2017/04/06 - 2017/04/09
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旅好き長さんさん
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久しぶりに富士山の写真を撮ろうと思い、旅行誌などを調査し観光ルートを決定。
どうせ行くなら桜の時期がいいと思い、3か月前に宿を予約し、車で出かけてきました。
ところが例年だと伊豆半島は桜が満開だったはずが、今年の大雪のせいか開花が大幅に遅れ、3~5分咲き程度。
しかも連日の雨で富士山が見られたのは初日のみ。
ちょっと残念だったドライブ旅行になってしまいました。
そのため当初計画した予定を変更し、花見というよりもグルメ旅になってしまいました。
今回観光した場所は、
4月6日(木):自宅を出発し、富士山本宮浅間神社、西湖、河口湖、新倉山浅間公園、忍野八海など観光し御殿場で宿泊。
4月7日(金):伊豆半島の城ケ崎海岸、伊豆高原、下田などの東岸をドライブして雲見温泉で宿泊。
4月8日(土):松崎町観光後、土肥・黄金崎など伊豆半島西岸をドライブし、韮崎反射炉、三嶋大社参拝後沼津で宿泊。
4月9日(日):沼津港で干物を購入して帰宅。
天気は、初日の午前中のみ一時晴れ間が見えましたが、その他の日は連日の雨。
それも強風を伴う雨と霧の中のドライブとなり最悪のコンディションでしたが、何とか富士山を中心に1周観光してきました。
今回は、天候が悪くきれいな富士山を眺めることがほとんどできませんでしたが、これもまた来いよと言われているようです。
今回は3日目の前半の伊豆半島西岸のドライブを紹介します。
雨と強風、濃霧の中の運転は大変です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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-
4月8日(土) 旅行3日目。
今日も朝からの雨。
特に昨晩の雨風は台風並みでした。
いつもは朝食前に宿の周辺を散策するのですが、雨風のためそれを断念し朝風呂にはいりました。
ここの温泉は最高です。
この写真がこの宿の朝食です。
アジの干物はこの宿で作ったそうで、肉厚でとてもおいしかったです。
民宿は施設やサービスが劣りますが、おいしいお魚が食べられ、価格もリーズナブルなのがいいです。 -
朝食後向かったのが松崎町の『田んぼを使った花畑』。
土曜日でしたが早朝のため観光客もあまり来ていませんでした。
ここには隣接するサークルK松崎町那賀店をカーナビにセットしてくると迷わずに行けます。
このシーズンは、無料駐車場も整備されています。 -
小雨の中の散策でしたが、観光客もほとんど来ていなかったのでゆっくりと見学できました。
ただ花の開花状況がいまいちで、少し期待外れ。 -
天気が良いとこの花も映えるのかもしれませんが、雨に濡れた状態だと見ごたえがありません。
観光用のポスターのような花畑を見てみたいものです。
遠くの人形には雨養生のためビニールが着せられています。 -
観光ポスターを見ると、畑全面に花が咲いているように見えますが、花畑の面積はそれほどの広さではなかったです。
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小雨が降っているので畑の中の人形もさびしそうです。
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ここでは6万2千m2の広大な農閑期の田んぼに6種類の花の種がまかれ、3月上旬から次々に開花するそうです。
この黄色い花は、アフリカキンセンカです。 -
そしてこちらは姫金魚草です。
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よく見るとレンゲの花も咲いています。
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この花畑は3月上旬から5月5日まで見られるそうで、最終の5月1日から5日は無料花摘み体験ができるそうです。
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そしてこの花畑に隣接する那賀川沿いには桜並木が続いています。
この桜並木は那賀川沿いに6kmにもわたって、約1200本もの桜が植えられています。
ただ残念なことにここの桜は5分咲き程度でした。
ここも見ごろは来週あたりかな? -
花びらもこんな感じで、咲き始めのようです。
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ここの桜が満開になると、この菜の花や隣の花畑が共演となりとてもきれいだと思います。
そんな時期に来てみたいものです。
もちろん天気の良い日に。 -
桜並木の中には開花が進んでいる木もありました。
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桜の花はとてもきれいです。
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桜の木はこの那賀川の両岸に植えられています。
