上海ディズニーランド旅行 その５ ランド内前編

2017/03/17 - 2017/03/20

関東在住なのに、北海道や鹿児島までJRで行くほどの飛行機嫌い。そのくせ、海外のディズニーランドにはつい行ってしまうのは、並ぶ時間が短くて済むからです。東京ではもう10年以上パレードや屋外のショーを見ていないし、ダッフィー以外のキャラクターにも会っていません。その分、上海では年を忘れて楽しむぞと心に決めて２日間パークを回りました。
前編では、ミッキーアベニュー・アドベンチャーアイル・トレジャーコーブ・ファンタジーランドについて書きたいと思います。

エリア 上海(中国)

• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL

エントランスを入ってすぐ、日本のワールドバザールにあたるのが、ミッキーアベニューです。ディズニーキャラの看板がかかったショップや飲食店が並んでいます。左側には、アベニューMアーケードというエンポーリアムのような店があるのですが、そこは、時期によっては午前中に買うと１割引等のセールをやっているみたいでした。

ミッキーアベニューでは、右側でミニー・デイジー・チップ＆デール、左側でグーフィーとプルートがグリーティングをしていました。午前中に１度だけドナルドとデイジーのツーショットがあったので写真を撮りましたが、普段はデイジーだけでした。グーフィーとプルートは別々の時間帯と２人一緒の時があります。日本に比べれば短かい列ですが、誰もいないとかそんな感じではないです。中国の人たちにもキャラグリが認知されつつあるのかもしれません。特にミニーは人気でした。

キャッスル前の道を右に行くとホィッスルストップショップという店があり、そこの店先でダッフィーがグリーティングをしていました。私が飛行機に乗れるようになったのは、ハワイのダッフィーに会おうと思い立ったからなんですよね。なので、上海でもダッフィーに会えて嬉しかったです。以前、日本のダッフィーが海沿いでグリーティングをしていた頃は、まだ割と余裕があって、道行く人に手を振ったりしていたものですが、上海のダッフィーも、それを思い出すようなのんびりふわふわとした雰囲気でした。
私たちが行った直後からシェリーメイも一緒にグリーティングをするようになったみたいです。

店内にはダッフィーやシェリーメイのグッズがたくさんありました。特に発売されたばかりのシェリーメイグッズは上海オリジナル商品も多数揃っていましたよ。４種類ほど上海オリジナルのダッフィーたちの洋服がありましたが、値段は香港や日本より安く、縫製も海外パーク共通品よりしっかりしていました。人気の干支ダッフィーは日本のSSサイズよりも小さいので、お土産にも良さそうですね。

ダッフィーの店の隣がアドベンチャーアイルの入口です。ここには、人気のソアリンやロアリングラピッドがあるので、当然人口密度も高いのですが、アトラクションごとにQラインがたっぷりとられているので、それほど混んでいる感じがしません。

アドベンチャーアイルでは、アトラクションごとにかなりリキを入れた作り込みがなされていて、本当にどこかの未開の地にいる気がするほど広大な風景なのですが、その分、歩く距離も長くなります。暑い時期や小さな子どもさん連れの方は計画的に歩かないと途中でバテてしまうかも。

ターザンのショーは1番奥にある建物でやっています。広い劇場なので、間際に行っても座れそうです。会話は中国語ですが、特に複雑な話でもないので、問題ないかと。中国雑技団の雰囲気が味わえるショーでした。
アドベンチャーアイルのグリーティング施設の案内板にはラフィキ・ティモン・ジュディー・ニックの顔が貼ってありましたが、何度か覗いた時にはラフィキとティモンしかいませんでした。

アドベンチャーアイルの対岸？ がトレジャーコーブです。カリブの海賊は人気のアトラクションと聞いていましたが、そこまで混んでいなかった気がします。今年の夏に新作が公開されると、どうなるかわかりませんが（日本でも、映画公開後、インディーの待ち時間が急に長くなりましたよね）。コーブには船も何隻か停泊していて、中にも入れます。1隻は、ギブス航海士の船でしょうか？

ターキーレッグの店があったので食べたかったのですが、開店が遅いみたいです。敷地が広いので、あとでまた戻って来ようという気になりにくいのが残念です。
トレジャーコーブでは、ジャックスパローがグリーティングをしていました。本物のジャックに似ていますね。

