ジェットスターで行く弾丸大分(臼杵・別府・杵築)旅行　1泊２日

2017/02/12 - 2017/02/13

月曜日の休みが取れ、ANAのマイルがいい感じにたまっていたので、マイルを使ってお出かけを計画。
ローシーズンということもあって、マイル特典チケットは九州方面がお買い得だったので、
昨年同様、行先は九州に決定。参考までにLCCの運賃を確認してみると、思いのほか安い。
マイルを使うのは止めにして、ジェットスターで行くことに。
宿泊費をけちったせいで、1泊2日になってしまい、少々慌ただしくなってしまったが、
国宝・臼杵石仏、別府地獄めぐりを堪能してきました。

エリア 大分

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 JRローカル 徒歩 ジェットスター
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ジェットスターの成田―大分便は1日１～２往復。
週末など2便ある日は朝と夜にそれぞれ往復便があるので、とても使い勝手がよい。

フライト時間が短いので、ドリンクサービスなどがなくてもそんなに気にならないし、1泊2日なので、預け荷物もない。やはりLCCは短い旅行に向いている。

大分空港 空港

大分に着くと、まずはバスで臼杵へ。
窓の外には雪が少々残る。

地方空港には県内各地にアクセスできるバスが乗り入れているので、
空港から行きづらいところや遠いところを最初の目的地にするといい。

佐伯行きのバスが臼杵を通るが、降ろされるのは臼杵駅ではない。
臼杵ICバス停となっており、近くに石仏方面に向かうバス停があるらしい、
という不確かな情報をもとにとりあえず乗ってみた。

ICバス停近くで臼杵石仏を通る路線バスのバス停を発見。さらに、1時間に1、２本くらいのバスにも関わらず、運よく、ほとんど待つことなく臼杵石仏に向かうことができた。

ちょうど昼時に臼杵石仏に到着。観光地にくっついている食堂しか見当たらなく、あまり期待せず入ったが、郷土料理を出してくれる気の利いたお店。
太刀魚の蒲焼重とぶりの刺身、関東で言う「ほうとう」のような「だんご汁」をいただきました。

石仏観光センター グルメ・レストラン

臼杵石仏は鎌倉時代に作られた日本では珍しい山の岩肌を削って作った仏像群。
誰がつくったわかっておらず、ちょっとミステリアス。
石仏群には屋根付きの仏堂を作られ、保護されている。

国宝臼杵石仏 名所・史跡

木彫などの仏像とはちがった味を感じる。

保存状態のよいものから、一部が欠けているものまである。
風化してしまっていたとしても、それはそれで味がある。

石仏から城下町の街並みが残る駅周辺エリアへ。
駅に向かうバスは本数が少ないので、駅に向かうバスの時間は確認しておきたい。

電車の時間の都合上、城址には行かなかったが、臼杵は元々城下町。
古い街並みが残り、歩いているだけでタイムスリップした気分を味わえる。

桃の節句を前にして、ちょうど雛人形祭りが開催中だった。

特急に乗って別府へ。
臼杵～大分は「にちりん」、大分～別府は「ソニック」。

臼杵駅 駅

九州の特急には飛行機のような蓋の付いた物入れが座席上部についており、車体が新しい。本州の特急よりもホスピタリティを感じる。

大分名産のかぼすドリンクを買ってみた。
酸っぱいけど、さわやかでおいしい。

別府に到着。ホテルに荷物を置いたのち、街を散策。

ブラタモリでもちらっと出てきた竹瓦温泉。
道後温泉本館のような味わいのある温泉浴場と思いきや、
なんと、今は別府では廃れてしまった砂蒸し風呂に入れるという。
指宿だけの専売特許ではなかった！！
1時間浴場のロビーで待たされましたが（外出禁止）、室内ではあったが、ちゃんと砂蒸しを体験できました。

市営 竹瓦温泉 温泉

夕食は九州の海の幸を堪能。
別府にはお酒が飲まなくても楽しめる店はそこそこあります。

とよ常 駅前店 グルメ・レストラン

朝から、バスで地獄めぐり。
ツアーに参加するのも悪くないが、路線バスの1日券を買う方が自由度は高い。

まずは、白池地獄から。
温泉の熱を利用した熱帯魚の展示もあり。

白池地獄 名所・史跡

こちらは温泉の熱を利用して飼育しているワニがいる鬼山地獄。
こうしたことからも別府の地獄めぐりは、実はそれほど歴史は古くないことがわかる。

鬼山地獄 名所・史跡

かまど地獄はいろいろな種類の温泉の池があり、ある意味、別府地獄めぐりのダイジェストともいえる。
実際に行ってご確認あれ。

かまど地獄 温泉

様々な地獄があるが、海地獄はなかなかきれい。

海地獄 名所・史跡

ぼこぼこと泥温泉が噴き出す鬼石坊主地獄。
これもなかなかの見もの。

鬼石坊主地獄 名所・史跡

地獄蒸し料理を食べてみたいと思い、鉄輪エリアへ。
地獄蒸し工房は平日にも関わらず、長蛇の列。

地獄蒸しができる代わりのお店を見つけました。
高いからなのか、空いていました。
ざるに乗った材料が運ばれ、自分で釜にセットして蒸気のコックを開いて蒸す、
セルフサービス方式。
野菜、豚肉、おいしかった。

食材費のほかに釜使用料も別に取られます。

地熱観光ラボ縁間 グルメ・レストラン

とりあえず、地獄蒸しプリンが気になり、
プリンだけのためにプリンで有名な岡本屋売店がある明礬温泉へ。

地獄蒸しのプリンは温泉成分が少し入っているのか、少しビターでした。

岡本屋 売店 グルメ・レストラン

プリンのあと、明礬温泉の温泉に入りました。

海の近くの海水に近い温泉とは違い、がっつり硫黄のにおいがします。
硫黄のにおいがしないと温泉に入った気にならないという人は、
明礬温泉がおすすめです。

明礬温泉エリアでは、その名の通り、明礬を作っており、昔ながらの方法で明礬をつくっており、見学もできます。

明礬温泉 温泉

別府地獄めぐりのうち、血の池地獄と竜巻地獄は、他の地獄がある鉄輪温泉から少し離れた柴石温泉というエリアにある。

血の池地獄こそ、別府の地獄の真骨頂。

血の池地獄 名所・史跡

龍巻地獄は超強力な間欠泉。
時間によっては待たされますが30～40分に一回激しく噴き出します。

龍巻地獄 名所・史跡

路線バスを乗り継いで別府から空港へ。
あえて路線バスを乗り継いだ理由は、空港と別府の間にある杵築に寄るため。

杵築も趣のある古い街並みが残る町。
武家屋敷や古い商家が残っています。

酢屋の坂 名所・史跡

海と小さな天守閣が絵になります。

時間切れで城には入りませんでした。
城はコンクリートで再建されたもので
郷土博物館になっているようです。

臼杵城跡(臼杵公園) 名所・史跡

最後、空港にてとり天をいただく。
空港にもちゃんと郷土料理のお店があるのはうれしい。

なゝ瀬 グルメ・レストラン

成田に着いたのが21時過ぎるのはちょっと辛いかな。

1泊2日の短い旅行でしたが、充実した旅でした。
次は別府や湯布院でゆっくりするのもいいかもしれません。

大分空港 空港