます。 -
こちらは広場に面して建つソールズベリー市庁舎。
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セント・トーマス教会。
1220年から大聖堂の建設が始まりましたが、この教会はその建設に従事する人たちのために造られたとのこと(教会資料)。 -
イチオシ
中に入ると、この内陣アーチと壁画が目に飛び込んできます。
イングランドで一番大きな最後の審判の壁画とのこと。
左側に昇天する善人が、右側に地獄に落ちる悪人らがそれぞれ迫力あるタッチで描かれています。この壁画を見るだけでもセント・トーマス教会を訪れる価値があると思います。個人的な意見ですけど。
列車とバスで巡る南イングランド。。。ストーンヘンジとオールド・セーラム編につづく。
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この旅行記へのコメント (2)
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- pedaruさん 2017/05/18 06:09:51
- 南イングランド
- youさん おはようございます。
イギリスなんてロンドンくらいしか知りませんが、ライといいソールズベリーといい素晴らしい町がたくさんあるのですねぇ イギリスをなめてました。
ソールズベリー大聖堂、13世紀の建築ですか、今も使えるなんて凄いですねぇ、13世紀と言えば日本では鎌倉時代です。頼朝の館も残っていたら即鎌倉も世界遺産になれたでしょう。
人がいるところでのスケッチとは大変でしたね、にもかかわらず素敵な絵が描けましたね。
私はとても色を乗せるまではいきませんので完成は自宅です。でも現場での完成が最高ですね。
まだ南イングランドの旅は続きますね。楽しみにしております。
pedaru
- youさん からの返信 2017/05/18 23:02:28
- RE: 南イングランド
- pedaruさん こんばんは。
コメント有難うございます。
そうですよね。イギリスはかって大英帝国として繁栄した国だけあって、地方都市にも歴史を感じる素晴らしい街が点在しています。そして、そこに住む人々も、自然や古い街並を大切にして生活しているように思います。
> ソールズベリー大聖堂、13世紀の建築ですか、今も使えるなんて凄いですねぇ、
本当、凄いことです。教会に使われている石材は60,000のトン、中央に建っている尖塔の重さは6,500トン、その下の支柱は重みで歪んでいるのですって。この荘厳な教会が現在も使えて、未来の世代にも残すための継続的な補修・保存プログラムが進んでいました。
地元の人達や参拝者からの寄付がその保存プログラムを進めるのに役立っている・・・と寄付したときに頂いた小冊子に書いてありました。
やはり、700年も使い続けるための努力が継続的になされているからこそ、今なお使えるのでしょう。古いものを直ぐに壊して新規に建て替えるというどこかの国の発想とは全然違うのです。 まぁ、石の文化と木の文化、地震国の文化の違いなのかも知れませんが。
you
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