上海ディズニーランドに行くにあたり、特に楽しみにしていたのがスターウォーズやマーベルのグリーティング施設です。海外のディズニーランドにまで行っている割に、ディズニー映画にはあまり詳しくない私ですが、スターウォーズには20代の頃にかなりハマっていましたし、アメコミ映画は今も大好き。アメリカに行かなくても、ベイダー卿やキャプテンアメリカに会えるなんて、いい時代になったなと思います。<br />後編では、上海ディズニーランドのエリアのうち、ガーデンズオブイマジネーションとトゥモローランド、外にあるディズニータウンについて書きます。

上海ディズニーランド旅行その６ランド内後編

9いいね！

2017/03/17 - 2017/03/20

5109位(同エリア11752件中)

エリア

上海(中国)

交通手段: 鉄道タクシー徒歩

航空会社: JAL

上海ディズニーランドのキャッスル前広場はかなり広くて、ガーデンズオブイマジネーションという１つのエリアになっています。ここには、回転木馬や空飛ぶダンボのようなアトラクションやグリーティング施設などがあり、ディズニーキャラを十二支に当てはめた壁画もありました。写真はおなじみのキャラクターたち。どの映画に出ていたんだろう？というようなキャラクターもいました。
城前の舞台では日に何度かキャッスルショーをやっていました。前の方にある観覧スペースは比較的早く混み合うみたいですが、傾斜になっているので後方でもよく見えました。直前に行っても視界を遮る物のない場所があいていました。前に人もいないので、望遠カメラならいい写真が撮れそうな位置でした。ショーはプリンセスとプリンスが次々に出てくるもので、最後にミッキーとミニーが登場します。前編でも書きましたが、今のところ中国では動物のキャラクターよりお姫様の方が人気が高いみたいです。
広場の左側ではチップ&デールとドナルドが登場するショーをやっていました。チップたちと先生が太極拳をやっているところにドナルドが現れて…というドタバタコメディで、３人の性格もよく出ているし、先生の太極拳も本格的なので、オススメのショーです。直前に行ってもそんなに混んでいないし、ショー自体も短時間なので、サクッと見ることができます。
ドナルドたちはこんな乗り物で帰っていきます。かわいいですね。
ミートミッキーは本当に空いています。屋内でグリーティングをするという概念がまだないのかもしれません。数分で普段着？ではないミッキーと写真が撮れますよ。
ミートミッキーの隣がマーベルの施設です。ここも空いています。マーベル映画は中国では大ヒットしているのにな。ニューヨーク決戦を再現できるテレビゲームやスパイダーマンの絵を描けるエリアは多少人がいましたが。ファルコンやブラックウィドウのような非主人公キャラの絵もあったり、入口にはシールドのマークが描かれていたりとかなりマニアックなエリアなので、マーベルファンなら楽しめるはず。廃止にならない程度に人気が出て欲しいです。
この施設では、スパイダーマンとキャプテンアメリカに会えました。ディズニーは細部の作り込みが徹底していますが、マーベルの世界も同じで、スパイディーは現代NYっ子という感じで「やあ、君、元気？」と気さくに訊いてくるのに対して、キャプテンの方は古風な英語を喋り、男性にはサー、女性にはマムと呼びかけていました。
トゥモローランドは左側にあります。ファストパス対象のトロンやバズのプラネットレスキューがある割に空いているエリアでした。トロンには乗っていませんが、見た感じ、ファストパスを取らずに普通に並んだ方が早そうでした。そう言えば、香港ディズニーランドもトゥモローランドは比較的空いているんですよね。バズのアトラクションは日本にあるのと同じですが、かなり操作しやすくなっています。
ステージではヒロとベイマックスのショーをやっていました。中国語ですが、幼い子どもさんはステージにあがるチャンスがあるみたいです。食事しながら気楽に見ることができます。
スティッチエンカウンターの近くにスティッチがいました。
少し奥まったところにスターウォーズの施設があります。ゲームコーナー以外は空いています。新しい映画関連の展示も多少はありますが、エピソード４～６関連が多いかと思います。旧作は中国では公開されていないのでは？誰をターゲットにしているんでしょうか。カーボナイトソロなんて、映画を知らない人だと、？？？ですよね。
ミレニアムファルコン号のコックピットも完全にスルーされていました。ハンソロのスピンオフ映画が流行って、ここが人気の施設になりますように。
スターウォーズ施設では、ベイダー卿・カイロレン・R２D２＆C-3POor反乱軍パイロット（ルーク？）と会えました。ダースベイダーと並ばずに写真が撮れる場所は世界でここだけかもしれません。
エリアが空いているので、トゥモローランド付近では、パレードルートも混んでいませんでした。10分ほど前に行っても１番前でしたし、始まっても後ろに1人くるかこないか程度なので、鑑賞マナーも気になりませんでした。しかも、トゥモローランド側から始まるパレードなので、あまり待たずに済みました。
特にテーマなどもないようなパレードでしたが、キャラクターに大勢会えるので、子どもさんにはおすすめです。ダンサーの方も子どもさんには積極的に声をかけていましたよ。
ゲートの外にあるディズニータウンには、中華料理の店や香港系茶餐店、アメリカに本店があるレストランなど色んな飲食店があり、値段もパーク内より抑え気味でした。ディズニーランドホテルに泊まっても食事には不自由しなさそうですね。物販は、日本にもある店がほとんどでしたが、ワールドオブディズニーでは、ディズニーストアの商品以外にパークのグッズも売っていました。また、日本では撤退してしまったビルトアベアーの店もあるので、ダッフィーの服が買えますね（パークにある分で十分かもしれませんが）。レゴの店にはレゴリトルグリーンメンがいました。
ランドからディズニータウンへは専用の出入口から行けるようになっていました。
最後に、上海ディズニーランドの印象ですが、ここ何年かで香港ディズニーランドに行かれた方は、ゲストのマナーは同程度と思っていいかと（春節の時期などはわかりませんけど）。多少行儀が悪いな～と感じることはあっても、不快とかギョッとなるようなことはなかったです。先日も、新幹線の座席をリクライニングをする時に声かけをするべきかどうか話題になっていましたが、同じ日本人でも人によって考え方が違うのですから、他の国なら違って当然ですよね。また、キャストさんは、オープニングスタッフだからか、熱心で感じの良い方が多かったです。何か訊くと英語のわかる人を連れて来てくれるのも徹底されていましたし、グリーティングの時間を聞くと、あとでわざわざ呼びに来てくれるようなこともありました。
新しいアトラクションに乗りたい人、グリーティングが好きな人、スターウォーズやマーベル好きな人はぜひ１度行ってみてください。