今年も信楽の里に田植えの季節がきて、陶器市が始まりました

2017/05/03 - 2017/05/03

きさらぎ弥生春のさかり
草と水との色はみどり

今は皐月、早苗月といって田に苗を移すとき

滋賀の信楽(しがらき)
少し山の奥へ

良質な陶器の原料がとれるところ、たぬきの置き物が産まれるところ

エリア 信楽(滋賀)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車 徒歩

三重県の伊賀を経由して、春風に誘われながら車で田園を走ること約20kmに目指す目的地があります。

道中のどかな田園風景が続きます。
稲作が始まって以来、途切れることなく営まれてきた景色です。

時は田植えの季節を迎え、周りの木々も一斉に青葉を出し、さながら春のど真ん中をひた走る心地。

蕎麦を土居さんで戴きました。
水が美味しいのでしょう。蕎麦はコシが強くて私には合っていました。

信楽の街に到着。
陶器まつりに向かう車は渋滞していましたが、30分くらい待てば駐車場に辿り着きました。
駐車場はどこも無料です。

信楽駅 駅

信楽のメインストリート。
終着駅は決まって町外れの山懐に抱かれる場所に築かれています。信楽駅も例外ではありません。

信楽駅 駅

山ふところに抱かれた信楽の里に、春とともに人々がドッと押し寄せました。

信楽は滋賀県と三重県の県境。
関西圏と中部圏の中間地点でもあります。

信楽の陶器市は信楽高原鉄道の信楽駅前の広場で開催されていました。

列車で訪れるひと、車できた人、いろいろ。

信楽駅 駅

信楽駅に向かって左側の広場が陶器祭りの会場です。関西弁、名古屋弁といろいろな言葉が行き交うのも、信楽ならではの楽しみでしょう。

たぬきのみならず、カエルやふくろうも。何の御利益があるのでしょうか？カエルは玄関に置いて主人の帰りを待つと？ではフクロウは。

いたいた、愛嬌たっぷりのたぬきたち
たぬきは「他を抜く」との語呂から、商売繁昌に結びついています。

たぬきも大きくなるに比例して、若干リアル度が増して行くかのように私には見えました。

いたるところにたぬきを発見。

ここから全国に働きに出るたぬきたちに、私はこっそりエールを送るのです。酔っ払いは適度にあしらえよ！と。

とくさはつくしのように見えました。

どこもたぬき
でもさすがにたぬきは購入せずに信楽を後にしました。

信楽高原鉄道の列車がお休み中。

イベントが始まりました。

信楽から伊賀に引き返す途中で「伊賀焼陶器市」に立ち寄りました。
伊賀と信楽は10kmくらい離れているだけで位置はほぼ同じです。県は三重県と滋賀県で異なりますが。

伊賀焼伝統産業会館 美術館・博物館

登り窯がありました。

伊賀焼陶器まつり 祭り・イベント

伊賀焼の里はのんびりと時を刻んでいました。

何とも派手な色合いの旗がたなびいています。

伊賀焼陶器市をあとにして、次は忍者の町「伊賀上野」へ向かいました。

伊賀上野に着くと、町の真ん中に踏切が現れました。おまけにタイミング良く遮断機が降りてくるではないですか。予期せぬ電車の出現に思わずボルテージが上がり、そこへやってきたのはかつての東横線？

西大手駅 駅

伊賀上野には伊賀鉄道があるのです。

忍者の駅が描かれた派手な電車でした。
伊賀上野から名阪国道という高速道路に入り大阪への帰路につきました。