2017/04/02 - 2017/04/02
121位(同エリア405件中)
Akrさん
ご覧下さいましてありがとうございます。
鶴見線へ行って来ました。
京浜工業地帯のど真ん中を貫き、ひとつの本線とそこから枝分かれする2つの支線を持つのがJR東日本の鶴見線です。
最近は「工場萌え」が巷では流行っているらしく、そっち系目当ての観光客も多いとか。たしかに、はとバスのコースでも工場の夜景を見学するコースが人気があるそうです。そんな鶴見線に魅せられ、はるばる足を運んでみました。
私は当然、「乗り」目的です。せっかくだから全線コンプリートを目指します。
鶴見駅で鶴見線専用改札を抜けたらそこからは、鶴見線というテーマパーク。
工場を抜け、運河を渡り、ノスタルジーな駅舎で乗り降りし、昭和の風景に触れる旅。
全線乗ってもたったの9.7kmしかない路線ですが、そこを1日かけてのんびり巡ります。
今回は鶴見線を徹底的に解剖してみましたので、3部構成となっております。一気に3部公開はかなり時間を要しますので、1部づつアップして参ります。
ご興味の湧いた方は、どうぞお付き合い下さいませ。
それでは、鶴見線ワールドへ参りましょう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日も週末パスで出かけます。
フリーきっぷなので乗り降り自由で週末トラベラーの私にぴったりなきっぷなのです。
2日間、8730円で首都圏はもちろん、新潟や長野まで行けてしまうスグレモノ。別途、特急券を買えば、新幹線や特急にも乗れます。仙台からだと宇都宮日帰りで元取れちゃいます。 -
今日は、始発のやまびこ202号東京ゆきに乗ります。
先日のような、人身事故トラブルは勘弁です。仙台駅 (JR) 駅
-
自由席16号車無人です。
このやまびこは、E5系+E3系旧こまち色で運転される、今となっては大変レアな列車です。 -
今日は何事も起こらず、無事に東京駅へ到着。
東京駅 駅
-
京浜東北線で揺られること30分。鶴見駅に到着。
※東海道線は鶴見には止まりません。鶴見駅 駅
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鶴見線は、鶴見駅を起点に扇町駅までの本線と、浅野駅から海芝浦駅までの支線と、武蔵白石から大川までの支線で構成されます。
全13駅、路線距離9.7kmの工業地帯を走る路線。途中の浜川崎駅で南武支線と接続するほかは、他路線との接続が無い路線です。
鶴見駅以外はすべて無人駅です。各駅に簡易Suica改札機が設置されていますので交通系ICカードで乗車できます。
※路線図画像は、JR東日本のHPより引用させていただきました。 -
鶴見駅改札。
右が西口改札。左が鶴見線専用改札口。
同じJR線同士なのに鶴見線へ乗り換えるには専用改札を抜けなくてはなりません。(無人駅対策でしょうか) もちろん有人改札も設けられています。
写真は改札内の京浜東北線ホーム側から撮影しています。 -
たまたま偶然ですが、鶴見線スタンプラリーなるものが開催中でした。
なんでも鶴見区制90周年記念事業の一環だそう。
指定された駅や周辺施設で3箇所以上スタンプを集めると粗品進呈だそうです。
年甲斐もなくチャレンジしてみましょう(笑)
そういえば、これ目当ての家族連れがたくさん見受けられました。
※このイベントは、鶴見区役所が主催でJR東日本が共催企画だそうです。
(実施期間は、4/1~9の間です) -
まずは、ここ鶴見駅でひとつめを押します。
お子様たちに混じって大きなお子様も私を含め、多数並んでおりましたよ(笑) -
話を引っ張りましたが、これより本題。
鶴見線ホームへ入ります。
鶴見線ホームは、頭端式の2面2線ホーム。
前身が鶴見臨港鉄道という民鉄だった名残りで、京浜東北線より高い高架ホームになっています。 -
鶴見線ホームです。
上屋根がかかった造りが民鉄っぽい雰囲気を残しています。
電車は、205系3両編成で統一です。
昼間は鶴見~浜川崎間に限っては、だいたい30分おきに運転されています。
ただし、行き先によっては、2時間に1本なんてダイヤもあり、要注意です。効率的に鶴見線に乗るには事前に下調べとプランニングが必要です。
では、さっそく乗ってみましょう。 -
まずは、鶴見からひとつめの駅、国道(こくどう)駅で下車。
この国道駅は、駅高架下に昭和レトロが展開する鶴見線きっての名所となっています。ホームは至って普通です。戦前のまま時間が止まっているかのよう by Akrさん国道駅 駅
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ホームから階段を降りてきた踊り場の所に、上下線のホームをつなぐ歩道があります。写真右手です。
-
さらに降りると改札口。高架下です。
-
高架下には、こんな異空間が広がっていました。
