上海経由シンガポール行き！ちょっぴりジョホールバル 上海トランジット編

2017/05/03 - 2017/05/07

GW どこ行こう？
かなり浅い知識の中で中華圏の南端まで行ってみようと…。
色々チケットを探していた所、悪評高き？中国東方航空の上海経由のチケットが安く出ているのを見つけました。
往復でヘタなLCCより安い！w
実質2泊5日とタフなスケジュールになりましたが、それはそれで色々楽しんでやろうと言う事で。
かくして体力勝負！GW 弾丸ツアースタートです！

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0

おはようございます。
旅行初日のスタートはJRでスタートです。
本当はいつもの通り空港バスで向かいたい所でしたが、今回はお昼のフライトでしたのでGW の渋滞を警戒して電車で。
この後京急に乗り継ぎ羽田空港を目指します。

矢野口駅 駅

家でウダウダ出来ず、予定より早く出てしまったので相当早く空港に着いてしまいました。

出発ロビーは丁度朝の出国ラッシュが落ち着いた後で、人もやや少なめ？
時間潰しに江戸小路ぶらっと見て展望デッキでボーッと飛行機を眺めて…。
マッタリしてるな～。
やる事ないし…。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

中国元の両替は現地空港で行うと手数料が60元取られると聞いたので、レートはともかく日本で両替する事としました。
国際線ターミナルにはみずほ銀行と三井住友銀行が入っていますがどちらも長蛇の列！
私は三井住友銀行に並びましたが、結局30分以上掛かりました。
両替の時間には余裕を持った方が良いですね。
ちなみに中国元への両替の場合は100元札のみの両替で端数が出た場合は日本円で返却されます。
なかなか現地の取っ付きで使い難いシステム！

いつもは朝早くて気が付きませんでしたが、こんな物あったんですね～？
保安検査場の混み具合がモニターされています。
これを目安にしても良いですね。
GW ですが、この時間でこのくらいの混み具合です。

両替を終えてチェックインカウンターに来てみると、丁度チェックインが始まろうとしていました。
Y席の列は爆買いの荷物を抱えた中国人の方ですでに凄い列が！！
中国東方航空のチェックインは時間に余裕を持って来た方が良いですね。
私は手前のスカイプライオリティレーンからチェックイン。
5分程で完了です。

それでは保安検査場に向かいます。
中国東方航空はスカイプライオリティだとしても優先レーンは使用出来ませんので、通常レーンで入ります。
この位の混みっぷりなんで10分足らずで通過。

この後イミグレが若干並んでいたので自動化レーンで秒殺で出国。
私の様にスタンプ欲しい派の方はイミグレ出て右側のこの事務所に行って言えばスグに捺してもらえます。

出国して免税品には興味が無いんでJALサクララウンジに向かいます。

羽田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

丁度お昼も近かったんでランチをいただきました。
安定の特製ビーフカレー♪
お昼時ですがそれほど人の姿は無かったですね。
のんびりまったり～。

時間があったので5階のラウンジに移動。
こちらは食事はありませんが、飲み物はいただけます。
ビールのサーバーが4階と違う銘柄なんですね。
と言う事で再度モルツを頂きます♪

そろそろ搭乗時間も迫って来ましたので搭乗口に向かいます。
搭乗口は111番、ラウンジのすぐ近くなんで余裕です。
Y席は長蛇の列でしたが、スカイプライオリティレーンで楽々搭乗。

キャリアは違えどいつも乗り慣れたA330。
しっかり窓際GET！

色々言われる中国東方航空（上海航空）ですが、定刻通りに搭乗を開始し定刻でドアクローズ。
そしてほぼ定刻で離陸しました。
なんだ普通じゃん上海航空♪

L席を確保して富士山見えるか見ていましたが、雲が厚くそもそも航路が違うのか発見出来ず…。

ベルトサインが消えてしばらく経つと、色々な意味でお楽しみな機内食タイム！
ここで不思議な行動が！
私を含め一部の前側の座席の方だけに優先的にサーブされ始めました。
ELPSを含め何らかのカードホルダーの方へのサービスって事でしょうか？
肝心のお味の方は、普通に食べられます。でもご飯の方は…中国のお米って美味しく無いですね。
オカズ部のみ青島ビールの肴として頂きました。

パーソナルモニターも無いのでボーッと景色を眺めていました。
飛行機は順調に飛行を続け上海上空へ。
途中隣の席の中国人留学生と会話を交わす。
現在日本で就職活動中で大変みたい。
その中の一コマ
留学生『どこまで行くのですか？』
私『上海経由でシンガポールまで』
留学生『それでそんな薄着（Tシャツ＋ジョガパン）何ですねーw』
私『でも上海も暖かいでしょ？』
留学生『東京と変わらないですよ？』
私『えっ？（汗）』

