2017/03/31 - 2017/03/31
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LP1989さん
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「銀閣寺からスタートして、桜の木を愛でながら、哲学の道を南下する。」
「所々で寄り道して、フィニッシュで南禅寺を訪れる。」
そんなつもりで 3月末日を休みにしたが、
桜の開花は、全国規模で例年より遅い。
雨降りで のんびり散策気分ではない。
銀閣寺拝観後、とりあえず、南へ歩き出す。
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初めて、足を踏み入れる哲学の道。
前日からの予報で覚悟していたが、結構な雨量。 -
おまけに桜は、まだ こんな具合。
この日(31日)京都での開花が発表されたが、開花したばかりでは・・・ -
そんなこんなで 法然院の入口に着いた。
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山門へ。
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山門をくぐった先の左右に砂が盛られている。
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これが白砂壇ですな。
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つい先程、銀閣寺で見た銀沙灘に続いて、盛り砂アートを堪能。
季節により絵柄を変えるという白砂壇の(山門から見て)左側には・・・ -
桜の花びらが描かれている。
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向かって、右側。
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水を表すという砂壇の間を通ることは、
心身を清めて浄域に入ることを意味するそうだ。
この先の 伽藍は 原則 非公開。外観のみ拝んで、法然寺を後にする。
法然寺を出て 暫くして、雨と空腹に耐えられず、哲学の道を離れた。 -
丸太町通脇の人気 中華そば店で昼食を済ませた後、平安神宮へ。
神苑に入っていく人を何組か見たが、私は やめておいた。
1月に見たときと 大差ないだろうからね。 -
右近の橘、1月に来たときは、小屋状の囲いに覆われていたが、
今回は、この通り、全身を晒している。 -
左近の桜は・・・まあ、こんな具合。
今回は、御参りだけで 平安神宮を後にする。 -
三条通まで出て、東へ進む。
かつては、この通りの真ん中を京阪京津線が 走っていたわけね。 -
蹴上の交差点に突き当たる。
先ずは、奥の土手にあるスポットへ。 -
台車と軌道が残されている。 蹴上インクライン。
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軌道内に進入し、(大阪方面の)北方向に 少し下りたら 水路との境。
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水路に入った所の噴水周りが、かつての南禅寺船溜(ふなだまり)
文字通り、インクラインの順番を待つ船の溜まり場。 -
船溜の向こう(西)には 遊覧船の船着場。
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桜の「さ」の字も感じられないインクラインを滋賀方面に向かって上る。
軌道上の砂利の凹凸のある勾配は、見た目以上に シンドい。
開花時期にも 天候にも 見放されながら、全長580m相当を踏破。 -
上がりきった所の水路との境(=蹴上船溜)
ここにも台車が残されている。
今回は、桜名所としてではなく、専ら 近代産業遺産として、
蹴上インクラインを味わった。 -
インクラインから下りて、ねじりまんぽと呼ばれるトンネルへ。
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扁額の文字は、「雄観奇想」
意味は??? -
トンネル内のレンガを見れば、ねじりまんぽの名に頷ける。
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ねじりまんぽから南禅寺へ向かう道。
むき出しの電柱や側溝がなければ、なお見栄えするだろうね。
帰路、雨上がりの空に ウグイスの初々しい鳴き声が響いていた。
鳴き声の主を探してみたが、その姿は捉えられなかった。 -
歩を進めると 先ず最初に 左に金地院。
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見所満載の金地院は、塔頭としては 別格だな。
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金地院の正門。
特別拝観中であるのは承知だが、雨で気持ちが萎えたので、次の機会に。
「南禅寺に行くときは、金地院も!」 と意気込み、
以心崇伝の歩んだ道につき、私なりに 理解を深めたのだが、
無理して、駆け足で拝観したくはない。
好アクセスだから、改めて時間を取って 訪れるのが賢明。 -
南禅寺の正門に着いた。・・・雨が止まないね~。
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バスの陰になってしまったが、勅使門
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三門。 初めて訪れた南禅寺で、上らずに帰るわけには いかんでしょ。
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高さ 22m規模の 三門を支える柱群。
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三門の由来についての案内書き。
ここで 藤堂高虎の名前が出て来るとはね~。 -
真横から見た三門の階段、一見、普通のレベルの傾斜のようだが、
実際に上り下りしてみると 結構な急角度で 現存天守の階段のよう。
なるほどね。 藤堂高虎が関与したことが頷けるわ。
(ということで 三門に上ります。) -
「絶景かな 絶景かな 」と唸るはずの眼下の京都市街の様子はイマイチ。
天気のせい? 私の撮影スキルのせい? 日頃の行いのせい? -
本堂
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ここで線香を立てた後、御参り。 天井の龍の絵も拝んだ。
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法堂の南からは 水路閣の姿が見える。
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「見るからに欧風の水路閣と、伽藍、塔頭群とはミスマッチ」
・・・なんて思いを さっさと排除する見事な煉瓦調アーチの全体像。 -
各橋脚の足元もアーチ型に抜かれている。
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奥に入って、斜面を上がり、
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てっぺんの高さまで上ると
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確かに 水道橋。
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今回は 外観を拝むだけだった庫裏。
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唐破風の大玄関。その奥に拝観中の人の姿が見えるが、私は次の機会に。
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帰り道の蹴上駅に近づいたところで 傘が要らなくなったけど
もう遅いわ。 -
(地下鉄、蹴上駅構内のパネル)
不完全燃焼だけど 天気はコントロールできない。
今回の京都は ここまで。
次回は、相国寺を訪れようか? 仁和寺を再訪しようか?
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