まさに昭和ですね。通路の左右には店舗が入る造りになっていますが、ほとんど板を打ち付けられて無人のようです。 -
もう昭和臭さがぷんぷん。
首都圏にこんな時間が止まったようなスポットがあるとは驚きです。 -
この焼き鳥屋さんは現在も営業されているようです。
もう、映画のセットのようです。
中から、4トラの大先輩でいらっしゃるBTSさまが出てきそうな雰囲気です(笑)
(BTSさま、スミマセン) -
外へ出てみると、ごく普通の都会の風景。
駅名の由来である、国道15号線が駅前を通っています。
横断歩道の向こうのトンネルが国道駅への入口です。 -
駅の入口付近の壁。
ネットが貼られた壁には無数の穴が見えますが、これは太平洋戦争中に米軍の艦載機による機銃掃射の跡だそうです。こんなところにも戦争の爪痕が… -
頭上を鶴見線の電車が発車して行きます。
-
こちらは、先ほどの国道と反対側の出口です。
駅前は普通の住宅地となっており、無造作に置かれた自転車が見えます。
駅の造りを除けば、ここは他の首都圏の駅となんら変わらない駅なんですね。 -
ふたたびホームへ戻ります。
先ほどの、上下線ホームを結ぶ歩道です。良い雰囲気を出しています。 -
その歩道から高架下を眺めます。
-
国道駅堪能しました。
さて、次へと向かうのですが、先ほど電車の中からちょっと気になるものを見つけてしまいました。この先の電車のダイヤの関係もあり悩みましたが、再プランニングをサクッと練り直し、どうしても気になるのでもう一度、電車で鶴見駅へ戻ります。
※基本的に私は、あまり下調べをせずに訪れることが多いのです。気になったら現地で調べまくります。 -
これですこれ。
鶴見~国道間の線路の間にホームらしき遺構が…
もう本当に遺構とか廃線跡とかにも目がないもので、調べたらやっぱり駅の跡です。
本山(ほんざん)駅だそうです。
鶴見線の前身である鶴見臨海鉄道の時代に本山停留場として設けられ、總持寺に近く、参拝客らで賑わったそうでしたが、戦時中に不要不急の駅ということで1942年に廃止されたとのこと。 -
Wikipediaに営業当時の本山駅の写真がありましたのでお借りします。
ホームの先に左へカーブしながら東海道線を跨ぐ鉄橋が見えますので間違いなく本山駅の遺構ですね。
※Wikipediaの記事より写真を引用しています。 -
これはもう、見に行くしかねえべ。
西口へ出ます。調査開始!
あ、崎陽軒の売店だ。シウマイ食いたい(笑)鶴見駅 駅
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鶴見線の高架沿いに歩きます。
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5分歩いてやって来ました、大本山總持寺。
(總持寺観に来たんじゃないだろお前…)總持寺 寺・神社・教会
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立派な参道です。
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鶴見線の高架下から總持寺を見ます。
正面の高架橋になにやら埋めた痕跡が…
ここが本山駅だったのでしょうか? -
高架橋の真ん中らへんに変な出っ張りが…
これはホームへ上る階段の跡では?なんとなく駅っぽい。
この出っ張りの上を見てみたいっ!! -
反対側へ渡る跨線橋があり、高さもちょうど鶴見線の高架と同じぐらいだったので上がってみます。
さっき電車から見えたホーム遺構が確認できます。やはり、この下が本山駅だったのですね。
なんか遺構巡りになってしまいました。申し訳ありません。
まあ、これもひとつの鶴見線ワールドですね。 -
ふたたび、鶴見駅から仕切り直し。
どんどん参りましょう。鶴見駅 駅
-
今度は、国道駅の次の鶴見小野駅で降りてみましょう。
鶴見小野駅 駅
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対向式2面2線の構造。
ホームの木の柱が良い感じです。総木造造りの駅として有名ですが、こういった旅行記ではスルーされてしまう地味な駅です。 -
駅舎全景。
上りと下りでそれぞれ改札があります。 -
駅前をすこし歩くとひときわ目立つ、赤い鳥居が。
小野辨財天神社だそうです。 -
ホーム上屋の柱です。すべて木製というのが良いです。
-
続きまして、ひとつ進んで、弁天橋駅。
弁天橋駅 駅
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ホームから駅舎へは、構内踏切を渡ります。
こういったレイアウトはめっきり見かけなくなりました。 -
弁天橋駅の駅舎。
なかなかこじゃれた感じ。 -
駅前には、超近代的なJFEの建物が!