この桜並木は夜になるとライトアップされるそうで、那賀川に写るライトアップされた桜は幻想的だと思います。 -
その後 松崎町内に戻り、なまこ壁の街並みを散策します。
ここは駐車場が隣接された中瀬邸です。
ここの駐車場は確か1時間未満は無料だったと思います。
正面の建物は観光案内所になっています。 -
中瀬邸のなまこ壁も素敵です。
昔にタイムスリップした感じです。
この中瀬邸は明治初期、呉服商家を営んでいた依田家のもので、わずか数代のうちに財をなした大地主だったそうです。 -
そしてこちらは中瀬邸の前にある時計台です。
しゃれた時計台です。
この時計台は、昭和天皇ご成婚を祝って大正13年に建設されたそうで、昭和13年の水害で水没したものを昭和62年に新たに建設されたそうです。
この時計塔の文字盤には13の数字があり、松崎町では日常ではない特別な時間が流れているとのことです。
1時間多いと得した気分になります。 -
ここは薬学界の最高権威者である近藤平三郎さんの生家です。
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こちらは松崎町観光協会の建物です。
ここで観光マップをもらおうかと思ったのですが、朝早いのでしまっているのかもと思い中には入りませんでした。 -
この付近にはなまこ壁の家が何軒か残っています。
このなまこ壁は防火性・保温性・保湿性に優れ、明治時代から昭和初期まで各地で見られた外壁の工法です。
松崎町では今でも190軒余りのなまこ壁の建物が残っているそうです。 -
これもそうです。
松崎町では、このなまこ壁の技術を伝承するための活動も行っているようです。 -
ここはなまこ壁通りです。
先ほどの観光協会のそばにあります。 -
先ほどのなまこ壁通りを抜けると赤い鐘楼を発見。
こちらに行ってみることにしました。 -
ここは清水山浄泉寺です。
境内には大きな桜の木があります。
ちょうど満開でとてもきれいです。 -
このお寺は浄土宗増上寺末で、応永21年(1414年)の創始で、現在の堂宇は安永9年(1780年)に再建されたものです。
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その後国指定重要文化財の『岩科学校』に行こうとしたのですが道がわからなかったので断念。(観光案内書で観光マップをもらうのだったと後悔)
そのため駐車場にもどりました。
この川は先ほど行った、お花畑の横を流れていた那賀川の下流域に当たります。
この辺りまで桜並木が続いています。
このあたりの桜は気温が少し高いのか、結構咲いていました。 -
菜の花と一緒に見るときれいです。
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次に堂ヶ島に行きましたが、遊覧船が出ていないようなので黄金崎を目指すことにしました。
その途中海を見ると堂ヶ島のトンボロ(瀬浜海岸)が見えたので車を止めてこの写真を撮りました。(ここにはこのトンボロを見るための駐車帯が道路わきにあります)
もう少しで干潮のようで、島がつながりそうです。 -
その横にはホテルがあり、ここに宿泊するとこのトンボロが部屋から眺められるようです。
このようなホテルに泊まってみたいものです。 -
次に向かったのがこの黄金崎。
このころは雨が止んだので散策します。 -
ここも夕陽スポットにようで、三島由紀夫が船上から見たこの黄金崎を著作の『獣の戯れ』の中で「平滑な一枚の黄金の板のように見える」と表現したようです。
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その夕陽をこの展望台から眺めるようです。
黄白色に染め上げられた岩肌は堂ヶ島周辺でみられるように海底火山の噴出物だったようです。 -
この展望台からはこの説明板のように日本奇岩百選の馬ロックが見られます。
馬の岩は特に勝負運に強いといわれているのでパワースポットになっています。 -
それがこの写真です。
天気がよくないので説明板のようにきれいではありませんが、確かに馬に見えます。 -
ここでは雨が止んだので遊歩道を散策します。
この冨士見の丘からは天気が良いと富士山が見えるそうです。 -
ただ残念なことにこの日は天気が悪く全く見えません。
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さらに遊歩道を進むと黄金神社を発見。
名前が良いのでもちろんここでも参拝します。 -
ここでは小石を社にお供えすると願い事がかなうとのことでしたので、小さな石を拾ってお願いしました。
ただここは『願愛海岸物語』ですので金運ではなく、恋愛運にご利益があるのかもしれません。 -
ここからの景色はたぶん絶景だと思うのですが、霧のような雲が出て見通しがとても悪い。
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先ほどの駐車場への入り口に桜がきれいに咲いていたのでそちらに行ってみました。
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ここの桜はほぼ満開。
とてもきれいです。 -
