2017/04/21 - 2017/04/21
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nomadic dreamさん
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吉野、一面が桜色に染まる里。
一度は行ってみたかった桜の季節に。
今年の大阪は、桜の開花があっという間に終わってしまい、おっちゃんたちが公園に花見に行こうと気付く頃には、既に葉桜になっていた感があります。
しかし「吉野の桜はまだあるはず」と4月下旬に吉野の里へ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 交通手段
- 自家用車
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大阪から近鉄線を使うと、終着駅は吉野山の麓。
近鉄吉野駅からはケーブルカーで頂上へ向かうことができます。吉野山 自然・景勝地
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既に中腹の桜は葉桜に。
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近鉄吉野駅からケーブルカーで登り切ったところに吉野山の入り口があります。
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もしくは車で吉野山に登る場合は頂上駅近くの駐車場を利用します。駐車場から先は通行止めになっていて歩いて吉野の里へ。
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あたり一面、吉野の里は春の花々に囲まれていました。
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西行さんも平安時代の末期にこの吉野の里に3年住みました。
桜をこよなく愛して、京の都から離れてこの地を選びました。 -
吉野は山の尾根づたいに家やお店が連なります。その姿はちょうど馬の背のように見えます。
店主は、商売熱心な方やそうでない方、人生いろいろです。 -
昔から営まれてきた商店も残っています。
不易流行という言葉が思い浮かんできました。 -
山門も新緑と花々で彩られていました。
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西行さんの後で、松尾芭蕉さんもこの地を訪れています。
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この石段にも歴史が刻まれています。
いつの時代に積み上げられたのでしょうか。 -
かつて後醍醐天皇が南朝をこの地で起こしました。その時、天皇が住まわれた吉水(よしみず)神社方面を見ています。
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馬の背の商店街を抜けて、桜を求めて奥千本に分け入りました。
茶店がところどころにありました。 -
ヤマザクラはところどころで花を残していました。
何と言っても吉野の素晴らしさは、1000年以上もヤマザクラが人の手によって植えられてきたことでしょう。 -
いにしえの人々もこうやってヤマザクラを見ていたと思うと感慨深いものを感じます。
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この辺りに来ると、時折キツツキが木を叩く音だけが聞こえます。
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さきほどの商店街が馬の背に張り付いている様子を俯瞰することができます。
1時間半くらい歩くと、このような景色が見られます。 -
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吉野水分神社まで歩きました。
徒歩で山を登る人はこの神社まで来て、折り返して帰っていました。吉野水分神社 寺・神社・教会
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神社の境内には枝垂れ桜の老木が見事な花を咲かせていました。
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神社の近くから吉野の里を一望してきた道を引き返すことにしました。
花矢倉 名所・史跡
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山の中腹では先祖代々の生活が営まれてきました。そして今につながっているのです。
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吉野の里に佇む民家。
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吉野神宮に寄りました。
ひっそりと春を迎えていました。吉野神宮 寺・神社・教会
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後醍醐天皇が京都を追われて南朝を起こした吉野。明治時代にその霊を鎮めるために吉野神宮が建立されました。
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今年も春を迎えました。桜はいつ見ても美しいと思う気持ちを人々の心に想起させてくれます。桜を吉野の里に植え続けてきた先人たちに感謝をする次第です。
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