駅舎とミスマッチ。
ここ弁天橋駅には駅前にコンビニ(ファミリーマート)があります。鶴見線沿線は、首都圏とは言え、飲食や買い物出来る場所がほとんどありませんのでコンビニは貴重です。
私が調べた限りでは、鶴見線沿線でコンビニがあるのは、鶴見駅を覗くと、鶴見小野駅(ローソン)、弁天橋駅(ファミマ)だけだと思います。 -
駅前は近代的なオフィスビルが立ち並びます。
-
ここには、鶴見線営業所があり、鶴見線を走る205系電車の車庫となっています。昔は、弁天橋電車区と呼ばれていました。
弁天橋駅の南側に位置しており駅前から2、3分歩くと着きます。 -
さて、鶴見線の旅は始まったばかりですが、これからどんどん奥へと足を踏み入れて行きます。
第1部はこれにて終了です。
つづきは、【第2部】にてご紹介したいと思います。
第2部は、弁天橋駅からスタートします。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 行燈入道さん 2022/05/22 05:45:12
- 地元なのに知らない事だらけでした。
- はじめまして、地元鶴見に生まれ今も在住の
行燈入道ともうします。
実は週1回以上のペースで国道駅を通りますが、
米軍の艦載機による機銃掃射の跡の事を、こちらの
記事で知りました。さらに週1ペースで大本山總持寺
にも行きますが、恥ずかしながら本山駅の事をこちら
の記事で知りました。さらにはAkrさんが写真撮影を
された場所の跨線橋は昨日も通りましたが、今まで
駅の痕跡にも全く気づきませんでした。
こんな事を申すのも変ですが色々と教えて頂きあり
がとうございました。
- Akrさん からの返信 2022/05/22 16:28:10
- RE: はじめまして
- 行燈入道さま
こんにちは。はじめまして、Akrと申します。
書き込みをいただきましてありがとうございます。
鶴見で生まれ、鶴見にお住まいなんですね。
鶴見線を乗り潰す際に、鶴見線の歴史なども調べましたら、国道駅の機銃掃射跡とか、戦時中まであった本山駅などが出てきたもので実際に訪れた際にこの目で確認して旅行記にも掲載させていただきました。本山駅のホーム跡は鶴見線の電車の中からもよく見えます。あとは旅行記には書きませんでしたが「海水浴場前」とかいう駅が浅野あたりにあったようです。廃線めぐりも好きなもので・・・
今後ともよろしくお願い致します。
Akr
-
- BTSさん 2017/04/13 09:54:54
- 知らなかった…本山駅(汗)
Akrさまへ
おはようございます。
先月に続き横浜へお越しいただきありがとうございます。
鶴見はオーヤシクタンさまの庭です。
オーヤシクタンさまと私は同じバス路線の沿線に住んでおり、鶴見駅からですとオーヤシクタンさまは20分、私は25分のところです。
私は鶴見線には数回乗っていますが、本山駅は初めて知りました。(汗)
JR東海道線をオーバークロスする前に駅があるんですね〜いつも座ってしまうので気付きませんでした。次回乗って確認したいと思います。
国道駅は超レトロで良いですよね〜昼間は少し薄暗いですがガード下に沿ってある飲食店は気になっており、いつかは寄ってみたいと思っています。Akrさまの分まで飲食してきますね。(笑)
鶴見線は、朝夕の本数(平日)はメチャ多いのですが、日中は1時間に3本程度しか運転されないので途中下車をしながらの乗り鉄は少し厳しいところがあります。(特に大川支線)
鶴見線を境に海側は工業地帯、山側は住宅街で工業地帯の引込線を見るのも楽しい路線です。
BTS
- Akrさん からの返信 2017/04/13 21:28:18
- また来ましたよ〜
- BTS さま
前回から2週間ほどで神奈川再訪でございます。
BTSさまとオーヤシクタンさまはご近所なのですね。オーヤシクタンさまの旅行記が鶴見駅から始まっているのはたびたび拝見しておりました。BTSさまは横浜駅スタートが多いですね。
こんなご近所どうしで4トラで繋がっているとは、すごいです。おまけに先日は、とのっちさまと三役そろい踏みとは。ただただ諸先輩方の行動力の凄さに感服しております。
鶴見線は、大変興味がありまして前々から計画をしておりました。国道駅はまさに異世界。本山駅跡は、なにげなく先頭車両で前面展望をしておりましたら、怪しげな建造物を発見し、国道駅のベンチでスケジュール調整をし、急ぎ、鶴見まで戻り調査した次第です。
まだまだ鶴見線の旅、続きます。
ありがとうございました!
-Akr-
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