2017/04/06 - 2017/04/18
219位(同エリア989件中)
youさん
初春の南イングランド(コッツウォルズを含む)の美しい村や町を列車とバスで巡ってきました。日程は下記。
4月6日 羽田→ロンドン(泊)
4月7日 ロンドン→ヘイスティングズ(泊)
4月8日 ヘイスティングズ→ライ(RYE)→ヘイスティングズ (泊)
4月9日 ヘイスティングズ→ソールズベリ(泊)
4月10日 ストーンヘンジ→オールド・セーラム→ソールズベリ(泊)
4月11日 ソールズベリ→バース(泊)
4月12日 バース→チッペナム→カースルクーム→チッペナム(泊)
4月13日 チッペナム→マームスベリー→サイレンセスター→バイブリー→サイレンセスター(泊)
■4月14日 サイレンセスター→チェルトナム→ウィンチカム→チェルトナム(泊)
4月15日 チェルトナム→ボートン・オンザ・ウォータ→チェルトナム(泊)
4月16日 チェルトナム→ロンドン(泊)
4月17日 夕方ロンドン→
4月18日 羽田
この旅行記は、4月14日のウィンチカムとチェルトナムを掲載します。
表紙の写真はウィンチカム遠望
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
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4月14日 この日は、宿泊しているサイレンセスターからバスでチェルトナムまで行き、荷を置いてからウィンチカムの観光をします。
サイレンセスター9時発、2階建ての51番バスにてチェルトナムに向かいます(3.7£)。乗客は少なく、2階の最前列席を確保します。 -
眺めの良い2階席から、コッツウォルズの風景に浸ります。
ただ、ドライバーはかなりのスピードを出しますのでスリリングです。 -
10時前 約40分でチエルトナムのプロムナードにあるバス停に到着。
プロムナードに沿ってこの大きな市役所の建物があります。 -
この街での宿は、こじんまりとしたB&BのABBEY(朝食込み52£)。ここに2泊します。
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部屋はこんな感じ。狭いですが清潔です。
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11時前 ウィンチカム行きW1バスに乗り込みます(往復4.2£)。
ウィンチカム行きのW1バス停は、Pittville STにあります。
旅人の愛読書・地球の○き方には、Royal Well STのバスステーションから発着すると説明されていますが、2017年4月時点では違っていました。 -
バスはのどかな牧草地帯を通過し、約20分でウィンチカムに到着します。
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11時過ぎ ウィンチカムに到着。
村を紹介する説明版。これによれば、ウィンチカムの歴史は古く、紀元前3000年に造られたとされる古墳も残されているようです。
チェルトナムに戻るバスは、2時間間隔、最終は18時なのでそれまで滞在時間は約6時間、地図に破線示されているフットパスを歩いたり、スケッチ等をすることにします。 -
村の中心から村の外れのチェルトナム・ロードから街歩きします。
古い街並みに赤いポストと赤い電話ボックス・・・コッツウォルズの赤いツーショットです。 -
街道沿いの宿場・・・・素朴な田舎街の雰囲気が一杯です。
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渋い玄関入口。白いレースのカーテンが掛けられており、古い建物ですが人々が普通に生活しているのです。
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一つ屋根の下のお隣さんどうし・・・日々のお付き合いが大切のようです。
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グローセスター通りを進みます。
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イチオシ
正面はセント・ピーター教会。
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セント・ピーター教会の中。
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教会の中は本来は祈りの場ですが、ここには教会の古い歴史を示す備品等が展示されていて、教会歴史博物館みたいです。
教会のある場所は、798年に創建された修道院があったところで、その後12世紀に教会が建てられ、住民らによって次第に拡張された・・・・古い歴史ある教会なのです(教会資料)。
写真は15世紀まで使用されていた教会のドアです。 -
ハイストリートの中央に建つ戦没者記念塔。
チェルトナムに戻るバスはこの付近に止まります。正面の小さな小屋はバスの待合室で、中の壁にバスの時刻表が掲げられています。 -
バックストリートを歩きます。
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道路沿いに何かの古い圧縮機が展示されていました。
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木組みの家・・・イングランドの街並です。