ほぼ定刻で上海虹橋機場に到着です。
何だかいたって普通じゃないの？
特に不安も遅れも無いままに上海にやって来れました。
この後バスでイミグレに向かいます。

上海虹橋国際空港 (SHA) 空港

この時間だからなのか、たまたまなのかイミグレも意外に空いていてと言うか外国人少ないんでしょうね。
スムーズにイミグレ通過！

今回は両替とかは全て日本で済ませてあるので、あとやる事はSIM交換の儀。
本当はちょこっとだけなんでdocomo1dayパケでも良かったのですが、行き帰りで2日使うとするならばSIM買った方が気持ち安いし安心安定して使えそうだったので中国聯通香港のプリペイドSIMをあらかじめ購入。
iPhoneなのでSIMを挿すだけでAPN認識するのと日本語マニュアル通りにやれば何一つ問題ありません。
通信方式LTEにチェック入れれば4G接続します。
iPhoneなのに4Gでは無くLTEと表示する謎。
ともあれこれで壁越え出来たのでFBもLINEも使えます。
ただ残念、Googleマップは精度が悪くて使い物になりません（涙）

今回は利用していませんが空港にはこの様な渋滞マップがありました。
日本で言うところのJARTICの渋滞情報みたいな感じですね。
後はどれ程の精度の物なのかが気になりますが。

今回は市内中心部にMRTで移動しますので地鉄10号線の虹橋1号航站楼駅を目指します。
案内看板通りに空港の外に出て5分程で駅に着きます。

まずはこちらの公共交通機関で使える上海交通卡を入手すべく客務中心に行き聞いてみると『無い！』の一言でぶった斬り！
恐いよ中国！怒らないでよ（汗）
他色々見回しましたがそれらしい施設がありませんでしたので、一つ先の2号線に乗り換える虹橋2号航站楼駅に現金で移動することにしました。

虹橋1号航站楼駅 駅

いきなり券売機に100元入れる勇気が無かったので、券売機の脇のファミマで飲み物購入。
水かと思ったら薄い乳酸菌飲料だった。
結構美味しい。

手前が交通卡のチャージ機。
銀聯カードと支付宝しか使えません。
奥の機械が券売機です。
買い方は簡単、乗りたい電車（この場合は10号線）を押して降りたい駅をタッチ。
表示された金額を入れるだけ。

これが切符。
QUOカードみたいな感じです。
これで乗る時は改札のICカードのタッチする所にタッチしてゲートを押して入場。
降りる時は改札の機械のカードスロットに入れてゲートを押して出ます。
良くこのカードを交通卡と紹介している記事ありますけど、これはただの切符代わりのカードです。

一つ先の虹橋2号航站楼駅で下車します。
こっちの駅の方が大きいですね。
こちらの客務中心に行って再度交通カードはありますか？と聞いた所、ここのおばちゃんは親切でここには無くてこの先の右側に専用のカウンターがあるよと教えてくれました。
言われた通り行ってみるとそこには確かに専用のカウンターが。
ここで再度聞いてみるとカードに幾らチャージするかと言われるのでカードのデポジット20元とチャージしたい分の金額を渡せば目の前でチャージして渡してくれます。

虹橋2号航站楼駅 駅

コレが上海公共交通カードになります。
これがあれば上海のMRT、バス、マグレブ、そして何とタクシーまで使える上海移動の必需品のカードです。
正直今回はトランジットの移動だけなんで無くてもいいのですが、時間がちょっとあったんでちょっとフラフラしたくこのカードを入手しました。
また上海来ると思うし。

私の旅の神器が全て揃った所で上海中心部、南京西路にやって来ました。
街に降り立って一言『キレイじゃん！』。
道路も歩道もキレイに整備されてメンテナンスされた街路樹が並ぶ。
その風景は原宿か表参道を彷彿する街並みです。
街全体がおしゃれで様々なブランドショップが立ち並びます。
私が想像している中国と全く違って日本にいるかの様な錯覚さえしてしまいそうです。

南京西路 散歩・街歩き

比較的新しいお店も多いですね。

ショッピングを楽しまない（楽しめない）私には眩し過ぎる街だったので、今度は南京東路に移動して来ました。
こちらは駅前に大きな公園があったり古くからの建物があったりで南京西路とはまた違った雰囲気です。

上海新世界 百貨店・デパート

ここにある上海新世界股彬有限公司にやって来ました。
簡単に言うと老舗の百貨店でしょうか？
地上階のテナントには用は無し。
ここの地下に入っているマカオ？香港？で有名なリリアンベーカリーのエッグタルトを買いに来ました。
ほぼ行き帰りの交通費で消えてしまう予定の私の中国元ですが、この位は無駄使いしても…。
去年香港行った時に食べそびれてますので購入しました。

さすがに店内で立ち食いって訳にもいかないので、向かいの公園のベンチに移動して頂きます。
エッグタルトは出来立てがプルプルで美味しいらしいですが、こいつも出来てそれほど時間が経っていない様で外側の皮はサクサク、中のカスタードはプルプルで濃厚です。
間違いなく美味しそうオーラ出ていたので2個買っておきましたが、瞬殺で頂きました。
これは温かいうちに食べないとダメですね！

