上海ディズニーランド旅行 その１ 往路機内・ラウンジ編

2017/03/17 - 2017/03/20

飛行機が苦手で、海外旅行など一生縁がないものと諦めていたのですが、数年前に突然、ハワイにあるディズニーリゾートに行こうと思い立ち…。アウラニも、飛行機に慣れるために行った香港ディズニーランドも楽しかったので、去年オープンした上海ディズニーランドにも行ってみることにしました。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 5.0

• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: その他

ダッフィーたちをお供に上野から旅が始まります。うちからは成田と羽田、どちらも同じぐらいの所要時間なので、費用や飛行機の時間でどちらにするか決めています。今回は朝９時35分に成田を出発するJAL873便です。

サクララウンジで朝食を食べました。思えば、このラウンジには４ヶ月前、ハワイに出かけた時にも来ています。つい最近まで、離陸する飛行機を見るのも嫌で、長年千葉県に住んでいたというのに、成田空港に来たこともなかったことを思うと、人ってわからないものですね。
家ではインドカレーばかり作っているので、和風カレーを美味しくいただきました。

金曜朝の浦東便は、エコノミー席はほぼ満員でしたが、ビジネスクラスは数人だけ。４時間かからないのだから、エコノミーで十分だと頭ではわかっているのですが、エコノミーで後ろの方の席になったら揺れた時に怖い…などと思ってしまう面倒な奴。そういえば、写真がないのですが、座席は相当年季が入っていて、シートも倒しにくいし、夫は少し前に乗った国内線のクラスJ（革張りシート）の方がいい席だったとぼやいていました。と言っても、873便は、４月からは機材が787に変更されて、一気にフルフラットになったんですよね。楽しみにしていた「ラ・ラ・ランド」も途中になったほど短い飛行時間なので、フラットにする時間があるのかわかりませんが。

近距離なので、食事は全部一緒に持ってくる形式でした。メインの治部煮も美味しいし、ご飯が竹の皮で包んであるのも風流です。今年の東京は桜が遅く、出かけるときはまだ冬の気候でしたが、三色団子で少し早い春を感じました。

短時間でも、夫は張り切って飲んでいます。近くの席のお姉さんもよく飲んでいらして、カッコいいな～と羨ましくなりました。

食後にはハーゲンダッツも出ました。
五島列島を過ぎたあたりで少し揺れた以外は順調な飛行でしたが、空港付近が混み合っているらしく、15分以上上空を旋回していたように思います。隣の飛行機も見えるし、飛行機嫌いには嫌な時間帯です。到着した後も、空港内で随分待ちました。浦東空港は混雑していると聞いていたのですが、その通りですね。

飛行機を降りるまで時間がかかった割に、空港内は空いていて、入国審査等もJAL便の乗客だけだったのには拍子抜けしてしまいましたが。国内線が混雑していたんですね。

今回は、JALのダイナミックパッケージで飛行機とホテルだけ予約し、空港からホテルまではベルトラ経由でタクシーを予約しました。ネットのレビューで見ていた通り、運転手さんは日本語は話せないですが、VWのワゴン車で乗り心地も良く、運転も上手でした。空港では名前を書いた紙を持って待っていてくれますし、降りる時にサインをするだけで大丈夫。上海市内はバイクの信号無視なども多くてなかなかスリリングでしたが、空港から市内までの高速は道もいいし、そんなに混んでいませんでした。グーグルマップだと、空港付近は緑の湿地地帯になっているのですが、実際には途中一部途切れる以外は、住宅地やマンションが建って随分開発されている感じでした。途中、遠くにディズニーランドのお城も見えました。

今回のホテルはウェスティン、外灘を見たかったので、ここにしました。香港に比べて上海はホテルの値段がリーズナブルですね。ウェスティンで印象的だったのは、帰りの話ですが、何らかの事情で出発が遅くなってしまった日本人のカップルに、中国人のベルボーイさんが、タクシーを呼びましたからすぐ来ますよ、飛行機にも間に合いますと励ましていたことです。ディズニーランドではキャストさんが皆さん感じがよく、市内の店の人たちと比べてディズニーの教育システムってすごいなと感心したのですが、ウェスティンもさすがです。ただし、日本語表記はなかったですし、日本語を喋れる従業員も見かけませんでしたが。多少英語が話せるなら、オススメのホテルです。

ダイナミックパッケージにはスタンダードルームしかなかったのですが、かなり広い部屋でした。高層階なら、浦東の高層ビル群が見えるかも。外灘からは１本離れているので、目の前に見えるというわけではないですが。

窓際に浴槽があり、他にシャワー室もありました。湯量や温度の調整は申し分なく、日本のホテルと変わらないレベルでした。また、多分リノベーションされたホテルで、最初の作りが良かったのか（エレベーターも三菱製でしたし）、室外の音もほとんど聞こえませんでした。宿泊客は西洋系の方が多く、次に西アジア系と中国系、日本人はあまりいませんでした。

最後にネット接続の話を。ハワイや香港では、夫はwifiルーターを借り、私はホテルのwifiで済ませていたのですが、中国ではvpn規制があるとか。私はgの下僕なので、アマゾンで写真のsimを買いました。チャイナユニコムという会社のsimで1GB7日間、中国や香港で使えるものです。価格は変動していましたが、2000円前後でした。iphoneの最新機種や一部のアンドロイドは4G回線が使えるみたいですが、私のzenfoneは3G回線。3Gってどうなんだろうと思ったのですが、3GHという早い回線があるみたいで、スマホを見る分には不便は感じませんでしたよ。夫はvpn付きのルーターを借りたのですが、少し使っていないとvpn接続が切れてしまい、ネットでも同じことを書いている方が何人かいらしたので、simフリースマホをお持ちなら、simを買った方が良さそうですね（値段もその方が安いですし）。zenfoneはsimを2つ入れられるようになっているのですが、中国simの場合はなぜか日本のsimを取り出さなければならないのが手間でしたが、あとは日本語の説明どおりにやれば１分もかからずにつながりました。
実際には、ウェスティンのwifiは規制を受けていないようで、グーグルの機能も問題なく使えたんですけどね。それにしても、いつ方針が変わるかわかりませんから、大事なものは印刷していった方が良さそうですね。うちも、久しぶりに紙のガイドブックを買いました。