くすんだ景色も桜が入ると輝いて見えます。
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道路の下には菜の花も咲いて、桜の花とマッチして絵になる景色になります。
霧が出ていると逆に神秘的に見えます。 -
この公園には四季折々の花が植えられているようです。
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ピンクの桜の花がきれいです。
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イチオシ
ここからお気に入りの写真を添付します。
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桜の花が満開です。
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天気が悪くとも桜の花があると心がなごみます。
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ここにきて本当に良かった。
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黄金崎から恋人岬に向かうと、霧で真白。5m先も見えないほどの霧でした。
何も見えないので戸田に行こうと思ったのですが、その途中に土肥金山を発見。
ここだったら雨が降っても見学できるだろうと思い、急きょ予定変更して、ここに立ち寄りました。 -
860円の入場料を払ってこの門から中に入ります。
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中に入るとここの桜も結構咲いていてきれいです。
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この桜はほぼ満開です。
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坑道までは先ほどの入り口から5分程度で行けます。
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ここから坑道入り口に向かいます。
それにしても桜の花がきれいです。 -
土肥金山の観光坑道の案内図です。
坑道の長さは約350mですので10分もあれば観光できます。 -
ここから坑道に入っていきます。
入り口は高さがありますが、出口に向かうに従って高さが低くなり、中腰で歩かなくてはなりません。
そのため特に背の高い私には苦痛でした。 -
坑道の中に入ると大山祇尊を祀っている神社があります。
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坑道の中では、このような人形で当時の採掘の様子を表しています。
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坑道を出たところには、このように当時の様子を表しています。
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資料館に入ると巨大な金塊を発見。
重さがなんと250kgもあり、金額は12億18百万円もします。
この金塊を触ることができるので、もちろん触ってきました。 -
これが土肥金山の鉱石で、品位は重量1トン当たり金が600g、銀が7200gも採れたそうです。
結構品位の高い鉱石です。 -
中庭にはこのような人形もいました。
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それとここでは、砂金採り体験もできます。
確か10分間で砂金を取り放題だったと思います。
結構ツワモノがいて、なんと砂金を50粒以上とった名人もいました。 -
次に向かったのが旅人岬。
ここでは先ほどの恋人岬より霧が薄いので立ち寄ります。 -
ここから富士山が望めるのですが、あいにくの天気で言葉通り霧の中でした。
(残念) -
ちょうどお昼だったため、戸田の魚重食堂に行きました。
ここは深海料理が有名な食堂です。 -
これが店内の様子です。
有名なお店なようで、多くの芸能人がここに来ていて、壁にはたくさんの色紙が飾られていました。 -
メニューはこんな感じです。
深海魚を使った刺身やてんぷらなどがいただけます。
ただ残念なことに天候が悪い日が続いて漁に出られず、深海魚の刺身定食はいただけませんでした。 -
かみさんが注文したのがこの1800円の刺身定食。
びんちょう鮪や深海キス、深海エビなどがいただけます。 -
私が注文したのがこの店おすすめの、1550円の『うおしげ定食』
おすすめだけあって、深海魚の刺身と天ぷらがいただけます。
てんぷらは岩塩でいただきます。
昨日の昼食で食べたものと大違い。
値段も味もとてもよかったです。
おすすめの店です。
その後、本来は出逢い岬や大瀬崎に行く予定だったのが天気が悪くて断念し、世界遺産の韮山反射炉に行くことにしました。
韮山反射炉以降の旅行記は『三島・沼津編』で紹介します。
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