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はちみつ色の家々・・・・コッツウォルズの街並です。
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はちみつ色の家々・・・・コッツウォルズの街並です。
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ハイストリートに戻ってきました。
中世の街並が残されています。小さな村かと想像していましたが、意外と変化のある小奇麗な町です。 -
ハイストリートからこの道を下って行くとシュードリー城に行けます。
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イチオシ
脇道を入れば、バイブリーのアーリントンロウに似た古風な長屋が並んでいます。
有名になっている場所ではありませんが、この付近もなかなか絵になる風景です。 -
脇道からこのフットパスに入ります。
緑の草原の中に、白くなった枯れ葉のような大量の茎が残っていますが、春の風景です。 -
羊が見当たりませんがこちらは牧草地。
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イチオシ
緑のトンネルを通過。これは早春の風景かな。
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これぞコッツウォルズ・・・・というような風景です。
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ウィンチカムの街を見下ろす牧歌的な風景・・・。
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セント・ピーター教会の鐘楼が奥に見えています。
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ズームアップ。
イングランドの国旗・セント・ジョージ・クロスがはためいています。 -
教会の鐘楼が見える草原に座り込んでスケッチを楽しみます。
描いている途中で、ワンちゃんを連れたお姉さんが覗きに来ました。OKサインを頂きましたが、ワンちゃんに引かれて間もなく立ち去りました。会話するチャンスを失して残念でした。 -
フットパスからこの道を通ってシュードリー城へ向かいます。
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シュードリー城の配置図。
庭園も含めると広大な敷地のようです(入場料15£くらい)。 -
敷地内は手入れされた草花が植えられています。
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屋根が落ちて廃墟になった納屋。
城の歴史は古く、創建は12世紀にさかのぼり、今の姿になったのは15世紀とのこと。 -
敷地内にポツンと展示されている、798年にウィンチカムに存在していたとされるベネディクト派修道院の石。
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シュードリー城に来ました。
ここは現在も城のオーナーの住まいです。プライベートな居室以外は見学可能で中に入ります。城内の写真撮影は禁止。 -
城の中から見た中庭。バラ園になっていますがバラの花はまだ咲いていませんでした。
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ヘンリー8世の6人目の妻(最後の妻)、キャサリン・バーがお庭を眺めているシーンです。
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バラは咲いていませんでしたが、チューリップが咲いていました。
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廃墟の中にお洒落な噴水付きのノットガーデン。
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セント・メアリー・チャーチ。
中にキャサリン・パーの墓があります。
教会の正面、白い花が植えられた円形のホワイトガーデンです。 -
セント・メアリー・チャーチの主祭壇のステンドグラス。
中央のキリスト像の顔・・・よ~く見ると羊の顔に見えます~。この教会のあるコッツウォルズは「羊の丘」と言う意味ですが、キャサリン・パーは、多分羊が好きだったのでしょうネ。 -
教会の正面から続くシークレット・ガーディン。
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こちらはクィーンズ・ガーデン。
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広大な城の敷地の外に、コッツウォルズの美しい丘陵が広がっています。
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シークレット・ガーデンを抜けて行くとちょっとした動物園があります・・・何故かキジなどの鳥類が飼われています。
17時過ぎ 約2時間、広大な城の敷地内をゆっくり巡りました。
城からウィンチカムのバス停まで、20分かけて戻ります。
チェルトナム行きのバスは、少し遅れて18時過ぎに到着。 -
18時30分 チェルトナムに戻りました。