ここから外灘までブラブラ散策します。
こちらはネオンや賑やかな音楽で煌びやかなエリアです。
新宿、渋谷辺りの雰囲気でしょうか？

歩道にはこんな可愛らしい路面電車？も走っています。
乗り方良くわかりませんが…。
ちなみにこのエリアをキャリーバッグコロコロ転がしていかにも旅行者ですと言った出で立ちで歩いていたらともかく風俗系の呼び込みが凄い事！
数十m事に様々な方が言い寄って来る。
男の一人歩きはご注意を！

南京路 散歩・街歩き

ようやく外灘に辿り着きました。
まだ薄暗いですが、早くも賑わっています。

外灘 散歩・街歩き

もっと暗くなればもっとキレイでしょうが、早くも各ビルのイルミネーションがきらめき始めます。
香港の

外灘のシンボル的建物の江海関。
1927年に建築され、現在も中華人民共和国海関総署として使われているそうです。
ここに来てすっかり日も暮れ始め、かなり風も出て来ました。
上はTシャツ一枚、下もくるぶし全開のパンツ姿で上海人を呆れさせる格好が仇となり外ではジッとしていられません。
キャリーバッグもかったるいし、心折れ気味に空港に向かうべく駅に向かいます。

旧江海関 (上海税関) 建造物

途中Googleマップの精度が悪過ぎて道に迷いながら駅に向かいます。
もう元を使う予定が無かったので交通カードにチャージしてしまおうと思ったのですが、これがなかなか具合が悪い。
寄るコンビニはどこも出来ないし、駅に着いたら現金のチャージ機なんて無いし。
上海交通カードは便利なのか不便なのか分かりませんね（汗）

MRT2号線に再び乗車し竜陽路駅に向かいます。
ここで下車し、案内通りに進んでいきます。
その先には…。

龍陽路駅 駅

この厳重な改札を抜けると…。

世界初の実用化リニアモーターカー、マグレブこと磁浮が待っておりました～！
これに今回乗って見るのもこの旅の目的の一つです。
結構いい金額するからなのか（通常片道50元）、ガラガラです。
それでは乗り込みます。

車内の雰囲気です。
広々しているわけではありませんが、狭苦しいわけでもありません。
やや薄暗い落ち着いた雰囲気です。

シートは飛行機や新幹線のそれと比べてしまうとやや見劣り感ありますが、こんなもんでしょうか？
座り心地は普通です。

夜間はスピードを抑えられていてマックスでも300kmです。
最高速430kmを体感されたい方は是非昼間にご乗車下さい。
乗ってみた感想は…。
新幹線あたりと何が違うの！？
まあリニアモーターカーに乗ったぜ！って言う思い出にはなりましたw

上海トランスラピッド (リニア) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

リニアの駅を出たらそこはもう浦東国際機場です。
駅が1タミと2タミに挟まれる様な形であるのでどちらにアクセスするのも便利です。
今回乗る中国東方航空ならびに上海航空は国際線、国内線共に1タミに集められています。

上海浦東国際空港 (PVG) 空港

出発フロアはリニアの到着フロアのもう一つ上なのでエスカレーターで移動します。

出発フロアに来ると良く画像で見かける棒が天井から何本も突き出した光景が！
なんかすごい手はかかってますと言った雰囲気は伝わって来ます。

本来この時間のシンガポール行きのチェックインカウンターはGカウンターになりますが、さすが上海浦東国際機場をホームにする中国東方航空だけあってビジネス利用ならびにELPSなど上級会員の皆様は便に関係なく専用のEカウンターで行います。

この豪華なパーテーションの奥に専用カウンターがあります。
それでは早速突入です！

内部はこの様に全てがスカイプライオリティカウンターになっている一種異様な光景が両サイドに広がっています。
流石にここまでになってると普通の人が間違って来たりしないでしょうね。

この全部で27カウンターには全てソファが備え付けられ、チェックインの際はこちらに腰掛け優雅に行います。
なんか贅沢を履き違えている感がなくも無いですけど、これはこれで楽しい空間♪

結構早目に空港に着いたのでラウンジでのんびりします。
今回のラウンジは比較的新しいラウンジ36番ラウンジです。

中国東方航空ラウンジ (上海浦東国際空港) 空港ラウンジ

ラウンジの厨房のおばちゃんがその場で茹でてくれる麺を軸に中国っぽい食材を楽しみながらの晩ごはん。

ラウンジのテーブルにはユニバーサルのコンセントとUSBのジャックがあったので各電子機器を一気にフル充電！

上海の夜の街を寒いと思いながら空港に来たのでシャワーを浴びそびれ搭乗開始時刻へ。
ここでも遅れなしの定刻スタート。

中国東方航空にしては珍しい新しい大型モニター積んだ機材なのに寝て行かなければならないなんて…。
残念過ぎる！（涙）

ほぼ定刻にてシンガポールに向けて出発！
現地時刻で午前0時過ぎ、日本時間では午前1時過ぎです。
さすがに眠い…おやすみなさい。