トレジャーコーブの隣、キャッスルの裏側にファンタジーランドがあります。世界初・アジア初のアトラクションが多い中、ファンタジーランドだけは見慣れたアトラクションが並んでいます。香港でも思ったのですが、中国の人ってファンタジーランドが好きなんですよね。午前中は待ちなしで入れますが、午後になると、プーやピーターパンに１時間…トロンより待つぐらいです。小さなお子さんがいると、ファンタジーランドは外せないと思うので、できれば早めに行かれた方がいいですよ。

ファンタジーランドではアナ雪のショーもやっています。中国語なのでストーリーは不明ですが、アナやクリストフが会話して、映画の歌をみんなで歌うという流れでした。歌は全部中国語。アナたちも中国語で喋ります。中国の子どももアナ雪大好きなのか、「レット・イット・ゴー」以外もけっこう歌っている子がいました。ショーベースと同じぐらい大きくて、並ばなくても入れるので（初回は大行列でしたが）、疲れた時には休憩も兼ねて楽しめると思います。他に屋外でやっているミニショーもありました。プリンセスが出ていたような。
フック船長やプーなどアトラクション関連のグリーティングが何ヶ所かありました。混んでいるエリアなので、どこもそれなりに並んでいました。

インスタグラムで見て美味しそうだったので、ピノキオの店で北京ダックのピザを食べてみました。ライスペーパーで包む代わりにピザに乗っている感じですので、ピザとダック好きなら、ぜひ試してみてください。

キャッスル中にはアトラクションやショップもありますが、プリンセスのグリーティングもやっていました。時間によって出てくるキャラが変わるみたいです。1番並んだグリーティングかも。プリンセス大人気なんですね。ショーの時も隣のお父さんが小さな娘さんにあれは〇〇姫だよと全部教えてあげていました（中国語なので推測ですが）。

キャッスル内には、ミッキーたちに会えるロイヤルバンケットホールというレストランがあります。せっかくなので、JCBのコールセンター経由で予約してみました。ここの食事は、上海でのそれ以外の食事を合わせた分より高かったのですが、王室舞踏会風のミッキーたちが可愛かったので、満足です。
エントランスにはプリンセスがいる時もあるみたいですが、私たちの回はミニーでした。ここだけがフォトパス対応で、特に頼まなくても何枚も撮ってもらえます。

店内の様子です。なかなかゴージャスでした。以前は空いていたようですが、私たちが行った土曜日は、11時半からの回は満員で、その次の回も外に行列ができていました。中にはキャラクターには興味がなく、食事だけの中国人グループもいたので、美味しい料理が食べられる店として知られつつあるのかもしれません。

これは私が選んだ料理です。昼食なので少なめのものを選びました。メインはキングサーモン。どれも美味しかったです。デザートは外れのものもあるみたいですが、マンゴーチョコケーキはそんなに甘くなくて、大人の口にも合うと思います。

これは夫が選んだ分。前菜のコロッケもメインのパスタもかなりボリュームがあります。

ミッキーたち。混んでいるので慌ただしかったですが、最後に全員と会えたかどうかキャストさんが確認してまわっていました。

最後にフォトパスについて書きたいと思います。日本のディズニーリゾートのフォトキーカードと同じで、上海ディズニーランドにもフォトパスがあります。カメラマンに写真を撮ってもらうorアトラクションのライドフォトを買う予定がある人は日本で「Shanghai Disney PhotoPass」のアプリをダウンロードして、IDを登録しておけば、現地でカードのQRコードをスキャンするだけで、アプリ内で写真を確認することができますよ。写真右のような感じです。199元のワンデーパスを買えばダウンロードまでできるようになりますが、買う前でも、写真の有無を確認でき、指で画面をタッチすれば表情まで見ることができました。

アプリでは、写真のようにフォトパスカメラマンのいる場所も確認できます。
写真1枚につき、元の写真と場所やキャラクターによって違うオリジナルのフレーム付き写真が1or2種類ダウンロードでき、それ以外に数種類のフレームやステッカーで加工することもできます。
キャラグリ以外でも、城前の写真にはティンカーベルが妖精の粉をかける数秒のアニメーション、パートナー像前の写真にはミッキーとミニーの数秒のアニメーションがついていました。この２つは全く並ばずに済むと思います。
ライドフォトもアメリカのパークほどではありませんが、キャラクターたちの数秒のアニメーションがついています。
パソコンでダウンロードできなかったのが少し面倒でしたが（うちのPCが悪いだけ？）アプリからはできますし、値段もそこまで高くないので、キャラクター好きの方にはおすすめです。入ってすぐのところにあるフォトパスショップのキャストさんが設定の仕方などを教えてくれました。