この後、夕食のレストランを探しながら街歩きをします。チェルトナムは、人口11万人ほどの小ぢんまりとした町、これと言って有名な観光ポイントは無いみたいですが。。。 -
歩行者天国のハイ・ストリート、右側は大きなショッピングセンターです。
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こちらは歩行者天国の大通り・プロムナード。
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観光案内所のある通り。
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ST.Matthews 教会。
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ST Lukes 教会。
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サンドフォード・パーク。
街中に多くの公園が点在しており、静かで環境はよさそうです。 -
インペリアル・ガーデイン。
イギリスを代表する作曲家のグスターヴ・ホルストの像があります。 -
チェルトナム・タウンホール。
コンサートや見本市会場として利用されています。 -
チェルトナム女子大学。
チェルトナムは、音楽や芸術が盛んなところとして知られており、世界中から生徒が来ているみたいです。 -
街中からチェルトナム・スパ駅に向かう緑道。
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チェルトナム・スパ駅。
緑道を歩いて街中から約20分。ここからロンドンまでの所要時間は約2時間少しです。
バスで巡るコッツウォルズ。。。ボートン・オンザ・ウォータ編につづく。
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この旅行記へのコメント (4)
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- パルファンさん 2017/07/07 07:18:15
- 得難いスケッチポイントの数々
- youさんおはようございます。
今週初めにピレネー・ナバラの旅から帰ってきました〜
朝早いのは時差の関係で就寝がランダムになって・・
居ない間のアップ、4年前に行ったコッツウォルズですが
懐かしい部分と、自由な一人旅ならこんなに周れるのか〜と
うらやましく思ったりする部分が入交り、見せて頂いてます。
カッスルクームなど中心部だけでなしに結構足を伸ばし
素晴らしいスケッチポイントを描かれているし・・
難しい構図をしっかりと・・ 雰囲気が伝わってきます!
今回のウィンチカムもフットパスを歩いたが故に
捉えられた光景の絵ですね!
サラッと特徴をとらえたコッツウォルズの風景が
こころ和ませます♪
こんど画廊で<コッツウォルズの旅スケッチ展>を開いたら?
ここ大津からとんで見に参上します!
旅は続くし、もうしばらく楽しめそうですね。 またよろしく〜
パルファン
- youさん からの返信 2017/07/08 00:02:30
- RE: 得難いスケッチポイントの数々
- パルファンさん こんばんは。
ピレネーからの旅、お帰りなさい。ピレネーは、youがまだ行けていない場所ですし、行きたい場所でもあります。パルファンさんの旅行記、楽しみにしております。
今回のコッツウォルズの旅は、スケッチとフットパスを歩くことが一つの目的でありました。幸いに、天候に恵まれたこともあり、ほぼ目的を果たせた感じです。旅先でのスケッチは、作品の出来上がり具合は別にして、その場所での風や匂い等の思い出が入りますので、本当に至福の時間を持つことができますネ。
パルファン画伯に嬉しいコメントを頂き、アマチュア絵描き人として光栄に存じます。
画廊でのスケッチ展、開催したら遠路はるばる参上頂けるとは嬉しいお言葉♪有難うございます。
ここだけの話ですが、これまでも時々はグループ展等で出展しているのです・・・ただ開催画廊は東京・銀座ではなくて、郊外のがっかりするような田舎街、地域の人達に見て頂ければとの自己満足なので、案内するのも気が引けるというのが実情なのです。
you
-
- pedaruさん 2017/07/05 06:50:35
- タイムスリップ
- youさん おはようございます。
これらの家並みを見ていると、実際人が住んでいるということが不思議です。この人たちも自家用車を走らせることがあるのでしょうか?馬車はまだ健在でしょうか?
yuuさんの旅行記、行ってみたくなるところばかりです。・・・困ったなぁ
pedaru
- youさん からの返信 2017/07/06 22:11:53
- RE: タイムスリップ
- pedaruさん
こんばんは。いつもコメント有難うございます。
そうなんです。古い蜂蜜色の家は、甘い香りがするかもしれませんが、窓が小さいので、部屋は暗くて、狭い部分もあるだろうし、生活するには不便な面もあるかと想像されます。
それでも、こちらの人達は古いものを大切にして、不便な生活を楽しんでいるようにも見えます。最も、テレビを見て、インターネットを使い、自家用車を走らせる生活もしているみたいですが。
youは、コッツウォルズを巡り、こんな風景の中に住みたくなりました。・・・う〜ん。。これも困ったことです。
you
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